ラテ飼育格闘日記(761)
今週は久しぶりにいつもの平凡な1週間が戻ってきた感じだ…。オトーサンの体調は相変わらずだが、寝込むこともなく過ごすことが出来たが、血糖値が上昇したのでその対処に気を使っている。そんなことを知ってか知らずか、ラテはマイペースである。
血糖値が上昇したのにはきちんとした?理由がある。オトーサンの全身の痒みは日光アレルギーと共に血糖値を下げるため長い間服用していたとある薬にあるのではないかと皮膚科の医師と内科の医師との双方の意見の一致でひとまず服用を止めることになった。
したがって、血糖値の抑制はもっぱらインスリン注射だけで行うわけだが、この量が難しい。

※ラテも立派な老犬だがどうやらオトーサンより元気なようだ
具体的な数値はあえて記さないが、薬の服用を止めた途端に血糖値が跳ね上がった。まあ当たり前なのだが、その値はオトーサンが初めて血糖値の高さを指摘され、検査入院したときより高いのだ(泣)。だからと言って薬を服用すれば血糖値は下がるが皮膚は益々痒くなり、場合によっては顔面が腫れたりするはずだ。
内科の医師曰く「インスリンの量を増やして血糖値を下げることになるが、悪戯に増やせば良いというものではない。低血糖になれば場合によっては命に関わるから段階を追ってやっていきましょう」ということになった。その相談をFaceTimeを使いオンラインで指示してくれた…。

※長い距離は歩かなくなったが、お陰様で左後ろ足もその後問題化していない
ということで量を増やした効果を確認するため、食前と食後の血糖値を計るわけだが、これは医者も含め他人が言うほど簡単ではないのである。
ご存じの方はともあれ、この血糖値測定のポピュラーなやり方は手の指の先に針を刺し、少量の血を出してそこにセンサーを浸すというやり方…。
まず血を出す器具はペン状の中にスプリングが入っている。そして先に使い捨ての専用針を取り付けて手の指に当て、ボタンを押すと針先が飛び出て刺し…というまあ原始的なものだ。「痛くないのか?」という声が聞こえそうだが、それは間違いなく「痛い」(笑)。
指の先も単に先端より腹側の方が多少痛くないが、これは単に痛いというだけでなく長い間同じ事をやっていると別の弊害が出で来る。

※血糖値を計るには写真下の道具で手の指先に針を刺して血を少量出し、そこに写真上のような計測器にセットしたセンサーを浸すことになる
それは少しずつ違う場所をと探して針を打つ訳だが、何しろ面積の狭い場所だ。人指し指から薬指の三本に限定しても何年も続けていれば次第に皮膚が硬化してくる…。結果いつもの要領では痛いだけで血が出ないという羽目となる。であるなら血を出すための針はいままでよりよく深く刺さなければならない…。といった具合になる。小さなことだが毎日ともなればなかなかに憂鬱なことなのだ。
さて、オトーサンはともかくラテの健康に目をやれば幸い今のところは歩くスピード以外は視力も聴力もそんなに落ちたようには思えない。近くに住むワンコの中でもラテよりずっと若いにも関わらず白内障だったり、耳が遠くなっていることを指摘する飼い主さんも多い。
とはいえ人間のように簡単に視力検査や聴力検査など難しいから普段の観察が重要になってくる。
先日いつものように散歩に連れ出した際、どう言うわけか交差点の向こうからこちらに向かう信号待ちの女性をラテが気にし始めた。とはいえその女性は目立つ動作をしているわけでもなくただただ信号が変わるのを待っているだけ。
オトーサンはラテのリードを引くも、ラテは抵抗し顔をその女性のいる方向に向けたまま動こうともしない。無論知っている人ではない…。

※ご近所のポメラニアンと初めてここまで接近できました♫
仕方がないのでオトーサンも成り行きを見てみることにする。信号が変わり、その女性がこちらに歩いてくるのをラテはじっと追っている…。近くに来たらラテは女性の顔を見上げていたが、それを知った女性は思わず笑顔をラテに向けてくれるとやっとラテは納得したのかオトーサンに従って歩き出した。
もともとワンコの視力は良くないと言われている。したがってラテがどの程度視覚で判断出来ているかは知ることはできないが、嗅覚が及ばない遠距離でもかなり視覚に頼っているように思う。では今度のラテの行動はなぜなのかを考えてみたが、オトーサンが思うにその女性の姿形が女房に似ていたのではないかと思う…。ラテは人好きではあるが今回のようなことは滅多にない。
では形だけボンヤリ見で判断しているのか…と言えばそうでもない。十数メートル離れた向こう側にいる獣医の先生を見つけて吠えたりするからだ。したがって有り難いことに視力はまだそんなに落ちていないようだ。
一方聴力は…といえばこれまた判断が難しい。昔からオトーサンの呼ぶ声が聞こえているのに知らんふりするワンコだからだ(笑)。

