ラテ飼育格闘日記(187)
ラテが自分の肉球をカミカミしなくなったと安心していたら夕方の散歩時に大きく後ろ足を引き一時は三本足でケンケンているのに気がついた。平らな舗装道路を歩くときには気がつかなかったが、草木の生えているところを歩くと痛いらしい。まったく困った娘である。
このところいわゆる夏場の様相が表れてきた。どういうことかといえば、ひとつには食事の食いつきが悪くなったこと、2つには気温のせいなのか体力がないみたいでしばしば足を止めて休むし、公園でベンチを見ると飛び乗ってご休憩ポーズとなる。
まあ、食事の食いつきが悪いといってもそれだけでは昔ほど驚きもしないしメニューを変えたりもしない。お腹かが空けば食べるだろう事は知っているし多少の食欲減退はダイエットにつながるかもしれないし...(笑)。
しかし肉球への傷は困る。こればかりは24時間見張っているわけにもいかないし、散歩から帰ったらイソジンで消毒する程度しか対処方法はない。とはいっても今日などは一時期後ろ右足をほとんど上げ、三本足で歩くような感じもあったからそれなりに痛いのだろうと思う。

※右後ろ足を上げながら歩くラテ。痛々しい...
公園に行けばその真ん中に腹ばいになり、オトーサンがリードを強く引くまでそこを動かない。そしてしばらく歩いてはまたお座り状態となり友達ワンコを待っているのかそこでじっとしている。しかしかけずり回ることはしなくても、散歩に連れ出したのに草むらでずっと座り込んだり公園のベンチに飛び乗って「嗚呼...極楽」とばかりにご休憩のポーズをされては何のために外に出たのか分からないではないか。

※天気雨の夕方、ベンチでご休憩のお嬢様(笑)
無論ラテが動かないのは肉球が痛かったり、あるいは暑さに弱いからだけではない。そもそも遊ぶ相手がいないのも原因に違いない...。
ここの所、随分と日が長くなったことでもありオトーサンも冬場とは違い夕方の散歩は遅めの時間に出るようにしている。それでも一昨年あたりと比較すると友達ワンコたちに出会う確率はかなり少なくなっている。
いや、当然のことながらワンコたちが忙しいのではなく飼い主さんたちの日常が2年とか3年前と比べれば大きく変化しているわけで、必然的にワンコの散歩にも様々な影響を及ぼしているものとオトーサンは想像している。
一番はお子さんたちの成長であろう。3年前に小学五年生のお子さんは今年中学3年生になり修学旅行に行かれただの、高校受験がどうのこうの...といった年代になったわけだ。したがって必然的に塾通いや学校の行事あるいは部活で忙しいらしく、ワンコと散歩という余裕はないらしい。だから、ラテが公園デビューした3年半前と比較するとお子さんがワンコを連れてくるシーンはあまり見られなくなった。
無論忙しいのは子供たちだけでなく大人もなかなか余裕のある時間を思い通りに過ごせる人は少ないようだ。仕事そのものも大変なのは当然だし、年代的に両親の介護に時間を取られている方々も増えている。
そんなわけでラテも気の合う仲間がいればかけずり回ることはともかく気が紛れるに違いないが、気の許せるワンコに一匹も会えないとなれば腹ばいになっているしかない(笑)。

※公園にある遊具に挑戦?
いや、ラテの楽しみはワンコだけではなく小学生の子供たちでもあるが、特にラテを可愛がってくれる女の子たちを観察しているとこの子たちも当然のことながら時間とともに成長しているわけで大変興味深い。
例えば3年前に会ったとき、その子供たちは小学3年生だっがいまは当然のことながら6年生に成長している。
彼女たちも昨年あたりまでは出会うとかけ寄り「ラテちゃん」という声と共にラテの周りを取り囲んだものだ。しかし今では様子が些か違っている。
子供たちの近くに寄れば「ラテちゃんだ」とか「元気?」と声をかけてくれ、あるいはラテを撫でてくれるが彼女らの興味はワンコより友達たちとの交友へと変化しているように見える。いや、先日などオトーサンは思わず吹き出しそうな会話を耳にしたほどである...。

