ラテ飼育格闘日記(15)
ワンコとの生活はやはりスキンシップが大切である。単に触れ合いが大切だというのではなく、ワンコの何処を触っても抵抗しないように訓練しないと、いざ病気治療などには大変困ることになるからだ。
また体を常時触っていることは、ワンコの怪我や腫れ物といった病気なども早期発見が可能となるので大変重要なことである。そして日常的には爪を切ったり耳掃除をしたりする場合に、いちいち噛まれては困るではないか(笑)。
ラテは外面がよいのか、初対面でも体に触れることは嫌がらなかった。しかし我が家に来てから毎日一緒となればお互いにうわべだけの付き合いでは済まないわけで、本当の意味での信頼関係が必要となる。

※近隣の公園でボール遊びをするラテとオトーサン
一般的にワンコが触れられるのを嫌がる部分は決まっているという。鼻先、四つ足の肉球、尻尾、脇腹などだ。神経が過敏な部位だったり、腹のように弱い部分は自己防衛の意味を含めて触って欲しくないことになる。
さて、ラテが来てからは毎日触られることに慣れるようにとスキンシップを実践してきた。そんな私を女房は「セクハラオヤジ」と茶化すが、真剣である。
一番嫌がり、「ウ〜」と唸ることがあった部位はお尻だった(笑)。散歩から戻ったら乾いたタオルなどで全身を拭いたりブラッシングをするが、お尻の部分になると唸った...。次に嫌がるのがシッポ。続いて肉球といった感じか...。
しかし鼻先をつまんでも、口を開けて舌をつまんでも激しく抵抗することはなく、基本的には腹なども進んで転がって「撫でて...」といったポーズをするとてもいい子なのだ(笑)。
ということで、遊んでいるときにも意識的に肉球を触るようにしてきたし、シッポを軽く引っ張ったりした甲斐があってか、最近ではお尻も含めて激しく嫌がる部位はなくなった。耳の掃除も気持ちよさそうにしているし、歯磨きも強い抵抗はないから楽だ。
そう...肉球といえば「肉球フェチ」という人がいるくらい愛らしいものだが、過日ラジオの文化放送番組の中で投稿があり「肉球の臭いはポップコーンの臭いがするよ」という話があった。早速横にいたラテの前足を取り、肉球の臭いを嗅がさせてもらったが、確かに香ばしいポップコーンの香りといってもよい臭いがするのだ。不思議!

※ラテの肉球初公開だ(笑)
ところでスキンシップは私たち飼い主側からだけでなくラテ側からもある(笑)。
散歩の後、前記したように肉球の隙間に入り込んだ土や汚れを綺麗にし、身体全体もしっかりと拭くが、面白いことにその間ずっと私の手や腕をペロペロと舐め続ける...。向きの関係で腕が舐められないとジーパンの上から足を丁寧になめ回すのだ。何だか「綺麗にしてもらっているから...お返しね」という感じなのだが、できれば止めて欲しい(笑)。おかげで私の身体はベチョベチョになるからだ。
自分では感覚も麻痺しているから分からないが、多分に初対面の人には「犬臭い」人物になってしまったと思われる(笑)。
さて、よく「抱っこが大好きな犬です」といったワンコがいるし、散歩の途中で会うラブラドール犬は30数キロの大きな体なのに、抱っこしてくれとせがむという。しかし残念ながらラテはもともと抱っこは好きでないようだ...。かまってくれと、飛びかかってくることはあっても、抱きしめたりするとほんの数秒はお付き合いのつもりなのか静かにしているものの、すぐに暴れ出す(笑)。しかしその体を完全に持ち上げると仕方がないと思うのか脱力して抵抗することはない。

※ガードに前足をかけて立ち上がり、私たちを観察するラテ。なにを思っているのか...
そんなラテだが、焼きもちをやくときには積極的である。
例えば私と女房がラテの前でわざと肩を組んだりすると大変なことになる。後ろ足で立ち上がり、騒ぎ吠えながら身体ごと激しくぶつかってくる。勿論甘噛みも激しくなる...。
「止めろ!」ということなのだろうか、文字通りの大立ち回りをやらかす(笑)。それも面白いことに私に対してではなく必ず女房に抗議を続けるのだ...。そんなとき下手な対応をすると女房のセーターなどは穴だらけとなる(嗚呼)。
女房は日々の対応が私などよりずっと甘くて優しい。彼女が帰宅すると喜んで飛びかかるラテだが、どうやら女房は自分の親しい仲間であり、私に対してはライバルと思っているフシもある。
まあ、オトーサンとしては好んで里親になったのだから、そのラテに気に入られるのは悪い気分ではないし妬いてもらうのも満更ではない...。しかし女房とワンコの三角関係で喜んでいるとは、やきが回った証拠だろうが(笑)、今日もラテの肉球を掌に包みながら「ムフフ」とひとり悦に入っているオトーサンなのであった。
また体を常時触っていることは、ワンコの怪我や腫れ物といった病気なども早期発見が可能となるので大変重要なことである。そして日常的には爪を切ったり耳掃除をしたりする場合に、いちいち噛まれては困るではないか(笑)。
ラテは外面がよいのか、初対面でも体に触れることは嫌がらなかった。しかし我が家に来てから毎日一緒となればお互いにうわべだけの付き合いでは済まないわけで、本当の意味での信頼関係が必要となる。

