ラテ飼育格闘日記(174)
雨の日の散歩はオトーサンも辛いがラテ自身気が乗らないようで可愛そうだが、こればかりは仕方がない。しかし雨であろうと風が強かろうとラテと散歩に出るときにはひとつでも新しい発見が出来るようにと意識的に心がけている。それがオトーサンの楽しみでもありエネルギーにもなっているのだ。
雨の続いたある日のウィークディ...。夕方の散歩に出ようとラテにレインコートを着せるがいつものように体が硬直して何だかロボットに着せているようで可笑しい...。それでも外に連れだし散歩を始めたが、どうもラテの様子が違うようなのだ...。
もともと雨の日はいつもの散歩コースとは違い、近間で用を済ませて帰りたがるラテなのだがその日もスタートは同じだったものの途中で遊歩道の方へリードを引く。まあ、雨の日は公園に行ったところで友達のワンコもそして小学生の女の子たちもいないだろうから多少は自由にさせてやろうとラテが引くに任せてオトーサンも歩くことにした。

※大あくびのラテ(笑)
ラテがレインコートを邪魔そうに時々「ブルブル」しながら通常とは逆方向に遊歩道を進む。そのまま川の方へ直進するのかと思ったが、急に国道の方へ左折...。まったく何を考えているのか分からないままオトーサンも面白がってラテのリードのままに歩く。
国道沿いの信号を渡りたいという意志のようでしばし信号が青になるのを待つが、この辺はそもそも通常の散歩コースには入っていないのである。
ともかく信号を渡り終えて歩道を右折し、しばらく歩くと電車の高架下にある小さな公園に入っていく。
場所が場所だから、雨に濡れていない場所もあってラテはその乾いた土と砂の感触を楽しんでいるようだが、ここに立ち入ったのは初めてなのだ。
雨の日の行きがかりといえばそれまでだが無論ラテ自身もこの初めての場所を目当てにリードを引いてきたのではないだろう。オトーサンは面白いというよりラテの行動に興味を持ったので危ないエリアは避けるとしても行きたがる方向へ歩くことにしてみた。
やはりラテにとっても道は濡れていない方が好みなようで、乾いた場所を選びつつひとときをその公園で遊んでいたが10分ほどで飽きたようだ(笑)。

※仲良しのビーグル犬ハリーちゃん、ボーダーコリーのボーちゃんと。ラテはいい顔しています
愉快だったのはその公園を横断して再び国道に沿った歩道に出た。そして今度は元来た方向に戻る形でスタスタと歩く...。勿論まだ雨は降っているのでオトーサンは傘を差し、レインコートで覆っていないラテの頭部分はかなり濡れている状態だが雨が入らないようにと耳を後ろに倒し目を細めてスタスタと歩く。
「おいおい...ラテ、どこに行きたいの?」とオトーサンは思わず声をかけるが、ラテはチラッとこちらを見上げただけで黙々と歩道を歩く...。
ほんの数分歩いたときにラテは急に右折しそこでピタっと止まった。
オトーサンが傘をあげて見ると何ということか...そこは馴染みのコンビニであり、ラテはその店頭にある電話ボックスの前に座り込み、オトーサンを見上げて「ペロリ」と舌なめずりをしているではないか(笑)。

※大好きなマキちゃんとラブラブチューです
オトーサンは思わず「くくくくっ...」と声を出して笑ってしまう。そういえばかなり前にラテを連れてこのコンビニに通った時期があった。
電話ボックスのポールにラテのリードをつないでオトーサンが買い物をする間ラテを待たせるわけだが、ラテはよく吠えるのだ。
そこにワンコがつながれているから犬好きの人はほほえんだり、時には手を出して撫でようとするらしく、その度にラテは「ウォーオオオオン!」と吠え威嚇する。
まあまあこのワンコは一見の大人には厳しいのである。
あまりに激しく吠えるので買い物の途中のオトーサンも心配になり一端外に出て様子を見なければならずオチオチと買い物をしていられないため、この小一年ラテを連れてのコンビニ行きは避けていたのだった...。

※素晴らしい夕焼けを眺めながらラテと歩くのは楽しい!
しかしそのコンビニの電話ボックスの前に座り込み、舌なめずりするというその意図は無論知れているではないか。
偶然にその場所に行き会い、思い出したのかも知れないし、何らか食品の臭いがしたのだろうか。そしてこの場所は待っているとオトーサンが何らしか美味しいものを持って出てくるところで、自分にもそのお裾分けがあるということを記憶しているとしか思えない。
仕方がないというか、そうまでして期待されてはそれに応えなければならないとオトーサンはラテを希望通り?電話ボックスのポールにつなぎ店内に入った。
途端にラテは誰かに向かって吠えている(笑)。
ともかくラテのオヤツとオトーサンの飲み物などを買って外に出るとラテは口を開け、期待度100%で尻尾だけでなくお尻ごと振っている(爆)。
オトーサンは傘を差しながらもオヤツの一袋を開け、そこからひとつをつまみ出してラテに与えた。
その後は出だしにあれほどリードを引いたラテだったのに面白いほどにオトーサンにきちんとついて歩くのだから可笑しい。
横断歩道を戻る形で渡り直進し、すぐに遊歩道脇を右に折れれば自宅が見えるわけだが、ラテは満足したのかまだまだ雨が降り止まない道を素直についてくる。
こうして雨の日の夕方の散歩は無事に終わった。正直天気の悪い日の散歩はおっくうなものだが、こうした小さな出来事のひとつひとつにオトーサンの気分も晴れるのである。
雨の続いたある日のウィークディ...。夕方の散歩に出ようとラテにレインコートを着せるがいつものように体が硬直して何だかロボットに着せているようで可笑しい...。それでも外に連れだし散歩を始めたが、どうもラテの様子が違うようなのだ...。
もともと雨の日はいつもの散歩コースとは違い、近間で用を済ませて帰りたがるラテなのだがその日もスタートは同じだったものの途中で遊歩道の方へリードを引く。まあ、雨の日は公園に行ったところで友達のワンコもそして小学生の女の子たちもいないだろうから多少は自由にさせてやろうとラテが引くに任せてオトーサンも歩くことにした。