※散歩から帰れば...やっぱり寝てる(笑)
夕刻6時過ぎたからか、彼女らはそれぞれ自転車にまたがり「ではまた明日ね」と声を掛け合っていたそのときオトーサンとラテが通りかかったのだった。
馴染みの小学六年生の女の子3人が自転車を引きながら「ラテちゃん!」と声をかけてくれる。
オトーサンは「気をつけて帰るんだよ」と声をかけると、1人の女の子がオトーサンに対してなのか友達の1人に対してなのかはわからないが「人を好きになるって辛いわよね」とシンミリ言うではないか(笑)。
オトーサンの前で悪びれることなく大人びた顔でいうその子の表情を見て吹き出しそうになるのを押さえながらオトーサンは「好きな人がいるんだ?」と答えるしかできなかったが、「そうなの...」と言いながら去っていく姿を眺めつつ、彼女たちは日々成長しているんだとあらためて知らされたオトーサンだった。
幸い今小学校3年生の女の子3人が昨年からラテに会うと喜んで遊んでくれるようになった。
オトーサンたちが公園に入るのを見つけると向こうの端から「ラテちゃ~ん」と言いながら走ってくる。また他のワンコの飼い主さんから聞いたところではオトーサンたちの表れる時間帯が遅くなったとき「ラテちゃん知らない?」と探してくれるらしい...。
この子たちも後3年もたてば異性への興味が増し、ラテのことなど見向きもしなくなるに違いない。いやそのラテだって後3年経てば7歳になるわけで一般的なワンコの年齢からすればシニアの分類に入ってしまう。
そんなあれこれを思うと実にこの瞬間、この時に何とか健康で元気に女房およびラテと暮らせること、そして様々な飼い主さんたち、子供たちと出会える幸せを大事にしなければならないと感じる。若いときには時間など未来永劫続くものと思っていたがラテと一緒に生活するようになって1日1日を例え平凡であっても安全無事に過ごすことの大切さを実感しているオトーサンなのだった。
このところいわゆる夏場の様相が表れてきた。どういうことかといえば、ひとつには食事の食いつきが悪くなったこと、2つには気温のせいなのか体力がないみたいでしばしば足を止めて休むし、公園でベンチを見ると飛び乗ってご休憩ポーズとなる。
まあ、食事の食いつきが悪いといってもそれだけでは昔ほど驚きもしないしメニューを変えたりもしない。お腹かが空けば食べるだろう事は知っているし多少の食欲減退はダイエットにつながるかもしれないし...(笑)。
しかし肉球への傷は困る。こればかりは24時間見張っているわけにもいかないし、散歩から帰ったらイソジンで消毒する程度しか対処方法はない。とはいっても今日などは一時期後ろ右足をほとんど上げ、三本足で歩くような感じもあったからそれなりに痛いのだろうと思う。

※右後ろ足を上げながら歩くラテ。痛々しい...
公園に行けばその真ん中に腹ばいになり、オトーサンがリードを強く引くまでそこを動かない。そしてしばらく歩いてはまたお座り状態となり友達ワンコを待っているのかそこでじっとしている。しかしかけずり回ることはしなくても、散歩に連れ出したのに草むらでずっと座り込んだり公園のベンチに飛び乗って「嗚呼...極楽」とばかりにご休憩のポーズをされては何のために外に出たのか分からないではないか。

