ラテ飼育格闘日記(271)
ワンコは良く寝る。夜は勿論だが、昼間も基本的には朝の散歩から戻ると夕方の散歩時までラテの自由時間であるからしてそのほとんどを寝て過ごしている。無論オトーサンが昼飯を食べたりするとおこぼれ欲しさに起きてくるし時々はボールや縫いぐるみで遊んでやるが実に良く寝る。その寝姿はまさしく天使である(笑)。
オトーサンの仕事部屋は2階にある。とある土曜日に面白いことがあった。その時、女房の後ろについて来てラテが2階に上がってきたのだった。
2階にはオトーサンの仕事部屋の他に和室もあり、そこは寝室でもある。事実その部屋の端にはラテの寝場所も用意されている。
したがって夜は勿論日中でもオトーサンが許せばラテを2階に上げ、その場所で寝かすこともあるしオトーサンもその隣で昼寝をすることもある…。だから基本的には実に手がかからない良い子なのだ。

※時にはオトーサンに抱っこをねだるラテなのです
とある土曜日、オトーサンがパソコンの前に座っているとき、ドアが開く気配がしたので振り返ると少し開いたドアの隙間からラテが顔をのぞかせていた…。親バカ丸出しではあるがその姿の実に可愛いこと(笑)。

※ドアから顔を覗きオトーサンの様子を伺うラテ
ただしどうしたわけかいつもと違って部屋には入ってこない。ドアの隙間から頭だけ出し、声も立てずにオトーサンと視線を合わせている。
オトーサンは「どうしたの...ラテ?」と声を掛けるがむろん返事は無い(笑)。
ラテの後ろにいた女房がラテの心情を十分理解した上で言ったわけではないはずだが「オトーサンと昼寝したいのかも...」という。
とはいえまさかラテが昼寝の添い寝の催促に来るなど思ってもみないオトーサンだし、これまでにも寝たいときには自由に寝ているラテなのだ。そもそもラテは飼い主のオトーサンに対しても肌を触れ合って寝ようとしたことはないのだから…。


※自分の寝床で横になるラテ。瞼が重くてウツラウツラ...
まあオトーサンにしても昼食は済んだし、パソコンでの仕事も一区切りついたのでラテをかまってやろうと遊びのつもりで「そうかぁ、オトーサンと昼寝したいのか!」と言いながら和室に入りラテの寝場所の隣に布団を敷いて寝転んでみた。
驚いたことにラテは口を大きめに開け、喜びの表情をしながら隣にある自分の寝床まで行き、敷いてある布を掘り返すようにしわくちゃにし、オトーサンの脇で横になったと思ったら顔をこちらに向けて目を閉じたのである。
まさしくオトーサンと寝たかったために呼びに来たという感じなのだ。オトーサン感激の一瞬である!
こういった意思の疎通みたいな出来事が多々あるからワンコは可愛いし感情移入してしまうのだろう。
そういえば寝ている姿というのは人間の子供もワンコやニャンコも実に可愛い…。寝顔は力が抜けているから素が出るのかも知れないし、寝ている時は悪さをしないし…。
ただしラテの寝姿を観察していると人間と同様にいわゆる寝返りも打つし、寝言も言えばいびきもかく。そしておならもする。そのいびきは時にかなり五月蠅い。ある時など、オトーサンが気がつき目を覚ますと女房とラテがいびきの共演をしているという夜もあった(笑)。
しかしオトーサンは子供の頃、父親の酷い往復いびきの中で育ったこともあってラテのいびきくらい気にもならないが、場合によっては寝苦しいのではないか、あるいはどこか具合がわるいのではないかと心配し、つい起こしてしまうのだ…。
また寝言とはいってもワンコのことだからまさかオトーサンが理解できるような喋りをするわけではないが、明らかに軽く吠えたり唸ったりしながら四つ足を軽くバタバタしている寝姿を見れば、友達ワンコらと駆けている夢だろうと推測はできる。
また舌なめずりしながらムニャムニャとしている姿を見ると美味しいものでも前にしている夢なのかと想像してしまうオトーサンだ。
それにやはり印象的なのは寝言というよりうなされている場合だ。
うなされる夢は当然だが決して楽しい夢ではなく怖い夢を見ているに違いない。お腹を大きくひくつかせて「ウウウウッ」「ウフッ…ヒッ」といった悲しい声を上げる。
そんなとき、ラテにとって怖いこととは何だろうとオトーサンは考えてみるが我々人間的な発想からすれば嫌いなワンコに攻撃されている夢とか、子犬時代に人間たちに虐められた夢なのだろうか…。なにかトラウマがあり、それがうなされる原因となっているなら可哀想だと思うが、もしかしたらオトーサンに叱られている夢でうなされているとすればちょっと悲しい(笑)。
ともかくそのうなされている姿は可哀想で放置できないからオトーサンは気がつけばまず「ラテ、どうした?」「大丈夫だよ」と声を掛けてから身体を揺すって起こす。
ラテはキョトンといった表情でオトーサンを見上げるが、オトーサンが撫でてやると安心したのかまたまた頭を床につけて目を閉じる。いやはや実に可愛い。とはいえ寝るといってもラテにも都合があるらしく、オトーサンたちに干渉してほしくない場合もあるようだ。

