レオナルド・ダ・ヴィンチ展で「レスター手稿」を見てきた
日本初公開となったレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆ノート「レスター手稿」が六本木ヒルズ52階の森美術館で開催されているが確か11月13日までだと聞いたので急いで覗いてみた。
芸術の秋...。各地で様々な展覧会が開催されているがこのレオナルド・ダ・ヴィンチ展は彼の直筆が見られるというので前から是非行きたいと思っていた。
ウィークディーの午後ということもあり空いているのではないかと思って向かったが考えが甘かった(笑)。それでも何とか15分ほど並んでチケットが買えたのでまずまずなのかも知れない。

※「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」が開催されている六本木ヒルズの森タワービル
今回展示されているレスター稿と呼ばれているレオナルド・ダ・ヴィンチ直筆のデータはあのマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が個人所有しているものだ。
当サイトの2003年12月10日付けトピック「デジタルアートに見る私とビル・ゲイツ氏の接点(ウソ〜笑)」にも記したが、これらの資料は1994年にマイクロソフトのビル・ゲイツ氏がクリスティーズのオークションで3億800万ドルで入手したレオナルド・ダ・ビンチの科学メモ類である。
一時はその豊富な資金力にまかせてビル・ゲイツ氏は人類共通の資産まで個人所有する気か...という危惧から多くの報道にさらされたが、ありがたいことにこうした形で我々もその実物を拝める機会を得た。
さて確かにレオナルド直筆の大変貴重なノートをガラスケース越しとはいえ間近に見ることが出来たことは嬉しい。しかしあらかじめ知ってはいたものの資料保護のために会場内は大変暗く目が慣れるまでに時間がかかったほどだ。そしてそこにあるのはレオナルド自身による挿絵とノートに間違いはないものの、その文字は鏡文字でありまったく見当もつかない(笑)。まあアルファベットが判別したところで私などにはその意味を解する能力などないので同じ事なのだが、ただ見ているだけというのは何とも面白くない...。
こうした貴重な展覧会に向かう方法としては邪道なのだろうが、端から会場で販売しているであろう展示カタログを入手するのが六本木ヒルズに足を向けた目的でもあった。無論後からゆっくりとこの「レスター手稿」がどのようなもので何が書いてあるのかを知るためである。

※レオナルド・ダ・ヴィンチ展オリジナルカタログ本の表紙(左)と裏表紙(右)。「レスター手稿」が鏡文字であることを意識してだろう、前後表紙をめくった扉が鏡面仕上げになっていて、その対面の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」というタイトルは左右逆に印刷されている
それでも多分二度と実物を前にする機会が無いかも知れないという現実を考えると簡単に展示会場を後にすることにためらいがあったが取り急ぎ自己満足は果たせたと思っている。
前記した「デジタルアートに見る私とビル・ゲイツ氏の接点(ウソ〜笑)」に記したように私はCD-ROMのデジタルデータながら「著作権フリー」でイメージを自由に編集・加工して独自のビジュアル素材として自分のアートワークに取り入れることを許諾されたレオナルド・ダ・ヴィンチの科学スケッチ類を所有しているが、なんだがそれまで価値が出てきたような錯覚を覚えるほど「レスター手稿」との対面はエキサイティングな体験となった。
■レオナルド・ダ・ヴィンチ展
芸術の秋...。各地で様々な展覧会が開催されているがこのレオナルド・ダ・ヴィンチ展は彼の直筆が見られるというので前から是非行きたいと思っていた。
ウィークディーの午後ということもあり空いているのではないかと思って向かったが考えが甘かった(笑)。それでも何とか15分ほど並んでチケットが買えたのでまずまずなのかも知れない。

※「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」が開催されている六本木ヒルズの森タワービル
今回展示されているレスター稿と呼ばれているレオナルド・ダ・ヴィンチ直筆のデータはあのマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が個人所有しているものだ。
当サイトの2003年12月10日付けトピック「デジタルアートに見る私とビル・ゲイツ氏の接点(ウソ〜笑)」にも記したが、これらの資料は1994年にマイクロソフトのビル・ゲイツ氏がクリスティーズのオークションで3億800万ドルで入手したレオナルド・ダ・ビンチの科学メモ類である。
一時はその豊富な資金力にまかせてビル・ゲイツ氏は人類共通の資産まで個人所有する気か...という危惧から多くの報道にさらされたが、ありがたいことにこうした形で我々もその実物を拝める機会を得た。
さて確かにレオナルド直筆の大変貴重なノートをガラスケース越しとはいえ間近に見ることが出来たことは嬉しい。しかしあらかじめ知ってはいたものの資料保護のために会場内は大変暗く目が慣れるまでに時間がかかったほどだ。そしてそこにあるのはレオナルド自身による挿絵とノートに間違いはないものの、その文字は鏡文字でありまったく見当もつかない(笑)。まあアルファベットが判別したところで私などにはその意味を解する能力などないので同じ事なのだが、ただ見ているだけというのは何とも面白くない...。
こうした貴重な展覧会に向かう方法としては邪道なのだろうが、端から会場で販売しているであろう展示カタログを入手するのが六本木ヒルズに足を向けた目的でもあった。無論後からゆっくりとこの「レスター手稿」がどのようなもので何が書いてあるのかを知るためである。

※レオナルド・ダ・ヴィンチ展オリジナルカタログ本の表紙(左)と裏表紙(右)。「レスター手稿」が鏡文字であることを意識してだろう、前後表紙をめくった扉が鏡面仕上げになっていて、その対面の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」というタイトルは左右逆に印刷されている
それでも多分二度と実物を前にする機会が無いかも知れないという現実を考えると簡単に展示会場を後にすることにためらいがあったが取り急ぎ自己満足は果たせたと思っている。
前記した「デジタルアートに見る私とビル・ゲイツ氏の接点(ウソ〜笑)」に記したように私はCD-ROMのデジタルデータながら「著作権フリー」でイメージを自由に編集・加工して独自のビジュアル素材として自分のアートワークに取り入れることを許諾されたレオナルド・ダ・ヴィンチの科学スケッチ類を所有しているが、なんだがそれまで価値が出てきたような錯覚を覚えるほど「レスター手稿」との対面はエキサイティングな体験となった。
■レオナルド・ダ・ヴィンチ展
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