ラテ飼育格闘日記(182)
先週の土曜日、遅ればせながらラテを狂犬病予防注射の接種ならびに毎年この時期に行っている健康診断のため動物病院へ連れて行った。その前日に予約を入れたが動物病院も混んでいてなかなか思うような時間帯に予約が取れない。幸いその日は何とか午前11時に予約が取れたが問題はラテが素直に病院へ向かわないことなのだ...。
過日ラテを美容室に連れて行ったときの事をご紹介したが当然のことながら病院も嫌いである(笑)。特に病院への道のりは普段向かわない方向であり誤魔化しが効かない。
何しろいつもの散歩とは逆方向だからしばらく進むとラテにはすでに感づかれているようだ。しかしワンコのエピソード記憶がこれほどまでに優れているとは本当に感心してしまう。
動物病院に行くなど希なことだし事実前回病院に行ったのは昨年の11月だからすでに半年も過ぎている。それなのに自分がいまどこに向かっているのであろうということが10数メートル家を離れたときから気づくのだから大したものではないか...。

※さて、出かけるとしますか...。ちょっと緊張気味か
可笑しいほど足取りが重く見るからに不安そうな様子で落ち着かない。
見かねて女房がオヤツを取り出して鼻先に出してみせるが、普段なら飛びつくのに食べようとしないのだ。いかに緊張しているかが伝わってくる。
女房と「これはすでに感づいてるね」と苦笑いしながらリードを引いていたところ急に座り込んで脱糞してしまったのである。朝の散歩でもウンチはしたから3時間程度しか時間が経っていないのにである。
これは先に美容室に連れて行ったときと同様、緊張のあまりウンチをしてしまったわけだが笑ってはラテに悪いとは思いつつ後始末をしている女房を見ながらオトーサンは笑いを噛みしめていた...。
今回動物病院へ向かった理由のひとつは狂犬病予防注射の接種のためである。いろいろと事情も重なり昨年と比べると小1ヶ月遅れてしまったが、この接種は近年不要論も出てきて論議もあるようだがともかく法令で決められていることでもありやっておかねばならない。また同時に約半年の間、ひと月1回飲むフィラリア予防の薬をもらうこと、そして年1回やらなければと続けてきた健康診断のためである。
特に気にしているのが体重の増加による内臓への負担である。毎日の食事にはカロリー的な注意を払ってはいるものの体重は減らず、もしかしたらボーダーラインと考えている20kgを超えているのではないか、そうした要因で血糖値や肝臓をはじめとする部位への疾患が出ていないかを心配していたからである。

※一休みが多いぞ、ラテ(笑)
嫌々歩くラテをなだめながら動物病院のドアを開けて待合室にて待機する。ラテは腹ばいしながら入ってきたドアの方向へと移動し外に出たいとリードを引く。
幸い予約をしていたのでほとんど待たずに診察室へ案内されたが、これからがまた大変なのだ。
診察台にラテを抱き上げるが怖いからなのだろう前足をオトーサンの肩に預けるようにして抱きつき「嫌だ」としきりに診察台から降りようともがく。その力は半端でなく強いからそれを制止しなければならないオトーサンは診察室に軽い冷房が入っているにもかかわらずすでに大汗をかいている。
まずは体重を量るが19.84kgと20kgオーバーに至らなかったものの昨年の同時期より680gほど増えている。
続けて体温計を肛門にさして体温を計るが39.1度とワンコとしては平熱で問題ないとのことなので続いて採血を行うことに...。
これは後ろ足の腱から採血し、数十分待っているとその結果が出るわけだが、採血時もラテはオトーサンの肩に抱きついたままなのだからオトーサンはたまったものではない。しかし一段落するまでは頑張らねばとラテを抱き続けるが、この娘のボディはまことに熱くてオトーサンは眼鏡に汗を滴らせるほどに...。
それに採血の結果がどうにも気になって落ち着かない。それは女房も同じなようで気がつくと口数が少なくなっている(笑)。
昨年はCPKという検査項目の値が177になり、もしそれ以上の増加となれば心筋梗塞や骨格筋壊死に至る可能性もあるからと気になっていたし何よりも体重増加により様々な弊害が出ているのではないかという不安がつきまとい、時間が経つ毎に心配がつのってくる。