※オトーサンが呼んでも…来ない(笑)
ともあれ、音を立てれば振り向くし耳をこちらに向ける。これまた程度は不明だが聞く力もまずまずのようだ。オトーサンが白内障の手術を受け、今も緑内障の治療を続けていることと比べれば幸い一度も病院のお世話になっていないラテの方がずっと元気なようである。
血糖値が上昇したのにはきちんとした?理由がある。オトーサンの全身の痒みは日光アレルギーと共に血糖値を下げるため長い間服用していたとある薬にあるのではないかと皮膚科の医師と内科の医師との双方の意見の一致でひとまず服用を止めることになった。
したがって、血糖値の抑制はもっぱらインスリン注射だけで行うわけだが、この量が難しい。

※ラテも立派な老犬だがどうやらオトーサンより元気なようだ
具体的な数値はあえて記さないが、薬の服用を止めた途端に血糖値が跳ね上がった。まあ当たり前なのだが、その値はオトーサンが初めて血糖値の高さを指摘され、検査入院したときより高いのだ(泣)。だからと言って薬を服用すれば血糖値は下がるが皮膚は益々痒くなり、場合によっては顔面が腫れたりするはずだ。
内科の医師曰く「インスリンの量を増やして血糖値を下げることになるが、悪戯に増やせば良いというものではない。低血糖になれば場合によっては命に関わるから段階を追ってやっていきましょう」ということになった。その相談をFaceTimeを使いオンラインで指示してくれた…。

※長い距離は歩かなくなったが、お陰様で左後ろ足もその後問題化していない
ということで量を増やした効果を確認するため、食前と食後の血糖値を計るわけだが、これは医者も含め他人が言うほど簡単ではないのである。
ご存じの方はともあれ、この血糖値測定のポピュラーなやり方は手の指の先に針を刺し、少量の血を出してそこにセンサーを浸すというやり方…。
まず血を出す器具はペン状の中にスプリングが入っている。そして先に使い捨ての専用針を取り付けて手の指に当て、ボタンを押すと針先が飛び出て刺し…というまあ原始的なものだ。「痛くないのか?」という声が聞こえそうだが、それは間違いなく「痛い」(笑)。
指の先も単に先端より腹側の方が多少痛くないが、これは単に痛いというだけでなく長い間同じ事をやっていると別の弊害が出で来る。

※血糖値を計るには写真下の道具で手の指先に針を刺して血を少量出し、そこに写真上のような計測器にセットしたセンサーを浸すことになる
それは少しずつ違う場所をと探して針を打つ訳だが、何しろ面積の狭い場所だ。人指し指から薬指の三本に限定しても何年も続けていれば次第に皮膚が硬化してくる…。結果いつもの要領では痛いだけで血が出ないという羽目となる。であるなら血を出すための針はいままでよりよく深く刺さなければならない…。といった具合になる。小さなことだが毎日ともなればなかなかに憂鬱なことなのだ。
さて、オトーサンはともかくラテの健康に目をやれば幸い今のところは歩くスピード以外は視力も聴力もそんなに落ちたようには思えない。近くに住むワンコの中でもラテよりずっと若いにも関わらず白内障だったり、耳が遠くなっていることを指摘する飼い主さんも多い。
とはいえ人間のように簡単に視力検査や聴力検査など難しいから普段の観察が重要になってくる。
先日いつものように散歩に連れ出した際、どう言うわけか交差点の向こうからこちらに向かう信号待ちの女性をラテが気にし始めた。とはいえその女性は目立つ動作をしているわけでもなくただただ信号が変わるのを待っているだけ。
オトーサンはラテのリードを引くも、ラテは抵抗し顔をその女性のいる方向に向けたまま動こうともしない。無論知っている人ではない…。

※ご近所のポメラニアンと初めてここまで接近できました♫
仕方がないのでオトーサンも成り行きを見てみることにする。信号が変わり、その女性がこちらに歩いてくるのをラテはじっと追っている…。近くに来たらラテは女性の顔を見上げていたが、それを知った女性は思わず笑顔をラテに向けてくれるとやっとラテは納得したのかオトーサンに従って歩き出した。
もともとワンコの視力は良くないと言われている。したがってラテがどの程度視覚で判断出来ているかは知ることはできないが、嗅覚が及ばない遠距離でもかなり視覚に頼っているように思う。では今度のラテの行動はなぜなのかを考えてみたが、オトーサンが思うにその女性の姿形が女房に似ていたのではないかと思う…。ラテは人好きではあるが今回のようなことは滅多にない。
では形だけボンヤリ見で判断しているのか…と言えばそうでもない。十数メートル離れた向こう側にいる獣医の先生を見つけて吠えたりするからだ。したがって有り難いことに視力はまだそんなに落ちていないようだ。
一方聴力は…といえばこれまた判断が難しい。昔からオトーサンの呼ぶ声が聞こえているのに知らんふりするワンコだからだ(笑)。

※オトーサンが呼んでも…来ない(笑)
ともあれ、音を立てれば振り向くし耳をこちらに向ける。これまた程度は不明だが聞く力もまずまずのようだ。オトーサンが白内障の手術を受け、今も緑内障の治療を続けていることと比べれば幸い一度も病院のお世話になっていないラテの方がずっと元気なようである。
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