ラテ飼育格闘日記(103)
ラテがお腹をこわした...。本格的な下痢はこれまで一度あったが、なにか悪いものでも拾い食いしたか、あるいはたまたま体調が悪かったのかとオトーサンは心配で落ち着かない。
まあ、オトーサンだってお腹を壊すこともあるわけで、下痢だからといってそうそう心配することはないだろうと理性ではそう考えているが、何しろ相手は言葉を喋らないワンコであり、どんな状況なのかが把握できないだけに心配なのである。
先日、朝の散歩でのウンチがいささか柔らかだった...。これは食べ過ぎたか?と思い返してみたがそうした記憶もない。何しろダイエットをしなければならないラテなので我々人間用の食べ物も以前とは違い最小限度にと心得ているからだ。
しかし2年以上もラテと一緒に過ごしていれば、たまたまウンチが緩いとか吐いてしまうといったことがあるわけで、そんなことでいちいち心配してはオトーサンの身体が持たない(笑)。
と強気を言ってはみたが、ラテが我が家に来て最初の下痢のときは翌朝に即医者に連れて行ったのだから偉そうなことはいえない。
さて...問題はその日の夕方の散歩だった。
とにかくラテはオシッコなら室内のシートで済ませてくれるがウンチは室内でした例がないのである。したがってともかく散歩に出なければならないというのが厄介なことだが、お仲間のワンコたちにも同じ状況が多々いるので特別ではないらしい。
中にはオシッコも外でしかしないワンコもいるから、ラテはまだよい方なのかも知れない...。
そんなわけだから朝晩の散歩はオトーサンとラテとの共同歩調を取る楽しみであると同時に間違いなくラテにウンチの機会を与えるためのものなのだ。したがってお仲間の飼い主さんたちと会うと「○○ちゃんはウンチ済みましたか?」というのがひとつの挨拶代わりになるほどである(笑)。
いやはや、当事者にとっては健康を左右する重大事なのだから、笑ってはいられない。

※朝の公園は一面霜で白くなる季節になった
夕方の散歩の時間が近づくにつれ、ラテはいつもとは些か違ってそわそわし始めた。
まずはオシッコシートの前に行き、オトーサンと視線を合わせるということを数回する。
オトーサンは「オシッコしなさい、OKだよ」と声をかけるがオシッコはしない。
そんなうちに散歩の準備ができ、リードを付けて外に出るとラテは猛烈にリードを引いて先へ先へと進んでいくのである。
無論散歩はラテにとって楽しいことだから気分が乗ればオトーサンを尻目にルンルンで先を急ごうとすることもあるが、地面を嗅ぐこともなく進むその姿になにかいつもとは違うものを感じながら遊歩道の草むらに入った...途端にラテがしゃがみ込んだ。
朝のとは違い本格的な下痢だった。形がないのですっかり取り切れないが残りは持参しているペットボトルの水で流して目的の公園へと急いだ。
公園でのラテはなかなか元気だったし1時間半ほどの散歩の途中には2度目のウンチはなかったからオトーサンは安心し、これで済んだものと思っていたが、そうは問屋が卸さなかったのである。

