ラテ飼育格闘日記(349)
毎日、ラテと怠惰な生活を送っている(笑)。というか我が娘はこれまで度々愚痴ったとおり、オトーサンへの態度は特別なケースを除けばシンプルであり冷静に見受けられるので少々残念だが、一番五月蠅い…あるいは怖い存在のようなのでそれもオトーサンの役目だと諦めている。
ラテとの生活は6年半を超えた。記憶をたどると、里親会ではじめてラテと会ったとき、初対面のオトーサンの顔をペロペロと舐めてくれたしオトーサンの帽子は唾液でべちゃべちゃになったほどフレンドリーなワンコだった。
その1ヶ月後、我が家に迎えたわけだが、ラテとしては慣れない環境ながらも幼犬独特のやんちゃぶりを発揮したし、甘噛みも酷くてワンコを飼うことが初めてのオトーサンは頭を抱えたときもあった。しかし誤解がないように申し添えれば、オトーサンの腕や足などを噛んだことは1度もない。皆寸止めか歯を当てただけだが、それでも鋭い犬歯はオトーサンの手に生傷が絶えることはなかった。

※オトーサンはこの笑顔に弱いのだ(笑)
そのラテも成長するにしたがい習性というか他のワンコたちや人間達に対してみせる態度も変わってきた。最初は初対面のワンコたちにも匍匐前進し、低姿勢に近づき遊んで貰いたい一心の態度を見せたものだが、1歳半過ぎたころからか、好き嫌いが激しくなりそれまで一緒にトラブルなく遊んでいたワンコたちと唸り合ったりするようにもなった。まあそれは相手のワンコも同様なのだが…。
ともかくオトーサンの使命というか一番注意を払うことはラテに怪我をさせないことは勿論、行き交うワンコたちと噛み合ったりすることのないように、あるいは悪いもの…危険なものを拾い食いしないようにと心を配ることだった。そして人間と一緒に生活する最低限の社会性を教え込もうと散歩の過程はもとより、自宅でもいつもオトーサンはラテに厳しい態度で接することが多かった様に思う。
しかし、あれはダメ、これもダメといったダメ出しが多かったから、ラテとしてオトーサンは理想的な遊び相手とはなり得なかったのかも知れない。
散歩の途中で、よく近所に住んでいる大型犬とすれ違うが、ベンチでは座った飼い主さんの膝を枕のようにして休んでいるその姿を見ると正直羨ましいと思う(笑)。
ラテにしてもオトーサンにはしないが、他のお気に入りの飼い主さんたちには膝に足をかけて口元を舐めたり、足元に潜り入り込んでお腹を出すといった芸当もする。またオカーサンには家の中でも頻繁にチューをするがオトーサンにはほとんどやってくれない…。

※オトーサンが買ってきた縫いぐるみを枕にして一休み...
面白いのは、例えばオカーサンにラテがチューをしたとき、オトーサンが「オトーサンにもチューをしろ!」とラテに迫ったとする。その時のラテの行動はいつも可笑しい。
マズルを数ミリまでオトーサンの顔に近づけもするが、見事に触れないように振る舞う。さらにオトーサンがしつこくチューを迫ると我が娘は顔を横にして床へ擦りつけつつ口を開け、前脚で猫が顔を洗うように、あるいは「嫌だあ…恥ずかしい」とでもいうように目を防ぐようにしながら…要するに誤魔化すのである。その一時の行動の意味することを知りたいと思うが、こればかりはなかなか難しい…。
確実なことはラテから抱っこを要求されることを別にすると、普段オトーサンからラテに近づくとラテは緊張するようだ。頬ずりしたり抱えようとすると頻繁にアクビをする。こうした場合のアクビは眠さを表すのではなく緊張を表すというからオトーサンが近くにいるとリラックスできないのかも知れない。

※ラテを汗だくで抱っこするオトーサン
とはいえオトーサンは無視すべき存在というわけではなく,逆に一挙一動を観察されているように思う。また好意的であるかはともかくオトーサンに対しての気遣いは十分に感じられるのだ。
例えば休日の散歩時にオカーサンがリードを持って散歩に出かける…。そういえば先週あたりなどオトーサンは夏風邪をひき、その上に軽いぎっくり腰を抱えていたから歩くのが辛かった。必然的にオトーサンは機嫌がよくないしスタスタと階段を上ったりはできないから、ラテたちの後ろを歩くことになる。それも場合によってはかなり遅れて…。

