ラテ飼育格闘日記(99)
どちらかというとワンコ付き合いのよい方ではない...かも知れない...ラテもありがたいことにいつもの公園に行けば馴染みの友達たちに会える。お互いに気分屋なのでいつも駆けずり回るわけではないが、身体を動かした後はやはり満足そうだし、なによりもよく眠る。
今日の夕方の散歩もなかなか賑やかだった...というよりラテも含めてワンコ同士のちょっとしたいざこざもあるし、日が落ちて見通しが利かなくなるとワンコも吠える機会が多くなるようだ。
ラテは人間に対しては驚くほど友好的である。無論知らない人がいきなり手をかざすような場合は吠えまくるが、基本的に人好きなワンコだと思う。
特に子供は大好きで下校の小学生たちと出会うと嬉しくて仕方がないという態度で近づく。ただし皆が皆ワンコを好きだと言うわけでもないから「怖~い」とか「オオカミだぁ」などと逃げられると本当に悲しそうに「クーン」と鳴いたり、場合によってはばつの悪そうな表情をする。
ただしこれがワンコ同士となるとなかなか難しい(笑)。
公園でよくお会いするワンコたちを紹介してみると、まずはラテ最愛のMIX犬マキちゃんとビーグル犬のハリーちゃん、そしてコーギー犬のアポロちゃんとコーちゃんならびにシンちゃん、そしてプリンちゃんなどがいる。
また柴犬としてはクロちゃん、ハチちゃん、ポン吉ちゃんらが、そしてボーダコリーのボーちゃんとレオンちゃん、ダックスフンドのダリちゃんとロッキーちゃん、パピヨンの小太郎ちゃん、ボストン・テリアのボビーちゃん、ジャーマン・シェパードのマリアちゃんとサラちゃん、さらに最近はなかなか会えないがゴールデンレトリーバーのソレちゃんとヒナたちゃんたちである。
無論その他にも沢山のワンコたちが一堂に会すこともあるものの、相性や小型犬と中型犬以上といったことを考慮し、自然に広い公園の場所を変えて集まっている。
しかし...よくもまあこれだけ名前を覚えたものだ...ふ~っ(笑)。

※雨上がりの朝、橋の欄干から河川に群がる鳥たちを眺めるラテ
これらのワンコたちの中でラテが一目おいているワンコはごく少数である。
マキちゃん、ハリーちゃん、アポロちゃん、プリンちゃんぐらいだ...。このうちコーギーのプリンちゃんはラテが公園デビューしたときからの大先輩格なので一対一で遊んだこともなく、プリンちゃんが直進してくるような場合、ラテは道を空ける(笑)。
ワンコとして大好きなのはマキちゃんで、まとわりつき機会があればその口元に鼻先を突き入れようとするが一緒に駆けたり取っ組み合って遊ぶことはほとんどない。ただただ一緒にいたいといった感じなのだ。
その時々にもよるが取っ組み合って遊ぶワンコはビーグルのハリーちゃん、コーギーのアポロちゃんとコーちゃん、ボーダーコリーのボーちゃん、次に柴のクロちゃんとダックスフンドのダリちゃん、そしてゴールデンレトリーバーのヒナちゃんくらいなものだろうか。
特に激しい格闘をするのはハリーちゃんとであり、思わずラテは声を上げながら格闘することもある。
コーギーのアポロちゃんともよく駆けたり組んずほぐれつの遊びをするが、ラテはアポロちゃんに対してはすべてを譲る姿勢を示す。オヤツで威嚇することもないし、ラテがペットボトルから水を飲んでいるときにアポロちゃんが割り込むと大人しくその席を譲るのだ。ハリーちゃんとかマキちゃんたちでさえ同じ場面だと一緒に水を飲むラテだがアポロちゃんの場合は「どうぞお先に」ということらしい。
しかし別にアポロちゃんから威嚇されたわけでもなし、こうした順位がどうしてできあがるのか分からないが、なるべくトラブルを起こさないようにとのワンコたちの術なのだろう。だからオトーサンはアポロちゃんを「公園の王子様」と呼んでいる(笑)。
ともかくハリーちゃんとかアポロちゃんあるいはコーちゃんらと激しい取っ組み合いができるのは相性がよいことが一番だとしても飼い主さんたちがワンコをよく理解しそれを許しているからだといえる。
こうした激しい遊びは一見本気で喧嘩し、噛み合っているように見えるほどだから多くの飼い主さんたちは愛犬が心配ですぐに止めさせてしまうことが多い。しかしたとえラテがハリーちゃんの後ろ足を噛んで引っ張っているように見えても、反対にハリーちゃんがラテの首に噛みついてぶら下がっていたとしても彼ら彼女らは本気で喧嘩をしているわけではないのだ。
お互いにもし本当に痛ければ鳴き声を上げるだろうし、そもそも大概はワンコ同士それなりに犬社会のルールを守っているわけだ。

※室内のボール遊びもわざわざ狭い場所を選んで通り抜けようとする。ラテにとって椅子も遊具のひとつなのかも...
