iKlear コンプリートクリーニングキット レポート

畳と何とかは新しい方が...といった悪たれがあるが、新しいものが良いのはコンピュータも同様である(笑)。何しろパフォーマンスが向上するだけでなく一般的には安価になり、かつ新しいテクノロジーをも体現できる。また新しい機器を手にするとこれまでの怠惰な扱いを多少でも反省し、いつまでも美しく綺麗に使いたいとも思うのが人情。


ということで今般、アクトツー社で扱っているクリーニングキット「iKlear コンプリートクリーニングキット」という製品を購入してみた。
本製品...特にそのクリーナー液は一般的なものとは違い、静電気防止加工はもとよりアルコール、アンモニア、ラウリル硫酸ナトリウムといった薬剤を一切使用していないという。そしてその説明書によれば、アップルテクニカルサポートをはじめApple Store Genius Barからも推奨されApple Careで実際に使用されているという製品だ。

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※「iKlear コンプリートクリーニングキット」パッケージ


要するにiKlear は、コンピュータの液晶ディスプレイはもとよりデジタルカメラやビデオカメラ、スキャナおよびコピー機、iPhoneやiPadといったPDAや携帯電話や精密光学製品など様々な製品を安全にクリーニングすることができ、無論ガラス面だけでなくパソコン筐体にも安全に使えるという。

iKlear の製品群には種類やクロス類の組み合わせによりいくつかのバリエーションがあるが、私は今回「iKlear コンプリートクリーニングキット」という製品を購入した。
これにはスプレーボトルが2オンスと6オンスの2本、大判マイクロセーム革クロス、トラベルサイズ マイクロセーム革クロス、トラベルサイズ マイクロファイバークロス、抗菌加工マイクロファイバークロスおよびウエット・トラベルシングルワイプ12枚がセットになっているものだ。それに本来はアップルストア限定らしいが、ラップトップ専用キーボードカバーが付いていた。

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※「iKlear コンプリートクリーニングキット」の同梱品


こう一覧にすると正直何が何だか分からない...(笑)、要はクリーニング液をクロスに付けてクリーニングするわけだが、ウエット・トラベルシングルワイプというのは1枚ごとにウェットタイプの使い捨てクロスであり、その名の通り旅行の際に重宝するというものだ。
今回まとまったセットを購入したのは活用しているMac3台およびiPhoneやiPadだけでなくオールドMacのクリーニングや眼鏡あるいはカメラのレンズのクリーニングもできるという点を評価したからである。

こうした類の製品がこのiKlear だけで安全にクリーニングできるのならコンプリートセットも安いものだと思ったわけ...。
特に日々使わざるを得ない眼鏡、そしてカメラ類のレンズ、iPhoneやiPadの液晶面は汚れることは避けられない。勿論いたずらに神経質になるつもりはないが、光学系のものは汚れたままでは問題が生じる場合も多いから常に綺麗にしておく必要があるものの、これがなかなか面倒なのだ。
早速iMacの液晶についた指紋や汚れ放題のiPhone 5などをクリーニングし、ついでに眼鏡も掃除した。特に眼鏡のレンズがピカピカになったのは気持ちが良い。特に環境への配慮はもとより、安全に使えることはありがたい。

ひとつ不自由な点があるとすれば、このままではコンプリートクリーニングキットをきちんとまとめて取りそろえておくことが難しい点だ...。
いざ使いたいときにクリーナーはどこ?クロスはどこ?では困る。しかしキットには同梱品を一式まとめておけるケースのようなものは付属していない...。

そこで以前100円ショップで余分に購入しておいた小型のプラスチック製ケースをこのコンプリートクリーニングキット用のケースとして使うことにした。
これならすべてのアイテムをまとめておけるからだ。

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※100円ショップで手に入れたケースに「iKlear コンプリートクリーニングキット」のすべてを入れてみた


さあ、これでApple関連機器をいつでも綺麗にできるが肝心な点は「綺麗にしよう」という私の意志が続くかどうかだ(笑)。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員