ラテ飼育格闘日記(264)
ラテのアトピーは対策を講じてはいるものの肉球を噛んでしまう行為はなかなか止まない。これは長期戦で挑むしか仕方がないが、そんなときオトーサンが風邪をひいてしまった。インフルエンザの予防接種はしているがインフルエンザではないという。特に困るのが寝ると咳が止まらなくなることだ。
先週の金曜日から咳き込むだけでなく熱が出てきた。女房が買ってきてくれた市販の風邪薬を飲むと熱と咳も楽になるもののそれを三日続けても治らない。風邪薬のパッケージにも三日服用して変わりがなければ医者に行けといった注意書きがあったし薬は三日分でなくなってしまった。同じ薬を飲み続けるのもまずいと思い月曜日の朝一に近くのクリニックへ行ってみた。
曜日の関係でクリニックの医者は私の主治医ではなかったが、聴診器を当てられ喉を調べ、そして指にはめ酸素量を測るパルスオキシメーターという機器を初めて使う。これにより心肺機能が正常であるかを知る事ができるらしい。
特に気になる問題はなく喉が少し炎症を起こしている程度のようだが、体力的には辛い。結局咳止めなどの薬を処方してもらったが咳がなかなか止まらない…。
そういえばオトーサンはこの地に引っ越してからちょうど丸5年が過ぎたが、その間風邪などで寝込むことはなかった。以前住んでいたところでも確か4, 5年は寝込むような風邪はひいたことがなかったから実に10年ぶりということになる。

※オトーサンは珍しくネックウォーマーとマスクをして散歩。実はこのとき微熱と咳で苦しんでいた..
インフルエンザはともかく多少の風邪なら暖かいものを食べ、よく寝ればすぐに回復するはずだが今回の症状は安静にしようと横になると咳が止まらないことだ。
無論咳止めなどの薬は処方してもらったわけだが、インターネットで調べてみると単純な風邪というよりアレルギー性の咳喘息といった例が多々あることを知った。無論オトーサンの場合は一般的なハウスダストを別にすれば妖しいのは当然のことラテの体毛だろう(笑)。それにこの時期は空気が乾燥していることも関係しているように思える。
これまでこんな事はなかったわけだが、オトーサンも加齢で抵抗力が弱っているのかも知れないし、ここの所ラテが好んで一緒に寝たいと寝室に上がってくるのでオトーサンの隣で寝かせているのが原因かも知れない。無論直接の要因は風邪なわけだが、そこにきてそうした環境が悪さをしているのかも知れない。
とはいえラテを部屋から遠ざけて室内を掃除した程度でオトーサンの咳は止まらないし、寝ようとすると余計に咳が出るわけでこれでは養生どころか睡眠不足だ。

※幸いラテはアトピー以外は健康なようだ。体重も18Kgとかなりスリムになった
例えば微熱がある程度でも暖かくしてMacの前で仕事をしていれば咳はそんなに出ない。市販の風邪薬を飲めばそれなりに熱も抑制され楽になるのだが身体を休ませたいと横になると咳だけは止まらず往生している。
困るのがラテへの対処だ…。我が娘はオトーサンがどんなに辛くても遠慮する気配は見せず一端外に出れば1時間以上は歩きたくて仕方がない。
特に朝の散歩などはそこを何とかショートカットして30分程度に短縮して戻ったりとオトーサンなりに工夫しているがそんな時、戻った玄関先に控えているラテのブスッとした顔がなんともいえない(笑)。
その顔は「なんでこんなに早く戻るのよ!」「ねぇ、何でだよ!」と言っているように思える。
まあ寝ようにも横になれば激しい咳に見舞われるのだから多少の無理をしてでも朝晩の散歩を続けているがこの状態が続くようなら内科ではなく循環器系の専門医に調べてもらった方が良いかも知れないと思っている。とはいえ無論現時点で風邪そのものが完治していないので素人判断は禁物なんだろうが、何とか咳を止めたいのだ!
ところで先日あらためてラテの知能の高さを思い知った。まあまあ親バカの馬鹿談義ではあるが(笑)。
ハウス…いまではほとんどラテは中に入ろうとしないものの我が家に来た頃から1年以上はこのハウスの中で眠る習慣をつけた。そのハウスの中にはクッションのために小型の敷物が二つ折りで敷いてある。
先日、ボール遊びをしているときたまたまボールがハウスの中に転がり込んだ。普段はドアを開けたままにしており、いまでもラテが自由に出入りできるようにしてあるのだ。
その奥にボールが転がり込んだが、ラテはハウスに入れば当然ボールを持ち出すことが出来るわけだが、入った途端にドアを閉められる可能性を信じているらしい(笑)。だからボールが中程あたりならへっぴり腰で後ろ足をハウスの外に出したまま頭を突っ込んでボールを咥えるところだが、その時は奥にボールが止まったためハウスに完全に入らないとボールが取れないと判断したらしい。

