ラテ飼育格闘日記(29)
ラテが1歳の誕生日を迎えたが、格闘の末にどうやらラテとのコミュニケーションはかなりスムーズにできるようになった気がする。特にラテ最大の武器である「噛む」という行為との戦いは今のところ上手くいっているようだ。
私自身まだ半年しかワンコとの生活を知らないから、あまり偉そうな物言いはできない(笑)。しかしラテが寝ている時以外は常に一緒であり、食事とおやつをはじめオシッコからウンチの世話、そして一日2回の散歩という生活を続けていると、ラテはどのような性格でどのような考え方ならびに行動をするワンコなのか...といったことが次第に分かってくる。
特にワンコが「噛む」とか「咥える」という行為を含め、口で行う行為には多くの表現...メッセージがあるようだ。なにしろ人間のように手が使えないのだから、実際の行為・動作の多くは必然的に口や口元の表現になってくる。したがってスリッパから段ボール箱、ペットボトルに到るまで何でも噛んでみるのがラテの行動の基本となる。したがってラテが咥えたら最後、「壊し屋」の異名を付けたいぐらい何でもかんでもボロボロになる(笑)。

※この強力な歯に本気で噛まれたらそれはそれは大変なことになる
その「噛む」という行為は当然のことながらワンコの一番の武器である。事実ラテくらいの中型犬が噛むときの力は物の本によれば2.5センチ平方あたり450Kgほどもあるという。これは確かに本気で攻撃されたら恐ろしい相手であり、人の手足の骨はひとたまりもなく砕けるだろう。
ワンコを初めて飼う私としても一番心配だったのはこの点だった。しかしラテは初対面のときも口に手を入れて試してみたが上手に甘噛みする犬だった。そしてラテは関心するほど噛むという行為に気を使っているのが分かってきた。
散歩で出会う多くのワンコの中には、飼い主さえワンコが口に咥えたボールを「噛まれるから」と恐がり、口を開けさせるのを嫌がる人もいる。事実一二度噛まれて手の甲が紫色に腫れ上がったという話しも聞いた...。
また食事をしている最中に手を出すとか、オモチャを取り上げようと出した手を「ガブリ」と噛むワンコも多いと聞く。
ワンコを初めて飼うオトーサンとしては、こうした事例を聞けば聞くほど心配になったものだが、いまでは安心して彼女の口の中に手や指を入れることができるまでになった。

※ラテの誕生日祝いに買った縫いぐるみもあっという間に悲惨な状態に...「ブタさん危うし!」(笑)
感心したのはリンゴの切れ端を指でつまんでラテの前に差し出したときだ。悪くすれば「ガブッ」とやられる場合もあるかも知れないと思ったが、ラテはリンゴと指の境界を甘噛みして探ってから本噛みするのだ。それが何回か続き、指につまんだリンゴが歯に当たらないほど小さくなり、指に隠れてしまうとそれ以上噛まないのである。これには本当に感心してしまった。
第一、育児書には餌を手であげる場合には指につままずに掌に乗せろとある。無論これは指だと噛まれる恐れがあるからだ。
これもオトーサンとしては身体を張って実験したことだが、公園に集まる多くのワンコに小さなオヤツを親指と人差し指でつまんで口に近づけてみた。勿論どのような食べ方、噛み方をするかを知りたかったからだ。
幸い「ガブッ」と指ごと噛むワンコはいなかったものの、指先にかなり強い力を感じるワンコが多い中で、我がラテが一番ソフトで上手だった(笑)。実際指に当たった歯の感触は心地よいほどである...。やはり相手がオトーサンだからなのか...。

※Amazon.co.jpから届いたばかりの段ボールを早速壊しにかかるラテ
したがって好きなボールを離したくないと力一杯咥えている場合でも、横からしっかりと指さえ入ればラテは噛む力を緩める。これは当然そうでなければ困るのだが、仲間のワンコの数匹はそれができないと聞けばラテの備わった能力が大なのかも知れないものの、これまでの接し方が大きく間違っていなかったと思うオトーサンである。
ただしラテが絶対噛まないか...といえば「間違って」噛むときがある(笑)。転がってきたボールをオトーサンが取ろうとした瞬間、ラテもそのボールに飛びついたといった場合だ。この場合も噛まれた手を引かないようにしなければならない。なぜならワンコの歯は鎌のような形になっているから、歯が皮膚に入ったまま引くと余計に傷は引きちぎられて大きくなるからだ。
初期の頃、2度ほどそうしたケースがあったが、噛んだと思った瞬間にラテは飛び退き「済まない...」といった表情をする。オトーサンも噛まれた時には無言で遊びを即中止し、意図的にその場を離れることにしている。この繰り返しでラテは噛めば遊んでもらえないと学習しているはずだ。
いまではガム(牛革でできた固いワンコのおやつ)を噛み砕いているその口元にオトーサンは自分の口を近づけても危険だと思うことはなくなった。ラテも邪魔だと思えばその場を自分から離れるし、機嫌が良ければガムを噛みながら瞬間私の口元をぺろりと舐めてくれる...。
オトーサン至福のひとときなのだ(笑)。
私自身まだ半年しかワンコとの生活を知らないから、あまり偉そうな物言いはできない(笑)。しかしラテが寝ている時以外は常に一緒であり、食事とおやつをはじめオシッコからウンチの世話、そして一日2回の散歩という生活を続けていると、ラテはどのような性格でどのような考え方ならびに行動をするワンコなのか...といったことが次第に分かってくる。
特にワンコが「噛む」とか「咥える」という行為を含め、口で行う行為には多くの表現...メッセージがあるようだ。なにしろ人間のように手が使えないのだから、実際の行為・動作の多くは必然的に口や口元の表現になってくる。したがってスリッパから段ボール箱、ペットボトルに到るまで何でも噛んでみるのがラテの行動の基本となる。したがってラテが咥えたら最後、「壊し屋」の異名を付けたいぐらい何でもかんでもボロボロになる(笑)。

