ラテ飼育格闘日記(266)
オトーサンの風邪もまずまず収まり、平々凡々の正月を迎えることが出来た。「一年の計は元旦にあり」とはいうものの特に新しい決意や決心をするでもなくいつもと同じユルーイ1日で今年もスタートした。しかし困難が山積みの時代に平凡な生活ができることは感謝しなければならない…。
大晦日も元旦もラテとの散歩で始まり、散歩で終わる日々としてはいつもとまったく同じである。ただしちょっといつもと違ったのは女房が大晦日の夜に芸能人のカウントダウンを観るために出かけてしまったことだ(笑)。
大晦日は夕刻の散歩から戻った後に年越し蕎麦を食したが、その後女房はいそいそと外出してしまった…。残されたオトーサンとラテはしばらく一緒に時間を潰していたが、ラテがウトウトし始めた頃、オトーサンは仕事部屋に入りMacの前で年末最後の片付けなければならないあれこれを開始。

※アタシはカフェに行きたいのよっ!!
もともと紅白歌合戦はもとよりテレビを観るつもりもないオトーサンはひたすらMacのモニターに集中していたが、気がつくとすでに24時近くになっていた。
実は自宅のすぐ近くに小さな神社がある…。近所の地主たちが氏子になって守っている本当に小さな神社で普段はほとんど意識しないが祭事がある時期は小さくともやることはやる(笑)。
「初詣では○○神社」と手描きのお知らせがあちらこちらに立てかけられたりもするし、夏は御輿も出るし露天らしきものも並ぶ。

※近所にある小さな神社の社
それはそれで季節感もあって悪くはないが大晦日の夜は困ったことに太鼓を叩き始めるのだ。神事には疎いオトーサンだが、そんなものなんだろうか?
近所だからして太鼓の音は容赦なく響くし深夜だからして他の騒音がない分興味の無い罰当たりのオトーサンには迷惑千万なのだ(笑)。
この地に引っ越してきた最初は何事が起こったのかと飛び起きたが、何にせよテレビも見終わりこれから寝ようという人たちは多いはずだが、誰も苦情をいわないのだうか…と思う。まさしく罰当たりな考えかも知れないが、ヘタな太鼓を叩くのは神様でなく人間なのだからありがたくもない(笑)。


※大晦日の朝の散歩にてボーちゃんと格闘。「おっ、やったな...これでどうだあ!」
それに女房が戻ってくるのは早くても午前3時過ぎになる筈だからオトーサンとしてはやはり心配で熟睡することもできない。それでもラテの寝ている側でしばし横になったオトーサンだが太鼓の音はまだ止まないのでこれまた寝付けない。
ウトウトしかけているとiPhoneに連絡が入り、女房が最寄り駅に到着する時間がはっきりしたのでラテと迎えに行こうと準備をした。
意外と街灯が明るく感じる元旦の深夜、歩道の向こうに女房のシルエットが確認できるとラテはステップを踏むように喜びながら駆け始める。仕方がないのでオトーサンも走る...。
というわけで、これまでは毎年元旦の日の出を見るためにいつもの大きな公園に出向くのが恒例になっていた。寒いけれど公園に行けばラテの友達ワンコに会えるかも知れないからでもある。そこで「今年もよろしくお願いします」と挨拶し合うのも楽しみのひとつだったが、女房はさすがに疲れて起きられず、オトーサンはオトーサンで寝不足で起きられず、日の出を拝む時間を逃してしまった元旦の朝となった。
まあ、ラテにとってはそれこそ正月もお盆も関係ないわけだからと遅ればせながらラテと朝の散歩を済ませ、女房の作った雑煮を食べてやっと新年の気分が出てきたオトーサンなのであった。
とはいっても昨日と何かが大きく変わるわけでもなく、ラテは相変わらず肉球を噛んでは血を滲ませている。オトーサンはその部分に薬を塗り、包帯を巻いてやると少しは楽になるのか眠り始めたりする。オトーサンはその寝顔を眺めながら思わず頬ずりしたりする(笑)。
そういえばいつの頃からか正月といっても特別扱いがなくなった。せいぜい1,2度雑煮を食すくらいで親戚が一同に介すこともなくなったし旅行はもとより初詣にいそいそと出かけることもなくなった。
玄関には女房が買ったしめ飾りが飾ってはあるものの、正月らしさはなくなった。それにテレビで正月番組を見ながら過ごすこともなくなったしおせち料理を数日間続けて食すこともなくなった。
なにしろ元旦だけは近隣のスーパーも休みとなるが2日から営業開始だし、コンビニは無論元旦もお店は開いている。したがって買い置きをしなければならないものも少ないし正月だからといって特別な準備をする必要がなくなってしまった…。

