当研究所 お気に入りの加湿器は「VICKS」スチーム式加湿器

室内はそろそろ加湿を考えなければならない季節である。空気が乾燥し過ぎれば風邪やインフルエンザにかかる可能性も高くなるという。うがいを怠ること無くそして適度な湿度を保ってこの年末年始を健康に過ごそうではあーりませんか…。ま、現在風邪引きの私には言われたくないだろうけど(笑)。                                                                                                                                 
10年ぶりに本格的な風邪を引き、約2週間ほど猛烈な咳に悩まされた。無論医者で咳止めの薬などを処方してもらったが日中はともかく夜になり身体を横にすると咳が酷くなり眠れないのである。私自身の睡眠不足はもとよりだが、これでは側で寝ている家族やワンコまでが熟睡できないというありさま…。
しかたがないので起きだし、机の上に枕を置いて突っ伏して寝てみたりと工夫をするが、とにかく咳が酷いのだ。

一時は喘息ではないかと心配になり再び病院で肺のレントゲンと心電図をとってもらったが幸い肺炎ということもなく心電図にも異常はみられないとのことで一安心したが、咳止めの薬を変えてもらったりした結果、かなり改善したように思う。
だからというわけではないが、丁度買い換え時期だったことでもありリビングと仕事場の加湿器を交換することにした。結果今回選んだ製品は「VICKS」スチーム式加湿器である。

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※「VICKS」スチーム式加湿器


この製品は水を入れるタンクの容量の大小で2種類の型番があるが、私はModel V105C(M)という小さめのものを2個購入した。
ただし小型とはいってもタンクの有効容量は2.7リットルあり、連続加湿時間は約9時間あるから通常使用では十分である。無論昨今はファッショナブルなデザインの加湿器も多々登場しているから購入時に迷って当然だが、特にデザイン的に優れているわけでもない本製品を選んだのは私なりに訳がある…。

実はこの「VICKS」スチーム式加湿器はかなり前に愛用していたが、買い換え時にデザインや機能面などで優れているように思えた別製品に変えた経緯があった。結果満足しなかったこともあってこれまで5種類の加湿器を使ってみたものの結論として「VICKS」スチーム式加湿器が最適だと判断し元に戻ったという次第。

加湿器には大別してスチーム式と超音波式の2種があるが、昨今はスチーム式が再び見直されて主流になっているようだ。それはともかく加湿器を利用する場合には当然タンクに水を入れなければならないこと、そして頻繁に水が澱むエリアを掃除する必要がある。また機種によっては何らかのフィルターと称するものを必要とするがこれは消耗品だし1年経つと手に入りにくくなったりする...。
といいうわけで、さまざまな加湿器を体験してきた一人として扱いは勿論掃除が楽なこと、フィルターのような1年や半年で取り替える必要がある消耗品は不要なこと、そして安全に使える製品が重要であることを再認識させられた…。

では「VICKS」スチーム式加湿器の利点はどんなことだろうか。
まずはそのタンクの形状は安定感があり、容易に倒れたりしないことだ。倒れれば場合によっては火傷などを負うこともあるからこの安全性は重要である。
次にタンクの掃除が簡単だということ。「VICKS」スチーム式加湿器の基本構造はタンクとスチームユニットだけであり、スチームユニットを外したタンク部は単なるプラスチック容器であり、広い水差し口だからして容易に水を入れ替えたり洗ったりができる。常に清潔に使いたい加湿器だからこれまた重要な点だ。

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※タンクは口が広く洗浄や水供給も楽。そして安定感があるのがよい


またメンテナンスも1週間程度毎にタンク内部にたまる黒いカス上のもの(炭素と水に含まれる成分で無害)を水入れ替え時に捨てること、そして理想は1ヶ月程度毎にスチームユニット内の電極棒を掃除することくらいだ。この電極棒の掃除は正直当初は面倒に思うかも知れないが慣れればどうということはない。

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※タンク部に収めるスチームユニット


このスチームユニット内の電極棒は消耗品といえば消耗品だがメンテを怠らなければ数年は使えるし、必要ならスチームユニットだけ購入することも出来る。
その他には特別フィルタといったものは必要ないし、Model V105C(M)で9時間連続加湿が可能だから寝るときセットしたら朝までOKだ。そして重要なことはタンク内にほんのひとつまみの塩を入れることだ。これは電流の流れを良くするためだが、これだけで快適な蒸気を出し続けてくれる。
無論安全面も万全である。過電流防止装置つきプラグを採用しているから塩を入れすぎたり手入れ不足などで電流が流れすぎたとき、過電流防止装置が働き電源プラグのリセットレバーがOFFになって電源供給が遮断される。

なおVICKSといえば、そう…私などにはのど飴を思い出すが「VICKS」スチーム式加湿器用のリフレッシュ液が別途販売されている。香りの違いでリフレッシュ液は数種あるようだが私は「VICKS リフレッシュ液 KFC-6J 」を愛用している。心地よいメンソール感とリラックスできる香りはなかなかである。

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※お気に入りの「VICKS リフレッシュ液 KFC-6J 」(別売)


加湿器をお探しなら是非選択肢のひとつに加えてみてはいかがだろうか。

VICKS スチーム式加湿器 V105CM
VICKS リフレッシュ液 KFC-6J


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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員