ラテ飼育格闘日記(21)
ラテとの散歩中には道々いろいろな方が声をかけてくれる。無論ワンコが好きな方々なのだろうが、ラテのスカート姿がきっかけとなっていることは事実のようだ(笑)。しかしラテは総じて外面がよいのだが、相手によって対応が大きく変わる。
まあ、ラテ本人は喜んで服を着ているわけではないので少々可哀想だが、そのおかげで本当に多くの人たちに「あっ、この子スカート履いてる」「かっわい〜い」などと言われることが多いのもまた事実...。だからスカート様々なのだ(笑)。

※ラテはお行儀もよいんです!
散歩は通常朝と夕方と決めているが、時間帯は微妙に違う。したがって同じ道筋を通ったとしても毎日同じ人たちと会えるわけではない。
朝すれ違うオジサンは「ああ...また会えたねぇ」。オバサンは「駅でよく見かけるねぇ...いい子だねぇ」などと手を出してくれるがラテはつれなく「ワンワン!」と吼えたてる(笑)。
夕方の散歩時にはカフェに寄ることも多いが、その道々2人連れの女性に「かわいいわねぇ、スカート履いてんの...。名前なんていうの?」と声をかけられる。無論ラテが「ワタチ...ラテデス」というわけもなく、ただただ「ワンワン...」と吼え立てるというまったく無愛想な娘である。
では、知らない人に対して100%吼え立てるのかというとそうでないのが不思議であり面白いところなのだ。
午後の散歩は通常カフェで時間を過ごした後に公園へと向かうが、その道筋に小学校がある。したがって時間帯にもよるが下校途中の子供達が家路を急いでいる。私とラテはそんな子供達の間をくぐり抜け、約2Kmの道を公園へと向かうわけだが、小学生の女の子たちから多々声がかかる。
男の子たちはほぼワンコに向かって嗾けるような行動しかとれないようだが、女の子たちは総じてしっかりしている子が多いように思う。そんな子供達がランドセルを背負ったまま寄ってきて「かわいい...。触っていいですか?」と尋ねる。そこいらの大人よりずっとマナーもしっかりしているではないか...。だから私は女の子が好きだ(爆)。
私はラテのリードを極端に短くしたり、時には直接首輪をつかんでラテを制御しつつ「いいけど、犬は怖くないの?」と聞く。そうしたときの答えの大半は「大好きなんです」という返事が多い。話を聞くとその中には自宅でワンコを飼っている子もいるが、「飼いたいんですけどダメなんだって」という子もいる。
不思議なのは、そうして寄ってきた子供達に向かってラテは絶対に吼えないのだ。
もともとワンコは子供達が気になって仕方がないようで、その動きや声の高さなどから明らかに大人と区別しており、自分と同等の仲間だと思っているフシがある。だから子供に対しては進んで向かっていくことが多いものだがやはり人をしっかりと見て判断しているように思える。
リードを強く引いてはいるものの、ラテは喜んで飛びかかろうとする。女の子は積極的にラテの上げた前足を両手にとって抱きしめる...。私は「服が汚れるよ」と心配するが当人は「平気です」とラテを撫でている...。ラテはシッポを強烈に振りながら女の子の手に甘噛みしようとするので慌ててリードを引く。
そうしたコミュニケーションは数分の短い時間だが、ラテは一度も吼えることはないのである。
そんな体験を毎日していると、何だか少しずつ吼える人と吼えない人の違いが分かってくるように思える。
最初は子供に対して初めから警戒心がなく心を許している傾向があるから、そのせいかとも思ったが一概にそうでもないのだ。
一度など、カフェのテラススペースの一郭にラテを繋ぎ、私は店の中にオーダーをするために入り、飲み物などを持って外に出て見ると大学生らしき女性とラテが抱き合っている(笑)。女性に怪我をさせてしまっては大変と慌てて駆けつけるが、ラテはひと言も吼えることなく女性の撫でるがままにしている。
「大丈夫ですか、噛んだり引っ掻いたりしませんでしか?」と思わず聞いたが「犬、大好きなんですよ」と彼女は手を休めない...。
無論その女性とはまったくの初対面であり、挨拶を交わしたこともない。

※最近のラテは少し太った...。この子の笑顔は何ものにも代え難い(笑)
まだまだ言い切る自信はないものの、どうやらワンコは自分を好いて近づく人は敏感に察知しているように思える。そうとしか考えられない。
無論喜んで吼えるときもあるから、吼えるイコール嫌い...といった単純なことではないがラテなりに判断基準があるに違いないと思う。
すれ違う自転車や大人と子供、ワンコやニャンコは勿論ハトやカラス、道ばたに揺れる草花、風に飛び交う葉っぱや虫たち、そして最近見かけるようになった鯉のぼりにまで鼻を鳴らしながら、ラテの散歩は雨の日も風の日も...今日も明日も続くのであった(笑)。
まあ、ラテ本人は喜んで服を着ているわけではないので少々可哀想だが、そのおかげで本当に多くの人たちに「あっ、この子スカート履いてる」「かっわい〜い」などと言われることが多いのもまた事実...。だからスカート様々なのだ(笑)。