※この強力な歯に本気で噛まれたらそれはそれは大変なことになる
その「噛む」という行為は当然のことながらワンコの一番の武器である。事実ラテくらいの中型犬が噛むときの力は物の本によれば2.5センチ平方あたり450Kgほどもあるという。これは確かに本気で攻撃されたら恐ろしい相手であり、人の手足の骨はひとたまりもなく砕けるだろう。
ワンコを初めて飼う私としても一番心配だったのはこの点だった。しかしラテは初対面のときも口に手を入れて試してみたが上手に甘噛みする犬だった。そしてラテは関心するほど噛むという行為に気を使っているのが分かってきた。
散歩で出会う多くのワンコの中には、飼い主さえワンコが口に咥えたボールを「噛まれるから」と恐がり、口を開けさせるのを嫌がる人もいる。事実一二度噛まれて手の甲が紫色に腫れ上がったという話しも聞いた...。
また食事をしている最中に手を出すとか、オモチャを取り上げようと出した手を「ガブリ」と噛むワンコも多いと聞く。
ワンコを初めて飼うオトーサンとしては、こうした事例を聞けば聞くほど心配になったものだが、いまでは安心して彼女の口の中に手や指を入れることができるまでになった。

※ラテの誕生日祝いに買った縫いぐるみもあっという間に悲惨な状態に...「ブタさん危うし!」(笑)
感心したのはリンゴの切れ端を指でつまんでラテの前に差し出したときだ。悪くすれば「ガブッ」とやられる場合もあるかも知れないと思ったが、ラテはリンゴと指の境界を甘噛みして探ってから本噛みするのだ。それが何回か続き、指につまんだリンゴが歯に当たらないほど小さくなり、指に隠れてしまうとそれ以上噛まないのである。これには本当に感心してしまった。
第一、育児書には餌を手であげる場合には指につままずに掌に乗せろとある。無論これは指だと噛まれる恐れがあるからだ。
これもオトーサンとしては身体を張って実験したことだが、公園に集まる多くのワンコに小さなオヤツを親指と人差し指でつまんで口に近づけてみた。勿論どのような食べ方、噛み方をするかを知りたかったからだ。
幸い「ガブッ」と指ごと噛むワンコはいなかったものの、指先にかなり強い力を感じるワンコが多い中で、我がラテが一番ソフトで上手だった(笑)。実際指に当たった歯の感触は心地よいほどである...。やはり相手がオトーサンだからなのか...。

※Amazon.co.jpから届いたばかりの段ボールを早速壊しにかかるラテ
したがって好きなボールを離したくないと力一杯咥えている場合でも、横からしっかりと指さえ入ればラテは噛む力を緩める。これは当然そうでなければ困るのだが、仲間のワンコの数匹はそれができないと聞けばラテの備わった能力が大なのかも知れないものの、これまでの接し方が大きく間違っていなかったと思うオトーサンである。
ただしラテが絶対噛まないか...といえば「間違って」噛むときがある(笑)。転がってきたボールをオトーサンが取ろうとした瞬間、ラテもそのボールに飛びついたといった場合だ。この場合も噛まれた手を引かないようにしなければならない。なぜならワンコの歯は鎌のような形になっているから、歯が皮膚に入ったまま引くと余計に傷は引きちぎられて大きくなるからだ。
初期の頃、2度ほどそうしたケースがあったが、噛んだと思った瞬間にラテは飛び退き「済まない...」といった表情をする。オトーサンも噛まれた時には無言で遊びを即中止し、意図的にその場を離れることにしている。この繰り返しでラテは噛めば遊んでもらえないと学習しているはずだ。
いまではガム(牛革でできた固いワンコのおやつ)を噛み砕いているその口元にオトーサンは自分の口を近づけても危険だと思うことはなくなった。ラテも邪魔だと思えばその場を自分から離れるし、機嫌が良ければガムを噛みながら瞬間私の口元をぺろりと舐めてくれる...。
オトーサン至福のひとときなのだ(笑)。