※スタンダードプードルのムギちゃんのオカーサンにオヤツをねだるラテ
しばらくラテをあやしていると医師が入ってくる...。「問題ありませんね」という第一声にオトーサンたちは声こそ上げなかったものの心からホッとする。
幸い問題のCPKの値は今回は 84まで落ちている。そして血糖値も尿素窒素、総蛋白、ALPなどほとんどの検査項目の値が昨年より少ないのだ。
医師は「これだけの体重にしては幸い問題がまったくなく、まだ若いこともあるのでしょうがもともと肝機能が丈夫なのかも知れませんね」という。そして「これ以上体重増加にならないように注意しましょう」と言われて健康診断は終了した。
また念のため聴診器で心臓の音なども検査してくれたがこちらもまったく問題なく健康だとのこと。そして健康面で問題がないからと続いて狂犬病の予防注射をお尻に打って診察はやっと終わった...。
女房が会計を待っている間オトーサンはラテを病院の外に連れ出す。
ラテはやっと尻尾があがり笑顔が戻っている。オトーサンはペットボトルをバッグから取り出して水を飲ませてやる...。
家に向かいながら女房はラテに「健康なデブでよかったね!」と笑う。まあ幸いそうした冗談を言える結果だったからよかったものの本心は随分と心配していたわけなのだ。
医師の「この体格だと理想体重は15kgくらいでしょうか」という声が耳に残る。現実問題として5kg近く体重を落とすのは難しいと思うのでこれ以上増えないことを目標にしたいとオトーサンは強く誓ったのである。が、その日の夕食で早くも我々のおこぼれを美味しそうに食べるラテを見ているとその誓いも簡単に揺らぎそうだ(嗚呼)。だから少しでも問題意識を高めて持続をさせようとこの4年間の健康診断結果票をデジタル化し、iPadに登録していつでも確認できるようにしてみた。

※4年間の検診票をiPadにデジタル化してみた
さて、効果はあるのだろうか...。
過日ラテを美容室に連れて行ったときの事をご紹介したが当然のことながら病院も嫌いである(笑)。特に病院への道のりは普段向かわない方向であり誤魔化しが効かない。
何しろいつもの散歩とは逆方向だからしばらく進むとラテにはすでに感づかれているようだ。しかしワンコのエピソード記憶がこれほどまでに優れているとは本当に感心してしまう。
動物病院に行くなど希なことだし事実前回病院に行ったのは昨年の11月だからすでに半年も過ぎている。それなのに自分がいまどこに向かっているのであろうということが10数メートル家を離れたときから気づくのだから大したものではないか...。

※さて、出かけるとしますか...。ちょっと緊張気味か
可笑しいほど足取りが重く見るからに不安そうな様子で落ち着かない。
見かねて女房がオヤツを取り出して鼻先に出してみせるが、普段なら飛びつくのに食べようとしないのだ。いかに緊張しているかが伝わってくる。
女房と「これはすでに感づいてるね」と苦笑いしながらリードを引いていたところ急に座り込んで脱糞してしまったのである。朝の散歩でもウンチはしたから3時間程度しか時間が経っていないのにである。
これは先に美容室に連れて行ったときと同様、緊張のあまりウンチをしてしまったわけだが笑ってはラテに悪いとは思いつつ後始末をしている女房を見ながらオトーサンは笑いを噛みしめていた...。
今回動物病院へ向かった理由のひとつは狂犬病予防注射の接種のためである。いろいろと事情も重なり昨年と比べると小1ヶ月遅れてしまったが、この接種は近年不要論も出てきて論議もあるようだがともかく法令で決められていることでもありやっておかねばならない。また同時に約半年の間、ひと月1回飲むフィラリア予防の薬をもらうこと、そして年1回やらなければと続けてきた健康診断のためである。
特に気にしているのが体重の増加による内臓への負担である。毎日の食事にはカロリー的な注意を払ってはいるものの体重は減らず、もしかしたらボーダーラインと考えている20kgを超えているのではないか、そうした要因で血糖値や肝臓をはじめとする部位への疾患が出ていないかを心配していたからである。