※ラテはお行儀もよいんです!
散歩は通常朝と夕方と決めているが、時間帯は微妙に違う。したがって同じ道筋を通ったとしても毎日同じ人たちと会えるわけではない。
朝すれ違うオジサンは「ああ...また会えたねぇ」。オバサンは「駅でよく見かけるねぇ...いい子だねぇ」などと手を出してくれるがラテはつれなく「ワンワン!」と吼えたてる(笑)。
夕方の散歩時にはカフェに寄ることも多いが、その道々2人連れの女性に「かわいいわねぇ、スカート履いてんの...。名前なんていうの?」と声をかけられる。無論ラテが「ワタチ...ラテデス」というわけもなく、ただただ「ワンワン...」と吼え立てるというまったく無愛想な娘である。
では、知らない人に対して100%吼え立てるのかというとそうでないのが不思議であり面白いところなのだ。
午後の散歩は通常カフェで時間を過ごした後に公園へと向かうが、その道筋に小学校がある。したがって時間帯にもよるが下校途中の子供達が家路を急いでいる。私とラテはそんな子供達の間をくぐり抜け、約2Kmの道を公園へと向かうわけだが、小学生の女の子たちから多々声がかかる。
男の子たちはほぼワンコに向かって嗾けるような行動しかとれないようだが、女の子たちは総じてしっかりしている子が多いように思う。そんな子供達がランドセルを背負ったまま寄ってきて「かわいい...。触っていいですか?」と尋ねる。そこいらの大人よりずっとマナーもしっかりしているではないか...。だから私は女の子が好きだ(爆)。
私はラテのリードを極端に短くしたり、時には直接首輪をつかんでラテを制御しつつ「いいけど、犬は怖くないの?」と聞く。そうしたときの答えの大半は「大好きなんです」という返事が多い。話を聞くとその中には自宅でワンコを飼っている子もいるが、「飼いたいんですけどダメなんだって」という子もいる。
不思議なのは、そうして寄ってきた子供達に向かってラテは絶対に吼えないのだ。
もともとワンコは子供達が気になって仕方がないようで、その動きや声の高さなどから明らかに大人と区別しており、自分と同等の仲間だと思っているフシがある。だから子供に対しては進んで向かっていくことが多いものだがやはり人をしっかりと見て判断しているように思える。
リードを強く引いてはいるものの、ラテは喜んで飛びかかろうとする。女の子は積極的にラテの上げた前足を両手にとって抱きしめる...。私は「服が汚れるよ」と心配するが当人は「平気です」とラテを撫でている...。ラテはシッポを強烈に振りながら女の子の手に甘噛みしようとするので慌ててリードを引く。
そうしたコミュニケーションは数分の短い時間だが、ラテは一度も吼えることはないのである。
そんな体験を毎日していると、何だか少しずつ吼える人と吼えない人の違いが分かってくるように思える。
最初は子供に対して初めから警戒心がなく心を許している傾向があるから、そのせいかとも思ったが一概にそうでもないのだ。
一度など、カフェのテラススペースの一郭にラテを繋ぎ、私は店の中にオーダーをするために入り、飲み物などを持って外に出て見ると大学生らしき女性とラテが抱き合っている(笑)。女性に怪我をさせてしまっては大変と慌てて駆けつけるが、ラテはひと言も吼えることなく女性の撫でるがままにしている。
「大丈夫ですか、噛んだり引っ掻いたりしませんでしか?」と思わず聞いたが「犬、大好きなんですよ」と彼女は手を休めない...。
無論その女性とはまったくの初対面であり、挨拶を交わしたこともない。

※最近のラテは少し太った...。この子の笑顔は何ものにも代え難い(笑)
まだまだ言い切る自信はないものの、どうやらワンコは自分を好いて近づく人は敏感に察知しているように思える。そうとしか考えられない。
無論喜んで吼えるときもあるから、吼えるイコール嫌い...といった単純なことではないがラテなりに判断基準があるに違いないと思う。
すれ違う自転車や大人と子供、ワンコやニャンコは勿論ハトやカラス、道ばたに揺れる草花、風に飛び交う葉っぱや虫たち、そして最近見かけるようになった鯉のぼりにまで鼻を鳴らしながら、ラテの散歩は雨の日も風の日も...今日も明日も続くのであった(笑)。