ハードディスクをシリコンパワーへと移行計画開始

この度、NASとTerra Master D2-310(RAID1) は別にして外付けのハードディスク(HDD)を廃しSSDを2台へと入れ替えることにした。
Crucial X8 外付け SSDという製品だが、1TBと4TBの製品を購入した。1TBの方はTimeMichine専用、そして4TBの方は常用と考えている。


長い間、パソコンを使ってきてHDDの利点ならびに短所は知り尽くしたつもりだ。
機器だからして当たり外れもあるが、一般的に言ってデータの長期保存はSSDよりHDDの方が良いと考えている。またHDDの方が大容量でも安価だが申し上げるまでもなく読み書きの速度は到底SSDには及ばず遅い。
近年Macの内蔵ストレージがSSDになり、その起動の速さを体験しているとHDDには戻れない。特に4K動画の編集云々と負荷が増す作業も多くなるとデータの読み書きのスピードも無視出来なくなってきた。

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※Crucial X8 外付け SSD、1TBと4TBだがパッケージサイズは同じ


さて、Crucial X8のスペックだが、読込速度は最大 1050MB/秒 と低速度タイプ外付けSSDの最大1.8倍、一般の外付けハードドライブの7.5倍、USBフラッシュドライブの100倍の速さでファイルの読み込みが可能だという。
具体的なベンチマークテストはやっていないが、M1 iMac内蔵のSSD間での書き込みや読込は爆速だが、外付けHDDヘの書き込みは遅く感じる…。

ともあれSSDの利点は速度を別にしても多々ある。
まず小型なので設置スペースに困らない。そして一般的に外部電源が不要でCrucial X8附属の USB Type-CケーブルでMacと接続するだけなのも簡便だ。無論HDD特有の熱も持ちにくいしカリカリといった音もしない。

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※本体サイズは約110×53×12.5mm 程度


正直このCrucialというメーカー製品がどれほどの信頼性および性能があるのかは不明だが、随時使い勝手を実感しながら調べていこうと考えている。
なおパッケージにはSDD本体とは別に、USB-C to USB-C(USB 3.2 Gen2)ケーブル、USB-C to USB-A アダプター(USB 3.0)そしてクイック。スタートガイドが同梱されている。
そうそう、SSD本体には3年間の限定国際保証が付いている。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員