※アタシ正月嫌いなんですけど、文句あるぅ?
そんなわけでかなり出遅れた元日の散歩だったが、困ったのは事情を知る由もないラテが駅コンコース上にあるお馴染みのカフェの方にリードを引くことだった。しかし元旦の今日だけは休みなのでオトーサンはリードを強く引いていつもの公園の方に向かう。しかし頑固な娘は不満らしく時折反抗してはリードを強く引く。
女房は「今日はお休みなの!」「ね、行っても何にもないの!」とラテに向かってこれまたお目出度い言い聞かせに熱心だが、無論ラテは知らん顔でオトーサンのリードさばきに反抗する(笑)。
それでも公園を一回りして戻ってきたが時間がいつもより大夫遅いし何しろ元旦でもあり、さすがに人通りも少なく出会うワンコもいなかった。
こんな何の変哲もない1日を重ねていくだけでは面白くもないかも知れないが、その平々凡々の毎日がいかに貴重で大切なものなのかを2011年は教えてくれた気がする。
その元旦の午後2時27分過ぎ、ちょっと大きめの揺れを感じた。震源地は鳥島近海だという。
何だがオトーサン的には「正月惚けせず、東日本大震災を忘れるな!」と言われているような気がして昨年の3月11日、ラテと共に恐怖の数分を立ち尽くした同じ玄関でラテの首回りを抱え込んだ...。
大晦日も元旦もラテとの散歩で始まり、散歩で終わる日々としてはいつもとまったく同じである。ただしちょっといつもと違ったのは女房が大晦日の夜に芸能人のカウントダウンを観るために出かけてしまったことだ(笑)。
大晦日は夕刻の散歩から戻った後に年越し蕎麦を食したが、その後女房はいそいそと外出してしまった…。残されたオトーサンとラテはしばらく一緒に時間を潰していたが、ラテがウトウトし始めた頃、オトーサンは仕事部屋に入りMacの前で年末最後の片付けなければならないあれこれを開始。

※アタシはカフェに行きたいのよっ!!
もともと紅白歌合戦はもとよりテレビを観るつもりもないオトーサンはひたすらMacのモニターに集中していたが、気がつくとすでに24時近くになっていた。
実は自宅のすぐ近くに小さな神社がある…。近所の地主たちが氏子になって守っている本当に小さな神社で普段はほとんど意識しないが祭事がある時期は小さくともやることはやる(笑)。
「初詣では○○神社」と手描きのお知らせがあちらこちらに立てかけられたりもするし、夏は御輿も出るし露天らしきものも並ぶ。

※近所にある小さな神社の社
それはそれで季節感もあって悪くはないが大晦日の夜は困ったことに太鼓を叩き始めるのだ。神事には疎いオトーサンだが、そんなものなんだろうか?
近所だからして太鼓の音は容赦なく響くし深夜だからして他の騒音がない分興味の無い罰当たりのオトーサンには迷惑千万なのだ(笑)。
この地に引っ越してきた最初は何事が起こったのかと飛び起きたが、何にせよテレビも見終わりこれから寝ようという人たちは多いはずだが、誰も苦情をいわないのだうか…と思う。まさしく罰当たりな考えかも知れないが、ヘタな太鼓を叩くのは神様でなく人間なのだからありがたくもない(笑)。