※具合が悪いときのラテはよく寝る...
その夜はいつもとは違い多少遅くまであれこれと起きていた。
ラテは早いと19時くらいに自分でハウス(クレート)に入って眠たい宣言をするが、ウィークディのほとんどは22時ころになるのが普通である、しかしその日はきちんと食事も食べ、オトーサンと女房と共に少々遅くまで遊んでからハウスに入ったがどうもいつもと様子が違う。
何しろ夕刻の散歩時にお腹を壊した事実があるし、オトーサンの頭の中には昨年3月の悪夢がよみがえってきた。
どうもあの時と同じ鳴き方のような気がする...。
オトーサンも就寝の時間なので本来ならパジャマに着替るところだが、念のために臨戦態勢を取ろうといつでも外に出られるようにウンチ処理袋とペットボトルの水などを準備しジーパンとシャツを着たまま床に入ってラテの様子をうかがった。
とにかく通常ラテは夜泣きなどしない大変良い子なのだ。それがいつもの寝る時間を2時間も過ぎ、真夜中の12時になろうとする時間帯に「クゥ~ン...クゥ~ン」と遠慮がちに鳴くのである。
オトーサンは「これは外でウンチをしたいに違いない」と確信し、ジャンパーを羽織り懐中電灯を持って急いでラテを外に連れ出した。
オトーサンの疑念は確信になった。なぜならラテの引きは夕刻の散歩の時と同じくズンズンと歩き始める。
人間側と同じ理窟では割り切れないだろうが、下痢は我々でも我慢するのは辛いものだ。それがラテの意志とはいえ、家や玄関あるいは舗装の道ではしゃがみこまず、草むらまで我慢するというのだからオトーサンは感心してしまう。
勝手知ったる場所だとはいえ、外灯と懐中電灯の明かりを頼りに進み、適当な草むらの奥に入ってラテはウンチをはじめた。無論下痢だった...。
ウンチの処置をしてラテの様子をみると、これで済んだわけではないように思える。せっかくだからと今度は暗い遊歩道から外灯も多く店舗の明かりなどで明るい国道に出て散歩を続けた。無論ラテの様子を見ながらである。
ラテはまたまたソワソラとし始めてリードを引くようになったので、そろそろ第2弾かと思ったが丁度そこはガソリンスタンドの前でありここでされては申し訳ないからと強くリードを引いて脇の草むらに誘導すると果たしてそこでまたまたしゃがみこんだ。ただし今度は微量だったので取った後はきれいに水で流し、ラテのお尻をウェットティッシュで拭いてから自宅に戻ることにする。
幸いというか、ラテはウンチが済むとオトーサンに無類の笑顔でアイコンタントした。その表情はまさしく「ありがとう、もうすっきりしたよ」と言っているようだった。

※お陰様で1日で元気になりました!
ラテの歩き方からして確かにこれですっきりしたようだ。いつもの歩き方に戻ったしオトーサンの呼びかけにアイコンタントで答える余裕も出てきた。
嬉しかったのか、歩きながらオトーサンの足を後ろから鼻でツンツンと突っつき頭を押しつけてくる。その頭をそっと撫でたオトーサンだった。
こうして真夜中のオプション散歩は終わったが、万一再度ラテが鳴き始めた際に同じようにすぐ出かけられるよう支度を調え、その夜オトーサンはパジャマでなくジーパンのまま就寝したが、ありがたいことにその後ラテに起こされることはなく翌朝の散歩ではウンチが出なかったものの夕方には通常のウンチに戻った。
こうした時のひとつひとつの積み重ねによりラテの言いたいことが分かってくるような気がしてオトーサンは睡眠不足も苦にならなかった。
まあ、オトーサンだってお腹を壊すこともあるわけで、下痢だからといってそうそう心配することはないだろうと理性ではそう考えているが、何しろ相手は言葉を喋らないワンコであり、どんな状況なのかが把握できないだけに心配なのである。
先日、朝の散歩でのウンチがいささか柔らかだった...。これは食べ過ぎたか?と思い返してみたがそうした記憶もない。何しろダイエットをしなければならないラテなので我々人間用の食べ物も以前とは違い最小限度にと心得ているからだ。
しかし2年以上もラテと一緒に過ごしていれば、たまたまウンチが緩いとか吐いてしまうといったことがあるわけで、そんなことでいちいち心配してはオトーサンの身体が持たない(笑)。
と強気を言ってはみたが、ラテが我が家に来て最初の下痢のときは翌朝に即医者に連れて行ったのだから偉そうなことはいえない。
さて...問題はその日の夕方の散歩だった。
とにかくラテはオシッコなら室内のシートで済ませてくれるがウンチは室内でした例がないのである。したがってともかく散歩に出なければならないというのが厄介なことだが、お仲間のワンコたちにも同じ状況が多々いるので特別ではないらしい。
中にはオシッコも外でしかしないワンコもいるから、ラテはまだよい方なのかも知れない...。
そんなわけだから朝晩の散歩はオトーサンとラテとの共同歩調を取る楽しみであると同時に間違いなくラテにウンチの機会を与えるためのものなのだ。したがってお仲間の飼い主さんたちと会うと「○○ちゃんはウンチ済みましたか?」というのがひとつの挨拶代わりになるほどである(笑)。
いやはや、当事者にとっては健康を左右する重大事なのだから、笑ってはいられない。

