ラテ飼育格闘日記(214)
ワンコ好きの皆様、新年おめでとうございます! オトーサンの歳になれば正月だからといっても特に気持ちの変わりようもないが、愛犬ラテと共に家族が皆風邪もひかずに健康で新年を過ごせたということだけで嬉しい。ま、ラテが少々正月太りになっているように思えるのが問題といえば問題なのだが...。
愛犬がいるとそれだけで遠方に旅行に行くとか混雑している神社仏閣に初詣に行こうという気持ちがなくなる(笑)。
我々夫婦も以前は正月を京都で過ごすという時期もあった。一年間がんばったのだからと心身ともにリフレッシュするのに旅行は最適だ。しかしまさかラテを預けてまで旅行に行く気になれないオトーサンたちは例年元旦の朝からいつものように散歩を欠かさずに過ごした。
この地に来てから5度目の正月を迎えたが、最初を別にして後の四年間はすべて元旦の日の出を拝みに女房およびラテと共にいつもの広い公園に行くことになっている。このかなり広い公園から見る景色はまだ暗い時間帯でもあり、少しずつ昇る朝日と対象に遠方の建物などがシルエットになってなかなか美しいのである。
今年...2011年の元旦も初日の出を眺めようと5時過ぎに起きて支度をし、6時前に自宅を出た。無論この時期のこの時間帯は6時前だとまだ懐中電灯が必要なほど薄暗くそして寒い。
オトーサンはヒートテックの下着にダウンジャケット、そしてネックウォーマーをして手袋をはめ、頭にはキャップをかぶってと完全装備であるが、ラテは素のままである(笑)。そうそう、左膝にはサポーターをしっかりと巻いて...。

※公園はまだ暗かったが空には絵に描いたような三日月と明けの明星が輝いていた
こちらが寒いから余計に感じるのだが、いくら何でも家の中にいるそのままでマイナスの気温になるだろう外気に飛び出すのは可哀想な気もするがラテは嬉しいようで玄関から路面に出た途端に走り出す。途中「ウォーン」と声を上げるがこれは「さあ、行くわよ!」という歓喜の声だ。
オトーサンは膝が痛いのを無理して10数メートルをラテに負けじと走る...。
何だかラテが走りたいときにオトーサンの都合で走れないのは気の毒...可哀想に思えてつい無理してしまうのである。
ラテは時折オトーサンへアイコンタクトするが、そうした時にオトーサンはラテに笑顔を送る。
ラテはしばらく走ると後ろからオカーサンがついてこないのを心配して座り込み、近くに来るまで待って再度走り出す。
学生のときはともかく、その後スポーツはおろか運動というものをまったくしなかったオトーサンが皮肉なことにこの歳になって一日数キロも歩き、時には走るのだから皮肉なものである。しかしほんの数分の間だがラテと走ると息は切れるものの体が温まり気持ちが良くなってくるから不思議である。
その後ラテは遊歩道をクンクンしながら歩き、目的地の公園に向かうがさすがに元旦のこの時間帯は行き交う人も車もいない(笑)。
薄暗い木立の中を白い息を吐きながら2人と一匹のグループは少なくなった落ち葉を踏みながら歩き、公園に入る。向こうを見るとすでに数人の人影が見えるもののお仲間たちはまだ見えないようだ。日が昇るあたりを見るとすでに朝焼けに染まりつつあり、ちょうどその上に1本の飛行機雲が見えてなかなか綺麗だ。

※大分空が明るくなってくると一筋の飛行機雲が目に入った
しばらくするとオトーサンたちが入ってきたあたりからハリーちゃんご一家の姿が見えた。ご夫婦と息子さん、そしてビーグル犬のハリーちゃんが小走りに近づいてくる。それを認識したラテは軽く跳ねた後にハリーちゃんたちに向かって走り出した。
オトーサンたちは簡単に新年のご挨拶を済ませるがラテは嬉しくて夢中でハリーちゃんに列び跳ねながらも伴走している...。

