ラテ飼育格闘日記(807)
来月6月に虫垂炎の手術が決まったが、いま虫垂炎の手術は一昔前の開腹手術とは違い腹腔鏡手術という方法で行われるのが主流とのことで特にトラブルがなければ3,4日で退院できるという…。このまま爆弾を抱え込んでいるのも得策ではないと手術することにしたのだが…。
しかし手術は手術だからしてやってみなければわからず、不安がないといえば嘘になるがこればかりは医者の手に委ねるしかない。
ともあれ早く足腰の具合を含め体調が整わないと散歩にも行けないしぐずぐずしていると余計足腰が弱くなってしまう恐れもあり、ここはオトーサンの頑張りどころである。

さて、ラテは亡くなったがオトーサンたちの生活のリズムはラテと一緒だった頃とほとんど変わっていない。大きく変わったことはといえば散歩の時間がなくなったことか…。なにしろ雨の日も雪の日も台風のときも、そして白内障手術の当日も時間の長短はあれど休まずラテを外に連れ出してきたわけで、いま思うと大変な労力だとつくづく思う。しかしその大変さと比べて余りある喜びを与えてくれたラテには感謝しかない。

そんなラテとの15年間の記録は当該「ラテ飼育格闘日記」に詳しいが、ブログの欠点は古い記事にアクセスするのが苦手な事だしすでに800回を越えた日記を読みたい箇所を選んで読むことが難しい。またこの日記は確かにリアルタイムな感想や出来事を記録してあるものの、時間を経て読み返してみると付け加えたいこともあるし些か印象も違ってくる出来事もあり得る。

そんなわけで出来れば印象的な出来事を抽出し、現時点での思いを織り込みながら「得がたい家族となった保護犬ラテとの15年間の記録」とでも題する一冊の本にしたいと考えた。とはいえ日記から単にカット&ペーストすれば済むはずもなく、まずはオトーサンの体力回復の努力をしつつ構想を練っているところだ…。

ただし特異な出来事はともかく、日常のあれこれについてオトーサンにしても記憶しているあれこれには限度があるし次第に忘れつつあって当然だ。その点「ラテ飼育格闘日記」は一次資料であるからして自分で言うのも変だが、信頼に値する唯一の資料なのは間違いなく毎週続けてきて良かったと今更ながらそう思う。これがなければ自信を持っての思い出話しなど出来ようもなかった。
というわけで連載最初から少しずつブログを読み始めているが、当初しばらく散歩は日に3回行っていた。飼い主の体力的にはキツイものがあるが散歩はラテとのコミュニケーションを図る最良の場であり、物の本にも教育の一番の機会とも書いてあったからだ。しかし早くも2日目でオトーサンはリードのコントロールと散歩のために左手の筋肉と足腰に支障が生じていることが記されている。

また子犬らしく落ち葉や道ばたの草木にじゃれつき、鳥の声に空を見上げながらのウォーキングであること。まだまだ引きが強いもののオトーサンがリードを「ちょん」と引っ張るとアイコンタクトをしてくれると…書かれている。
そして雌のくせに女性が好き(気になる?)なのか、交差点などで年配の方から女子高生にまで愛想を振りまいていること。そして「可愛い...」だなんて言われれば飛びつきそうなので、危ない...危ない…と日記に記されているなど早くもラテの特徴的な性格が見て取れるのが興味深い。
さらに散歩途中で他のワンコの出会うことがあるわけだが、飼い主同士が「こんにちは...」と声を掛け合い、そうした機会にいろいろと教えていただこうと、オトーサンが相手のワンコのことを褒めながら立ち話をすることがある。 そんなとき、面白いことに、その後に別れてラテと歩き始めると、希代にラテは後ろ足立ちして立ち上がり、私の体にまとわりつく。

