ラテ飼育格闘日記_833
オトーサンには奇跡が起こったとしか思えなかった。足腰は立たず排泄もオムツに依存せざるを得なくなり、食べ物は受け付けず毎日点滴が命の糧となっていたラテが突然牛乳に浸したドッグフードを食べ始めたのだ…。
無論、だからといってこのままもとの元気なワンコになり、公園を駆けずり回れるとは思わなかったが一時は寝たまま…このまま最後を迎えるのでは無いかと覚悟もしていたのでオトーサンたちは驚喜したのだ。何よりもラテ自身、もっと生きたかったに違いない。

※自分のベットから掛けた毛布をそのままにリビングに顔を出した
やはり食欲は命にとって生命線であり、食べ始めてから1週間も経つと両目にも弱々しくも力がみなぎり、よたよたとしながらも自分の意志で移動できるようにまでなったのだ。そして笑顔を見せるようになったなっただけでなく、驚いたことにボール遊びまで始めた。
当然若い頃の動きは出来るはずも無いが、ボールを追ったり、ボールを咥えて楽しそうな表情を浮かべた。

※一時は簡単なボール遊びもするまでになった
ただしそのまま激寒の中、外に散歩へ行くには無理があった。いろいろと試行錯誤もしたが歩き回れないにしても外の空気は感じさせたかったしなによりもおかしな事にラテ自身、排泄はオムツで無く外でやりたいことは明白だった…。
まあ単に「綺麗好きワンコ」などということではなく、オムツをしたままの排泄は自身気持ちが悪かったに違いない。
その証拠というと大げさだが、散歩の時間でなくてもよたよたと立ち上がり、玄関まで進み、そこでしばし立ち止まる。そのサインを見逃さずにオトーサンが急遽支度し、ラテを引っ張り上げるようにして外に連れ出し急いでオムツを取り払うとそこで排泄をするのだ。
しかし間に合わなければ玄関のドアに頭をぶつけるようにして仕方なくオムツのままして「ピーピー」と鳴く。早く処置をしてくれという合図であり、出来ることなら外に出たいという欲求はひしひしと伝わってきた。

※ラテをカートに乗せて公園へ…
ということで排泄はともかく少しでも馴染みの公園の空気に触れさせたいとカートを買うことにした。大型犬用のカートだったが、これなら公園程度であれば比較的容易に行き来が出来る。公園に入ったらカートからラテを出してしばし地面の感覚をその四つ脚に味合わせたり、その場にいた馴染みの子供たちに撫でてもらったりも出来た。

※公園でKファミリーの皆さんにご挨拶できた
カートの中でも無論基本はオムツのままだが、ときに外すとテも嬉しそうだった。しかしオトーサン自身にも問題が生じた。
それは心房細動の疑いだ。ために女房が仕事を休みの時を狙い大学病院へ精密検査をしにいったりと心配は尽きなかった…。
2月に入るといまひとつラテに異変が起きた。若い時から右首に腺腫とよぶでき物があったが病理検査の結果良性だったこともあり、医者から「痛い思いをさせることはないので放置しておきましょう」とのアドバイスもありそのままとなっていた。
見ればかなり膨らみも大きくなっていたが触るとぶよぶよで呼吸などへの影響も無いとのことだったがある日女房が床などに血が落ちていることに気づいた。

※首に包帯を巻くはめになってしまった!
ただしずっと寝込んでいたため両腰に床擦れもできていたのでそのせいかと思ったが、よく見るとぷよぷよだった腺腫がパンパンに固くなり、きっと気になったラテが爪で引っ掻いたのか、腺腫が破裂しつつ合ったのだった。
というわけで嗚呼…一難去ってまた一難、腰にはオムツ、首には包帯というまあまあ酷い姿になってしまったのだった。
無論、だからといってこのままもとの元気なワンコになり、公園を駆けずり回れるとは思わなかったが一時は寝たまま…このまま最後を迎えるのでは無いかと覚悟もしていたのでオトーサンたちは驚喜したのだ。何よりもラテ自身、もっと生きたかったに違いない。

※自分のベットから掛けた毛布をそのままにリビングに顔を出した
やはり食欲は命にとって生命線であり、食べ始めてから1週間も経つと両目にも弱々しくも力がみなぎり、よたよたとしながらも自分の意志で移動できるようにまでなったのだ。そして笑顔を見せるようになったなっただけでなく、驚いたことにボール遊びまで始めた。
当然若い頃の動きは出来るはずも無いが、ボールを追ったり、ボールを咥えて楽しそうな表情を浮かべた。

※一時は簡単なボール遊びもするまでになった
ただしそのまま激寒の中、外に散歩へ行くには無理があった。いろいろと試行錯誤もしたが歩き回れないにしても外の空気は感じさせたかったしなによりもおかしな事にラテ自身、排泄はオムツで無く外でやりたいことは明白だった…。
まあ単に「綺麗好きワンコ」などということではなく、オムツをしたままの排泄は自身気持ちが悪かったに違いない。
その証拠というと大げさだが、散歩の時間でなくてもよたよたと立ち上がり、玄関まで進み、そこでしばし立ち止まる。そのサインを見逃さずにオトーサンが急遽支度し、ラテを引っ張り上げるようにして外に連れ出し急いでオムツを取り払うとそこで排泄をするのだ。
しかし間に合わなければ玄関のドアに頭をぶつけるようにして仕方なくオムツのままして「ピーピー」と鳴く。早く処置をしてくれという合図であり、出来ることなら外に出たいという欲求はひしひしと伝わってきた。

※ラテをカートに乗せて公園へ…
ということで排泄はともかく少しでも馴染みの公園の空気に触れさせたいとカートを買うことにした。大型犬用のカートだったが、これなら公園程度であれば比較的容易に行き来が出来る。公園に入ったらカートからラテを出してしばし地面の感覚をその四つ脚に味合わせたり、その場にいた馴染みの子供たちに撫でてもらったりも出来た。

※公園でKファミリーの皆さんにご挨拶できた
カートの中でも無論基本はオムツのままだが、ときに外すとテも嬉しそうだった。しかしオトーサン自身にも問題が生じた。
それは心房細動の疑いだ。ために女房が仕事を休みの時を狙い大学病院へ精密検査をしにいったりと心配は尽きなかった…。
2月に入るといまひとつラテに異変が起きた。若い時から右首に腺腫とよぶでき物があったが病理検査の結果良性だったこともあり、医者から「痛い思いをさせることはないので放置しておきましょう」とのアドバイスもありそのままとなっていた。
見ればかなり膨らみも大きくなっていたが触るとぶよぶよで呼吸などへの影響も無いとのことだったがある日女房が床などに血が落ちていることに気づいた。

※首に包帯を巻くはめになってしまった!
ただしずっと寝込んでいたため両腰に床擦れもできていたのでそのせいかと思ったが、よく見るとぷよぷよだった腺腫がパンパンに固くなり、きっと気になったラテが爪で引っ掻いたのか、腺腫が破裂しつつ合ったのだった。
というわけで嗚呼…一難去ってまた一難、腰にはオムツ、首には包帯というまあまあ酷い姿になってしまったのだった。