※ハリーちゃんと伴走するラテ
ひととき落ち着くとラテはお兄ちゃんに向かっていく。ともかく幼犬の時代から可愛がっていただいたハリーのお兄ちゃんやお母さんは大好きのようで「ラテ!」と声をかけてくれるとお兄ちゃんを押し倒さんばかりに飛びつき、その口元を長い舌でなめ回す(笑)。

※ハリーのお兄ちゃんに抱きついてチューをするラテ
そんなラテを見ているとオトーサンも幸せな気分になってくる。
ふと気がつくと周りでデジカメのシャッター音が聞こえ始めた。向こうを眺めるといよいよ日の出の時刻である。とはいえ日の出の撮影はオカーサンに任せてオトーサンはひたすらラテのリードに注意をはらう。
ハリーちゃんとのからみは心配ないが霜柱を囓り、いつもの雰囲気とは違うからだろうか、人影が見えると吠えたりするのでなかなか気を許せないのだ。
それでも荘厳な日の出を眺めつつ今年も早起きして良かったと思うオトーサンであった。

※2011年元旦の日の出である
その後ハリーちゃんご一家は初詣に出かけるとのことだったのでお別れし、オトーサンたちは自宅に戻ることに...。それにそろそろお腹も空いてきた。
帰り道は明るくなっているので歩きやすいが気温は心なしかさらに下がったようでかなり寒い。それでもラテは震えるといったこともなく元気に歩いている。
自宅に戻り、いつものようにオトーサンはラテの体を綺麗にしている間にオカーサンは元旦だからと雑煮を作っている...。
低温のぬるま湯でラテの肉球を洗いタオルで綺麗に拭くとコンクリートや霜柱を歩いた割にはかなり汚れている。そして本来水に足を入れるのを嫌うラテだが、今日は心なしか気持ちが良いような表情でオトーサンに身を任している。

※疲れたのか、食事の後に早速うとうとし始めた...
食事をしながらもほとんどいつもと変わらぬ元旦の朝だったがこの難しい時代、風邪もひかず寝込むこともなく家族仲良く新年を迎えることができたことだけでも良しとすべきなんだろう...などと考えながらオトーサンはラテに視線を向けると我が娘はお腹もふくれ、やはりはしゃいで疲れたのだろうか、すでにリビングの絨毯の上で横になりウトウトしていた。
愛犬がいるとそれだけで遠方に旅行に行くとか混雑している神社仏閣に初詣に行こうという気持ちがなくなる(笑)。
我々夫婦も以前は正月を京都で過ごすという時期もあった。一年間がんばったのだからと心身ともにリフレッシュするのに旅行は最適だ。しかしまさかラテを預けてまで旅行に行く気になれないオトーサンたちは例年元旦の朝からいつものように散歩を欠かさずに過ごした。
この地に来てから5度目の正月を迎えたが、最初を別にして後の四年間はすべて元旦の日の出を拝みに女房およびラテと共にいつもの広い公園に行くことになっている。このかなり広い公園から見る景色はまだ暗い時間帯でもあり、少しずつ昇る朝日と対象に遠方の建物などがシルエットになってなかなか美しいのである。
今年...2011年の元旦も初日の出を眺めようと5時過ぎに起きて支度をし、6時前に自宅を出た。無論この時期のこの時間帯は6時前だとまだ懐中電灯が必要なほど薄暗くそして寒い。
オトーサンはヒートテックの下着にダウンジャケット、そしてネックウォーマーをして手袋をはめ、頭にはキャップをかぶってと完全装備であるが、ラテは素のままである(笑)。そうそう、左膝にはサポーターをしっかりと巻いて...。

