ラテ飼育格闘日記(30)
じめじめした天気が続く...。梅雨なので仕方がないが、雨と暑さはまさしくワンコとの散歩の敵である。特に雨の日の散歩はいろいろと気も使うし体力的にも大変なのだ。
室内にいるときの暑さ対策はいざとなれば冷房に頼ればよいので簡単だが、散歩時にはそれなりに気を使わなければならない。その第一は日差しが強い時間帯の散歩は避けることだ。
朝の散歩は6時半前に自宅を出ることにしているので今のところは問題ないが、夕刻は天気の状況によるものの、これからの季節は遅めに出ないとワンコが熱射病になってしまう...。
ラテとの生活は昨年12月からであり、寒い季節は体験したものの、暑いときのあれこれは今年が始めてなのである。

※ワンコ用の冷却アルミ製マットの上でくつろぐラテ
どうやらラテは寒さには強いが暑さには弱いように見受けられる。なぜなら冬場にはまったく見られなかったことだが、6月に入っての散歩時に「ハアハア...」が多くなったこと、そして散歩の帰りなど道々の涼しそうなところで立ち止まり、うつぶせになって小休止を要求するのだ(笑)。

※散歩の途中で腹ばいになって休むラテ。えっ...毛が短いって? はい...夏場バージョンということで短く刈ってしまいました(笑)
といってもここのところの散歩は日の高いうちは避け、気温が下がり路面の温度も低くなってから出かけることにしている。特に真夏などはコンクリートの路面は焼けたように高温になっているから、不用意にワンコを散歩に連れ出すと肉球が火傷することもあるようだし、人間より路面に近いところを歩かざるを得ないワンコは熱中症になりやすいという。だから...ピーカンの天気のときなど、コンクリートの路面に掌を付けて、どの程度熱いかを確認する習慣がついてしまった。
しかしそれでも良い天気の時は夕方の散歩の時間を遅らせればよいのでオトーサンとしては問題は少ない。問題なのはやはりこの梅雨時を含む雨の時である。
「雨の時には散歩を休めば!?」と思うかも知れないが、勿論休むのは簡単だし正直休みたいのだ(笑)。ただ、問題なのはラテが室内でオシッコはきちんとしてくれるが、ウンチはしないのである。これは我が家に来る前からそういう習慣だったそうで、いろいろと工夫をしているものの未解決な問題なのだ。
半日くらい、ウンチを我慢させても実害はないかも知れないし、いざとなればラテだって室内でしてくれるとも思うが、我慢させるそのことが嫌だし、この季節は午後...あるいは明朝になれば間違いなく雨が止むという保証はない。だから雨が続くから散歩はやらないというのはあまりにも可哀想だ...と、オトーサンは無理しているのである。

