ラテ飼育格闘日記(11)
ラテは雌犬である。しかしその風貌はシェルティとシェパードと...いろいろ混じっているようでオオカミ的な顔だ。だからというわけでもないのだろうが、いつも雄犬と間違えられる。オトーサンとしては、忍びないので...ワンピースを着せた(爆)。
散歩の途中でしばしば「雄ですか?」と聞かれる。ラテは文句を言わないが、飼い主としては面白くない(笑)。ただし首輪が赤いのを気づいた人が「雌なんですね」と言ってくれると、こちらは笑みがこぼれる。
「雄ですか?」
「いや、雌なんです」
「……」
というパターンも些か飽きてきたので作戦を練った。それなら間違っても雄犬に見えないようにすればよい。
女房に「スカート履かせたい!」と要望を出した(笑)。
早速女房はネットで膨大な種類があるワンコ用の服を次々と検索していくが、これはという可愛いアイテムは皆小型犬用のものばかりで、ラテのサイズに合うような中型犬のものはなかなか見つからない。
マルチーズとかチワワ、ダックスフンドといった犬種なら、豊富な種類の服が売っている...。それを眺めながらため息をつく。
ところで、ラテにはすでに2着の衣類がある。ひとつは純粋なレインコートでこれは携帯用として折りたためるものだ。散歩の途中で雨が降ってきたような場合に使う。
そして2着目は撥水加工がしてあり、ちょっとした防寒にもなるフード付きのコートである。このコートを買う際にも、カラーを何色にすべきか迷った。
本当ならピンクにでもしたかったが、似合わないかなあ...と躊躇して黄色にした。それに黄色なら小学生のランドセルに被せるカバーと同様、自動車や自転車を運転する人からも目立ちやすく、事故防止にもなるかも知れないと思った。しかし、これをラテに着せようとすると面白いことになる...。

※ いやいや黄色いフード付きコートを着せられたラテ
まあ、こうした衣類をワンコが喜んで着るとは思われない。ある意味で余計なものを巻き付けられるのだから迷惑なのだろう。そしてワンコに防寒などは不要という意見もあるが、実用的な面もある。それはこれまでにもご紹介したようにカフェなどに立ち寄る際に、少しでも抜け毛をまき散らさないようにという配慮にもなるし、ワンコ自身の汚れ防止にも役立つ。
ともかくワンコ自身は嫌でも、飼い主が喜ぶならと次第に慣れてくれるというが、ラテも人並みに...いや犬並にフード付きコートは着たくないらしい。
面白いことに、これを見せるだけで逃げる。そして背中にふわりと被せるだけでどういう訳かぴたりと大人しくなる。
顔はうつむき加減になり、上目遣いになる。さも嫌だという目つきをする。本当に恨めしいといった感じなのだ。
さらに頻繁に全身をブルブルさせて、払い落とそうとする。そしてすべての行動が心なしか緩慢になり、大人しくなるのである。
いつも格闘を余儀なくされている私としては、ラテの苦手なアイテムを見つけたような気がして少々得意なのだが...(笑)。
さて、選びに選んだ待望のワンピースが宅急便で届いた。今度こそ、スカート部分はピンクのチェック柄である(笑)。実に可愛らしい...。
問題はラテがこれを大人しく着てくれるか心配だったが、頭と前足をすっぽりと被せる形式のためにフィットするのか、ベルクロで止める黄色いフード付きよりは気にならないようだ。

※どうです...雄には見えないでしょ(笑)
ラテに着せて見ると、思わず笑いがこみ上げてくる。親ばかで...確かに可愛いのだが、正直ちょっと違和感もある。
なんだかこれまでジャージーしか着たことのない不良ネーチャンが、いきなりミニスカを履いたような感じといったらよいのか(笑)。しかしラテはそんなことを知る由もなく、スカートをふりふりさせて歩く。
そして、いつものように垣根やブロック塀のところになると後足だけで立ち上がるその姿のまことに...まことに可愛い。ムフフフである...。

※夕焼けの光を浴びて立ち上がるラテ。なんだか赤いランドセルでも着けてみたくなる...(笑)
オトーサンは、少々恥ずかしいのと得意な気持ちが入り交じった複雑な笑みを止められない。ミニスカからお尻丸出しのラテを連れて、得意そうな顔で歩くのもどうかと思うし、恥ずかしそうな顔もいかがなものかと思う(笑)。
いつもよりキャップを深めに被って歩くが、ラテの姿を見るにつけニヤニヤが止まらないのである。

