ラテ飼育格闘日記(54)
ワンコに限らず動物と子供は取り合わせが良いというか絵になるように思うが、実際は逆でワンコも子供が苦手だというケースも多いという。散歩の道々でも子供に連れられたワンコの中には気の毒に思えるワンコが目立つだけでなく危ないシーンにも出くわす。
子供も大人と一緒にワンコ大好きという人もいるし怖くて嫌いという人もいる。しかしワンコ側から見るなら確実に大人の方が安心して付き合っていられるのではないだろうか。
毎日の散歩で様々なワンコたちと会うが、小学生たちが連れているワンコたちの中には見るからに気の毒なワンコが多い...。ひと言でいうならワンコの扱い方を親がきちんと教えていないからだろう...ダックスフンドなどの小型犬をまるで紐のついた三輪車まがいに振り回している場面に出くわす。またいたずらにいじくり回してオモチャにしている場合も多い。これではワンコもストレスがたまるのではないだろうか。

※紅葉のアーチはそろそろ見納めかも知れない...
そしてなによりも気になるのはそうした子供たちがワンコを連れている場合の多くが糞の始末をする準備もしていないため、糞がそのまま放置されてしまうことだ。
ラテが毎日出向く公園に集う子供の中には自転車の籠にワンコを押し込めたり、自転車でリードを引っ張って連れ回すワンコもいるが、ワンコが怖がって暴れ籠から落ちそうになったり、首輪がリードで強く引かれてワンコが半分宙づりになっているように場面に出くわすこともある。見かねて「そのワンコはあなたの家で飼ってるの?」と聞かずにいられないが、子供は明るく「貸してもらったの!」とオモチャ同然にいう...。思わずオトーサンは「レンタルかよ!」と眉をしかめてしまう(笑)。
繰り返すが本当のところ、子供の責任というよりその親やワンコの飼い主がワンコとどのように対峙すべきかをきちんと教えていないからであり、諸悪の根源は親や大人にあるこちとは明らかだ。ワンコが大けがをする可能性があるだけでなく、小型犬とはいえ知らない子供や幼児に噛みつく可能性だってゼロではなく、大けがを負わせてしまってからでは遅いと思うのだが...。
先日少し驚いたことがあった。毎日通る遊歩道をラテと歩いていたとき、脇にある小さな公園にダックスフンドが一匹目に付いた。その周りには小学生低学年の男の子が数人遊んでいたが、木々の垣根越しでもありワンコにリードが付いていることは分かったから安心して通り過ぎようとした。そのとき「ウ~ワンワン」と吠えながらそのダックスフンドがラテに飛びかかってきたのだ。
威嚇なのか本気なのかは分からないが、オトーサンはとっさにラテを自分の後ろに引き回して自分を盾にした。これはラテをかばうのではなく、ラテがその小型犬を傷つけないようにとの配慮である。売られた喧嘩は積極的に買うという威勢の良いラテだから(オイオイ...笑)、これまた唸り声を上げていきり立った...。だからラテが本気になったら大きく体力差が違うわけで、まず間違いなくラテがそのダックスを噛むなりして傷つけるに違いない。

※落ち葉の絨毯が大好きなのでご機嫌のラテ
ラテが多少傷つくのはまだしも、万一ダックスフンドに大げがでもさせたら向こうから飛びかかってきたとはいえ気持ちの良いことではない。だからオトーサンが盾になってラテをかばった。
ダックスフンドもさすがに人に噛みつくつもりはなく回り込んでラテに接触しようとするばかりだったが、必要にオトーサンが足でカバーするのでそれ以上は飛びかかれないでいた。そのとき、男の子がひとり足って来てやっとそのワンコをホールドした。
オトーサンは「君が飼い主か」と聞き、小さく頷く子供に対して「危ないからワンコはつないでおかないとダメだぞ」と少し大きな声で注意をしたが、最近のガキ...(失礼)親がバカな子供は「ごめんなさい」とか「すみません」のひと言もいえないようで、謝るどころか不機嫌なツラをしてこちらをにらみ付けるありさま...(笑)。まあ自分の気持ちを素直に表現できないのがこの年代の...特に男の子にはありがちなのだが、困ったことである。
ラテはといえば、オトーサンのブロックで動けないばかりかダックスフンドとの奮闘中にオトーサンがラテの後ろ足を少し踏んでしまったらしく「キャイ~ン」と小さな声を上げた。ダックスフンドが子供に抱かれて向こうに行くのを見届けながらオトーサンはお詫びにとラテを抱き上げてその場を後にした(笑)。

