Apple iPad(第10世代)ファーストインプレッション
年末ぎりぎりになってiPadを買った。まあ自分へのクリスマスプレゼントといった屁理屈を付けて…だが、新製品の第10世代無印 iPadである。カラーはこれまた今年手に入れたM1 iMac 24インチのイエローと同じくイエローを選んだ。ともかくiPadを購入したのはほんと久しぶりである。

※Apple 無印 iPad(第10世代)無印パッケージ
iPadは2010年1月27日、Appleのスペシャルイベントにて故スティーブ・ジョブズによって発表された。ただし日本での販売は遅れに遅れたものの、私はクライアントからいち早く支給された技適マーク無しの製品を使い始めたことが懐かしい…。

※最初のiPadを発表する故スティーブ・ジョブズ
ちなみにiPadの発表を知った直後の個人的な感想あるいは思いは発表の二日後に当ブログに掲載した「iPadはまさしくアラン・ケイの夢見たDynabookの実現か?」をご一読願いたいが、振り返って見てもあながち見る目は狂っていなかったと思う(笑)。
ただし個人的にこれまで初代iPadはもとよりiPad mini(2012年)および iPad Pro (2016年)を使ってきたものの結局満足できずに手放してしまった…。

※カラーはイエローを選んだ
したがってiPadを手にするのは6年ぶりということになる。
その大きな動機となったのはiOS 16.2 にアップデートされたパワーアップにあるが、特に新たにAppleから供給された「フリーボード」というアプリケーションだった。どこか既視感を感じさせる自由度の高さはAppleにスティーブ・ジョブズが復帰後の1997年3月に開発が廃止されたOpenDocおよびCyberDogを思い出させた…。
ともあれこのiPadで大それたことをやろうと考えているわけでは無く、ほとんどはメモ書きおよびそれを何らかの形で保存していくことのために使うつもりだが、前記した「フリーボード」はもとよりデスクトップ機やiPhoneとの連携において自分なりに新しい環境を作り出したいと考えているし、ソフトウェア開発を生業にしてきた一人としては「フリーボード」を体験して新しいアプリケーションを企画してみたいとも思わせるワクワク感がある。
なお予算の関係もあり、ペンとケースは純正品では無くサードパーティー製の安物にしたが今のところ特に不満は感じられない。

※やはり黄色のケースにペンシルと共に収めてみた
iPad本体はベゼルが狭くホームボタンも無いオールスクリーン仕様の10.9インチLiquif Retinaディスプレイを採用。特に横型で利用することを意図した横向きのステレオスピーカーや12MP超広角フロントカメラも強力だ。
勿論それらを支えるA14 Bionicチップ、6コアCPU、4コアのグラフィックスと16コアNeural Engineおよび iOS 16.2により複数アプリを同時に使えるようになったし6年前と比べるまでも無く魅力的なアプリも豊富になった。事実そのオペレーションはストレスなどまったく感じられずいまさらではあるが、まさしく紙を相手に記入している感覚に近い。
今般iPadをあらためて手にしようとした動機はデジタルを突きつめてきたつもりが、手描き…手書きの重要性に気がついたといったら笑われるだろうか。しかし長きにわたり手で文字を書き、図を描き、あるいはイラストを描いてきたが、結局ここに来てキーボードやマウスで事に当たるだけでは済まない…不便なことがあることを感じさせるようになったからだともいえる。
さて6年ぶりのiPad、手に馴染むのだろうか…。

※Apple 無印 iPad(第10世代)無印パッケージ
iPadは2010年1月27日、Appleのスペシャルイベントにて故スティーブ・ジョブズによって発表された。ただし日本での販売は遅れに遅れたものの、私はクライアントからいち早く支給された技適マーク無しの製品を使い始めたことが懐かしい…。

※最初のiPadを発表する故スティーブ・ジョブズ
ちなみにiPadの発表を知った直後の個人的な感想あるいは思いは発表の二日後に当ブログに掲載した「iPadはまさしくアラン・ケイの夢見たDynabookの実現か?」をご一読願いたいが、振り返って見てもあながち見る目は狂っていなかったと思う(笑)。
ただし個人的にこれまで初代iPadはもとよりiPad mini(2012年)および iPad Pro (2016年)を使ってきたものの結局満足できずに手放してしまった…。

※カラーはイエローを選んだ
したがってiPadを手にするのは6年ぶりということになる。
その大きな動機となったのはiOS 16.2 にアップデートされたパワーアップにあるが、特に新たにAppleから供給された「フリーボード」というアプリケーションだった。どこか既視感を感じさせる自由度の高さはAppleにスティーブ・ジョブズが復帰後の1997年3月に開発が廃止されたOpenDocおよびCyberDogを思い出させた…。
ともあれこのiPadで大それたことをやろうと考えているわけでは無く、ほとんどはメモ書きおよびそれを何らかの形で保存していくことのために使うつもりだが、前記した「フリーボード」はもとよりデスクトップ機やiPhoneとの連携において自分なりに新しい環境を作り出したいと考えているし、ソフトウェア開発を生業にしてきた一人としては「フリーボード」を体験して新しいアプリケーションを企画してみたいとも思わせるワクワク感がある。
なお予算の関係もあり、ペンとケースは純正品では無くサードパーティー製の安物にしたが今のところ特に不満は感じられない。

※やはり黄色のケースにペンシルと共に収めてみた
iPad本体はベゼルが狭くホームボタンも無いオールスクリーン仕様の10.9インチLiquif Retinaディスプレイを採用。特に横型で利用することを意図した横向きのステレオスピーカーや12MP超広角フロントカメラも強力だ。
勿論それらを支えるA14 Bionicチップ、6コアCPU、4コアのグラフィックスと16コアNeural Engineおよび iOS 16.2により複数アプリを同時に使えるようになったし6年前と比べるまでも無く魅力的なアプリも豊富になった。事実そのオペレーションはストレスなどまったく感じられずいまさらではあるが、まさしく紙を相手に記入している感覚に近い。
今般iPadをあらためて手にしようとした動機はデジタルを突きつめてきたつもりが、手描き…手書きの重要性に気がついたといったら笑われるだろうか。しかし長きにわたり手で文字を書き、図を描き、あるいはイラストを描いてきたが、結局ここに来てキーボードやマウスで事に当たるだけでは済まない…不便なことがあることを感じさせるようになったからだともいえる。
さて6年ぶりのiPad、手に馴染むのだろうか…。
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