Apple史上最もパワフルなチップ:M1 ProとM1 Maxが登場

Appleは本日、Macのための新しい画期的なチップであるM1 ProとM1 Maxを発表しました。M1の革新的なアーキテクチャをスケールアップしたM1 Proは、業界をリードする電力効率と共に驚異的なパフォーマンスを提供します。


M1 ProM1 Max

さらに、M1 Maxはこれらの能力を新たな高みに引き上げます。M1 ProとM1 MaxのCPUは、M1よりも最大70パーセント高速なCPUパフォーマンスを提供するため、Xcodeでのプロジェクトのコンパイルのようなタスクがこれまで以上に高速になります。M1 ProのGPUはM1よりも最大2倍の速さに、一方で、M1 MaxはM1の最大4倍という驚異的な速さになり、プロユーザーは最も負荷の高いグラフィックスワークフローをすばやく処理できます。

M1 ProとM1 Maxは、プロ向けのシステムでは初めて、システムオンチップ(SoC)を採用しています。これらのチップは、高速ユニファイドメモリ、業界をリードするワット当たりのパフォーマンス、驚異的な電力効率、増加したメモリ帯域幅と容量を備えています。M1 Proは最大200GB/sのメモリ帯域幅を提供し、最大32GBのユニファイドメモリに対応しています。M1 Maxは、M1 Proの2倍、M1のほぼ6倍となる、最大400GB/sのメモリ帯域幅を提供し、最大64GBのユニファイドメモリに対応しています。

最新のWindowsノートパソコンに搭載されているビデオメモリが最大16GBであるところ、このような大容量のメモリを搭載したことで、これまでノートブックでは想像もできなかったようなグラフィックスを駆使するワークフローが可能になります。M1 ProとM1 Maxの効率的なアーキテクチャは、MacBook Proが電源に接続していてもバッテリー使用時でも、同じレベルのパフォーマンスを実現します。M1 ProとM1 Maxは、プロのビデオ処理に特化した専用のProResアクセラレータによって強化されたメディアエンジンも搭載しています。M1 ProとM1 Maxは、Appleが今までに作った中で群を抜いて最もパワフルなチップです。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員