ラテ飼育格闘日記(806)

早くもラテが亡くなってから2度目の月命日を迎えることになった。いやはや月日の経つのが実に早い…。ともかくラテのあれこれを多々書きたい欲求はあるが、現在だらしがないことに体力と気力が付いていかず、当該日記の連載もまた息切れするかも知れない。


なんでもラテが死んだショック、ストレスとは言いたくないが、最近の意気地のなさはやはりラテのことが多かれ少なかれ関係していると思う。

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※雨の嫌いなワンコでした…


ともかく病は気から…とは言っても実際に急性虫垂炎になってしまえば直すしかない。一旦薬でチラシ退院したものの6月には手術の予約を取ってあるからして根本的な治療をするつもりだ。いつまでも爆弾を抱えているわけにはいかない。
そんな自分を鼓舞する意図も合って、5年ぶりに新しいApple M1 iMac 24” を注文した。手術が終わり退院してからでも良いのではとも考えたが、現時点でも納期が最長2ヶ月以上でもあること、そして為替が円安でもありこののままではアップル製品も値上げがあるのでは…との懸念からだ。

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※散歩途中でお話し中


一方でラテの写真や映像データをRAID1(ミラーリング)設定のハードディスク(3TB)にすべて収納した。次のステップはまた考えるが、取り急ぎRAID1のシステムに入れておけば万一一台のハードディスクが壊れても同当製品を入れ替えるだけでデータは復活する。
データ容量も全部で1TB近くもあるので安易にiCloudともいかず、取り急ぎ手元の環境で一番安全な場所へと移動させた次第。

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※当研究所では一番安全だと思われるRAID1(ミラーリング)設定のハードディスクにラテ年間の写真や映像を格納した


そうした膨大なデータを整理しながら移行していく際にどうしても目に付く…見ないで済ますことができないデータ類がある。それが2021年12月24日のクリスマスイブに突如倒れてから、一時ボール遊びを要求するほどの気力が出て来た2月初旬、そして3月6日の朝に息を引き取るまでの一連の動画である。
飼い主としていま見ても決して平静ではいられないが、オトーサンは特に6日の朝の時間軸毎の出来事というかラテの様子を心に焼き付けておきたいと同時に、30分とか1時間ほどのドキュメンタリーとして映像化しておきたいとも考えている。まあご覧になりたい人はいないだろうが(笑)。

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※先方に子供たちがいると進んで近づこうと歩みを早めるラテでした


いや、その前にこの「ラテ飼育格闘日記」を原資料としてラテとオトーサンたちの絆を一冊の本にまとめてみたい。ともあれどちらにしてもオトーサンの体力と気力が復活しないことには話にならない。

特に倒れてから亡くなるまでの72日間のあれこれは記憶が定かな内にきちんと記録に残しておきたい。何しろ結果が出ている現時点から振り返って見ると3月6日の当日も「もしや駄目かも」と思わなかったわけではないが、オトーサンたちの一挙一動はラテが死ぬとは直前までわからなかったし事実懸命の介護をしていることがわかる。
それだけにいまから振り返れば「あのとき、こうしてあげればよかった」と思うことも多いが、過去は変えられない…。

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※ベンチで休むのは良いが、ラテはど真ん中を占領するのでオトーサンはいつも端に腰掛けることになる


まだまだ気持ちは吹っ切れていないがそれで良いと考えている。どう考えても辛かったことより楽しかった事の方が沢山あるのだ。あのワンコの形をした我が娘と過ごした15年間はいま思えば夢のような時間であった。






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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員