ラテ飼育格闘日記_814
この7月6日は4回目のラテ月命日だ。だからどうした…と言われても返す言葉はないがオトーサンにとってラテとの15年間をあらためて振り返る日でもあり、また感謝を表す日にもしたい。思えばラテの存在は当初考えもしなかった人との輪を広げてくれる天使となった…。

最近は猛暑であったり天気が悪かったり、あるいは足腰に難があったりでなかなか以前のような本格的な散歩はできていないが、それでも近所へ買い物に行ったり、ついでといっては語弊があるが近隣の小さな公園を一回りしたりするとラテの有り難さをしみじみと感じる…。
どういうことかといえば、それはラテが一緒でないと人との触れ合いがほとんど生まれないということだ。ラテのリードを引いて同じ場所を歩いたとすれば、すぐに子供たちが「ラテっ!」と声をかけてくれて集まったり、ワンコ連れの方が「おいくつなんですか?」と声をかけてくれて例え見知らぬ同士ではあっても僅かな時間ワンコ談義に花咲くこともある。

※女房に抱っこをせがむ…
勿論ワンコを連れて歩くということは楽なことばかりではない。犬嫌いの人もいるし、ワンコ同士で吠え合ったりする場合もあるし常に回りに注視し、ラテの安全はもとより周囲に迷惑をかけないようにと気を配る必要がある。そして当然のことながら排泄の始末をしたり水を飲ませたりとなかなかに大変なことでもある。
そもそもラテを迎えたとき、オトーサンの頭の中にはラテと散歩に出たとしてもラテとオトーサンの世界だけしか思いつかなかったし正直他の飼い主さんとの交友といったことは想像だにできなかった。しかしオトーサンが出張していた際に女房が近隣の広い公園にラテを連れていった。それがラテの公園デビューとなり必然的にそこに立ち寄られるワンコとその飼い主さんと挨拶をするようになった。

※近隣にあった広い公園に行くと幾多のワンコとその飼い主さんたちがいた…(2007年撮影)
ただし面白いもので、相手の名前や職業はもとよりどこに住まわれているのか…といったプライベートなことはお互いに知ろうとしなかったがお会いする頻度が多くなるに連れ、あるいはワンコ同士が仲良くなるに連れ、それらの飼い主さんたちとの会話も増えてきた。
オトーサンにとってこれらのコミュニケーションは頭で考える以上に大切なものになっていく。ワンコを飼うのは初めてだったこともあり、それらの方々にワンコの行動や健康については勿論、餌のことや躾についてなどなど多くのことを教えていただいた。
そしてなによりもビジネスの一線をリタイヤしたオトーサンは外部との接触がなくなり、女房以外生身の人と会話する機会がなくなっていたわけで、公園で出会う幾多の飼い主さんとの世間話はオトーサンのメンタルな部分をリフレッシュしてくれる大切なものでもあった。
また公園で出会ったのはワンコの飼い主さんたちだけではなかった。ラテと公園で遊んでいると近くに小学校があったことでもあり子供たちが多々遊びにきていたが、それらの内特に女の子たちはラテを随分と可愛がってくれた。
特にその後引越して現在の住居に移ってからは近所にある小さな公園に出向くと必ずといって当時未就学の女子…Nちゃんが話しかけてくれ、ラテもそのNちゃんが大好きになった…。

※Nちゃんなら跨がられても嬉しいです…
勿論当初は名前はもとより、どこに住んでいるのかも知らなかったが、その後その母親と知り合い、ラテを可愛がってくださる中で家族同士のお付き合いまでさせていただくようになった。そのオカーサンは丁度オトーサンからすれば娘の年齢であったが「お子さんの母親」という意味でオカーサンとお呼びするようになり、結局今般オトーサンが入退院する際にも言葉では言い尽くせないほどのお世話になった。

※先般オトーサンが手術で入院し退院したときもKファミリーのオカーサンが車で迎えに来て下さった…
このオカーサンたちとの出会いは正しくラテが残してくれた最大の遺産であり、ラテ無くしてはあり得なかったことだと思っている。
ラテの存在がどれほど大きかったかは今、オトーサンひとりで散歩すればすぐに実感できる。繰り返すが年寄り一人歩いていたところでどなたも声をかけようとはしない(笑)。ラテには感謝してもしきれない気持ちで一杯な昨今である。