※オトーサンに抱かれてちょっと迷惑そう...(笑)
ワンコを愛玩するのは歓迎だが、ダックスフンドのような小型犬でも本気になったら人の手の骨を噛み砕くほどの力を持っている動物だということも十分知っておかなければならない。
糞の始末もしない...そして他者や地域環境のことなどに思いやることのない飼い主もいるから、ワンコが不当に嫌われることにもなるのだと思う。
しかし誤解があっては困るが、オトーサンが行き交う子供たちがすべてそうであるはずもない。何度か書いているが特に道々出会うこれまた小学生の女の子たちの中には感受性が豊かなのだろう..というより親の教育が行き届いているのだろう、言葉遣いも丁寧だし自然にラテに近づき可愛がってくれる子供たちも多い。
オトーサンはそんな平凡なシーンひとつにでも今は女性の時代なんだなあ...と強く感じる今日この頃である(笑)。そういえばラテも女の子であった...。
子供も大人と一緒にワンコ大好きという人もいるし怖くて嫌いという人もいる。しかしワンコ側から見るなら確実に大人の方が安心して付き合っていられるのではないだろうか。
毎日の散歩で様々なワンコたちと会うが、小学生たちが連れているワンコたちの中には見るからに気の毒なワンコが多い...。ひと言でいうならワンコの扱い方を親がきちんと教えていないからだろう...ダックスフンドなどの小型犬をまるで紐のついた三輪車まがいに振り回している場面に出くわす。またいたずらにいじくり回してオモチャにしている場合も多い。これではワンコもストレスがたまるのではないだろうか。

※紅葉のアーチはそろそろ見納めかも知れない...
そしてなによりも気になるのはそうした子供たちがワンコを連れている場合の多くが糞の始末をする準備もしていないため、糞がそのまま放置されてしまうことだ。
ラテが毎日出向く公園に集う子供の中には自転車の籠にワンコを押し込めたり、自転車でリードを引っ張って連れ回すワンコもいるが、ワンコが怖がって暴れ籠から落ちそうになったり、首輪がリードで強く引かれてワンコが半分宙づりになっているように場面に出くわすこともある。見かねて「そのワンコはあなたの家で飼ってるの?」と聞かずにいられないが、子供は明るく「貸してもらったの!」とオモチャ同然にいう...。思わずオトーサンは「レンタルかよ!」と眉をしかめてしまう(笑)。
繰り返すが本当のところ、子供の責任というよりその親やワンコの飼い主がワンコとどのように対峙すべきかをきちんと教えていないからであり、諸悪の根源は親や大人にあるこちとは明らかだ。ワンコが大けがをする可能性があるだけでなく、小型犬とはいえ知らない子供や幼児に噛みつく可能性だってゼロではなく、大けがを負わせてしまってからでは遅いと思うのだが...。
先日少し驚いたことがあった。毎日通る遊歩道をラテと歩いていたとき、脇にある小さな公園にダックスフンドが一匹目に付いた。その周りには小学生低学年の男の子が数人遊んでいたが、木々の垣根越しでもありワンコにリードが付いていることは分かったから安心して通り過ぎようとした。そのとき「ウ~ワンワン」と吠えながらそのダックスフンドがラテに飛びかかってきたのだ。
威嚇なのか本気なのかは分からないが、オトーサンはとっさにラテを自分の後ろに引き回して自分を盾にした。これはラテをかばうのではなく、ラテがその小型犬を傷つけないようにとの配慮である。売られた喧嘩は積極的に買うという威勢の良いラテだから(オイオイ...笑)、これまた唸り声を上げていきり立った...。だからラテが本気になったら大きく体力差が違うわけで、まず間違いなくラテがそのダックスを噛むなりして傷つけるに違いない。

※落ち葉の絨毯が大好きなのでご機嫌のラテ
ラテが多少傷つくのはまだしも、万一ダックスフンドに大げがでもさせたら向こうから飛びかかってきたとはいえ気持ちの良いことではない。だからオトーサンが盾になってラテをかばった。
ダックスフンドもさすがに人に噛みつくつもりはなく回り込んでラテに接触しようとするばかりだったが、必要にオトーサンが足でカバーするのでそれ以上は飛びかかれないでいた。そのとき、男の子がひとり足って来てやっとそのワンコをホールドした。
オトーサンは「君が飼い主か」と聞き、小さく頷く子供に対して「危ないからワンコはつないでおかないとダメだぞ」と少し大きな声で注意をしたが、最近のガキ...(失礼)親がバカな子供は「ごめんなさい」とか「すみません」のひと言もいえないようで、謝るどころか不機嫌なツラをしてこちらをにらみ付けるありさま...(笑)。まあ自分の気持ちを素直に表現できないのがこの年代の...特に男の子にはありがちなのだが、困ったことである。
ラテはといえば、オトーサンのブロックで動けないばかりかダックスフンドとの奮闘中にオトーサンがラテの後ろ足を少し踏んでしまったらしく「キャイ~ン」と小さな声を上げた。ダックスフンドが子供に抱かれて向こうに行くのを見届けながらオトーサンはお詫びにとラテを抱き上げてその場を後にした(笑)。

※オトーサンに抱かれてちょっと迷惑そう...(笑)
ワンコを愛玩するのは歓迎だが、ダックスフンドのような小型犬でも本気になったら人の手の骨を噛み砕くほどの力を持っている動物だということも十分知っておかなければならない。
糞の始末もしない...そして他者や地域環境のことなどに思いやることのない飼い主もいるから、ワンコが不当に嫌われることにもなるのだと思う。
しかし誤解があっては困るが、オトーサンが行き交う子供たちがすべてそうであるはずもない。何度か書いているが特に道々出会うこれまた小学生の女の子たちの中には感受性が豊かなのだろう..というより親の教育が行き届いているのだろう、言葉遣いも丁寧だし自然にラテに近づき可愛がってくれる子供たちも多い。
オトーサンはそんな平凡なシーンひとつにでも今は女性の時代なんだなあ...と強く感じる今日この頃である(笑)。そういえばラテも女の子であった...。