※ラテ最大の武器、熱い視線(笑)
ボールを取りたいが、そのときドアが閉まって閉じ込められるのは嫌だと思っているのだろう、最初は頭だけ突っ込んでボールを取ろうとしたがそれでは届かない。しかし入り込んでしまうのは嫌だと「オーン、オンオン」と吠えながらオトーサンに助けを求め始めた。オトーサンは聞こえないふりをしていると意を決した我が娘はハウスに敷いてある敷物の一端を咥えて引っ張り始めたではないか。
無論ボールはその上に置かれていたわけだから少しは位置をずれながらもラテが易々と手にする距離にまで近づいた!
そのボールを咥えたラテは自慢げにオトーサンに走り寄る。
しかし我々にはどうということもない行為かも知れないが、敷物の上にボールがあり、敷物を移動するとその上のものも移動するということを認識することはなかなか高度な頭脳活動に違いない。
その姿を見ていたオトーサンは人工知能を勉強すると必ず出で来る大きな壁…「フレーム問題」というのを思い出していた。専門家でもないオトーサンが知ったかぶりをするつもりはないが人工知能の実現に際してこれは厄介な問題らしい。
それから前記したように最近は夜寝る時間になると特に呼ばなくてもラテは2階の寝室にある自分のエリアにうずくまるようになった。
1階のリビングやキッチンに放っておきオトーサンたちはパソコンのある部屋やテレビを見たりしていると自分で2階に上がり、気がつくといつもの場所でうずくまっているのだから面白い。
そうした際に何回か気づいたことがある。それは2階に上がる際に水を飲んでから上がることだ。この行為もオトーサンにはなかなか高度な頭脳活動だと思うのだ。
何故なら2階で一緒に寝るとき、寝室のドアは閉めておく。無論それは我々が寝ていて気づかないときラテが勝手に階下に降りていたずらをしたり危ない行為をしないようにとの配慮である。ということは一端2階の寝室に入ると朝まで水は飲めないことを理解していることになる。だから精一杯水を飲んでから寝ましょうということなのだろう。
オトーサンにとってラテはいまだに新しい発見と刺激を与えてくれるが、オトーサンがラテの体毛アレルギーにならないことを願うばかりだ(笑)。
先週の金曜日から咳き込むだけでなく熱が出てきた。女房が買ってきてくれた市販の風邪薬を飲むと熱と咳も楽になるもののそれを三日続けても治らない。風邪薬のパッケージにも三日服用して変わりがなければ医者に行けといった注意書きがあったし薬は三日分でなくなってしまった。同じ薬を飲み続けるのもまずいと思い月曜日の朝一に近くのクリニックへ行ってみた。
曜日の関係でクリニックの医者は私の主治医ではなかったが、聴診器を当てられ喉を調べ、そして指にはめ酸素量を測るパルスオキシメーターという機器を初めて使う。これにより心肺機能が正常であるかを知る事ができるらしい。
特に気になる問題はなく喉が少し炎症を起こしている程度のようだが、体力的には辛い。結局咳止めなどの薬を処方してもらったが咳がなかなか止まらない…。
そういえばオトーサンはこの地に引っ越してからちょうど丸5年が過ぎたが、その間風邪などで寝込むことはなかった。以前住んでいたところでも確か4, 5年は寝込むような風邪はひいたことがなかったから実に10年ぶりということになる。

※オトーサンは珍しくネックウォーマーとマスクをして散歩。実はこのとき微熱と咳で苦しんでいた..
インフルエンザはともかく多少の風邪なら暖かいものを食べ、よく寝ればすぐに回復するはずだが今回の症状は安静にしようと横になると咳が止まらないことだ。
無論咳止めなどの薬は処方してもらったわけだが、インターネットで調べてみると単純な風邪というよりアレルギー性の咳喘息といった例が多々あることを知った。無論オトーサンの場合は一般的なハウスダストを別にすれば妖しいのは当然のことラテの体毛だろう(笑)。それにこの時期は空気が乾燥していることも関係しているように思える。
これまでこんな事はなかったわけだが、オトーサンも加齢で抵抗力が弱っているのかも知れないし、ここの所ラテが好んで一緒に寝たいと寝室に上がってくるのでオトーサンの隣で寝かせているのが原因かも知れない。無論直接の要因は風邪なわけだが、そこにきてそうした環境が悪さをしているのかも知れない。
とはいえラテを部屋から遠ざけて室内を掃除した程度でオトーサンの咳は止まらないし、寝ようとすると余計に咳が出るわけでこれでは養生どころか睡眠不足だ。