ラテもこうした仲間がいることは幸せである。しかし一通り好き嫌いのワンコを確認してみると面白いことに気がつく。
それは雌犬のラテが喧嘩の心配がなく遊べるワンコ、すなわちマキちゃん、ハリーちゃん、アポロちゃん、クロちゃん、ポン吉ちゃん、コーちゃん、そしてボーちゃんは雄犬なのだ。いや...前記の中だけに限ればゴールデンレトリーバーのヒナちゃんだけは雌だが後は皆雄なのだ。
こうした性別による相性はよくある話と聞いているが、難しいのが人間世界と同様に初対面のときである(笑)。
例えば2匹のワンコが近づいたとき、ラテが「ワンワンワン」と吠えたとする。しかし吠えたからといって「これは相性が悪い」と簡単に引き離してしまうと友達になる可能性を飼い主が奪ってしまうことにもなりかねない。なぜなら吠えたから即嫌い...喧嘩してやるぞ...とは限らないからだ。興味があるので近づきたいという意味合いの「ワンワン!」もあるからだ。
前記のワンコたちの中で例えばコーギーのコーちゃんは比較的最近友達になったワンコである。とにかくもの凄いパワーと物怖じしない性格だからどのワンコのところに入り込み遊びたいことを身体全体で表す。だから王子様のアポロちゃんでさえタジタジになるときもある。
そのコーちゃんが公園デビューしたときラテは威嚇しコーちゃんを近づけなかった。しかしコーちゃんの方は威嚇されても脅かされても機会があると近づいてくるがラテはその度に吠えたり唸ったりを繰り返したのでオトーサンは「これはダメかな」と思ったほどだ。
コーちゃんは同じコーギーのアポロちゃんとよく遊び、アポロちゃんに一目おいているラテとしてはどうしてもコーちゃんと近づく機会が多くなる...。
アポロちゃんとコーちゃんが取っ組み合っているときに、ラテはアポロちゃん目当てに突っ込んでいく日が続いたが、そのうちコーちゃんの存在が気にならなくなったように思えたある日、鼻先をくっつけ合ってペロペロと舐め合うようになったいた...。
それがどうだ...。いまではそのコーちゃんに遊びとはいえ追いかけられて逃げ惑い、疲れてオトーサンに抱っこを要求するラテである(笑)。
だから、1度や2度のいさかいでワンコ同士を遠ざけてしまってはお互いが不幸だと思うが、そこはどうしても嫌なワンコ、合わないワンコもいるわけで申し訳ないがこればかりはオトーサンの力はまったく及ばない(笑)。

※公園に照明が点く頃、空は茜色に染まっていく。「ラテ、そろそろ帰ろうか!」
先日も朝の散歩で初めての柴犬と遭遇した。相手によってはいきなり飛びかかろうとする場合もあるからオトーサンはワンコが近づくとリードを短く持って注意をすると同時にラテの様子を観察する。といっても過去にも静かに近づいたから安心かな...と思った瞬間「ガウ!」と威嚇した時もあるから気を抜けない。無論ラテだけの問題でなく相手のワンコの性格も分からないわけだから大げさだが緊張の一瞬である。
しかしオトーサンは相手のワンコと共にそのリードを持っている飼い主さんの言動を観察することで相手のワンコの様子もほぼ分かるような気がする昨今である。
怒りっぽく切れやすい飼い主に穏和なワンコはいないと思うし、無愛想な飼い主のワンコに愛想の良いワンコは育たないと思うからだ(笑)。
その柴犬のリードを持っている方は旦那さんを駅まで送りにきた中年の奥さんだったがお互い「おはようございます」と挨拶した後でワンコ同士を対面させた。
ラテも軽くシッポを振っているしマズルに皺を寄せたりしていない。そして何よりも飼い主さんが笑顔でいるので安心し、いつでもリードを引けるようにしながらもラテを近づける。
どうやら相手も遊びたい様子だしよく観察すると雄犬のようなのでリードを少し緩めた...。お互い威嚇するででもなく前足を上げて遊びたい様子を示す。
そんな注意をしながらワンコの年齢を聞くと1歳とちょっととのこと。遊びたい盛りである。
ほんの短い間だが、こうしてコミュニケーションを済ませたワンコは次回会った場合には少し安心していられるのだ。まあそのワンコが以前に会ったことがあるかどうかをオトーサンが記憶していればの話だが(笑)。
そのうち、ラテ交遊の相関図でも作ってみようかと考えているオトーサンである。