※大晦日の朝の散歩にてボーちゃんと格闘。「おっ、やったな...これでどうだあ!」
それに女房が戻ってくるのは早くても午前3時過ぎになる筈だからオトーサンとしてはやはり心配で熟睡することもできない。それでもラテの寝ている側でしばし横になったオトーサンだが太鼓の音はまだ止まないのでこれまた寝付けない。
ウトウトしかけているとiPhoneに連絡が入り、女房が最寄り駅に到着する時間がはっきりしたのでラテと迎えに行こうと準備をした。
意外と街灯が明るく感じる元旦の深夜、歩道の向こうに女房のシルエットが確認できるとラテはステップを踏むように喜びながら駆け始める。仕方がないのでオトーサンも走る...。
というわけで、これまでは毎年元旦の日の出を見るためにいつもの大きな公園に出向くのが恒例になっていた。寒いけれど公園に行けばラテの友達ワンコに会えるかも知れないからでもある。そこで「今年もよろしくお願いします」と挨拶し合うのも楽しみのひとつだったが、女房はさすがに疲れて起きられず、オトーサンはオトーサンで寝不足で起きられず、日の出を拝む時間を逃してしまった元旦の朝となった。
まあ、ラテにとってはそれこそ正月もお盆も関係ないわけだからと遅ればせながらラテと朝の散歩を済ませ、女房の作った雑煮を食べてやっと新年の気分が出てきたオトーサンなのであった。
とはいっても昨日と何かが大きく変わるわけでもなく、ラテは相変わらず肉球を噛んでは血を滲ませている。オトーサンはその部分に薬を塗り、包帯を巻いてやると少しは楽になるのか眠り始めたりする。オトーサンはその寝顔を眺めながら思わず頬ずりしたりする(笑)。
そういえばいつの頃からか正月といっても特別扱いがなくなった。せいぜい1,2度雑煮を食すくらいで親戚が一同に介すこともなくなったし旅行はもとより初詣にいそいそと出かけることもなくなった。
玄関には女房が買ったしめ飾りが飾ってはあるものの、正月らしさはなくなった。それにテレビで正月番組を見ながら過ごすこともなくなったしおせち料理を数日間続けて食すこともなくなった。
なにしろ元旦だけは近隣のスーパーも休みとなるが2日から営業開始だし、コンビニは無論元旦もお店は開いている。したがって買い置きをしなければならないものも少ないし正月だからといって特別な準備をする必要がなくなってしまった…。

※アタシ正月嫌いなんですけど、文句あるぅ?
そんなわけでかなり出遅れた元日の散歩だったが、困ったのは事情を知る由もないラテが駅コンコース上にあるお馴染みのカフェの方にリードを引くことだった。しかし元旦の今日だけは休みなのでオトーサンはリードを強く引いていつもの公園の方に向かう。しかし頑固な娘は不満らしく時折反抗してはリードを強く引く。
女房は「今日はお休みなの!」「ね、行っても何にもないの!」とラテに向かってこれまたお目出度い言い聞かせに熱心だが、無論ラテは知らん顔でオトーサンのリードさばきに反抗する(笑)。
それでも公園を一回りして戻ってきたが時間がいつもより大夫遅いし何しろ元旦でもあり、さすがに人通りも少なく出会うワンコもいなかった。
こんな何の変哲もない1日を重ねていくだけでは面白くもないかも知れないが、その平々凡々の毎日がいかに貴重で大切なものなのかを2011年は教えてくれた気がする。
その元旦の午後2時27分過ぎ、ちょっと大きめの揺れを感じた。震源地は鳥島近海だという。
何だがオトーサン的には「正月惚けせず、東日本大震災を忘れるな!」と言われているような気がして昨年の3月11日、ラテと共に恐怖の数分を立ち尽くした同じ玄関でラテの首回りを抱え込んだ...。
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