ラテ飼育格闘日記(812)
女々しいのは承知だし無理な相談だが、いま無性にラテに会いたい。ラテが亡くなってこの方、オトーサン自身の入院などもあったからか時間の経つのがとても早く感じる。月日が経つということはどこかオトーサンの気持ちがラテから離れていくのではないかといった思いもあって時間の経つのが恐ろしい…。
お陰様で手術後の経過はいまのところ問題ないようだ。痛みというか腹腔鏡手術後の違和感も薄れてきたし痛みもない。そしてなによりも自分で心配していた無力感や無気力も少しずつ解消していくように思う。また自分を鼓舞する意味も含めて新しい事…ひとつは新しいパソコン(Apple M1 iMac 24”)の購入、また光造型3Dプリンターの入手そして3Dスキャナーなどに手を伸ばし始めている。

しかし、オトーサンの足元に寄りそうラテはいない…。
例えそこに寝そべっているだけのラテでも、オトーサンの心は休まったし心が通っているという思いで幸せだった。無論何度も言うようにラテは飼い主にさえ…いや飼い主だからこそベタベタするワンコではなかった。よくYouTubeなどで見るように飼い主の寝ているベットに入り込んだり、その膝に乗ってきたりという行動は残念ながらしないワンコだった。

ただし手前味噌だが全幅の信頼は勝ち得ていたと信じている。だから、幼犬時の甘噛みを別にして歯を当ててくることはあってもオトーサンに噛みつくようなことはなかったし、散歩途中では頻繁に抱っこの要求があった。
そういえばラテを飼うために数冊のトレーニング本やノウハウ本を貪るように読んだが、当時の本のほとんどに明記してあったことのひとつに「ワンコ擬人化への注意」があった。

それは、いたずらに飼い犬をあたかも人間の子供のように扱うな…という注意だった。言わんとすることは理解できる…。ワンコは人間ではない。いくら家族の一員だ、子供同然だと言ったところで人間ではない。コミュニケーションにしても利口なワンコとて限界があるだろうし、甘やかしてはコントールが効かなくなり場合によっては飼い主やその家族に危害を加えることもあり得る…とのこと。

しかし、ラテはもとより広い公園で幾多のワンコと遭遇し遊んだオトーサンの体験から申せば、トレーニングの間違い…接し方の間違いよりワンコの個性・性格の方がことは問題なのではないかと思う。
そこに集まったワンコたち(多い時期には20匹くらい)のほとんどは専門のトレーニングなどやっていないワンコたちだった。一部の大型犬のジャーマンシェパードやゴールデンレトリバーといった程度だ。それでもワンコ同士はもとより人に危害を加えた例は非常にまれだ。
質の悪いワンコがいるとすればそれは我々人間の中にもどうしようもない性悪がいるようにワンコにもそうした性格を持つワンコがいるように思う。

先日NHKのオンデマンドでヒューマニエンスQ(クエスト)「“イヌ” ヒトの心を照らす存在」という番組を見た。要はワンコは我々人間の言動をどれほど理解できるのか…といった考察をしたものだ。まあ、すでにワンコの飼い主なら「何を今更…」と思う箇所も多いが、ポイントとしてはワンコは人間の話す言葉を約400語ほど記憶できる能力を持つこと、また言葉の意味はもとよりよりそのときの飼い主の感情(話しかた)・イントネーションを重視すること、さらにワンコの人を見つめる魅力的な表情…例えば上目遣いをして飼い主を見つめるとき眼輪筋という筋肉を使うそうだが、その眼輪筋はオオカミにはないという。ということは、ワンコは人間との共存の過程で眼輪筋を取得したことになる。
要は人のことを理解している最たる動物がワンコなのだ。
嗚呼…ラテ! 無性にお前に会いたいよ!
お陰様で手術後の経過はいまのところ問題ないようだ。痛みというか腹腔鏡手術後の違和感も薄れてきたし痛みもない。そしてなによりも自分で心配していた無力感や無気力も少しずつ解消していくように思う。また自分を鼓舞する意味も含めて新しい事…ひとつは新しいパソコン(Apple M1 iMac 24”)の購入、また光造型3Dプリンターの入手そして3Dスキャナーなどに手を伸ばし始めている。

しかし、オトーサンの足元に寄りそうラテはいない…。
例えそこに寝そべっているだけのラテでも、オトーサンの心は休まったし心が通っているという思いで幸せだった。無論何度も言うようにラテは飼い主にさえ…いや飼い主だからこそベタベタするワンコではなかった。よくYouTubeなどで見るように飼い主の寝ているベットに入り込んだり、その膝に乗ってきたりという行動は残念ながらしないワンコだった。

ただし手前味噌だが全幅の信頼は勝ち得ていたと信じている。だから、幼犬時の甘噛みを別にして歯を当ててくることはあってもオトーサンに噛みつくようなことはなかったし、散歩途中では頻繁に抱っこの要求があった。
そういえばラテを飼うために数冊のトレーニング本やノウハウ本を貪るように読んだが、当時の本のほとんどに明記してあったことのひとつに「ワンコ擬人化への注意」があった。

それは、いたずらに飼い犬をあたかも人間の子供のように扱うな…という注意だった。言わんとすることは理解できる…。ワンコは人間ではない。いくら家族の一員だ、子供同然だと言ったところで人間ではない。コミュニケーションにしても利口なワンコとて限界があるだろうし、甘やかしてはコントールが効かなくなり場合によっては飼い主やその家族に危害を加えることもあり得る…とのこと。

しかし、ラテはもとより広い公園で幾多のワンコと遭遇し遊んだオトーサンの体験から申せば、トレーニングの間違い…接し方の間違いよりワンコの個性・性格の方がことは問題なのではないかと思う。
そこに集まったワンコたち(多い時期には20匹くらい)のほとんどは専門のトレーニングなどやっていないワンコたちだった。一部の大型犬のジャーマンシェパードやゴールデンレトリバーといった程度だ。それでもワンコ同士はもとより人に危害を加えた例は非常にまれだ。
質の悪いワンコがいるとすればそれは我々人間の中にもどうしようもない性悪がいるようにワンコにもそうした性格を持つワンコがいるように思う。

先日NHKのオンデマンドでヒューマニエンスQ(クエスト)「“イヌ” ヒトの心を照らす存在」という番組を見た。要はワンコは我々人間の言動をどれほど理解できるのか…といった考察をしたものだ。まあ、すでにワンコの飼い主なら「何を今更…」と思う箇所も多いが、ポイントとしてはワンコは人間の話す言葉を約400語ほど記憶できる能力を持つこと、また言葉の意味はもとよりよりそのときの飼い主の感情(話しかた)・イントネーションを重視すること、さらにワンコの人を見つめる魅力的な表情…例えば上目遣いをして飼い主を見つめるとき眼輪筋という筋肉を使うそうだが、その眼輪筋はオオカミにはないという。ということは、ワンコは人間との共存の過程で眼輪筋を取得したことになる。
要は人のことを理解している最たる動物がワンコなのだ。
嗚呼…ラテ! 無性にお前に会いたいよ!