※一休みが多いぞ、ラテ(笑)
嫌々歩くラテをなだめながら動物病院のドアを開けて待合室にて待機する。ラテは腹ばいしながら入ってきたドアの方向へと移動し外に出たいとリードを引く。
幸い予約をしていたのでほとんど待たずに診察室へ案内されたが、これからがまた大変なのだ。
診察台にラテを抱き上げるが怖いからなのだろう前足をオトーサンの肩に預けるようにして抱きつき「嫌だ」としきりに診察台から降りようともがく。その力は半端でなく強いからそれを制止しなければならないオトーサンは診察室に軽い冷房が入っているにもかかわらずすでに大汗をかいている。
まずは体重を量るが19.84kgと20kgオーバーに至らなかったものの昨年の同時期より680gほど増えている。
続けて体温計を肛門にさして体温を計るが39.1度とワンコとしては平熱で問題ないとのことなので続いて採血を行うことに...。
これは後ろ足の腱から採血し、数十分待っているとその結果が出るわけだが、採血時もラテはオトーサンの肩に抱きついたままなのだからオトーサンはたまったものではない。しかし一段落するまでは頑張らねばとラテを抱き続けるが、この娘のボディはまことに熱くてオトーサンは眼鏡に汗を滴らせるほどに...。
それに採血の結果がどうにも気になって落ち着かない。それは女房も同じなようで気がつくと口数が少なくなっている(笑)。
昨年はCPKという検査項目の値が177になり、もしそれ以上の増加となれば心筋梗塞や骨格筋壊死に至る可能性もあるからと気になっていたし何よりも体重増加により様々な弊害が出ているのではないかという不安がつきまとい、時間が経つ毎に心配がつのってくる。

※スタンダードプードルのムギちゃんのオカーサンにオヤツをねだるラテ
しばらくラテをあやしていると医師が入ってくる...。「問題ありませんね」という第一声にオトーサンたちは声こそ上げなかったものの心からホッとする。
幸い問題のCPKの値は今回は 84まで落ちている。そして血糖値も尿素窒素、総蛋白、ALPなどほとんどの検査項目の値が昨年より少ないのだ。
医師は「これだけの体重にしては幸い問題がまったくなく、まだ若いこともあるのでしょうがもともと肝機能が丈夫なのかも知れませんね」という。そして「これ以上体重増加にならないように注意しましょう」と言われて健康診断は終了した。
また念のため聴診器で心臓の音なども検査してくれたがこちらもまったく問題なく健康だとのこと。そして健康面で問題がないからと続いて狂犬病の予防注射をお尻に打って診察はやっと終わった...。
女房が会計を待っている間オトーサンはラテを病院の外に連れ出す。
ラテはやっと尻尾があがり笑顔が戻っている。オトーサンはペットボトルをバッグから取り出して水を飲ませてやる...。
家に向かいながら女房はラテに「健康なデブでよかったね!」と笑う。まあ幸いそうした冗談を言える結果だったからよかったものの本心は随分と心配していたわけなのだ。
医師の「この体格だと理想体重は15kgくらいでしょうか」という声が耳に残る。現実問題として5kg近く体重を落とすのは難しいと思うのでこれ以上増えないことを目標にしたいとオトーサンは強く誓ったのである。が、その日の夕食で早くも我々のおこぼれを美味しそうに食べるラテを見ているとその誓いも簡単に揺らぎそうだ(嗚呼)。だから少しでも問題意識を高めて持続をさせようとこの4年間の健康診断結果票をデジタル化し、iPadに登録していつでも確認できるようにしてみた。

※4年間の検診票をiPadにデジタル化してみた
さて、効果はあるのだろうか...。
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