※この可愛い顔を見るとオトーサンは無理してしまうのである
まあ、雨の日に散歩に出かけるのも良いのだが、晴れている日とは違った苦労が待っているので正直疲れるのである。
まず面倒なのが傘という厄介なものを必要とすることだ。特にいまオトーサンは右手が腱鞘炎で苦しんでいる。なにもしなくても苦痛なときがあるくらいだから、傘を持つと持っているときは勿論だが、離した後も指が固まった感じになり大変辛い。
ラテは簡単なレインコートを着せて外出するが、頭とシッポはカバーがないのでオトーサンの左側に付いて歩くラテ側が少しでも濡れないようにと傘を向ける。無論傘をさすだけでなくリードもしっかりと保持し、拾い食いしそうな時などには強く引く必要もある。だから両手は緊張のしっぱなしなのだ。
繰り返すが、雨の日の散歩はラテにウンチをさせるのが第一目的である。だから強い雨の日は、ウンチをしたら早速Uターンして自宅に戻ることにしているが、問題は強制的にウンチをさせられないことだ(笑)。
でもこのままだと台風の真っ只中でも出かけないとならない理窟になるので、何とか少しずつ室内でしてくれるように誘導しなければならないと思っているのだが...。
ともかく、散歩の課程でラテがウンチをする確立が高い場所がいくつかある。それをオトーサンは「ウンチエリア」と呼んでいるが、雨の日はそのウンチエリアがアテにならなくなる...。おそらくラテもビショビショに濡れている場所にしゃがみ込むのは嫌なのだと思う。では木陰や建物の軒下に連れて行けばいいかというとラテには彼女なりの都合というものがあるらしい(笑)。
「いまか...いまか」と待ちながら歩いているオトーサンを尻目にラテはレインコートをなびかせながらルンルンで歩いている。これは実にしゃくに障る。
ラテがクンクンモードからしゃがみ込む姿勢を見せたので「おっ、やったあ!帰れるぞ」と思って処理袋を取り出すと、オシッコだったりする。「期待させやがって...このションベン娘め」と思いながらもネクストチャンスを待つしかない(嗚呼...)。
そんなことを...60分も90分もウンチ待ち散歩をしていると、夏用の靴には雨水がしみ込んでくるし、我ながら情けなくなってくる。
それに、やっとウンチをしてくれたとしても、場所が雑踏の中だったり、自転車が多く通る場所だったりするとなかなか大変だ。開いた傘を肩に置いたまましゃがみ込み、持ち帰りの処理をするが、その間無造作に自転車が猛スピードで通り過ぎるし、幼児の手を引いた若いお母さんがワンコに注意を向けるどころか携帯電話をしながら近寄ってくる。
理由はどうあれ、ラテが幼児に怪我をさせたりしては一大事であるから、リードを自分の足に巻き付け動きを封じるが子供の姿を見たラテの引きはなかなか強く、オトーサンはまだ封をしていないウンチ袋を持ちながら尻餅をついてしまう...。その上、ラテは「クウン...クウン」と早く行こうと催促をはじめる。
「コノ...誰のウンチを処理しているのか分かってるのか、バカァ!」と怒鳴ってもラテは何処吹く風のルンルンである(笑)。
オトーサンは身体半分びしょ濡れで、その上身体を急に起こすと立ちくらみがする...。そんなことはおかまいなしにラテはお腹が軽くなったのか、より歩き方が軽快でスピードも速くなる...。
それでもオトーサンは、鬼の首でも取ったように誇らしげにウンチ袋を持ちながら帰路につくのであった。
室内にいるときの暑さ対策はいざとなれば冷房に頼ればよいので簡単だが、散歩時にはそれなりに気を使わなければならない。その第一は日差しが強い時間帯の散歩は避けることだ。
朝の散歩は6時半前に自宅を出ることにしているので今のところは問題ないが、夕刻は天気の状況によるものの、これからの季節は遅めに出ないとワンコが熱射病になってしまう...。
ラテとの生活は昨年12月からであり、寒い季節は体験したものの、暑いときのあれこれは今年が始めてなのである。

※ワンコ用の冷却アルミ製マットの上でくつろぐラテ
どうやらラテは寒さには強いが暑さには弱いように見受けられる。なぜなら冬場にはまったく見られなかったことだが、6月に入っての散歩時に「ハアハア...」が多くなったこと、そして散歩の帰りなど道々の涼しそうなところで立ち止まり、うつぶせになって小休止を要求するのだ(笑)。

※散歩の途中で腹ばいになって休むラテ。えっ...毛が短いって? はい...夏場バージョンということで短く刈ってしまいました(笑)
といってもここのところの散歩は日の高いうちは避け、気温が下がり路面の温度も低くなってから出かけることにしている。特に真夏などはコンクリートの路面は焼けたように高温になっているから、不用意にワンコを散歩に連れ出すと肉球が火傷することもあるようだし、人間より路面に近いところを歩かざるを得ないワンコは熱中症になりやすいという。だから...ピーカンの天気のときなど、コンクリートの路面に掌を付けて、どの程度熱いかを確認する習慣がついてしまった。
しかしそれでも良い天気の時は夕方の散歩の時間を遅らせればよいのでオトーサンとしては問題は少ない。問題なのはやはりこの梅雨時を含む雨の時である。
「雨の時には散歩を休めば!?」と思うかも知れないが、勿論休むのは簡単だし正直休みたいのだ(笑)。ただ、問題なのはラテが室内でオシッコはきちんとしてくれるが、ウンチはしないのである。これは我が家に来る前からそういう習慣だったそうで、いろいろと工夫をしているものの未解決な問題なのだ。
半日くらい、ウンチを我慢させても実害はないかも知れないし、いざとなればラテだって室内でしてくれるとも思うが、我慢させるそのことが嫌だし、この季節は午後...あるいは明朝になれば間違いなく雨が止むという保証はない。だから雨が続くから散歩はやらないというのはあまりにも可哀想だ...と、オトーサンは無理しているのである。