※この姿勢だと四つ足はあちらに向けている。一人の世界に浸っている寝かただ(笑)
そうしたときラテはオトーサンたちの方に背中やお尻を向けて寝る(笑)。
マッサージチェアなどで丸くなるときにも完全に向こうを向いて寝ている時はオトーサンが部屋に入ってもほとんど振り向かない。自分の世界にどっぷりと浸かっている感じ。
面白いのは寝床で寝るとき、そこに敷いてあったり置いてある布類をあるときにはかき回し、口で引っ張り自分なりにベッドメイキングして横になることだ。そして厚く高くなった場所を枕のように利用し頭を乗せる様にオトーサンは感心してしまう。あるいは横になっても例えば女房が横でテレビを見ていたりと部屋が明るい場合、「眩しいなあ」とでもいうように丸まった布の中に頭を突っ込み目を覆い隠してウトウトとするのだから驚く。

※部屋が明るいのかフリースのジャンパーに頭を突っ込んで目を隠して寝るラテ
オトーサンも四六時中、ラテの側にいるわけではないがこの娘の一挙一動に笑い、心配し、そして朝晩の散歩は体力的に辛いのも事実だが活力を貰っていることは確かである。
ラテにはうなされるのではなく少しでも楽しい夢を見てもらえるよう、オトーサンたちは日々一層の格闘・奮闘・努力を続けなければならないと考えている。
オトーサンの仕事部屋は2階にある。とある土曜日に面白いことがあった。その時、女房の後ろについて来てラテが2階に上がってきたのだった。
2階にはオトーサンの仕事部屋の他に和室もあり、そこは寝室でもある。事実その部屋の端にはラテの寝場所も用意されている。
したがって夜は勿論日中でもオトーサンが許せばラテを2階に上げ、その場所で寝かすこともあるしオトーサンもその隣で昼寝をすることもある…。だから基本的には実に手がかからない良い子なのだ。

※時にはオトーサンに抱っこをねだるラテなのです
とある土曜日、オトーサンがパソコンの前に座っているとき、ドアが開く気配がしたので振り返ると少し開いたドアの隙間からラテが顔をのぞかせていた…。親バカ丸出しではあるがその姿の実に可愛いこと(笑)。

※ドアから顔を覗きオトーサンの様子を伺うラテ
ただしどうしたわけかいつもと違って部屋には入ってこない。ドアの隙間から頭だけ出し、声も立てずにオトーサンと視線を合わせている。
オトーサンは「どうしたの...ラテ?」と声を掛けるがむろん返事は無い(笑)。
ラテの後ろにいた女房がラテの心情を十分理解した上で言ったわけではないはずだが「オトーサンと昼寝したいのかも...」という。
とはいえまさかラテが昼寝の添い寝の催促に来るなど思ってもみないオトーサンだし、これまでにも寝たいときには自由に寝ているラテなのだ。そもそもラテは飼い主のオトーサンに対しても肌を触れ合って寝ようとしたことはないのだから…。