※幸いラテはアトピー以外は健康なようだ。体重も18Kgとかなりスリムになった
例えば微熱がある程度でも暖かくしてMacの前で仕事をしていれば咳はそんなに出ない。市販の風邪薬を飲めばそれなりに熱も抑制され楽になるのだが身体を休ませたいと横になると咳だけは止まらず往生している。
困るのがラテへの対処だ…。我が娘はオトーサンがどんなに辛くても遠慮する気配は見せず一端外に出れば1時間以上は歩きたくて仕方がない。
特に朝の散歩などはそこを何とかショートカットして30分程度に短縮して戻ったりとオトーサンなりに工夫しているがそんな時、戻った玄関先に控えているラテのブスッとした顔がなんともいえない(笑)。
その顔は「なんでこんなに早く戻るのよ!」「ねぇ、何でだよ!」と言っているように思える。
まあ寝ようにも横になれば激しい咳に見舞われるのだから多少の無理をしてでも朝晩の散歩を続けているがこの状態が続くようなら内科ではなく循環器系の専門医に調べてもらった方が良いかも知れないと思っている。とはいえ無論現時点で風邪そのものが完治していないので素人判断は禁物なんだろうが、何とか咳を止めたいのだ!
ところで先日あらためてラテの知能の高さを思い知った。まあまあ親バカの馬鹿談義ではあるが(笑)。
ハウス…いまではほとんどラテは中に入ろうとしないものの我が家に来た頃から1年以上はこのハウスの中で眠る習慣をつけた。そのハウスの中にはクッションのために小型の敷物が二つ折りで敷いてある。
先日、ボール遊びをしているときたまたまボールがハウスの中に転がり込んだ。普段はドアを開けたままにしており、いまでもラテが自由に出入りできるようにしてあるのだ。
その奥にボールが転がり込んだが、ラテはハウスに入れば当然ボールを持ち出すことが出来るわけだが、入った途端にドアを閉められる可能性を信じているらしい(笑)。だからボールが中程あたりならへっぴり腰で後ろ足をハウスの外に出したまま頭を突っ込んでボールを咥えるところだが、その時は奥にボールが止まったためハウスに完全に入らないとボールが取れないと判断したらしい。

※ラテ最大の武器、熱い視線(笑)
ボールを取りたいが、そのときドアが閉まって閉じ込められるのは嫌だと思っているのだろう、最初は頭だけ突っ込んでボールを取ろうとしたがそれでは届かない。しかし入り込んでしまうのは嫌だと「オーン、オンオン」と吠えながらオトーサンに助けを求め始めた。オトーサンは聞こえないふりをしていると意を決した我が娘はハウスに敷いてある敷物の一端を咥えて引っ張り始めたではないか。
無論ボールはその上に置かれていたわけだから少しは位置をずれながらもラテが易々と手にする距離にまで近づいた!
そのボールを咥えたラテは自慢げにオトーサンに走り寄る。
しかし我々にはどうということもない行為かも知れないが、敷物の上にボールがあり、敷物を移動するとその上のものも移動するということを認識することはなかなか高度な頭脳活動に違いない。
その姿を見ていたオトーサンは人工知能を勉強すると必ず出で来る大きな壁…「フレーム問題」というのを思い出していた。専門家でもないオトーサンが知ったかぶりをするつもりはないが人工知能の実現に際してこれは厄介な問題らしい。
それから前記したように最近は夜寝る時間になると特に呼ばなくてもラテは2階の寝室にある自分のエリアにうずくまるようになった。
1階のリビングやキッチンに放っておきオトーサンたちはパソコンのある部屋やテレビを見たりしていると自分で2階に上がり、気がつくといつもの場所でうずくまっているのだから面白い。
そうした際に何回か気づいたことがある。それは2階に上がる際に水を飲んでから上がることだ。この行為もオトーサンにはなかなか高度な頭脳活動だと思うのだ。
何故なら2階で一緒に寝るとき、寝室のドアは閉めておく。無論それは我々が寝ていて気づかないときラテが勝手に階下に降りていたずらをしたり危ない行為をしないようにとの配慮である。ということは一端2階の寝室に入ると朝まで水は飲めないことを理解していることになる。だから精一杯水を飲んでから寝ましょうということなのだろう。
オトーサンにとってラテはいまだに新しい発見と刺激を与えてくれるが、オトーサンがラテの体毛アレルギーにならないことを願うばかりだ(笑)。
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