今日の夕方の散歩もなかなか賑やかだった...というよりラテも含めてワンコ同士のちょっとしたいざこざもあるし、日が落ちて見通しが利かなくなるとワンコも吠える機会が多くなるようだ。
ラテは人間に対しては驚くほど友好的である。無論知らない人がいきなり手をかざすような場合は吠えまくるが、基本的に人好きなワンコだと思う。
特に子供は大好きで下校の小学生たちと出会うと嬉しくて仕方がないという態度で近づく。ただし皆が皆ワンコを好きだと言うわけでもないから「怖~い」とか「オオカミだぁ」などと逃げられると本当に悲しそうに「クーン」と鳴いたり、場合によってはばつの悪そうな表情をする。
ただしこれがワンコ同士となるとなかなか難しい(笑)。
公園でよくお会いするワンコたちを紹介してみると、まずはラテ最愛のMIX犬マキちゃんとビーグル犬のハリーちゃん、そしてコーギー犬のアポロちゃんとコーちゃんならびにシンちゃん、そしてプリンちゃんなどがいる。
また柴犬としてはクロちゃん、ハチちゃん、ポン吉ちゃんらが、そしてボーダコリーのボーちゃんとレオンちゃん、ダックスフンドのダリちゃんとロッキーちゃん、パピヨンの小太郎ちゃん、ボストン・テリアのボビーちゃん、ジャーマン・シェパードのマリアちゃんとサラちゃん、さらに最近はなかなか会えないがゴールデンレトリーバーのソレちゃんとヒナたちゃんたちである。
無論その他にも沢山のワンコたちが一堂に会すこともあるものの、相性や小型犬と中型犬以上といったことを考慮し、自然に広い公園の場所を変えて集まっている。
しかし...よくもまあこれだけ名前を覚えたものだ...ふ~っ(笑)。

※雨上がりの朝、橋の欄干から河川に群がる鳥たちを眺めるラテ
これらのワンコたちの中でラテが一目おいているワンコはごく少数である。
マキちゃん、ハリーちゃん、アポロちゃん、プリンちゃんぐらいだ...。このうちコーギーのプリンちゃんはラテが公園デビューしたときからの大先輩格なので一対一で遊んだこともなく、プリンちゃんが直進してくるような場合、ラテは道を空ける(笑)。
ワンコとして大好きなのはマキちゃんで、まとわりつき機会があればその口元に鼻先を突き入れようとするが一緒に駆けたり取っ組み合って遊ぶことはほとんどない。ただただ一緒にいたいといった感じなのだ。
その時々にもよるが取っ組み合って遊ぶワンコはビーグルのハリーちゃん、コーギーのアポロちゃんとコーちゃん、ボーダーコリーのボーちゃん、次に柴のクロちゃんとダックスフンドのダリちゃん、そしてゴールデンレトリーバーのヒナちゃんくらいなものだろうか。
特に激しい格闘をするのはハリーちゃんとであり、思わずラテは声を上げながら格闘することもある。
コーギーのアポロちゃんともよく駆けたり組んずほぐれつの遊びをするが、ラテはアポロちゃんに対してはすべてを譲る姿勢を示す。オヤツで威嚇することもないし、ラテがペットボトルから水を飲んでいるときにアポロちゃんが割り込むと大人しくその席を譲るのだ。ハリーちゃんとかマキちゃんたちでさえ同じ場面だと一緒に水を飲むラテだがアポロちゃんの場合は「どうぞお先に」ということらしい。
しかし別にアポロちゃんから威嚇されたわけでもなし、こうした順位がどうしてできあがるのか分からないが、なるべくトラブルを起こさないようにとのワンコたちの術なのだろう。だからオトーサンはアポロちゃんを「公園の王子様」と呼んでいる(笑)。
ともかくハリーちゃんとかアポロちゃんあるいはコーちゃんらと激しい取っ組み合いができるのは相性がよいことが一番だとしても飼い主さんたちがワンコをよく理解しそれを許しているからだといえる。
こうした激しい遊びは一見本気で喧嘩し、噛み合っているように見えるほどだから多くの飼い主さんたちは愛犬が心配ですぐに止めさせてしまうことが多い。しかしたとえラテがハリーちゃんの後ろ足を噛んで引っ張っているように見えても、反対にハリーちゃんがラテの首に噛みついてぶら下がっていたとしても彼ら彼女らは本気で喧嘩をしているわけではないのだ。
お互いにもし本当に痛ければ鳴き声を上げるだろうし、そもそも大概はワンコ同士それなりに犬社会のルールを守っているわけだ。

※室内のボール遊びもわざわざ狭い場所を選んで通り抜けようとする。ラテにとって椅子も遊具のひとつなのかも...