※大あくびのラテ(笑)
ラテがレインコートを邪魔そうに時々「ブルブル」しながら通常とは逆方向に遊歩道を進む。そのまま川の方へ直進するのかと思ったが、急に国道の方へ左折...。まったく何を考えているのか分からないままオトーサンも面白がってラテのリードのままに歩く。
国道沿いの信号を渡りたいという意志のようでしばし信号が青になるのを待つが、この辺はそもそも通常の散歩コースには入っていないのである。
ともかく信号を渡り終えて歩道を右折し、しばらく歩くと電車の高架下にある小さな公園に入っていく。
場所が場所だから、雨に濡れていない場所もあってラテはその乾いた土と砂の感触を楽しんでいるようだが、ここに立ち入ったのは初めてなのだ。
雨の日の行きがかりといえばそれまでだが無論ラテ自身もこの初めての場所を目当てにリードを引いてきたのではないだろう。オトーサンは面白いというよりラテの行動に興味を持ったので危ないエリアは避けるとしても行きたがる方向へ歩くことにしてみた。
やはりラテにとっても道は濡れていない方が好みなようで、乾いた場所を選びつつひとときをその公園で遊んでいたが10分ほどで飽きたようだ(笑)。

※仲良しのビーグル犬ハリーちゃん、ボーダーコリーのボーちゃんと。ラテはいい顔しています
愉快だったのはその公園を横断して再び国道に沿った歩道に出た。そして今度は元来た方向に戻る形でスタスタと歩く...。勿論まだ雨は降っているのでオトーサンは傘を差し、レインコートで覆っていないラテの頭部分はかなり濡れている状態だが雨が入らないようにと耳を後ろに倒し目を細めてスタスタと歩く。
「おいおい...ラテ、どこに行きたいの?」とオトーサンは思わず声をかけるが、ラテはチラッとこちらを見上げただけで黙々と歩道を歩く...。
ほんの数分歩いたときにラテは急に右折しそこでピタっと止まった。
オトーサンが傘をあげて見ると何ということか...そこは馴染みのコンビニであり、ラテはその店頭にある電話ボックスの前に座り込み、オトーサンを見上げて「ペロリ」と舌なめずりをしているではないか(笑)。

※大好きなマキちゃんとラブラブチューです
オトーサンは思わず「くくくくっ...」と声を出して笑ってしまう。そういえばかなり前にラテを連れてこのコンビニに通った時期があった。
電話ボックスのポールにラテのリードをつないでオトーサンが買い物をする間ラテを待たせるわけだが、ラテはよく吠えるのだ。
そこにワンコがつながれているから犬好きの人はほほえんだり、時には手を出して撫でようとするらしく、その度にラテは「ウォーオオオオン!」と吠え威嚇する。
まあまあこのワンコは一見の大人には厳しいのである。
あまりに激しく吠えるので買い物の途中のオトーサンも心配になり一端外に出て様子を見なければならずオチオチと買い物をしていられないため、この小一年ラテを連れてのコンビニ行きは避けていたのだった...。

※素晴らしい夕焼けを眺めながらラテと歩くのは楽しい!
しかしそのコンビニの電話ボックスの前に座り込み、舌なめずりするというその意図は無論知れているではないか。
偶然にその場所に行き会い、思い出したのかも知れないし、何らか食品の臭いがしたのだろうか。そしてこの場所は待っているとオトーサンが何らしか美味しいものを持って出てくるところで、自分にもそのお裾分けがあるということを記憶しているとしか思えない。
仕方がないというか、そうまでして期待されてはそれに応えなければならないとオトーサンはラテを希望通り?電話ボックスのポールにつなぎ店内に入った。
途端にラテは誰かに向かって吠えている(笑)。
ともかくラテのオヤツとオトーサンの飲み物などを買って外に出るとラテは口を開け、期待度100%で尻尾だけでなくお尻ごと振っている(爆)。
オトーサンは傘を差しながらもオヤツの一袋を開け、そこからひとつをつまみ出してラテに与えた。
その後は出だしにあれほどリードを引いたラテだったのに面白いほどにオトーサンにきちんとついて歩くのだから可笑しい。
横断歩道を戻る形で渡り直進し、すぐに遊歩道脇を右に折れれば自宅が見えるわけだが、ラテは満足したのかまだまだ雨が降り止まない道を素直についてくる。
こうして雨の日の夕方の散歩は無事に終わった。正直天気の悪い日の散歩はおっくうなものだが、こうした小さな出来事のひとつひとつにオトーサンの気分も晴れるのである。
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