ラテ飼育格闘日記(51)
散歩に出向く公園に集うさまざまなワンコたちの中でラテが一番好きなワンコといえばマキというラテより一回り大きな白い雑種のワンコである。無粋な疑問だが、なぜマキちゃんが大好きなのか...実は大きな秘密があった(笑)。
我々人間の世界だって「なぜあの人が好きで、あの人が嫌いなのか」と問われてもはっきりと理由も分からないことも多い。ひとこと「相性」で済ませてしまえばそうかも知れないが、ワンコの世界も人間関係ならぬワンコ関係で毎日大変なのである。
これまで喧嘩もせずに仲良く遊んでいたかと思うと翌日、原因がわからないのに威嚇し合ったりする。たぶんワンコ同士にはそれなりの理由があるのだろうがオトーサンにはさっぱり分からないことも多い。
約一年前になるが、ラテが公園デビューしたとき、それはそれは怯えていたようでシッポを股の間に巻き込んでいた。それを見た飼い主のお一人が「優しいワンコと一緒に遊ばせればすぐに慣れますよ」とアドバイスを下さった。
いまのラテはそんな時期があった事など忘れ、自分一人で大きくなったように天衣無縫に振る舞っている(笑)。しかしよく観察していると自分が公園デビューしたときすでにそこにいた先輩格ワンコ(年齢は関係なく)たちと、その後に知り合ったワンコたちとはどうやら何らかの差を付けているようでもある。

※空気が澄んでいるからか、朝の散歩路で富士山が見えた
ともかく脅かされたり反対に怖がられたりもしながらも基本的にはワンコ大好き、人間大好きに育ったラテなのである。しかし面白いと言っては何だが、一頭だけ大の苦手のワンコがいる(笑)。その姿を見るととにかく吼えて吼えて吼えまくる。どうやら怖いらしいのだが、怖ければ無視して遠ざかればよいものの、相手に向かって吼え続けるのだ。さらに自宅の出窓から見える遊歩道にたまたまそのワンコが通るともう大変な騒ぎである。
先日の散歩時、ラテがまだ気がつかなかったものの100mほど先にそのワンコの姿が見えたのでラテの歩みを遅らせた。植え込みやらで姿は見えないはずだがそこは嗅覚の優れたワンコのことだ。その場に嫌いなワンコの姿はないのに直前そこを通ったことを知り、吼えること...(笑)。
まあ、一見八方美人のようなラテだが苦手なワンコの一匹や2匹がいてもそれは当然だと思うので仕方がないが、相手の飼い主さんに申し訳ないのである。
えっ...その苦手なワンコはどんなワンコなのかって? それがボクサーなのかブル・マスティフなのかが良くわからないが、心根は大人しいワンちゃんだそうだが見るからに怖いのだ(笑)。図体は勿論、頭も大きく片目は赤く見え、最初にすれ違ったときにはオトーサンも腰が引けた...。
どうやらラテは面食いらしい(爆)。バグ犬とかボクサーといったワンコはどうにも苦手のようなのだ。

※ラテのお尻も大きくなった(笑)
さて、反対にラテが大好きなのは何度も書いている白い雄犬のマキである。とにかくラテはマキの姿が見えると飛んでいき、追いかけ回すのだ。確かにラテより一回り大きなマキは容姿も端麗で優しく穏やかなワンコであり、面食いのラテが惚れるのも分かるが(笑)、その惚れようはこれまた他のワンコにはないほどなので保護者としてはいつも興味を持って見てきた...。しかし先日その秘密の一端というか、意外な事実が分かったのである!
このシリーズの最初に記したが、ラテとは横浜のとある動物病院内で開かれた里親会で巡り会った。
先日、朝の散歩時にマキのお母さん(飼い主)に「ラテちゃんと知り合ったのは横浜の○○病院だったのですか?」と聞かれた。「ええ...」とお答えしたその後、マキのお母さんのお話しに思わず頬が緩んでしまったのである。それは時期が違うものの何と言うことか...マキとお母さんも同じ動物病院の里親会で巡り会い、飼うことになったというのだ!