ラテもこうした仲間がいることは幸せである。しかし一通り好き嫌いのワンコを確認してみると面白いことに気がつく。
それは雌犬のラテが喧嘩の心配がなく遊べるワンコ、すなわちマキちゃん、ハリーちゃん、アポロちゃん、クロちゃん、ポン吉ちゃん、コーちゃん、そしてボーちゃんは雄犬なのだ。いや...前記の中だけに限ればゴールデンレトリーバーのヒナちゃんだけは雌だが後は皆雄なのだ。
こうした性別による相性はよくある話と聞いているが、難しいのが人間世界と同様に初対面のときである(笑)。
例えば2匹のワンコが近づいたとき、ラテが「ワンワンワン」と吠えたとする。しかし吠えたからといって「これは相性が悪い」と簡単に引き離してしまうと友達になる可能性を飼い主が奪ってしまうことにもなりかねない。なぜなら吠えたから即嫌い...喧嘩してやるぞ...とは限らないからだ。興味があるので近づきたいという意味合いの「ワンワン!」もあるからだ。
前記のワンコたちの中で例えばコーギーのコーちゃんは比較的最近友達になったワンコである。とにかくもの凄いパワーと物怖じしない性格だからどのワンコのところに入り込み遊びたいことを身体全体で表す。だから王子様のアポロちゃんでさえタジタジになるときもある。
そのコーちゃんが公園デビューしたときラテは威嚇しコーちゃんを近づけなかった。しかしコーちゃんの方は威嚇されても脅かされても機会があると近づいてくるがラテはその度に吠えたり唸ったりを繰り返したのでオトーサンは「これはダメかな」と思ったほどだ。
コーちゃんは同じコーギーのアポロちゃんとよく遊び、アポロちゃんに一目おいているラテとしてはどうしてもコーちゃんと近づく機会が多くなる...。
アポロちゃんとコーちゃんが取っ組み合っているときに、ラテはアポロちゃん目当てに突っ込んでいく日が続いたが、そのうちコーちゃんの存在が気にならなくなったように思えたある日、鼻先をくっつけ合ってペロペロと舐め合うようになったいた...。
それがどうだ...。いまではそのコーちゃんに遊びとはいえ追いかけられて逃げ惑い、疲れてオトーサンに抱っこを要求するラテである(笑)。
だから、1度や2度のいさかいでワンコ同士を遠ざけてしまってはお互いが不幸だと思うが、そこはどうしても嫌なワンコ、合わないワンコもいるわけで申し訳ないがこればかりはオトーサンの力はまったく及ばない(笑)。

※公園に照明が点く頃、空は茜色に染まっていく。「ラテ、そろそろ帰ろうか!」
先日も朝の散歩で初めての柴犬と遭遇した。相手によってはいきなり飛びかかろうとする場合もあるからオトーサンはワンコが近づくとリードを短く持って注意をすると同時にラテの様子を観察する。といっても過去にも静かに近づいたから安心かな...と思った瞬間「ガウ!」と威嚇した時もあるから気を抜けない。無論ラテだけの問題でなく相手のワンコの性格も分からないわけだから大げさだが緊張の一瞬である。
しかしオトーサンは相手のワンコと共にそのリードを持っている飼い主さんの言動を観察することで相手のワンコの様子もほぼ分かるような気がする昨今である。
怒りっぽく切れやすい飼い主に穏和なワンコはいないと思うし、無愛想な飼い主のワンコに愛想の良いワンコは育たないと思うからだ(笑)。
その柴犬のリードを持っている方は旦那さんを駅まで送りにきた中年の奥さんだったがお互い「おはようございます」と挨拶した後でワンコ同士を対面させた。
ラテも軽くシッポを振っているしマズルに皺を寄せたりしていない。そして何よりも飼い主さんが笑顔でいるので安心し、いつでもリードを引けるようにしながらもラテを近づける。
どうやら相手も遊びたい様子だしよく観察すると雄犬のようなのでリードを少し緩めた...。お互い威嚇するででもなく前足を上げて遊びたい様子を示す。
そんな注意をしながらワンコの年齢を聞くと1歳とちょっととのこと。遊びたい盛りである。
ほんの短い間だが、こうしてコミュニケーションを済ませたワンコは次回会った場合には少し安心していられるのだ。まあそのワンコが以前に会ったことがあるかどうかをオトーサンが記憶していればの話だが(笑)。
そのうち、ラテ交遊の相関図でも作ってみようかと考えているオトーサンである。