ラテ飼育格闘日記_824
「一日も忘れたことはない…」といった言葉はどこか嘘っぽく誇張しているように思えて当然だ。しかしオトーサンはことラテへの思いとなれば間違いなく一日も忘れたことはないし、時に触れ度々思い出しながら毎日を送っているといってよい。
とにかく15年三ヶ月、毎日一緒に生活していれば人間だってワンコだってその気質はもとより生き様が自然に身についてしまう。
いやこれは飼い主のオトーサンだけでなく、未就学時代からラテと一番遊んでくれたNちゃんが先日遊びに来てくれたとき面白いエピソードを話してくれた。

それは菓子のポッキーの食べ方だという…。
一時期オトーサンもポッキーが好きなので散歩の際にポッキーを持参し場合によっては顔見知りの子供たちにお裾分けしたりしていた。そうなれば当然ラテも欲しがることになる。ただしご承知のようにチョコレートがコーティングしてあるポッキーはそのままではラテに上げるわけにはいかない。
それならば…と考えたのがチョココーティングされていない2センチほどの持ち手部位を残して食べ、それをラテに上げるということだった。
発端はすでに11年ほど前になるが、広い公園にラテを連れて行くのが日課となって頃の話である。そこで小学4年生女子と知り合ったが、ラテをとても可愛がってくれた。自分のことをラテのオネーサンだと自称しワンコのオネーサンだから「ワンネエだね」と言って喜んでいた。

ある日オトーサンがポッキーのお裾分けをその女子に渡すと「ラテにあげてもいい?」と聞く。オトーサンは「ワンコはチョコレートを食べると病気になるんだ。だからチョコが付いていない部分なら少しならあげてもいいよ」と答えた。
とその瞬間オトーサンはドキリとした。女子はポッキーの柄の部分を自分の口元に挟み、一方をラテに差し出したからだ。オトーサンは思わずリードを引いてそれを制すると「大丈夫だよ。ワンネエとラテの仲だもの」と一層ラテに近づき自分の鼻がラテの鼻で押しつぶされるまでになった…。

※ワンネエからポッキーを貰うラテ
オトーサンは瞬間の出来事で制御できずに冷やっとしたが、ラテは上手にこの行為を受けワンネエの唇を傷つけること無くポッキーを食べた…。
しかし公園などでラテを可愛がってくれる子供たちの中でもさすがにそんなことをすると唇を噛まれるのでは…と実際にできる子供は限られていた。まあ当然だろう(笑)。
その後、引っ越しして現在の住居に移ってから、最初はオトーサンや女房が公園でときどきやってみせたのを見ていたのか「私もやってみたい」と限られた子供が手を上げ少しずつ広まっていったが正直オトーサンは気が気ではなかった。

※ラテの大親友Nちゃんからも時折口移しのポッキーを貰っていた
言うまでも無くラテは自分にポッキーを差し出してくれる子供たちを噛む気など毛頭無いしそんな乱暴なワンコではない。しかしポッキー欲しさに夢中になることはあり得るし、子供たちにしてもいざラテの眼前に口元を差し出したとしても瞬間怖くなって口元をすぼめたりすれば時にラテの歯が当たってしまうかも知れない。

例えば飼い主であるオトーサンらが思いつきでやって歯を当てられ例えば唇から出血したとしてもそれは自己責任だが、子供たちを傷つけては洒落にならない。しかし念のため申し上げれば、こうした行為でラテに噛まれた事は一度もない。実に上手に小さなポッキーを口で受け取る。
また誤解があってはならないが、オトーサンが子供たちにポッキーの口移しを勧めたことなど絶対にないが興味第一の子供たちから強いリクエストがあるのだ。
ラテの顔を見ると「ラテにポッキーあげたい!」の声が飛び交ったものだ(笑)。
先のNちゃん曰く「ポッキーを食べると今でも柄の部分を残す癖があるの…」と。虹の橋の向こうできっとラテも喜び笑っていることだろう。
とにかく15年三ヶ月、毎日一緒に生活していれば人間だってワンコだってその気質はもとより生き様が自然に身についてしまう。
いやこれは飼い主のオトーサンだけでなく、未就学時代からラテと一番遊んでくれたNちゃんが先日遊びに来てくれたとき面白いエピソードを話してくれた。

それは菓子のポッキーの食べ方だという…。
一時期オトーサンもポッキーが好きなので散歩の際にポッキーを持参し場合によっては顔見知りの子供たちにお裾分けしたりしていた。そうなれば当然ラテも欲しがることになる。ただしご承知のようにチョコレートがコーティングしてあるポッキーはそのままではラテに上げるわけにはいかない。
それならば…と考えたのがチョココーティングされていない2センチほどの持ち手部位を残して食べ、それをラテに上げるということだった。
発端はすでに11年ほど前になるが、広い公園にラテを連れて行くのが日課となって頃の話である。そこで小学4年生女子と知り合ったが、ラテをとても可愛がってくれた。自分のことをラテのオネーサンだと自称しワンコのオネーサンだから「ワンネエだね」と言って喜んでいた。

ある日オトーサンがポッキーのお裾分けをその女子に渡すと「ラテにあげてもいい?」と聞く。オトーサンは「ワンコはチョコレートを食べると病気になるんだ。だからチョコが付いていない部分なら少しならあげてもいいよ」と答えた。
とその瞬間オトーサンはドキリとした。女子はポッキーの柄の部分を自分の口元に挟み、一方をラテに差し出したからだ。オトーサンは思わずリードを引いてそれを制すると「大丈夫だよ。ワンネエとラテの仲だもの」と一層ラテに近づき自分の鼻がラテの鼻で押しつぶされるまでになった…。

※ワンネエからポッキーを貰うラテ
オトーサンは瞬間の出来事で制御できずに冷やっとしたが、ラテは上手にこの行為を受けワンネエの唇を傷つけること無くポッキーを食べた…。
しかし公園などでラテを可愛がってくれる子供たちの中でもさすがにそんなことをすると唇を噛まれるのでは…と実際にできる子供は限られていた。まあ当然だろう(笑)。
その後、引っ越しして現在の住居に移ってから、最初はオトーサンや女房が公園でときどきやってみせたのを見ていたのか「私もやってみたい」と限られた子供が手を上げ少しずつ広まっていったが正直オトーサンは気が気ではなかった。

※ラテの大親友Nちゃんからも時折口移しのポッキーを貰っていた
言うまでも無くラテは自分にポッキーを差し出してくれる子供たちを噛む気など毛頭無いしそんな乱暴なワンコではない。しかしポッキー欲しさに夢中になることはあり得るし、子供たちにしてもいざラテの眼前に口元を差し出したとしても瞬間怖くなって口元をすぼめたりすれば時にラテの歯が当たってしまうかも知れない。

例えば飼い主であるオトーサンらが思いつきでやって歯を当てられ例えば唇から出血したとしてもそれは自己責任だが、子供たちを傷つけては洒落にならない。しかし念のため申し上げれば、こうした行為でラテに噛まれた事は一度もない。実に上手に小さなポッキーを口で受け取る。
また誤解があってはならないが、オトーサンが子供たちにポッキーの口移しを勧めたことなど絶対にないが興味第一の子供たちから強いリクエストがあるのだ。
ラテの顔を見ると「ラテにポッキーあげたい!」の声が飛び交ったものだ(笑)。
先のNちゃん曰く「ポッキーを食べると今でも柄の部分を残す癖があるの…」と。虹の橋の向こうできっとラテも喜び笑っていることだろう。