※天気雨の夕方、ベンチでご休憩のお嬢様(笑)
無論ラテが動かないのは肉球が痛かったり、あるいは暑さに弱いからだけではない。そもそも遊ぶ相手がいないのも原因に違いない...。
ここの所、随分と日が長くなったことでもありオトーサンも冬場とは違い夕方の散歩は遅めの時間に出るようにしている。それでも一昨年あたりと比較すると友達ワンコたちに出会う確率はかなり少なくなっている。
いや、当然のことながらワンコたちが忙しいのではなく飼い主さんたちの日常が2年とか3年前と比べれば大きく変化しているわけで、必然的にワンコの散歩にも様々な影響を及ぼしているものとオトーサンは想像している。
一番はお子さんたちの成長であろう。3年前に小学五年生のお子さんは今年中学3年生になり修学旅行に行かれただの、高校受験がどうのこうの...といった年代になったわけだ。したがって必然的に塾通いや学校の行事あるいは部活で忙しいらしく、ワンコと散歩という余裕はないらしい。だから、ラテが公園デビューした3年半前と比較するとお子さんがワンコを連れてくるシーンはあまり見られなくなった。
無論忙しいのは子供たちだけでなく大人もなかなか余裕のある時間を思い通りに過ごせる人は少ないようだ。仕事そのものも大変なのは当然だし、年代的に両親の介護に時間を取られている方々も増えている。
そんなわけでラテも気の合う仲間がいればかけずり回ることはともかく気が紛れるに違いないが、気の許せるワンコに一匹も会えないとなれば腹ばいになっているしかない(笑)。

※公園にある遊具に挑戦?
いや、ラテの楽しみはワンコだけではなく小学生の子供たちでもあるが、特にラテを可愛がってくれる女の子たちを観察しているとこの子たちも当然のことながら時間とともに成長しているわけで大変興味深い。
例えば3年前に会ったとき、その子供たちは小学3年生だっがいまは当然のことながら6年生に成長している。
彼女たちも昨年あたりまでは出会うとかけ寄り「ラテちゃん」という声と共にラテの周りを取り囲んだものだ。しかし今では様子が些か違っている。
子供たちの近くに寄れば「ラテちゃんだ」とか「元気?」と声をかけてくれ、あるいはラテを撫でてくれるが彼女らの興味はワンコより友達たちとの交友へと変化しているように見える。いや、先日などオトーサンは思わず吹き出しそうな会話を耳にしたほどである...。

※散歩から帰れば...やっぱり寝てる(笑)
夕刻6時過ぎたからか、彼女らはそれぞれ自転車にまたがり「ではまた明日ね」と声を掛け合っていたそのときオトーサンとラテが通りかかったのだった。
馴染みの小学六年生の女の子3人が自転車を引きながら「ラテちゃん!」と声をかけてくれる。
オトーサンは「気をつけて帰るんだよ」と声をかけると、1人の女の子がオトーサンに対してなのか友達の1人に対してなのかはわからないが「人を好きになるって辛いわよね」とシンミリ言うではないか(笑)。
オトーサンの前で悪びれることなく大人びた顔でいうその子の表情を見て吹き出しそうになるのを押さえながらオトーサンは「好きな人がいるんだ?」と答えるしかできなかったが、「そうなの...」と言いながら去っていく姿を眺めつつ、彼女たちは日々成長しているんだとあらためて知らされたオトーサンだった。
幸い今小学校3年生の女の子3人が昨年からラテに会うと喜んで遊んでくれるようになった。
オトーサンたちが公園に入るのを見つけると向こうの端から「ラテちゃ~ん」と言いながら走ってくる。また他のワンコの飼い主さんから聞いたところではオトーサンたちの表れる時間帯が遅くなったとき「ラテちゃん知らない?」と探してくれるらしい...。
この子たちも後3年もたてば異性への興味が増し、ラテのことなど見向きもしなくなるに違いない。いやそのラテだって後3年経てば7歳になるわけで一般的なワンコの年齢からすればシニアの分類に入ってしまう。
そんなあれこれを思うと実にこの瞬間、この時に何とか健康で元気に女房およびラテと暮らせること、そして様々な飼い主さんたち、子供たちと出会える幸せを大事にしなければならないと感じる。若いときには時間など未来永劫続くものと思っていたがラテと一緒に生活するようになって1日1日を例え平凡であっても安全無事に過ごすことの大切さを実感しているオトーサンなのだった。
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