ラテ飼育格闘日記(1)

2006年11月12日、横浜市のとある動物病院で開催された「犬の里親募集の会」で一匹のワンコと巡り会い、ファミリーとすることに決めた。そのワンコがやっと12月10日に我が家にやってきた。


一時預かりをされていたボランティアの方が言われるにはまだ6ヶ月程度の子犬だという。どうやら捨てられ、生後3ヶ月程度のとき、人家の縁の下あたりで放浪していて保護されたらしい。
見事な雑種(Mix)だが(笑)、全体の毛並みは茶色でマズル(鼻先)は長めで黒く、胸から腹の毛色は白い。そして四肢には斑があり、両眼下を囲むような濃い縁取りのような模様があるのが特徴だ。
その四肢のカラーリングが入れたての「カフェラテ」の泡みたいだったので名前を"ラテ"と命名した。そうそう...雌犬である。

ワンコを飼うことになったが、飼い主としての私はまったくのビギナーである。したがって準備としてまずやったことは「犬の飼い方」といった類の本を6冊買った(爆)。
しかしこの種の書籍も著者によって少しずつ考え方が違うようで、読めば読むほど頭が混乱してくる。何だか育児ノイローゼの母親の気持ちが分かってきた(笑)。
しかし、人間側の理窟や心理にもとづく愛情だけでは決してワンコにとって幸せにはならないことも少しづつ分かってきた。どの本でも一貫していることは飼い主自身が強いリーダーシップをもってワンコに接しなければならないことだ。
ワンコの幸せは一途に私のリーダーシップにかかっていると言ってよい...。これは大変だ(笑)。

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※愛用のマッサージチェアを占有されてしまったが、寝ているときは本当に可愛い...(笑)


初日は環境も変わり寂しいのか、要求吠えや泣くことも多かったが、助かったのは一番気にしていた夜泣きが一切なかったことだ。しかし準備していた室内飼い用のハウスには入ってくれずにマッサージチェアが気に入ったらしく、私がそこに座っていないときにはその椅子で寝ている。
またすでに散歩を6回こなしたが、子犬らしく落ち葉や道ばたの草木にじゃれつき、鳥の声に空を見上げながらのウォーキングである。まだまだ引きが強いが、こちらがリードを「ちょん」と引っ張ると顔を見上げる...。
どうも雌のくせに女性が好き(気になる?)なのか、交差点などで年配の方から女子高生にまで愛想を振りまく(笑)。「可愛い...」だなんて言われれば飛びつきそうなので、危ない...危ない。

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※この真剣な眼差しがクセモノである(笑)


可愛い盛りだが、散歩の実態は回りの人たちに迷惑をかけないように気遣いつつ、ラテが道路に飛び出して怪我をしないように注意をしなければならない。そしてワンコの落とし物(ウンチ)の処分にも慣れなければならない(笑)。
とはいえ、まだ2日目である(笑)。しかしすでに私はリードのコントロールと散歩のために少々左手の筋肉と足腰にきている。頑張らねば...。

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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員