ラテ飼育格闘日記(767)
まったく歳は取りたくないものだが、こればかりは阻止することはできない。いや…ラテのことではなく、ここの所オトーサンの体調が著しく良くないのだ。その一番は長患いの糖尿病が悪化したようで血糖値の抑制がうまくいかなくなった。その結果主治医からは膵臓を含む腹部CTスキャンを受けるように言い渡された…。
アレルギーの一因では?と常用していた飲み薬を中止したこともあってインスリン注射は打っているものの、特に食後の血糖値が通常の方なら即入院レベルの値まで上昇することがある。主治医曰くもしかすると膵臓に難があるのではないか…との疑いからCTスキャン検診を受けることになった。
ということで主治医から紹介状を書いていただき早速この7月30日に生涯初の画像診断専門クリニックへ向かうことになった。

※ラテ夕方の散歩は保冷服を欠かせない陽気になった
主治医は説明の後で「ここは送迎のサービスがあるから…」と意外なことを口にした。オトーサンは「それだけ辺鄙な場所なのかな」と意地の悪い考えが浮かんだが、足の悪いオトーサンにとっては有り難いことだ。早速仕事から戻ってきた女房に検診のことを話し、自宅への送迎サービスがある旨を話した…。
しかし女房が言うには、それは話しが上手すぎる。送迎があるのは最寄りの駅からではないか。自宅までの送迎って聞いたことない…と切り捨てた(笑)。
冷静に考えれば女房の言うとおりだ。送迎があるから…をオトーサンが都合の良いように自宅までと思い込んでいたのかも知れない。なにしろGoogleマップなどで場所と距離を確認して調べて見るとタクシー料金で片道約3,000円強といった場所である。
ただし確かに分かりづらそうな場所でもあり、そもそもオトーサンの体力ではタクシーを使わざるを得ないと覚悟はしたが、翌日念のためと当該クリニックへ確認の電話をした。

※散歩に女房が同行するとラテの表情はどこか穏やかになる
あっと驚くタメゴロー♫(古いね)間違いなく自宅までの送迎だという説明だった。それは有り難かったが事は大事であり気持ちは晴れない。何しろ紹介状には「膵腫瘍のうたがい」と明記されている…。ちょっとネットで調べて見ると膵腫瘍と言ってもさまざまな種類があり、膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)という病気があるものの膵臓にできる腫瘍で最も多いのは浸潤性膵管がん(膵がん)で、膵腫瘍の8割がこれにあたるという。
要は膵臓ガンを疑ってのCTスキャンなのだ。さすがに覚悟を持って事に当たらなければならない…。
当日の朝は朝食抜きで出かけることになるが、起床後身支度してまずはラテを朝の散歩に連れて行った。ふと「ラテとの散歩も後何度くらい可能なのか」といった考えが頭をよぎってしまう。
散歩から戻り、いつもの役割だが女房の朝食とラテの朝食を用意してオトーサンはクリニックからの迎えの車を待っていた。
予約時間より少し早く迎えの車が来た。早速乗り込んでクリニックへ向かうが正直心穏やかではない…。クリニックへ到着し受付で手続きをするがすぐに順番が回ってきた。CTスキャンはご存じの方も多いと思うが仰向けに寝た状態でドーナツ型の装置の中を通るという形でオトーサンの場合は腹部の断層X線撮影を撮るというものだ。痛くも痒くもなくものの10分ほどで終わった。

※映像診断専門のクリニックで腹部CTスキャンを受けることに…
急に空腹感が襲ってくるがすぐに車が手配されて帰路につくことになった。少し走るといきなりの豪雨と共に雷が…。送迎があってこれほど助かったと思うことはなかった。
そういえば診察が終わり、支払いを済ませたとき「結果は来週の水曜日までに主治医の先生までお知らせしますので…」という説明がありその場では良い悪いは不明だった。
車の中でオトーサンはこの悪天候がどこかCTスキャンの結果を暗示しているのではないか…等々と悪い方へと思考が傾いてしまう。しかし後はまな板の鯉同然で結果を待つしかない。

※車で戻る途中あっと言う間に黒雲に覆われ猛烈な雷雨となった
自宅に無事戻り、食事をして一息入れてから主治医に予定通りCTスキャンをやってきた旨のメールした。驚いたことに翌日の午前中に早速主治医から返事のメールが入った…。
腹部CTスキャンをやったクニックから早々に結果連絡があったとのことで「膵臓に悪い病気はなく、その他も問題なしとのことでした。とても、とても安心しました。今後ゆっくり血糖値の改善をがんばりましょう。」と書かれていた…嗚呼!
そういえば2016年4月のこと、PSA(前立腺特異抗原)の検査の結果、その値が異常に高かったことがあった。正常値は4以下だというその値がなんと25.96にもなっているという。この値だけみれば前立腺癌の疑いが大だということで大学病院へ行き再検査をした。
このときオトーサンも覚悟をせざるを得なかったが一週間後に結果を聞きに出向くと「松田さん、問題はなかったですよ。検査値は2.27と正常値でした」と告げられたことがあった…。

