当研究所にあの大谷和利さんらが来訪!
あちこちで住居の沿線に新型インフルエンザの感染者が乗ったとか、降りたとかの情報が先行し大阪の知人からは「東京でマスクは手に入らないか?」といった問い合わせがあるまでになった。そういえば50歳以上は感染者が少なく60歳以上はいないといった情報まであるらしい。そんな殺伐とした昨今でもオヤジは忙しいのだ...(笑)。
感染者が出た地域の学校などは万一の場合を想定して1週間ばかり休校するところが多くなったが、本当かどうかは不明ながらもしかしたら私らオヤジたちは新型インフルエンザに対しての基礎免疫力があるのかも知れないという説まで出ているという。
それはともかく私は一時より外出というか遠出は少なくなったものの、組織のバックアップもなければ縛りもない。したがってスケジュールさえ問題なければ何処にでも出向かなければならないがマスクはしていない。なかなかゆっくりと休んではいられないのだ...。そして何だか一年中風邪気味といった状態が新型インフルエンザに強いのかも知れないなどと悪たれをつきながら今日も人混みの中へ...(笑)。
さて、Lisaが当研究所に鎮座したことを知った友人や知人からいくつか質問など寄せられているが、“動く” Lisaを確認したいということで来訪される人も多くなった。なかなか当方とのスケジュールが合わないのでまだお会いできていない人たちもいるが先日の土曜日の午後、あの大谷和利さんがお二人の方と共にLisa見学に見えられた。
大谷さんについてMacユーザーにあらためてご紹介する必要はないと思うが、最初期からのMacintoshユーザーでありテクノロジーライターそして私設Macエバンジェリストや路上写真家と自称されるほど多面的なそして熱い活躍をされている方である。また周知のように原宿にあるAssistOnのアドバイザーでもあり、カメラをはじめ新しくそしてユニークなアイテムの探訪者でもある。
身近では資料として日々役立てている「AppleDesign 日本語版」の訳者であり「iPodをつくった男
」や「Macintosh的デザイン考現学
」など多くの著者でもあるし、ご承知のようにMac Fan誌やMacPeople誌の執筆では常連である。

※Lisaの前に座る大谷和利さん。ご本人の許可をいただき掲載
僭越ながらそのお人柄を紹介するなら大変有能な方であると共に常にポジティブ、そして人間的にも素晴らしい方である。
どの業界もそうかも知れないが、自分のことを棚に上げてもの申せば...特にベンチャーだのITだのと持ち上げられてきたこの業界の中には企業経営者から開発者に至るまでよくいえば個性的、悪く言えば非常識人も目立つ。
特定の分野には確かに高い能力を持ってはいても人との接触の仕方を学んでいない人物もいるし、いわゆる非常識が個性だと勘違いしている輩もいる。またこれまでビジネス上の約束などを守れない人たちも数多く見てきた。
そんな中で大谷さんは他に類のないポジションを築かれてきた。そして一見自由人のようだがバランス感覚に優れた正真正銘のビジネスマンでもある数少ない方だと拝察している。そしてお会いする度に何らか新しい刺激を受ける方でもある。
ともあれ個人的には大変古いお知り合いである。なぜなら演算星組が「Mac書道」開発中、私は頻繁に同社に立ち寄りその開発過程を拝見するだけでなくマニュアルまで書くことになったその当時にお目にかかったのが最初だった...。
最近では多摩美術大学のHi-Fi (History of Interface and Future of Interaction)「インターフェースの歴史とインタラクションの未来」プロジェクト・メンバーとしてご一緒する機会が増えたが、当研究所にお越しいただくのは初めてである。
ご一緒された和田電機(株)の代表取締役であり信頼文具舗というサイトも運営されている和田哲哉さんと(株)ヒトリシャという編集プロダクションの代表取締役である石川光則さん共々、動作しているLisaをご覧になるの初めてだという。まあ私自身だってリリース当時を別にすれば、催事の際に電源が入っていたLisaを遠目で眺めた程度だから、ほとんどの方はLisaの起動ならびにオペレーションを経験したことはなくても不思議ではない。まさしくほとんどの方にとってLisaは「古くて新しいマシン」なのである。
当日は狭くて居心地の悪い部屋で我慢していただくしかなかったが、幸いLisaの機嫌も良く無事に一通りのデモは終了した。
マックとのデザイン面での類似性や昔話に楽しい一時を過ごさせていただいたが、さすがに大谷さん...。首からはソニーの新製品デジタルカメラ「Cyber-shot DSC-HX1」を下げておられただけでなく私が愛用しているカシオのデジタルカメラ「Exilim EX-F1」もお持ちだとか...。そればかりでなくキングジムの「ポメラ」のユーザーというからやはり古参のマックユーザーは接点が多いなあと再認識した次第である(笑)。
その「Cyber-shot DSC-HX1」の一大特徴でもあるカメラを縦横に流すだけでパノラマ写真が撮れるという機能を見せていただいたのが以下の写真である。無論実際のデータは4912×1920ピクセルのJPEGで約3.9MBくらいにもなる大きなものだが、当研究所の狭い空間とその乱雑ぶりを見ていただけるものと思う。

