6回目のコロナワクチン接種をパスした理由

高齢者だからして6回目のコロナワクチン接種の案内が届いたが今回初めて接種をパスすることにした。これまで5度に渡り接種をしてきた者として何故6回目を止めたのか…。その個人的な理由を書いてみます。


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※6回目の新型コロナウィルスワクチン接種の案内

私はいわゆる陰謀論には組みしないつもりでコロナ対策に限らず自分なりに様々な事象に関して判断勉強してきたつもりだし最初期にはこの新型コロナワクチンは多くの人たちの命を救ったのも確かに違いない。しかし昨今はこのコロナワクチン接種に関して正直何が正しく何が間違っているのかが分からなくなり混乱している。
厚生労働省などは[自己責任]と謳うが、我々一般人から見て自己責任による正確な判断ができるほどの科学的で分かりやすい情報など公開されていないと思われるし、どこか信用できなくなった。

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※幾多の関連図書も読んでそれなりに状況を知ろうと努力もしてきた


また現政権の国会議員たちの態度や物言いを日々見聞きするに付け、この人たちの言動を鵜呑みにしては命がいくつあっても足りないなあとまで思うようにもなった。

■これまでの経緯

さてコロナワクチンは当初「感染予防効果」を謳って推奨された。しかし変種の関係もあるだろうが現在では「重篤化を防ぐ」という目的に変わっている。
要はワクチンを打っても感染しないという保証はないのだ。ただし万一感染しても重篤化を防げるという期待で接種をすることになるが、日々ニュースを追っていると何が正しく何がフェイクなのかも正直分からないものの、ワクチン接種の後遺症だと主張される死亡例が目立つようになった。
ここに来て、ある程度自分の身を守るためには自分でしっかり考えなければならなくなる…。

今回の接種を止めようと考えた直接の理由は自分の体調だ。後期高齢者になったから若い時のように元気であるはずもないが、この二年ばかりどうにも自分でも納得いかない不調を感じるときがある。
それは主に胸苦しさ、息苦しさだが、昨年結果は虫垂炎と診断されたものの自分で119番へ電話し緊急搬送されたときも一番の原因はその息苦しさだった。
そのときは酷い便秘のせいかとも考えていたが、これまでにこれほど息苦しさを感じたことはなかった。その日は女房が仕事で一人だったことでもあり、このままでは意識を失うと命が危ないと思って救急車を呼んだ。それほどの呼吸困難を覚えたのだ。

入院中に虫垂炎はともかく肺や心臓、胃だけでなく頭のCTスキャンまでの検査をしたが幸いどこにも問題はなく結果息苦しさの原因は分からずじまいだった。
その息苦しさは程度問題はともかく現在も時々心配になるときがある。ちなみに血中酸素濃度を調べても問題はないし脈拍が早いときもあるものの直接の原因は不明のままだ…。

それ意外にも足腰が弱ってきたのも、気力が時に失せるのもこれ皆歳のせいかも…と思ってはいるが、どうにも自分で納得がいかない変化なのだ。
そんなときに今回の第6回目の接種案内が届いた…。そこにはこれまでの接種のデータが記載されているが第1回目は2021年の6月だった。その接種リストを眺めていてふと閃いた。

■この2年近くの不調は老いだけが理由ではないのかも…

あくまで自身の感覚的なものだし明確な根拠があるわけではないもののこれまでにも足腰が痛いとか疲れを感じたことは多々あるがそれは愛犬ラテとの散歩のせいだと自覚していた。
また2020年暮れからラテが寝込むようになり、亡くなる2021年3月6日までは睡眠不足がたたり体調は最悪だったが、今のような息苦しさなど感じたことはなかった。
そして自分で言うのも変だが、得体の知れない体調の悪さはラテの死で心身共にダメージを受けたこと。そして良くも悪くも散歩をしなくなったのが原因かも知れないとも考えていた。

ともかく届いた接種案内にプリントされている過去の接種リストを見て一回目の接種が2021年6月だったことを再確認したとき、病院へ行くほどのことではないにしても体調が優れないことを自覚し始めた時期と合っているのではないかと思った。
接種自体は幸い注射の痕に鈍痛があり翌日辺りまで腕が上がりづらい程度のことで熱が出たり吐き気をしたりといったことはなかったし初めての経験でもありそこに思い当たらないでいた。

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※これまでのワクチン接種経歴


いや、繰り返すがだからといって根拠はない。しかしもしかするとワクチン接種の何らかの後遺症というか影響で息苦しさを感じることになったのではないか、そしてその自覚しはじめた時期と接種時期がほぼ合っているように思ったのだ…。
とはいえその後4回も接種を受け続けたのにもかかわらず1度も熱を出したこともなく無事で過ごしてきた訳でありがたいことだが、もしかしたらこの息苦しさは直接間接はともかくコロナワクチンの接種が関係しているのではないかと考え出すとこれまでのようにホイホイと接種会場に向かうわけには行かなくなった。

■「打つべきか、打たざるべきか」は自己責任だと言うけれど

素人が科学的かつ正確な判断ができるほどの情報は前記したようにないわけで、医師という立場でも賛否があるのだから素人が自信を持って事に当たることなどできようもないのが現状だ。しかし接種の経歴をあらためて確認すると昨年2022年はなんと3度も接種を受けている。大丈夫なのか…。
と言うことでここは、打った際の最悪の結果と打たなかった場合の最悪の結果を想定し、どちらの “最悪” を甘んじて受けるかを考えてみた。

まずワクチンを接種しなかったときの最悪の自体とは無論新型コロナウィルスにかかり死に至ることだ。
またワクチンを接種した場合の最悪もそれが理由で死ぬことだが、過去の事例を見ると個人的に怖いのは死よりも脳梗塞や癌を引き起こして苦しむことだ。またそうなれば本人はもとより家族に多大な負担を強いることになる。

どちらにしても死ぬのは嫌だがどうせ死ぬならあくまで私自身の場合はコロナウィルスにかかり重症化で亡くなる方が後腐れ無くていいかなあ…と考えてしまった次第。
それにこれが一番確実なことだが、ワクチン接種による弊害はワクチンを打たなければ “絶対” に起きないのだ。
ということで今回体調が十分ではないと体が警戒をしている感じもするのでパスしてみようと決断した次第。

そもそも糖尿病などの疾患も抱えている者として私の判断が正しいかどうかは私自身でも分からない。したがって「ワクチンは止めましょう」と声高らかにぶち上げる自信も根拠も無い。
思えば生まれてこの方、幼児のときから義務教育の時代を含め勧められた…あるいは義務化されたワクチンの類はすべて接種してきた一人だ。そんな男が初めて自分の意志で6回目のコロナワクチン接種を拒否したわけだが、さて皆さんはどのように思われますか?


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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員