ラテ飼育格闘日記(347)
暑い日が続く…。相変わらずラテとの散歩は苦戦中だが、止めるわけにもいかないのであれこれ工夫しながら続けている。しかしこの我が娘はなかなか知恵者でもあり、その場の空気を敏感に読みながらもいかにしたら自分の意志を通すことができるかを考えているようなのだ…。
土曜日や日曜日など、女房が休みの時には極力散歩時のリードは女房に持ってもらうようにしている。無論オトーサンはその前後を歩くのでまったく影響がないわけではないもののラテはオトーサンがリードを持っている時より楽しいようで(笑)我を通そうとする。それは女房がオトーサンより優しく、怒ったり叱ったりをほとんどしないことを見越した行動に違いない。

※オカーサンと一緒の時には最高の笑顔を振りまく
オトーサンが少し遠目に女房とラテの散歩を眺めていると気がつくことが多々ある。
第一にラテが女房にアイコンタクトするとき、その表情はなんとも嬉しそうな笑顔が多い。勿論オトーサンとのときでもそうした表情を返すことがあるが頻度が違う。しかしその分、ラテが自在にリードを引くことが多いようだ。オトーサンから見れば、そんな散歩を続けていると実際いつになったら目的地に着けるか、あるいは戻れるかも分からないように思えるし、ラテの勝手が過ぎて良い事はないように思うのだ。
ある日、オトーサンは用事があり19時までに戻ろうと散歩を続けていた。
休日だったのでリードは女房が持ってくれたものの帰路のポイントでラテは強くリードを引いて駅前公園に向かおうと歩き出す。しかし駅前公園の先にはラテも好みのカフェがあり、そこに我々を引いて行こうという魂胆は目に見えている。
問題はすでに散歩の時間の大半が過ぎ、帰ろうとしているときだし、カフェに寄るのはオトーサンも嫌いではないが、それでは19時までに戻れないこと必定だ。そのことは女房にも伝えてあったが娘の意をくもうとしたのか、横断歩道を渡りラテの引きに沿って進もうとする...。

※7月21日早朝、ラテを連れて投票しに行きました
オトーサンだけ先に戻るという手もあるが、散歩のための三種の神器はオトーサンのショルダーバッグにあるわけだし、懐中電灯などがなくては暗くなったとき安全に戻ってくるには心細いはずだ。
そんなことは考えもしないのか…お目出度い女房とラテはオトーサンを置いて進もうとしている。オトーサンは意を決してラテに近づきリードを「バシッ」と強く引きながら「ダメッ!」と声を出して踵を返した。
軽く抵抗したラテも仕方がないと思ったのか、オトーサンについてきたが、横目で見ていると「チラッ…チラ」とオトーサンの表情をずる賢い目付きで確認しながら歩いている(笑)。ラテは叱られたことを分かっているのだ。
安全な場所および環境、そして十分な時間があればワンコの自由にさせるときも必要だろうが、散歩のイニシアティブは絶対に飼い主になければならない。というよりオトーサンだって闇雲に歩いているはずもなく、時間に縛られる場合や確実に天気が崩れることを知った上でそれらを見計らって歩いているわけで、ラテの勝手がいつも許されるわけではないし多々ワンコ主導の散歩はよくない結果をもたらすと思っている。
しかしその後家に戻る数十分間のラテを見ているとなかなか面白かった。
オトーサンは意識してラテに声をかけず怒ったままを装い無言でリードを引いていたが、ラテは相変わらず時折こちらの顔色を伺うように視線を送ってくる…。オトーサンは知らない振りをして歩くが、普段は「オヤツが欲しい」とオトーサンの足を鼻でツンツンと突くラテがやはり叱られたからか、ただただ大人しくついてくる。

