ラテ飼育格闘日記(795)

大雪が降るといった予報がここのところ二度ほどあったが、幸いなことに霙交じりではあったものの積もることはなく安堵した。ラテが元気な頃は積雪もひとつの楽しみではあったが、いまはそれどころではないし交通機関への影響はもとより後が大変なので降らずに済んだことは有り難い…。


ラテは特に後ろ足が心許ないものの、自力で立って室内では何とか歩き回っている。したがって多少たりとも運動をということもあるしリハビリの思いもあって、飲み水や朝夕の食器をラテの眼前に持ち込むことはせず、いつもの場所に置くようにしている。したがってラテは寝ていても自力で起き上がり、水飲みはもとより自分の足で食事の場所に歩かねばならない。

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※ラテの体調は日によって大きく変わる…


そんなことが功を奏したのだろうか、先日はカートを使わず近隣の公園まで歩くことが出来た。とはいってもまだまだ残念ながらスタスタと進むわけにはいかず、ハーネスにつけたリードをオトーサンが持ち上げてラテの負担を減らし、かつ数十歩進めば一休み…を繰り返しての歩みである。
ただし横断歩道だけは別で、信号が青の間に渡りきらねばならないからラテに少々無理をさせて急がなければならないが…。

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※カートもなく、よく頑張りました!


すでにカートに乗せて数度近所の公園に連れ出したが、こうしてハーネスにリードだけはラテが寝込む当日、すなわち昨年12月24日ぶりである。
ただまだまだ思うように歩けない物の、ラテ自身もどこか嬉しそうなのがオトーサンの励みとなる。また幸い公園には幼稚園年長組のときからラテと遊んでくれている中学生のお姉ちゃんらがいて「ラテちゃん、久しぶり!」と歓待してくれた。
その姿をカメラに収めようとオトーサンが構えると、珍しいことに普段カメラを向けるとそっぽを向くラテがカメラ目線でこちらを向いてくれた。

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※久しぶりに会うお姉ちゃんたちとカメラ目線で(笑)


ということでほんの10分程度だが、大好きなお姉ちゃんに撫でられたラテは心なしか戻る足取りも軽かったしオトーサンも馴染みのお姉ちゃんからバレンタインだとチョコレートをいただき笑顔で帰宅した。
実は同じ日の少し前、そのお姉ちゃんのオカーサンがラテの様子を見に来てくれ、オカーサンからもチョコレートをいただき、オトーサンにとってもラテにとっても実に良き日となった。

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※ご近所のオカーサンがラテの様子を見に来てくださいました


とはいえラテの首の傷の完治はまだまだ先のようだし…いや先が読めない。大きな腫れ物がパンクしたわけで本来なら切除手術はともかく内部を洗い完全に消毒洗浄したいところだが、いまのラテの体力・状態では無理だという。したがって何とか化膿しないよう抗生剤を使い傷口が塞ぐのを待つしかない。
そんなわけで一日一度、女房と一緒にラテの包帯を取り替えることをやるが、最近は血しぶきが飛ぶようなことはなくなったものの神経を使う作業なので疲れる。

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※ラテとオトーサンの自撮り(笑)


ラテが現状をどのように感じているかは分からないが、鬱陶しいだけでなく痛いのではないかと思うとやるせない…。ただし日によって調子の良い悪いがあるもののラテは文句も言わずに頑張っている訳で、オトーサンたちが弱音を吐くわけにはいかない。
こうして今日も貴重な一日が過ぎていく…。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員