※大谷さんがDSC-HX1のパノラマ機能で撮影した当研究所の様子
私にとってLisaは研究のためのアイテムだが、この古くて新しいマシンが意外にも新しい出会いのきっかけを作ってくれることになったのは何よりも喜ばしいことである。
感染者が出た地域の学校などは万一の場合を想定して1週間ばかり休校するところが多くなったが、本当かどうかは不明ながらもしかしたら私らオヤジたちは新型インフルエンザに対しての基礎免疫力があるのかも知れないという説まで出ているという。
それはともかく私は一時より外出というか遠出は少なくなったものの、組織のバックアップもなければ縛りもない。したがってスケジュールさえ問題なければ何処にでも出向かなければならないがマスクはしていない。なかなかゆっくりと休んではいられないのだ...。そして何だか一年中風邪気味といった状態が新型インフルエンザに強いのかも知れないなどと悪たれをつきながら今日も人混みの中へ...(笑)。
さて、Lisaが当研究所に鎮座したことを知った友人や知人からいくつか質問など寄せられているが、“動く” Lisaを確認したいということで来訪される人も多くなった。なかなか当方とのスケジュールが合わないのでまだお会いできていない人たちもいるが先日の土曜日の午後、あの大谷和利さんがお二人の方と共にLisa見学に見えられた。
大谷さんについてMacユーザーにあらためてご紹介する必要はないと思うが、最初期からのMacintoshユーザーでありテクノロジーライターそして私設Macエバンジェリストや路上写真家と自称されるほど多面的なそして熱い活躍をされている方である。また周知のように原宿にあるAssistOnのアドバイザーでもあり、カメラをはじめ新しくそしてユニークなアイテムの探訪者でもある。
身近では資料として日々役立てている「AppleDesign 日本語版」の訳者であり「iPodをつくった男

※Lisaの前に座る大谷和利さん。ご本人の許可をいただき掲載
僭越ながらそのお人柄を紹介するなら大変有能な方であると共に常にポジティブ、そして人間的にも素晴らしい方である。
どの業界もそうかも知れないが、自分のことを棚に上げてもの申せば...特にベンチャーだのITだのと持ち上げられてきたこの業界の中には企業経営者から開発者に至るまでよくいえば個性的、悪く言えば非常識人も目立つ。
特定の分野には確かに高い能力を持ってはいても人との接触の仕方を学んでいない人物もいるし、いわゆる非常識が個性だと勘違いしている輩もいる。またこれまでビジネス上の約束などを守れない人たちも数多く見てきた。
そんな中で大谷さんは他に類のないポジションを築かれてきた。そして一見自由人のようだがバランス感覚に優れた正真正銘のビジネスマンでもある数少ない方だと拝察している。そしてお会いする度に何らか新しい刺激を受ける方でもある。
ともあれ個人的には大変古いお知り合いである。なぜなら演算星組が「Mac書道」開発中、私は頻繁に同社に立ち寄りその開発過程を拝見するだけでなくマニュアルまで書くことになったその当時にお目にかかったのが最初だった...。
最近では多摩美術大学のHi-Fi (History of Interface and Future of Interaction)「インターフェースの歴史とインタラクションの未来」プロジェクト・メンバーとしてご一緒する機会が増えたが、当研究所にお越しいただくのは初めてである。
ご一緒された和田電機(株)の代表取締役であり信頼文具舗というサイトも運営されている和田哲哉さんと(株)ヒトリシャという編集プロダクションの代表取締役である石川光則さん共々、動作しているLisaをご覧になるの初めてだという。まあ私自身だってリリース当時を別にすれば、催事の際に電源が入っていたLisaを遠目で眺めた程度だから、ほとんどの方はLisaの起動ならびにオペレーションを経験したことはなくても不思議ではない。まさしくほとんどの方にとってLisaは「古くて新しいマシン」なのである。
当日は狭くて居心地の悪い部屋で我慢していただくしかなかったが、幸いLisaの機嫌も良く無事に一通りのデモは終了した。
マックとのデザイン面での類似性や昔話に楽しい一時を過ごさせていただいたが、さすがに大谷さん...。首からはソニーの新製品デジタルカメラ「Cyber-shot DSC-HX1」を下げておられただけでなく私が愛用しているカシオのデジタルカメラ「Exilim EX-F1」もお持ちだとか...。そればかりでなくキングジムの「ポメラ」のユーザーというからやはり古参のマックユーザーは接点が多いなあと再認識した次第である(笑)。
その「Cyber-shot DSC-HX1」の一大特徴でもあるカメラを縦横に流すだけでパノラマ写真が撮れるという機能を見せていただいたのが以下の写真である。無論実際のデータは4912×1920ピクセルのJPEGで約3.9MBくらいにもなる大きなものだが、当研究所の狭い空間とその乱雑ぶりを見ていただけるものと思う。

※大谷さんがDSC-HX1のパノラマ機能で撮影した当研究所の様子
私にとってLisaは研究のためのアイテムだが、この古くて新しいマシンが意外にも新しい出会いのきっかけを作ってくれることになったのは何よりも喜ばしいことである。
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