ラテ飼育格闘日記(786)
先週の12月10日はラテが我が家に来た記念日だ。2006年のこの日、ラテは保護してくれていたボランティアのご夫婦の車で茨城からやってきた…。車酔いしたそうだが、向かえた我が家はまだ引っ越ししたばかりであちらこちらにダンボール箱が積んである状態だった。

※ボール遊びを強請るときの顔です
11月12日にラテを引き取ることを決めたが、この1ヶ月の間にラテは避妊手術を受けていた。幸い問題はなく元気な姿を見せてくれたがまだ生後6ヶ月の幼犬だった。

※2006年12月10日午後にラテは我が家に連れられて来たときのスナップ
ただし当然ながら初めての環境に置かれてさぞや心細かったに違いないがオトーサンたちはそうした環境下で夜泣きでもしたらどうしようかと心配していた。クレートなど必要と思われるものはすべて揃えていたが何しろオトーサンたちはワンコを飼うのは初めてだったからラテならずともこちらも不安だった…。
しかし長旅で疲れたのか、ラテはクレートに入ってはくれなかったものの電気マッサージチェアの座面に丸くなり寝てくれたのには助かった。
ただ当時の写真を見ると、新しい飼い主と新しい環境下で不安が強かったのだろう、その表情は些か厳しいものになっている。

※我が家に来た夜からどう言うわけか電気マッサージチェアで寝る習慣になった
それから早くも…本当にあっと言う間に15年が過ぎた。無論その日々は平坦な日々ばかりではなかった。
広い公園でラテがフルスピードで走っているとき、急に「キャイーン」と声を上げて後ろ右足を上げた。どうやら足が痙ったようだったが、いま思えば右後ろ足は後年になって一時動かなくなったりと問題が生じる足だった。
またその公園でノーリードのコーギー犬に前足を噛まれたことがあった。オトーサンは血だらけのラテを抱き上げ動物病院へと向かったが些か距離があったので抱えきれず、血の跡を残しながらもラテを歩かせたことがあった。そしてこれは室内だったが、玩具のボールで遊ばせた後片付けるのを忘れたことがあり、朝方気がつくとボールの一部分がフローリングに落ちていた…。

※2007年の春のスナップ。体重9Kgほどで動物病院の医師からもう少し太らせなさいと言われた
青ざめたオトーサンは部屋中を探したがボールの破片は見つからなかった。ということはラテは噛みきったであろうゴムボールを飲み込んでしまったに違いない。飲み込んだ時間は正確に分からないが1時間前…といったことではなく多分に6時間ほどは過ぎているに違いない。
今のところラテには変化はないが、だとすればこのまま医者に連れて行っても開腹手術となることは必定だ。そのときオトーサンは公園で出会う飼い主さんが「大概のものは💩と一緒に排泄される」と言われていたことを思い出し、とにかく様子を見ようと決めた。
その時期のラテは拾い食いも激しく、道端に落ちているものは何でも口に入れようとする危険なときだったのだ。幸いなことに三日目の夕刻だったか、排泄されたときオトーサンは雄叫びを上げた(笑)。
そしてアレルギーが発症したときには四つ脚の肉球は痒いからか囓って血だらけに、そして目の周りも掻き壊しまるでパンチを食らったボクサーのように紫色に変色してしまった。
こうなると散歩から戻り、足を拭くのも大変だ。とにかく傷があるからして汚れは落とさなければならないが痛がるのでオトーサンの思うように拭けないばかりかときに「ウッ」と歯を当ててくる。さすがに噛むことはないが歯を当てられただけでオトーサンの両手は傷だらけになった。

※いつもの公園で久しぶりに沢山の小学生女子に囲まれラテはご満悦!
そして昨年にはラテの後ろ左足が動かなくなった。ラテも歳だし、一時はこのまままともな散歩は出来なくなるのかと覚悟もしたが、幸いなことに少しずつ回復し現在は歩みは遅いものの四つ脚でしっかりと歩けるようになった。
とはいえそのラテも若い時と比べればよく寝るようになった。散歩の時間や食事の時間、そして女房がいるときには起きているが日中のほとんどは寝ている…。
それは、手がかからなくて良いが(笑)、ときどきあまりに静かなので息をしてるかどうかを確認するときがある。
今年は新型コロナウィルスの件でも心配事が重なったが、寝込むようなことなく年末・新年を迎えられますように…。