※自分の寝床で横になるラテ。瞼が重くてウツラウツラ...
まあオトーサンにしても昼食は済んだし、パソコンでの仕事も一区切りついたのでラテをかまってやろうと遊びのつもりで「そうかぁ、オトーサンと昼寝したいのか!」と言いながら和室に入りラテの寝場所の隣に布団を敷いて寝転んでみた。
驚いたことにラテは口を大きめに開け、喜びの表情をしながら隣にある自分の寝床まで行き、敷いてある布を掘り返すようにしわくちゃにし、オトーサンの脇で横になったと思ったら顔をこちらに向けて目を閉じたのである。
まさしくオトーサンと寝たかったために呼びに来たという感じなのだ。オトーサン感激の一瞬である!
こういった意思の疎通みたいな出来事が多々あるからワンコは可愛いし感情移入してしまうのだろう。
そういえば寝ている姿というのは人間の子供もワンコやニャンコも実に可愛い…。寝顔は力が抜けているから素が出るのかも知れないし、寝ている時は悪さをしないし…。
ただしラテの寝姿を観察していると人間と同様にいわゆる寝返りも打つし、寝言も言えばいびきもかく。そしておならもする。そのいびきは時にかなり五月蠅い。ある時など、オトーサンが気がつき目を覚ますと女房とラテがいびきの共演をしているという夜もあった(笑)。
しかしオトーサンは子供の頃、父親の酷い往復いびきの中で育ったこともあってラテのいびきくらい気にもならないが、場合によっては寝苦しいのではないか、あるいはどこか具合がわるいのではないかと心配し、つい起こしてしまうのだ…。
また寝言とはいってもワンコのことだからまさかオトーサンが理解できるような喋りをするわけではないが、明らかに軽く吠えたり唸ったりしながら四つ足を軽くバタバタしている寝姿を見れば、友達ワンコらと駆けている夢だろうと推測はできる。
また舌なめずりしながらムニャムニャとしている姿を見ると美味しいものでも前にしている夢なのかと想像してしまうオトーサンだ。
それにやはり印象的なのは寝言というよりうなされている場合だ。
うなされる夢は当然だが決して楽しい夢ではなく怖い夢を見ているに違いない。お腹を大きくひくつかせて「ウウウウッ」「ウフッ…ヒッ」といった悲しい声を上げる。
そんなとき、ラテにとって怖いこととは何だろうとオトーサンは考えてみるが我々人間的な発想からすれば嫌いなワンコに攻撃されている夢とか、子犬時代に人間たちに虐められた夢なのだろうか…。なにかトラウマがあり、それがうなされる原因となっているなら可哀想だと思うが、もしかしたらオトーサンに叱られている夢でうなされているとすればちょっと悲しい(笑)。
ともかくそのうなされている姿は可哀想で放置できないからオトーサンは気がつけばまず「ラテ、どうした?」「大丈夫だよ」と声を掛けてから身体を揺すって起こす。
ラテはキョトンといった表情でオトーサンを見上げるが、オトーサンが撫でてやると安心したのかまたまた頭を床につけて目を閉じる。いやはや実に可愛い。とはいえ寝るといってもラテにも都合があるらしく、オトーサンたちに干渉してほしくない場合もあるようだ。

※この姿勢だと四つ足はあちらに向けている。一人の世界に浸っている寝かただ(笑)
そうしたときラテはオトーサンたちの方に背中やお尻を向けて寝る(笑)。
マッサージチェアなどで丸くなるときにも完全に向こうを向いて寝ている時はオトーサンが部屋に入ってもほとんど振り向かない。自分の世界にどっぷりと浸かっている感じ。
面白いのは寝床で寝るとき、そこに敷いてあったり置いてある布類をあるときにはかき回し、口で引っ張り自分なりにベッドメイキングして横になることだ。そして厚く高くなった場所を枕のように利用し頭を乗せる様にオトーサンは感心してしまう。あるいは横になっても例えば女房が横でテレビを見ていたりと部屋が明るい場合、「眩しいなあ」とでもいうように丸まった布の中に頭を突っ込み目を覆い隠してウトウトとするのだから驚く。

※部屋が明るいのかフリースのジャンパーに頭を突っ込んで目を隠して寝るラテ
オトーサンも四六時中、ラテの側にいるわけではないがこの娘の一挙一動に笑い、心配し、そして朝晩の散歩は体力的に辛いのも事実だが活力を貰っていることは確かである。
ラテにはうなされるのではなく少しでも楽しい夢を見てもらえるよう、オトーサンたちは日々一層の格闘・奮闘・努力を続けなければならないと考えている。
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