また、近所の玄関などに繋がれているワンコにしばし注目した後にも前記と同じ行動をして私にまとわりつく。
どうやら甘えの行動のようで、「あたし以外のワンコに気持ちを向けないで!」と言っているようにも思えて微笑んでしまう…とあり、早くもラテの基本的な性向に気づいたオトーサンは微笑まずにはいられなかった。
しかし手術は手術だからしてやってみなければわからず、不安がないといえば嘘になるがこればかりは医者の手に委ねるしかない。
ともあれ早く足腰の具合を含め体調が整わないと散歩にも行けないしぐずぐずしていると余計足腰が弱くなってしまう恐れもあり、ここはオトーサンの頑張りどころである。

さて、ラテは亡くなったがオトーサンたちの生活のリズムはラテと一緒だった頃とほとんど変わっていない。大きく変わったことはといえば散歩の時間がなくなったことか…。なにしろ雨の日も雪の日も台風のときも、そして白内障手術の当日も時間の長短はあれど休まずラテを外に連れ出してきたわけで、いま思うと大変な労力だとつくづく思う。しかしその大変さと比べて余りある喜びを与えてくれたラテには感謝しかない。

そんなラテとの15年間の記録は当該「ラテ飼育格闘日記」に詳しいが、ブログの欠点は古い記事にアクセスするのが苦手な事だしすでに800回を越えた日記を読みたい箇所を選んで読むことが難しい。またこの日記は確かにリアルタイムな感想や出来事を記録してあるものの、時間を経て読み返してみると付け加えたいこともあるし些か印象も違ってくる出来事もあり得る。

そんなわけで出来れば印象的な出来事を抽出し、現時点での思いを織り込みながら「得がたい家族となった保護犬ラテとの15年間の記録」とでも題する一冊の本にしたいと考えた。とはいえ日記から単にカット&ペーストすれば済むはずもなく、まずはオトーサンの体力回復の努力をしつつ構想を練っているところだ…。

ただし特異な出来事はともかく、日常のあれこれについてオトーサンにしても記憶しているあれこれには限度があるし次第に忘れつつあって当然だ。その点「ラテ飼育格闘日記」は一次資料であるからして自分で言うのも変だが、信頼に値する唯一の資料なのは間違いなく毎週続けてきて良かったと今更ながらそう思う。これがなければ自信を持っての思い出話しなど出来ようもなかった。
というわけで連載最初から少しずつブログを読み始めているが、当初しばらく散歩は日に3回行っていた。飼い主の体力的にはキツイものがあるが散歩はラテとのコミュニケーションを図る最良の場であり、物の本にも教育の一番の機会とも書いてあったからだ。しかし早くも2日目でオトーサンはリードのコントロールと散歩のために左手の筋肉と足腰に支障が生じていることが記されている。

また子犬らしく落ち葉や道ばたの草木にじゃれつき、鳥の声に空を見上げながらのウォーキングであること。まだまだ引きが強いもののオトーサンがリードを「ちょん」と引っ張るとアイコンタクトをしてくれると…書かれている。
そして雌のくせに女性が好き(気になる?)なのか、交差点などで年配の方から女子高生にまで愛想を振りまいていること。そして「可愛い...」だなんて言われれば飛びつきそうなので、危ない...危ない…と日記に記されているなど早くもラテの特徴的な性格が見て取れるのが興味深い。
さらに散歩途中で他のワンコの出会うことがあるわけだが、飼い主同士が「こんにちは...」と声を掛け合い、そうした機会にいろいろと教えていただこうと、オトーサンが相手のワンコのことを褒めながら立ち話をすることがある。 そんなとき、面白いことに、その後に別れてラテと歩き始めると、希代にラテは後ろ足立ちして立ち上がり、私の体にまとわりつく。

また、近所の玄関などに繋がれているワンコにしばし注目した後にも前記と同じ行動をして私にまとわりつく。
どうやら甘えの行動のようで、「あたし以外のワンコに気持ちを向けないで!」と言っているようにも思えて微笑んでしまう…とあり、早くもラテの基本的な性向に気づいたオトーサンは微笑まずにはいられなかった。
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