最近は猛暑であったり天気が悪かったり、あるいは足腰に難があったりでなかなか以前のような本格的な散歩はできていないが、それでも近所へ買い物に行ったり、ついでといっては語弊があるが近隣の小さな公園を一回りしたりするとラテの有り難さをしみじみと感じる…。
どういうことかといえば、それはラテが一緒でないと人との触れ合いがほとんど生まれないということだ。ラテのリードを引いて同じ場所を歩いたとすれば、すぐに子供たちが「ラテっ!」と声をかけてくれて集まったり、ワンコ連れの方が「おいくつなんですか?」と声をかけてくれて例え見知らぬ同士ではあっても僅かな時間ワンコ談義に花咲くこともある。

※女房に抱っこをせがむ…
勿論ワンコを連れて歩くということは楽なことばかりではない。犬嫌いの人もいるし、ワンコ同士で吠え合ったりする場合もあるし常に回りに注視し、ラテの安全はもとより周囲に迷惑をかけないようにと気を配る必要がある。そして当然のことながら排泄の始末をしたり水を飲ませたりとなかなかに大変なことでもある。
そもそもラテを迎えたとき、オトーサンの頭の中にはラテと散歩に出たとしてもラテとオトーサンの世界だけしか思いつかなかったし正直他の飼い主さんとの交友といったことは想像だにできなかった。しかしオトーサンが出張していた際に女房が近隣の広い公園にラテを連れていった。それがラテの公園デビューとなり必然的にそこに立ち寄られるワンコとその飼い主さんと挨拶をするようになった。

※近隣にあった広い公園に行くと幾多のワンコとその飼い主さんたちがいた…(2007年撮影)
ただし面白いもので、相手の名前や職業はもとよりどこに住まわれているのか…といったプライベートなことはお互いに知ろうとしなかったがお会いする頻度が多くなるに連れ、あるいはワンコ同士が仲良くなるに連れ、それらの飼い主さんたちとの会話も増えてきた。
オトーサンにとってこれらのコミュニケーションは頭で考える以上に大切なものになっていく。ワンコを飼うのは初めてだったこともあり、それらの方々にワンコの行動や健康については勿論、餌のことや躾についてなどなど多くのことを教えていただいた。
そしてなによりもビジネスの一線をリタイヤしたオトーサンは外部との接触がなくなり、女房以外生身の人と会話する機会がなくなっていたわけで、公園で出会う幾多の飼い主さんとの世間話はオトーサンのメンタルな部分をリフレッシュしてくれる大切なものでもあった。
また公園で出会ったのはワンコの飼い主さんたちだけではなかった。ラテと公園で遊んでいると近くに小学校があったことでもあり子供たちが多々遊びにきていたが、それらの内特に女の子たちはラテを随分と可愛がってくれた。
特にその後引越して現在の住居に移ってからは近所にある小さな公園に出向くと必ずといって当時未就学の女子…Nちゃんが話しかけてくれ、ラテもそのNちゃんが大好きになった…。

※Nちゃんなら跨がられても嬉しいです…
勿論当初は名前はもとより、どこに住んでいるのかも知らなかったが、その後その母親と知り合い、ラテを可愛がってくださる中で家族同士のお付き合いまでさせていただくようになった。そのオカーサンは丁度オトーサンからすれば娘の年齢であったが「お子さんの母親」という意味でオカーサンとお呼びするようになり、結局今般オトーサンが入退院する際にも言葉では言い尽くせないほどのお世話になった。

※先般オトーサンが手術で入院し退院したときもKファミリーのオカーサンが車で迎えに来て下さった…
このオカーサンたちとの出会いは正しくラテが残してくれた最大の遺産であり、ラテ無くしてはあり得なかったことだと思っている。
ラテの存在がどれほど大きかったかは今、オトーサンひとりで散歩すればすぐに実感できる。繰り返すが年寄り一人歩いていたところでどなたも声をかけようとはしない(笑)。ラテには感謝してもしきれない気持ちで一杯な昨今である。