※ボール遊びを強請るときの顔です
11月12日にラテを引き取ることを決めたが、この1ヶ月の間にラテは避妊手術を受けていた。幸い問題はなく元気な姿を見せてくれたがまだ生後6ヶ月の幼犬だった。

※2006年12月10日午後にラテは我が家に連れられて来たときのスナップ
ただし当然ながら初めての環境に置かれてさぞや心細かったに違いないがオトーサンたちはそうした環境下で夜泣きでもしたらどうしようかと心配していた。クレートなど必要と思われるものはすべて揃えていたが何しろオトーサンたちはワンコを飼うのは初めてだったからラテならずともこちらも不安だった…。
しかし長旅で疲れたのか、ラテはクレートに入ってはくれなかったものの電気マッサージチェアの座面に丸くなり寝てくれたのには助かった。
ただ当時の写真を見ると、新しい飼い主と新しい環境下で不安が強かったのだろう、その表情は些か厳しいものになっている。

※我が家に来た夜からどう言うわけか電気マッサージチェアで寝る習慣になった
それから早くも…本当にあっと言う間に15年が過ぎた。無論その日々は平坦な日々ばかりではなかった。
広い公園でラテがフルスピードで走っているとき、急に「キャイーン」と声を上げて後ろ右足を上げた。どうやら足が痙ったようだったが、いま思えば右後ろ足は後年になって一時動かなくなったりと問題が生じる足だった。
またその公園でノーリードのコーギー犬に前足を噛まれたことがあった。オトーサンは血だらけのラテを抱き上げ動物病院へと向かったが些か距離があったので抱えきれず、血の跡を残しながらもラテを歩かせたことがあった。そしてこれは室内だったが、玩具のボールで遊ばせた後片付けるのを忘れたことがあり、朝方気がつくとボールの一部分がフローリングに落ちていた…。

※2007年の春のスナップ。体重9Kgほどで動物病院の医師からもう少し太らせなさいと言われた
青ざめたオトーサンは部屋中を探したがボールの破片は見つからなかった。ということはラテは噛みきったであろうゴムボールを飲み込んでしまったに違いない。飲み込んだ時間は正確に分からないが1時間前…といったことではなく多分に6時間ほどは過ぎているに違いない。
今のところラテには変化はないが、だとすればこのまま医者に連れて行っても開腹手術となることは必定だ。そのときオトーサンは公園で出会う飼い主さんが「大概のものは💩と一緒に排泄される」と言われていたことを思い出し、とにかく様子を見ようと決めた。
その時期のラテは拾い食いも激しく、道端に落ちているものは何でも口に入れようとする危険なときだったのだ。幸いなことに三日目の夕刻だったか、排泄されたときオトーサンは雄叫びを上げた(笑)。
そしてアレルギーが発症したときには四つ脚の肉球は痒いからか囓って血だらけに、そして目の周りも掻き壊しまるでパンチを食らったボクサーのように紫色に変色してしまった。
こうなると散歩から戻り、足を拭くのも大変だ。とにかく傷があるからして汚れは落とさなければならないが痛がるのでオトーサンの思うように拭けないばかりかときに「ウッ」と歯を当ててくる。さすがに噛むことはないが歯を当てられただけでオトーサンの両手は傷だらけになった。

※いつもの公園で久しぶりに沢山の小学生女子に囲まれラテはご満悦!
そして昨年にはラテの後ろ左足が動かなくなった。ラテも歳だし、一時はこのまままともな散歩は出来なくなるのかと覚悟もしたが、幸いなことに少しずつ回復し現在は歩みは遅いものの四つ脚でしっかりと歩けるようになった。
とはいえそのラテも若い時と比べればよく寝るようになった。散歩の時間や食事の時間、そして女房がいるときには起きているが日中のほとんどは寝ている…。
それは、手がかからなくて良いが(笑)、ときどきあまりに静かなので息をしてるかどうかを確認するときがある。
今年は新型コロナウィルスの件でも心配事が重なったが、寝込むようなことなく年末・新年を迎えられますように…。
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