打ち合わせのため、多摩美術大学八王子キャンパスに出向く

多摩美術大学の先生や旧知の大谷和利さんらとの打ち合わせのために多摩美術大学八王子キャンパスへ出向いた。本来の話しもエキサイティングだったが7月6日に正式オープンするという図書館が凄い...。


昨日は天気も良く、その青空に広々としたキャンパスが眩しい。つきなみな言い方だが、こうした素晴らしい環境で勉強できる学生たちは本当に幸せである。

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※多摩美術大学八王子キャンパス。左に見えるのが図書館


ところで7月6日にオープンするという図書館へ特別に立ち入らせていただいた。最新設備を装備してあることは申し上げるまでもないが、そのコンクリート打ちっ放しの建物がアーチで構成されているため、冷たい感じがしない。どこか中世の回廊にでもいるような感覚さえ覚えて大変落ち着く空間である。
面白いのは1階のフロアーがスロープ...すなわち傾いているのである。無論それも空間デザインの一種なのだが、広々とした空間だからこそできる遊び心なのだろう。

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※7月6日に正式オープンするという新設の図書館。素晴らしい環境と設備である


さて、メインの打ち合わせに関係することでもあるが、同大学ならびに関係者が所有しているという歴代のパーソナルコンピュータを保管している部屋に案内していただいたが、いやはやよだれが出そうだった(笑)。
無論すべての機種が揃っているわけではないし変色が著しいマシンもあるが、AppleのLisa、Apple IIe、Apple IIcはもとより多くのMacintoshやプリンタ類、あるいは周辺機器が所狭しと並んでいる。また私も使っていたコモドール社のPET2001もあればシャープのMZ80、そしてNeXTキューブの姿も見える。そして...タイガー計算機まであるではないか。

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※パーソナルコンピュータ関連機器が保管されている一室(一部)。凄いのひと言!


我々がなにを企んでいるのかは現在の所、私の口から申し上げる訳にはいかないが(笑)、多摩美の恵まれた空間と設備、そして熱心な先生方に支えられて面白いことが始まるはずである...。
勿論、当Macテクノロジー研究所としても積極的に協力ならびに応援をさせていただくつもりであり、近々何らかの具体的な成果のお知らせができることを楽しみにしている。

■多摩美術大学
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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員