※オトーサン、アタシ疲れたよ...と
そうした時のラテは普通見せない気遣いをしてくれる。どうやらオトーサンの体調云々を理解しているわけでもないだろうが、機嫌がよくないことはわかっているようなのだ。
見ていると頻繁にオトーサンが後ろにいるかどうか、付いてきているかを確認するように立ち止まり振り返り、時にはお座りをしてオトーサンの近づくの待ち、少し戻ってオトーサンに近づくような仕草を見せる。そんな時のラテの表情はとてもキラキラした笑顔なのだ。
その顔を見るとオトーサンは思わず笑顔を返そうになるのをグッと押さえ、相変わらず不機嫌を装いラテの後を追うことに...。なぜなら機嫌の良いオトーサンだと、ラテは気にしてくれないからだ(爆)。
変な飼い主と変なワンコの戦いは続く…。
ラテとの生活は6年半を超えた。記憶をたどると、里親会ではじめてラテと会ったとき、初対面のオトーサンの顔をペロペロと舐めてくれたしオトーサンの帽子は唾液でべちゃべちゃになったほどフレンドリーなワンコだった。
その1ヶ月後、我が家に迎えたわけだが、ラテとしては慣れない環境ながらも幼犬独特のやんちゃぶりを発揮したし、甘噛みも酷くてワンコを飼うことが初めてのオトーサンは頭を抱えたときもあった。しかし誤解がないように申し添えれば、オトーサンの腕や足などを噛んだことは1度もない。皆寸止めか歯を当てただけだが、それでも鋭い犬歯はオトーサンの手に生傷が絶えることはなかった。

※オトーサンはこの笑顔に弱いのだ(笑)
そのラテも成長するにしたがい習性というか他のワンコたちや人間達に対してみせる態度も変わってきた。最初は初対面のワンコたちにも匍匐前進し、低姿勢に近づき遊んで貰いたい一心の態度を見せたものだが、1歳半過ぎたころからか、好き嫌いが激しくなりそれまで一緒にトラブルなく遊んでいたワンコたちと唸り合ったりするようにもなった。まあそれは相手のワンコも同様なのだが…。
ともかくオトーサンの使命というか一番注意を払うことはラテに怪我をさせないことは勿論、行き交うワンコたちと噛み合ったりすることのないように、あるいは悪いもの…危険なものを拾い食いしないようにと心を配ることだった。そして人間と一緒に生活する最低限の社会性を教え込もうと散歩の過程はもとより、自宅でもいつもオトーサンはラテに厳しい態度で接することが多かった様に思う。
しかし、あれはダメ、これもダメといったダメ出しが多かったから、ラテとしてオトーサンは理想的な遊び相手とはなり得なかったのかも知れない。
散歩の途中で、よく近所に住んでいる大型犬とすれ違うが、ベンチでは座った飼い主さんの膝を枕のようにして休んでいるその姿を見ると正直羨ましいと思う(笑)。
ラテにしてもオトーサンにはしないが、他のお気に入りの飼い主さんたちには膝に足をかけて口元を舐めたり、足元に潜り入り込んでお腹を出すといった芸当もする。またオカーサンには家の中でも頻繁にチューをするがオトーサンにはほとんどやってくれない…。

※オトーサンが買ってきた縫いぐるみを枕にして一休み...
面白いのは、例えばオカーサンにラテがチューをしたとき、オトーサンが「オトーサンにもチューをしろ!」とラテに迫ったとする。その時のラテの行動はいつも可笑しい。
マズルを数ミリまでオトーサンの顔に近づけもするが、見事に触れないように振る舞う。さらにオトーサンがしつこくチューを迫ると我が娘は顔を横にして床へ擦りつけつつ口を開け、前脚で猫が顔を洗うように、あるいは「嫌だあ…恥ずかしい」とでもいうように目を防ぐようにしながら…要するに誤魔化すのである。その一時の行動の意味することを知りたいと思うが、こればかりはなかなか難しい…。
確実なことはラテから抱っこを要求されることを別にすると、普段オトーサンからラテに近づくとラテは緊張するようだ。頬ずりしたり抱えようとすると頻繁にアクビをする。こうした場合のアクビは眠さを表すのではなく緊張を表すというからオトーサンが近くにいるとリラックスできないのかも知れない。

※ラテを汗だくで抱っこするオトーサン
とはいえオトーサンは無視すべき存在というわけではなく,逆に一挙一動を観察されているように思う。また好意的であるかはともかくオトーサンに対しての気遣いは十分に感じられるのだ。
例えば休日の散歩時にオカーサンがリードを持って散歩に出かける…。そういえば先週あたりなどオトーサンは夏風邪をひき、その上に軽いぎっくり腰を抱えていたから歩くのが辛かった。必然的にオトーサンは機嫌がよくないしスタスタと階段を上ったりはできないから、ラテたちの後ろを歩くことになる。それも場合によってはかなり遅れて…。

※オトーサン、アタシ疲れたよ...と
そうした時のラテは普通見せない気遣いをしてくれる。どうやらオトーサンの体調云々を理解しているわけでもないだろうが、機嫌がよくないことはわかっているようなのだ。
見ていると頻繁にオトーサンが後ろにいるかどうか、付いてきているかを確認するように立ち止まり振り返り、時にはお座りをしてオトーサンの近づくの待ち、少し戻ってオトーサンに近づくような仕草を見せる。そんな時のラテの表情はとてもキラキラした笑顔なのだ。
その顔を見るとオトーサンは思わず笑顔を返そうになるのをグッと押さえ、相変わらず不機嫌を装いラテの後を追うことに...。なぜなら機嫌の良いオトーサンだと、ラテは気にしてくれないからだ(爆)。
変な飼い主と変なワンコの戦いは続く…。
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