※夕闇が迫ってきた...。さて、ミニスカを履いたラテと帰宅を急ごうか...
散歩の途中で、小学校や中学校の前を通ると、下校途中の女子生徒らから「かっわい〜い」と声がかかる。オトーサンはいくぶん胸を張ってリードを引っ張るのであった。
散歩の途中でしばしば「雄ですか?」と聞かれる。ラテは文句を言わないが、飼い主としては面白くない(笑)。ただし首輪が赤いのを気づいた人が「雌なんですね」と言ってくれると、こちらは笑みがこぼれる。
「雄ですか?」
「いや、雌なんです」
「……」
というパターンも些か飽きてきたので作戦を練った。それなら間違っても雄犬に見えないようにすればよい。
女房に「スカート履かせたい!」と要望を出した(笑)。
早速女房はネットで膨大な種類があるワンコ用の服を次々と検索していくが、これはという可愛いアイテムは皆小型犬用のものばかりで、ラテのサイズに合うような中型犬のものはなかなか見つからない。
マルチーズとかチワワ、ダックスフンドといった犬種なら、豊富な種類の服が売っている...。それを眺めながらため息をつく。
ところで、ラテにはすでに2着の衣類がある。ひとつは純粋なレインコートでこれは携帯用として折りたためるものだ。散歩の途中で雨が降ってきたような場合に使う。
そして2着目は撥水加工がしてあり、ちょっとした防寒にもなるフード付きのコートである。このコートを買う際にも、カラーを何色にすべきか迷った。
本当ならピンクにでもしたかったが、似合わないかなあ...と躊躇して黄色にした。それに黄色なら小学生のランドセルに被せるカバーと同様、自動車や自転車を運転する人からも目立ちやすく、事故防止にもなるかも知れないと思った。しかし、これをラテに着せようとすると面白いことになる...。

※ いやいや黄色いフード付きコートを着せられたラテ
まあ、こうした衣類をワンコが喜んで着るとは思われない。ある意味で余計なものを巻き付けられるのだから迷惑なのだろう。そしてワンコに防寒などは不要という意見もあるが、実用的な面もある。それはこれまでにもご紹介したようにカフェなどに立ち寄る際に、少しでも抜け毛をまき散らさないようにという配慮にもなるし、ワンコ自身の汚れ防止にも役立つ。
ともかくワンコ自身は嫌でも、飼い主が喜ぶならと次第に慣れてくれるというが、ラテも人並みに...いや犬並にフード付きコートは着たくないらしい。
面白いことに、これを見せるだけで逃げる。そして背中にふわりと被せるだけでどういう訳かぴたりと大人しくなる。
顔はうつむき加減になり、上目遣いになる。さも嫌だという目つきをする。本当に恨めしいといった感じなのだ。
さらに頻繁に全身をブルブルさせて、払い落とそうとする。そしてすべての行動が心なしか緩慢になり、大人しくなるのである。
いつも格闘を余儀なくされている私としては、ラテの苦手なアイテムを見つけたような気がして少々得意なのだが...(笑)。
さて、選びに選んだ待望のワンピースが宅急便で届いた。今度こそ、スカート部分はピンクのチェック柄である(笑)。実に可愛らしい...。
問題はラテがこれを大人しく着てくれるか心配だったが、頭と前足をすっぽりと被せる形式のためにフィットするのか、ベルクロで止める黄色いフード付きよりは気にならないようだ。

※どうです...雄には見えないでしょ(笑)
ラテに着せて見ると、思わず笑いがこみ上げてくる。親ばかで...確かに可愛いのだが、正直ちょっと違和感もある。
なんだかこれまでジャージーしか着たことのない不良ネーチャンが、いきなりミニスカを履いたような感じといったらよいのか(笑)。しかしラテはそんなことを知る由もなく、スカートをふりふりさせて歩く。
そして、いつものように垣根やブロック塀のところになると後足だけで立ち上がるその姿のまことに...まことに可愛い。ムフフフである...。

※夕焼けの光を浴びて立ち上がるラテ。なんだか赤いランドセルでも着けてみたくなる...(笑)
オトーサンは、少々恥ずかしいのと得意な気持ちが入り交じった複雑な笑みを止められない。ミニスカからお尻丸出しのラテを連れて、得意そうな顔で歩くのもどうかと思うし、恥ずかしそうな顔もいかがなものかと思う(笑)。
いつもよりキャップを深めに被って歩くが、ラテの姿を見るにつけニヤニヤが止まらないのである。

※夕闇が迫ってきた...。さて、ミニスカを履いたラテと帰宅を急ごうか...
散歩の途中で、小学校や中学校の前を通ると、下校途中の女子生徒らから「かっわい〜い」と声がかかる。オトーサンはいくぶん胸を張ってリードを引っ張るのであった。