※イケメンのマキはラテ大のお気に入りのワンコである
そりゃあ、ワンコやニャンコの命を救おうと地道に努力を続けるボランティアの方たちがその動物病院に集っているわけだから、これまで多くのワンコが里親に引き取られていったことだろう。しかしこうした活動をされているのは勿論全国でたくさんあるわけだし、第一オトーサンたちの住む狭いエリアの、それもひとつの公園に集うワンコたちの中にまさか同じ場所で縁を結んだ他のワンコがいるとは想像もしなかった...。
無茶な発想だが、何かラテとマキは同郷なのだという温かい思いが湧いてきてオトーサンは小躍りするような嬉しさを感じたのである。そして荒唐無稽ではあるが、だからラテはマキが好きなのか...と思った(笑)。
そのマキは前足のできモノが大きくなったので手術をすることになったという...。今のところ本人は元気だが、早く傷を治してまたラテと遊んで欲しいと願っている。
人生とは本当に面白いものである。どこで誰と繋がっているか分からないものなのだから...。
我々人間の世界だって「なぜあの人が好きで、あの人が嫌いなのか」と問われてもはっきりと理由も分からないことも多い。ひとこと「相性」で済ませてしまえばそうかも知れないが、ワンコの世界も人間関係ならぬワンコ関係で毎日大変なのである。
これまで喧嘩もせずに仲良く遊んでいたかと思うと翌日、原因がわからないのに威嚇し合ったりする。たぶんワンコ同士にはそれなりの理由があるのだろうがオトーサンにはさっぱり分からないことも多い。
約一年前になるが、ラテが公園デビューしたとき、それはそれは怯えていたようでシッポを股の間に巻き込んでいた。それを見た飼い主のお一人が「優しいワンコと一緒に遊ばせればすぐに慣れますよ」とアドバイスを下さった。
いまのラテはそんな時期があった事など忘れ、自分一人で大きくなったように天衣無縫に振る舞っている(笑)。しかしよく観察していると自分が公園デビューしたときすでにそこにいた先輩格ワンコ(年齢は関係なく)たちと、その後に知り合ったワンコたちとはどうやら何らかの差を付けているようでもある。

※空気が澄んでいるからか、朝の散歩路で富士山が見えた
ともかく脅かされたり反対に怖がられたりもしながらも基本的にはワンコ大好き、人間大好きに育ったラテなのである。しかし面白いと言っては何だが、一頭だけ大の苦手のワンコがいる(笑)。その姿を見るととにかく吼えて吼えて吼えまくる。どうやら怖いらしいのだが、怖ければ無視して遠ざかればよいものの、相手に向かって吼え続けるのだ。さらに自宅の出窓から見える遊歩道にたまたまそのワンコが通るともう大変な騒ぎである。
先日の散歩時、ラテがまだ気がつかなかったものの100mほど先にそのワンコの姿が見えたのでラテの歩みを遅らせた。植え込みやらで姿は見えないはずだがそこは嗅覚の優れたワンコのことだ。その場に嫌いなワンコの姿はないのに直前そこを通ったことを知り、吼えること...(笑)。
まあ、一見八方美人のようなラテだが苦手なワンコの一匹や2匹がいてもそれは当然だと思うので仕方がないが、相手の飼い主さんに申し訳ないのである。
えっ...その苦手なワンコはどんなワンコなのかって? それがボクサーなのかブル・マスティフなのかが良くわからないが、心根は大人しいワンちゃんだそうだが見るからに怖いのだ(笑)。図体は勿論、頭も大きく片目は赤く見え、最初にすれ違ったときにはオトーサンも腰が引けた...。
どうやらラテは面食いらしい(爆)。バグ犬とかボクサーといったワンコはどうにも苦手のようなのだ。

※ラテのお尻も大きくなった(笑)
さて、反対にラテが大好きなのは何度も書いている白い雄犬のマキである。とにかくラテはマキの姿が見えると飛んでいき、追いかけ回すのだ。確かにラテより一回り大きなマキは容姿も端麗で優しく穏やかなワンコであり、面食いのラテが惚れるのも分かるが(笑)、その惚れようはこれまた他のワンコにはないほどなので保護者としてはいつも興味を持って見てきた...。しかし先日その秘密の一端というか、意外な事実が分かったのである!
このシリーズの最初に記したが、ラテとは横浜のとある動物病院内で開かれた里親会で巡り会った。
先日、朝の散歩時にマキのお母さん(飼い主)に「ラテちゃんと知り合ったのは横浜の○○病院だったのですか?」と聞かれた。「ええ...」とお答えしたその後、マキのお母さんのお話しに思わず頬が緩んでしまったのである。それは時期が違うものの何と言うことか...マキとお母さんも同じ動物病院の里親会で巡り会い、飼うことになったというのだ!

※イケメンのマキはラテ大のお気に入りのワンコである
そりゃあ、ワンコやニャンコの命を救おうと地道に努力を続けるボランティアの方たちがその動物病院に集っているわけだから、これまで多くのワンコが里親に引き取られていったことだろう。しかしこうした活動をされているのは勿論全国でたくさんあるわけだし、第一オトーサンたちの住む狭いエリアの、それもひとつの公園に集うワンコたちの中にまさか同じ場所で縁を結んだ他のワンコがいるとは想像もしなかった...。
無茶な発想だが、何かラテとマキは同郷なのだという温かい思いが湧いてきてオトーサンは小躍りするような嬉しさを感じたのである。そして荒唐無稽ではあるが、だからラテはマキが好きなのか...と思った(笑)。
そのマキは前足のできモノが大きくなったので手術をすることになったという...。今のところ本人は元気だが、早く傷を治してまたラテと遊んで欲しいと願っている。
人生とは本当に面白いものである。どこで誰と繋がっているか分からないものなのだから...。