ラテ飼育格闘日記_854

いよいよ今年もあと僅かになった。このアーティクルをアップする23日土曜日の翌日はクリスマスイブとなる。オトーサンたちは別にクリスチャンでもなくただケーキを食べるという程度のことしかやらないが一昨年(2021年)の24日にラテが倒れてから、12月24日は別の意味で特別な日になってしまった。


その日、ちょうど女房も仕事が休みだったこともあって夕方の散歩も一緒に近隣の公園に向かった。とはいえその頃のラテは確実に足腰が弱り遠出はできなかったから形だけの散歩のつもりだった。

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※2021年12月24日夕刻の散歩の様子


しかし暫くしてラテの様子が変なのに気づいた…。足腰がままならないのはいつもの通りだったが、ゼイゼイといった感じで呼吸が苦しそうに思えた。

女房と相談して散歩は打ち切り、そのまま近所の動物病院に運び込んだが早速診察してくれた医者は「このまま家に帰っていたら死んでたよ」と言った…。
ラテは注射を打たれ、別の部屋でしばし酸素吸入器を宛がわれた。

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※動物病院で酸素吸入器を宛がわれるラテ


幸いなことに命は長らえたもののその日からラテは寝込むことになった。オムツはもとよりだが食事を受け付けなくなったため点滴に頼らざるを得ない。数度歩けないラテを抱えるようにして動物病院に通って点滴を打ってもらったがそれも大変だと医者の勧めでオトーサン自身がラテに点滴を打つことになった。いやはや、命を繋ぐには欠かせない点滴だとは言えオトーサン自身がラテの体に針を刺すのは辛かった。それでもラテは排泄時には外へ出たかったようで、オトーサンは全体を引き上げるようにしてささえながら外に連れ出したりもした。

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※自力では立てないのでオトーサンが引っ張り上げながら少しずつ進む


しかしこのままではいつ息を引き取ってもおかしくない…。医者もいわゆる老衰だから元に戻ることは期待しないようにと言っていた。痩せ細り寝ているラテを見るのは実に辛かったが、オトーサンたちにできることはなかった。
ただ、期待はしていなかったものの「もしかして…」とオトーサンは寝ているラテの横にドッグフードを牛乳に浸した容器を置くようにした。

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※オムツ姿で戯けて甘えるラテ


勿論ラテは当初見向きもしなかったが、点滴が一週間を過ぎようとしたときかラテがその牛乳入りドッグフードを食べたのだ!
僅かな量ではあったが完食したのを見たオトーサンは文字通り飛び上がって喜び、量を増やしていったがラテはそれを食べるようになったからか何と立ち上がるようにもなったのだ。

やはり食事ができるようになったことで一時的にしろ体力と気力はかなり戻った感じで室内でのボール遊びに興じるまでになった。
とはいえ一時的なことであるのは明白で結局年を越した3月6日の早朝に息を引き取ったが、ラテ自身ももっと生きたかったのだろうがなによりもオトーサンたちに2ヶ月半ほどの期間、最後最高のサプライズを送ってくれたことになる。

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※ママちゃんに手を握って貰いながら安心して眠る


いや、そもそも12月という月はラテとオトーサンたちにとって中々に縁のある月で、2006年12月10日にラテは我が家に連れて来られて家族になったのだった。
そう考えるとクリスマスがどうのこうのではなくオトーサンたちの人生の終盤においてラテ自身が何とも得がたいプレゼントだったことに思いを馳せている…。


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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員