※公園はまだ暗かったが空には絵に描いたような三日月と明けの明星が輝いていた
こちらが寒いから余計に感じるのだが、いくら何でも家の中にいるそのままでマイナスの気温になるだろう外気に飛び出すのは可哀想な気もするがラテは嬉しいようで玄関から路面に出た途端に走り出す。途中「ウォーン」と声を上げるがこれは「さあ、行くわよ!」という歓喜の声だ。
オトーサンは膝が痛いのを無理して10数メートルをラテに負けじと走る...。
何だかラテが走りたいときにオトーサンの都合で走れないのは気の毒...可哀想に思えてつい無理してしまうのである。
ラテは時折オトーサンへアイコンタクトするが、そうした時にオトーサンはラテに笑顔を送る。
ラテはしばらく走ると後ろからオカーサンがついてこないのを心配して座り込み、近くに来るまで待って再度走り出す。
学生のときはともかく、その後スポーツはおろか運動というものをまったくしなかったオトーサンが皮肉なことにこの歳になって一日数キロも歩き、時には走るのだから皮肉なものである。しかしほんの数分の間だがラテと走ると息は切れるものの体が温まり気持ちが良くなってくるから不思議である。
その後ラテは遊歩道をクンクンしながら歩き、目的地の公園に向かうがさすがに元旦のこの時間帯は行き交う人も車もいない(笑)。
薄暗い木立の中を白い息を吐きながら2人と一匹のグループは少なくなった落ち葉を踏みながら歩き、公園に入る。向こうを見るとすでに数人の人影が見えるもののお仲間たちはまだ見えないようだ。日が昇るあたりを見るとすでに朝焼けに染まりつつあり、ちょうどその上に1本の飛行機雲が見えてなかなか綺麗だ。

※大分空が明るくなってくると一筋の飛行機雲が目に入った
しばらくするとオトーサンたちが入ってきたあたりからハリーちゃんご一家の姿が見えた。ご夫婦と息子さん、そしてビーグル犬のハリーちゃんが小走りに近づいてくる。それを認識したラテは軽く跳ねた後にハリーちゃんたちに向かって走り出した。
オトーサンたちは簡単に新年のご挨拶を済ませるがラテは嬉しくて夢中でハリーちゃんに列び跳ねながらも伴走している...。

※ハリーちゃんと伴走するラテ
ひととき落ち着くとラテはお兄ちゃんに向かっていく。ともかく幼犬の時代から可愛がっていただいたハリーのお兄ちゃんやお母さんは大好きのようで「ラテ!」と声をかけてくれるとお兄ちゃんを押し倒さんばかりに飛びつき、その口元を長い舌でなめ回す(笑)。

※ハリーのお兄ちゃんに抱きついてチューをするラテ
そんなラテを見ているとオトーサンも幸せな気分になってくる。
ふと気がつくと周りでデジカメのシャッター音が聞こえ始めた。向こうを眺めるといよいよ日の出の時刻である。とはいえ日の出の撮影はオカーサンに任せてオトーサンはひたすらラテのリードに注意をはらう。
ハリーちゃんとのからみは心配ないが霜柱を囓り、いつもの雰囲気とは違うからだろうか、人影が見えると吠えたりするのでなかなか気を許せないのだ。
それでも荘厳な日の出を眺めつつ今年も早起きして良かったと思うオトーサンであった。

※2011年元旦の日の出である
その後ハリーちゃんご一家は初詣に出かけるとのことだったのでお別れし、オトーサンたちは自宅に戻ることに...。それにそろそろお腹も空いてきた。
帰り道は明るくなっているので歩きやすいが気温は心なしかさらに下がったようでかなり寒い。それでもラテは震えるといったこともなく元気に歩いている。
自宅に戻り、いつものようにオトーサンはラテの体を綺麗にしている間にオカーサンは元旦だからと雑煮を作っている...。
低温のぬるま湯でラテの肉球を洗いタオルで綺麗に拭くとコンクリートや霜柱を歩いた割にはかなり汚れている。そして本来水に足を入れるのを嫌うラテだが、今日は心なしか気持ちが良いような表情でオトーサンに身を任している。

※疲れたのか、食事の後に早速うとうとし始めた...
食事をしながらもほとんどいつもと変わらぬ元旦の朝だったがこの難しい時代、風邪もひかず寝込むこともなく家族仲良く新年を迎えることができたことだけでも良しとすべきなんだろう...などと考えながらオトーサンはラテに視線を向けると我が娘はお腹もふくれ、やはりはしゃいで疲れたのだろうか、すでにリビングの絨毯の上で横になりウトウトしていた。
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