※近隣の公園でボール遊びをするラテとオトーサン
一般的にワンコが触れられるのを嫌がる部分は決まっているという。鼻先、四つ足の肉球、尻尾、脇腹などだ。神経が過敏な部位だったり、腹のように弱い部分は自己防衛の意味を含めて触って欲しくないことになる。
さて、ラテが来てからは毎日触られることに慣れるようにとスキンシップを実践してきた。そんな私を女房は「セクハラオヤジ」と茶化すが、真剣である。
一番嫌がり、「ウ〜」と唸ることがあった部位はお尻だった(笑)。散歩から戻ったら乾いたタオルなどで全身を拭いたりブラッシングをするが、お尻の部分になると唸った...。次に嫌がるのがシッポ。続いて肉球といった感じか...。
しかし鼻先をつまんでも、口を開けて舌をつまんでも激しく抵抗することはなく、基本的には腹なども進んで転がって「撫でて...」といったポーズをするとてもいい子なのだ(笑)。
ということで、遊んでいるときにも意識的に肉球を触るようにしてきたし、シッポを軽く引っ張ったりした甲斐があってか、最近ではお尻も含めて激しく嫌がる部位はなくなった。耳の掃除も気持ちよさそうにしているし、歯磨きも強い抵抗はないから楽だ。
そう...肉球といえば「肉球フェチ」という人がいるくらい愛らしいものだが、過日ラジオの文化放送番組の中で投稿があり「肉球の臭いはポップコーンの臭いがするよ」という話があった。早速横にいたラテの前足を取り、肉球の臭いを嗅がさせてもらったが、確かに香ばしいポップコーンの香りといってもよい臭いがするのだ。不思議!

※ラテの肉球初公開だ(笑)
ところでスキンシップは私たち飼い主側からだけでなくラテ側からもある(笑)。
散歩の後、前記したように肉球の隙間に入り込んだ土や汚れを綺麗にし、身体全体もしっかりと拭くが、面白いことにその間ずっと私の手や腕をペロペロと舐め続ける...。向きの関係で腕が舐められないとジーパンの上から足を丁寧になめ回すのだ。何だか「綺麗にしてもらっているから...お返しね」という感じなのだが、できれば止めて欲しい(笑)。おかげで私の身体はベチョベチョになるからだ。
自分では感覚も麻痺しているから分からないが、多分に初対面の人には「犬臭い」人物になってしまったと思われる(笑)。
さて、よく「抱っこが大好きな犬です」といったワンコがいるし、散歩の途中で会うラブラドール犬は30数キロの大きな体なのに、抱っこしてくれとせがむという。しかし残念ながらラテはもともと抱っこは好きでないようだ...。かまってくれと、飛びかかってくることはあっても、抱きしめたりするとほんの数秒はお付き合いのつもりなのか静かにしているものの、すぐに暴れ出す(笑)。しかしその体を完全に持ち上げると仕方がないと思うのか脱力して抵抗することはない。

※ガードに前足をかけて立ち上がり、私たちを観察するラテ。なにを思っているのか...
そんなラテだが、焼きもちをやくときには積極的である。
例えば私と女房がラテの前でわざと肩を組んだりすると大変なことになる。後ろ足で立ち上がり、騒ぎ吠えながら身体ごと激しくぶつかってくる。勿論甘噛みも激しくなる...。
「止めろ!」ということなのだろうか、文字通りの大立ち回りをやらかす(笑)。それも面白いことに私に対してではなく必ず女房に抗議を続けるのだ...。そんなとき下手な対応をすると女房のセーターなどは穴だらけとなる(嗚呼)。
女房は日々の対応が私などよりずっと甘くて優しい。彼女が帰宅すると喜んで飛びかかるラテだが、どうやら女房は自分の親しい仲間であり、私に対してはライバルと思っているフシもある。
まあ、オトーサンとしては好んで里親になったのだから、そのラテに気に入られるのは悪い気分ではないし妬いてもらうのも満更ではない...。しかし女房とワンコの三角関係で喜んでいるとは、やきが回った証拠だろうが(笑)、今日もラテの肉球を掌に包みながら「ムフフ」とひとり悦に入っているオトーサンなのであった。