※この可愛い顔を見るとオトーサンは無理してしまうのである
まあ、雨の日に散歩に出かけるのも良いのだが、晴れている日とは違った苦労が待っているので正直疲れるのである。
まず面倒なのが傘という厄介なものを必要とすることだ。特にいまオトーサンは右手が腱鞘炎で苦しんでいる。なにもしなくても苦痛なときがあるくらいだから、傘を持つと持っているときは勿論だが、離した後も指が固まった感じになり大変辛い。
ラテは簡単なレインコートを着せて外出するが、頭とシッポはカバーがないのでオトーサンの左側に付いて歩くラテ側が少しでも濡れないようにと傘を向ける。無論傘をさすだけでなくリードもしっかりと保持し、拾い食いしそうな時などには強く引く必要もある。だから両手は緊張のしっぱなしなのだ。
繰り返すが、雨の日の散歩はラテにウンチをさせるのが第一目的である。だから強い雨の日は、ウンチをしたら早速Uターンして自宅に戻ることにしているが、問題は強制的にウンチをさせられないことだ(笑)。
でもこのままだと台風の真っ只中でも出かけないとならない理窟になるので、何とか少しずつ室内でしてくれるように誘導しなければならないと思っているのだが...。
ともかく、散歩の課程でラテがウンチをする確立が高い場所がいくつかある。それをオトーサンは「ウンチエリア」と呼んでいるが、雨の日はそのウンチエリアがアテにならなくなる...。おそらくラテもビショビショに濡れている場所にしゃがみ込むのは嫌なのだと思う。では木陰や建物の軒下に連れて行けばいいかというとラテには彼女なりの都合というものがあるらしい(笑)。
「いまか...いまか」と待ちながら歩いているオトーサンを尻目にラテはレインコートをなびかせながらルンルンで歩いている。これは実にしゃくに障る。
ラテがクンクンモードからしゃがみ込む姿勢を見せたので「おっ、やったあ!帰れるぞ」と思って処理袋を取り出すと、オシッコだったりする。「期待させやがって...このションベン娘め」と思いながらもネクストチャンスを待つしかない(嗚呼...)。
そんなことを...60分も90分もウンチ待ち散歩をしていると、夏用の靴には雨水がしみ込んでくるし、我ながら情けなくなってくる。
それに、やっとウンチをしてくれたとしても、場所が雑踏の中だったり、自転車が多く通る場所だったりするとなかなか大変だ。開いた傘を肩に置いたまましゃがみ込み、持ち帰りの処理をするが、その間無造作に自転車が猛スピードで通り過ぎるし、幼児の手を引いた若いお母さんがワンコに注意を向けるどころか携帯電話をしながら近寄ってくる。
理由はどうあれ、ラテが幼児に怪我をさせたりしては一大事であるから、リードを自分の足に巻き付け動きを封じるが子供の姿を見たラテの引きはなかなか強く、オトーサンはまだ封をしていないウンチ袋を持ちながら尻餅をついてしまう...。その上、ラテは「クウン...クウン」と早く行こうと催促をはじめる。
「コノ...誰のウンチを処理しているのか分かってるのか、バカァ!」と怒鳴ってもラテは何処吹く風のルンルンである(笑)。
オトーサンは身体半分びしょ濡れで、その上身体を急に起こすと立ちくらみがする...。そんなことはおかまいなしにラテはお腹が軽くなったのか、より歩き方が軽快でスピードも速くなる...。
それでもオトーサンは、鬼の首でも取ったように誇らしげにウンチ袋を持ちながら帰路につくのであった。