※朝の公園は一面霜で白くなる季節になった
夕方の散歩の時間が近づくにつれ、ラテはいつもとは些か違ってそわそわし始めた。
まずはオシッコシートの前に行き、オトーサンと視線を合わせるということを数回する。
オトーサンは「オシッコしなさい、OKだよ」と声をかけるがオシッコはしない。
そんなうちに散歩の準備ができ、リードを付けて外に出るとラテは猛烈にリードを引いて先へ先へと進んでいくのである。
無論散歩はラテにとって楽しいことだから気分が乗ればオトーサンを尻目にルンルンで先を急ごうとすることもあるが、地面を嗅ぐこともなく進むその姿になにかいつもとは違うものを感じながら遊歩道の草むらに入った...途端にラテがしゃがみ込んだ。
朝のとは違い本格的な下痢だった。形がないのですっかり取り切れないが残りは持参しているペットボトルの水で流して目的の公園へと急いだ。
公園でのラテはなかなか元気だったし1時間半ほどの散歩の途中には2度目のウンチはなかったからオトーサンは安心し、これで済んだものと思っていたが、そうは問屋が卸さなかったのである。

※具合が悪いときのラテはよく寝る...
その夜はいつもとは違い多少遅くまであれこれと起きていた。
ラテは早いと19時くらいに自分でハウス(クレート)に入って眠たい宣言をするが、ウィークディのほとんどは22時ころになるのが普通である、しかしその日はきちんと食事も食べ、オトーサンと女房と共に少々遅くまで遊んでからハウスに入ったがどうもいつもと様子が違う。
何しろ夕刻の散歩時にお腹を壊した事実があるし、オトーサンの頭の中には昨年3月の悪夢がよみがえってきた。
どうもあの時と同じ鳴き方のような気がする...。
オトーサンも就寝の時間なので本来ならパジャマに着替るところだが、念のために臨戦態勢を取ろうといつでも外に出られるようにウンチ処理袋とペットボトルの水などを準備しジーパンとシャツを着たまま床に入ってラテの様子をうかがった。
とにかく通常ラテは夜泣きなどしない大変良い子なのだ。それがいつもの寝る時間を2時間も過ぎ、真夜中の12時になろうとする時間帯に「クゥ~ン...クゥ~ン」と遠慮がちに鳴くのである。
オトーサンは「これは外でウンチをしたいに違いない」と確信し、ジャンパーを羽織り懐中電灯を持って急いでラテを外に連れ出した。
オトーサンの疑念は確信になった。なぜならラテの引きは夕刻の散歩の時と同じくズンズンと歩き始める。
人間側と同じ理窟では割り切れないだろうが、下痢は我々でも我慢するのは辛いものだ。それがラテの意志とはいえ、家や玄関あるいは舗装の道ではしゃがみこまず、草むらまで我慢するというのだからオトーサンは感心してしまう。
勝手知ったる場所だとはいえ、外灯と懐中電灯の明かりを頼りに進み、適当な草むらの奥に入ってラテはウンチをはじめた。無論下痢だった...。
ウンチの処置をしてラテの様子をみると、これで済んだわけではないように思える。せっかくだからと今度は暗い遊歩道から外灯も多く店舗の明かりなどで明るい国道に出て散歩を続けた。無論ラテの様子を見ながらである。
ラテはまたまたソワソラとし始めてリードを引くようになったので、そろそろ第2弾かと思ったが丁度そこはガソリンスタンドの前でありここでされては申し訳ないからと強くリードを引いて脇の草むらに誘導すると果たしてそこでまたまたしゃがみこんだ。ただし今度は微量だったので取った後はきれいに水で流し、ラテのお尻をウェットティッシュで拭いてから自宅に戻ることにする。
幸いというか、ラテはウンチが済むとオトーサンに無類の笑顔でアイコンタントした。その表情はまさしく「ありがとう、もうすっきりしたよ」と言っているようだった。

※お陰様で1日で元気になりました!
ラテの歩き方からして確かにこれですっきりしたようだ。いつもの歩き方に戻ったしオトーサンの呼びかけにアイコンタントで答える余裕も出てきた。
嬉しかったのか、歩きながらオトーサンの足を後ろから鼻でツンツンと突っつき頭を押しつけてくる。その頭をそっと撫でたオトーサンだった。
こうして真夜中のオプション散歩は終わったが、万一再度ラテが鳴き始めた際に同じようにすぐ出かけられるよう支度を調え、その夜オトーサンはパジャマでなくジーパンのまま就寝したが、ありがたいことにその後ラテに起こされることはなく翌朝の散歩ではウンチが出なかったものの夕方には通常のウンチに戻った。
こうした時のひとつひとつの積み重ねによりラテの言いたいことが分かってくるような気がしてオトーサンは睡眠不足も苦にならなかった。