※お気に入りのワンコを見つけたのか、表情が生き生きしてきた
そんなオトーサンだから、ラテにとってオトーサンは100%甘える対象ではないようで、女房をはじめ時折出会うラテを可愛がってくださる方々に対しての方がフレンドリーなのだ。
そうした人たちに出会うとあわよくば膝に乗り、顔を舐め、足元に潜り込んでお腹を出すということまでするがオトーサンに対して同様の行為はまずしない…。
正直少々寂しいが、怖い存在も必要なのだと…それがオトーサンの役割だと涙を拭きつつ(ウソ)ラテと格闘を続けているオトーサンなのであった。
土曜日や日曜日など、女房が休みの時には極力散歩時のリードは女房に持ってもらうようにしている。無論オトーサンはその前後を歩くのでまったく影響がないわけではないもののラテはオトーサンがリードを持っている時より楽しいようで(笑)我を通そうとする。それは女房がオトーサンより優しく、怒ったり叱ったりをほとんどしないことを見越した行動に違いない。

※オカーサンと一緒の時には最高の笑顔を振りまく
オトーサンが少し遠目に女房とラテの散歩を眺めていると気がつくことが多々ある。
第一にラテが女房にアイコンタクトするとき、その表情はなんとも嬉しそうな笑顔が多い。勿論オトーサンとのときでもそうした表情を返すことがあるが頻度が違う。しかしその分、ラテが自在にリードを引くことが多いようだ。オトーサンから見れば、そんな散歩を続けていると実際いつになったら目的地に着けるか、あるいは戻れるかも分からないように思えるし、ラテの勝手が過ぎて良い事はないように思うのだ。
ある日、オトーサンは用事があり19時までに戻ろうと散歩を続けていた。
休日だったのでリードは女房が持ってくれたものの帰路のポイントでラテは強くリードを引いて駅前公園に向かおうと歩き出す。しかし駅前公園の先にはラテも好みのカフェがあり、そこに我々を引いて行こうという魂胆は目に見えている。
問題はすでに散歩の時間の大半が過ぎ、帰ろうとしているときだし、カフェに寄るのはオトーサンも嫌いではないが、それでは19時までに戻れないこと必定だ。そのことは女房にも伝えてあったが娘の意をくもうとしたのか、横断歩道を渡りラテの引きに沿って進もうとする...。

※7月21日早朝、ラテを連れて投票しに行きました
オトーサンだけ先に戻るという手もあるが、散歩のための三種の神器はオトーサンのショルダーバッグにあるわけだし、懐中電灯などがなくては暗くなったとき安全に戻ってくるには心細いはずだ。
そんなことは考えもしないのか…お目出度い女房とラテはオトーサンを置いて進もうとしている。オトーサンは意を決してラテに近づきリードを「バシッ」と強く引きながら「ダメッ!」と声を出して踵を返した。
軽く抵抗したラテも仕方がないと思ったのか、オトーサンについてきたが、横目で見ていると「チラッ…チラ」とオトーサンの表情をずる賢い目付きで確認しながら歩いている(笑)。ラテは叱られたことを分かっているのだ。
安全な場所および環境、そして十分な時間があればワンコの自由にさせるときも必要だろうが、散歩のイニシアティブは絶対に飼い主になければならない。というよりオトーサンだって闇雲に歩いているはずもなく、時間に縛られる場合や確実に天気が崩れることを知った上でそれらを見計らって歩いているわけで、ラテの勝手がいつも許されるわけではないし多々ワンコ主導の散歩はよくない結果をもたらすと思っている。
しかしその後家に戻る数十分間のラテを見ているとなかなか面白かった。
オトーサンは意識してラテに声をかけず怒ったままを装い無言でリードを引いていたが、ラテは相変わらず時折こちらの顔色を伺うように視線を送ってくる…。オトーサンは知らない振りをして歩くが、普段は「オヤツが欲しい」とオトーサンの足を鼻でツンツンと突くラテがやはり叱られたからか、ただただ大人しくついてくる。

※お気に入りのワンコを見つけたのか、表情が生き生きしてきた
そんなオトーサンだから、ラテにとってオトーサンは100%甘える対象ではないようで、女房をはじめ時折出会うラテを可愛がってくださる方々に対しての方がフレンドリーなのだ。
そうした人たちに出会うとあわよくば膝に乗り、顔を舐め、足元に潜り込んでお腹を出すということまでするがオトーサンに対して同様の行為はまずしない…。
正直少々寂しいが、怖い存在も必要なのだと…それがオトーサンの役割だと涙を拭きつつ(ウソ)ラテと格闘を続けているオトーサンなのであった。
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