※オトーサンの布団を占領し悦に入るラテ
我ながら…この爺さん…意外としぶといようで幸い今回も最悪の事態は避けることが出来た。ただし血糖値抑制は急務なので主治医と相談しなんとか改善を実現さなければならない。
こんなことがあるとオトーサンは文字通りの無神論者のつもりだが、ふとどこか「生かされている」といった思いが膨らんでくる。そんなことをぼんやりと考えていると目の前にラテが来て、外に出たいと「ハアハア」と催促する。
気温はまだ30℃あるが「ラテ…支度するから少し待て」とオトーサンはゆっくり立ち上がった!
アレルギーの一因では?と常用していた飲み薬を中止したこともあってインスリン注射は打っているものの、特に食後の血糖値が通常の方なら即入院レベルの値まで上昇することがある。主治医曰くもしかすると膵臓に難があるのではないか…との疑いからCTスキャン検診を受けることになった。
ということで主治医から紹介状を書いていただき早速この7月30日に生涯初の画像診断専門クリニックへ向かうことになった。

※ラテ夕方の散歩は保冷服を欠かせない陽気になった
主治医は説明の後で「ここは送迎のサービスがあるから…」と意外なことを口にした。オトーサンは「それだけ辺鄙な場所なのかな」と意地の悪い考えが浮かんだが、足の悪いオトーサンにとっては有り難いことだ。早速仕事から戻ってきた女房に検診のことを話し、自宅への送迎サービスがある旨を話した…。
しかし女房が言うには、それは話しが上手すぎる。送迎があるのは最寄りの駅からではないか。自宅までの送迎って聞いたことない…と切り捨てた(笑)。
冷静に考えれば女房の言うとおりだ。送迎があるから…をオトーサンが都合の良いように自宅までと思い込んでいたのかも知れない。なにしろGoogleマップなどで場所と距離を確認して調べて見るとタクシー料金で片道約3,000円強といった場所である。
ただし確かに分かりづらそうな場所でもあり、そもそもオトーサンの体力ではタクシーを使わざるを得ないと覚悟はしたが、翌日念のためと当該クリニックへ確認の電話をした。

※散歩に女房が同行するとラテの表情はどこか穏やかになる
あっと驚くタメゴロー♫(古いね)間違いなく自宅までの送迎だという説明だった。それは有り難かったが事は大事であり気持ちは晴れない。何しろ紹介状には「膵腫瘍のうたがい」と明記されている…。ちょっとネットで調べて見ると膵腫瘍と言ってもさまざまな種類があり、膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)という病気があるものの膵臓にできる腫瘍で最も多いのは浸潤性膵管がん(膵がん)で、膵腫瘍の8割がこれにあたるという。
要は膵臓ガンを疑ってのCTスキャンなのだ。さすがに覚悟を持って事に当たらなければならない…。
当日の朝は朝食抜きで出かけることになるが、起床後身支度してまずはラテを朝の散歩に連れて行った。ふと「ラテとの散歩も後何度くらい可能なのか」といった考えが頭をよぎってしまう。
散歩から戻り、いつもの役割だが女房の朝食とラテの朝食を用意してオトーサンはクリニックからの迎えの車を待っていた。
予約時間より少し早く迎えの車が来た。早速乗り込んでクリニックへ向かうが正直心穏やかではない…。クリニックへ到着し受付で手続きをするがすぐに順番が回ってきた。CTスキャンはご存じの方も多いと思うが仰向けに寝た状態でドーナツ型の装置の中を通るという形でオトーサンの場合は腹部の断層X線撮影を撮るというものだ。痛くも痒くもなくものの10分ほどで終わった。

※映像診断専門のクリニックで腹部CTスキャンを受けることに…
急に空腹感が襲ってくるがすぐに車が手配されて帰路につくことになった。少し走るといきなりの豪雨と共に雷が…。送迎があってこれほど助かったと思うことはなかった。
そういえば診察が終わり、支払いを済ませたとき「結果は来週の水曜日までに主治医の先生までお知らせしますので…」という説明がありその場では良い悪いは不明だった。
車の中でオトーサンはこの悪天候がどこかCTスキャンの結果を暗示しているのではないか…等々と悪い方へと思考が傾いてしまう。しかし後はまな板の鯉同然で結果を待つしかない。

※車で戻る途中あっと言う間に黒雲に覆われ猛烈な雷雨となった
自宅に無事戻り、食事をして一息入れてから主治医に予定通りCTスキャンをやってきた旨のメールした。驚いたことに翌日の午前中に早速主治医から返事のメールが入った…。
腹部CTスキャンをやったクニックから早々に結果連絡があったとのことで「膵臓に悪い病気はなく、その他も問題なしとのことでした。とても、とても安心しました。今後ゆっくり血糖値の改善をがんばりましょう。」と書かれていた…嗚呼!
そういえば2016年4月のこと、PSA(前立腺特異抗原)の検査の結果、その値が異常に高かったことがあった。正常値は4以下だというその値がなんと25.96にもなっているという。この値だけみれば前立腺癌の疑いが大だということで大学病院へ行き再検査をした。
このときオトーサンも覚悟をせざるを得なかったが一週間後に結果を聞きに出向くと「松田さん、問題はなかったですよ。検査値は2.27と正常値でした」と告げられたことがあった…。

※オトーサンの布団を占領し悦に入るラテ
我ながら…この爺さん…意外としぶといようで幸い今回も最悪の事態は避けることが出来た。ただし血糖値抑制は急務なので主治医と相談しなんとか改善を実現さなければならない。
こんなことがあるとオトーサンは文字通りの無神論者のつもりだが、ふとどこか「生かされている」といった思いが膨らんでくる。そんなことをぼんやりと考えていると目の前にラテが来て、外に出たいと「ハアハア」と催促する。
気温はまだ30℃あるが「ラテ…支度するから少し待て」とオトーサンはゆっくり立ち上がった!
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