フルカラー3Dプリンター「ダヴィンチ Color mini」最初の躓き覚書

XYZプリンティング社フルカラー3Dプリンター「ダヴィンチ Color mini」でテストプリントを続けているが最初の躓きに関して記憶に留めておきたい。個人的にFDMとかFFF方式と言われる3Dプリンターは「ダヴィンチ Color mini」で5台目であり、ユーザーとして知るべき最低限の知識は持っているつもりだ。


そうしたユーザーの一人として申し上げる事はまだまだ3Dプリンターを本格活用することは簡単容易なことではないということ…。
メーカー側は簡単容易を謳いたいのだろうが、3Dプリンターは一般家電のように電源を繋いだら間違いなく用が足せるという域には達していないし、そもそも構造やら仕組みといった事を知らずして使いこなせる製品ではない。

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※フィラメントのローディングも問題ないように思えたが…


よく私が口にすることだが「現在の3Dプリンターはメーカーサポート必須の商品」ということだ…。ユーザー側にある程度の知識と技量がなければ本来の機能が発揮されない。そして事実トラブルも多々あり得る。
「ダヴィンチ Color mini」は完成品なので理屈はセットアップすればすぐに使える筈だし、ベッドの水平出しキャリブレーションも自動なので確かに簡単だ。しかしインクの調整とインク位置のキャリブレーションをやろうとしたときトラブルに見舞われた。

それはフィラメントのロード中に筐体外にあるフィラメント送りユニットのガイドチューブが外れてしまうのだ。それに伴い必要以上にフィラメントが送られてしまう…。
事前の情報でこのガイドチューブはしっかりと押し込まないと外れるという情報を得ていたのでそれこそしっかりと取り付けたはずだが…。

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※フィラメントフィーダー側のガイドチューブが外れるというトラブルに見舞われた


こうなれば一旦フィラメントをアンロードしセッティングし直してからやり直すしかないがそれでもやはり結果は同じ…。
仕方がないのでメーカーのサポートへ問い合わせるが電話が自動応答の繰り返しで先に進まず、やむを得ず以前お世話になった営業部署に電話をかけると、サポート担当者から電話をくれるというので待つことに。
その待っている時間も勿体ないとまたまた同じ事をやってみるがやはりダメだったが、ふと手元に買い置きしていたガイドチューブがあることを思い出し念のため比較してみた。

デジタルノギスで直径を測ってみると同梱のガイドチューブは4mm弱、そして手元の在庫品は4mm強なので試しに手元のものと取り替えてみると当然といおうかきつめになりフィラメントのロード時に外れなくなった。
一方サポート担当者からの電話によるとそれはチューブを差し込むフィッティングピン(継手パーツ)の爪が弱いのだろうとの事で交換用の部品とチューブを郵送するとのことだった。
確かに二日後には交換部品が届いたが、メーカーサイトの「よくある質問」ページに「ガイドチューブの長さは72センチ以下にならないようにしてください。」と明記してあるにもかかわらず送られてきたチューブの長さは70cmしかなかったのは…まあご愛嬌だ(笑)。

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※交換用にとメーカーから送られてきたガイドチューブとフィッティングピン


トラブルの理由と対処ができた後で考えれば大したことではないのかも知れないが購入しセットアップができなかったことは確かであり、こうしたことを自力で解決できる例は多くないと思う。
そしてユーザー側から考えれば製品の保証期間中に問題点はなるべく洗い出しておくべきで本体保証は一年でも印刷モジュール、印刷プラットフォーム、モーターモジュールといった製品の心臓部は90日間保証でしかなくガイドチューブなどの保証も同様に90日間で、後は消耗品扱いとになり自費で別途購入しなければならなくなるからだ。
ということでフィラメントのロードに関するトラブルは解消した。

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※3Dスキャンしたピザとホットドッグを「ダヴィンチ Color mini」でプリントした例


「ダヴィンチ Color mini」はこれまでの単色3Dプリンターとは別次元の魅力を見せてくれる製品だ。私は主に3Dスキャンで得たカラーオブジェクトのプリントに「ダヴィンチ Color mini」を活用したいと手に入れたが、期待に違わぬ出来映えをみせてくれる。
「ダヴィンチ Color mini」よ!酷使するつもりはないが元気で働いてくれ…。




今年の冬は「電熱ベスト」と「電熱パンツ」で乗り切るぞ!

昨年冬に初めて「電熱ベスト」なるものを経験した。モバイルバッテリーで体の前後を温めてくれるという製品である。犬の散歩などで外出する際は勿論、室内でも真冬は底冷えを感じる年齢でもあり何らかの対策は必要だが一般的な暖房はどちにかというと苦手でもあるので着衣そのものが暖かいのであれば理想的だ。


一応仕事部屋にも冷暖房が完備してあるがまずエアコンの暖房は空気が乾きすぎるのが苦手である。その他パネルヒーター、温風ヒーターもあるが暖房効率は良くないし一人のために600Wとか1000Wを一日中ONにしていては電気代も大変だ。
もっとコストパフォーマンスがよくて体に合う物はと探した結果、電気膝掛けと足温器を使うようになった。これなら電気代もたかが知れているし足腰の冷えも防げる。

確かに効果はあるし消費電力も膝掛けが50W、足温器は40Wという代物なのでコストパフォーマンスはよい。しかし欠点もある…。
当然のこととはいえ、仕事中の足腰回りを温めるために揃えたわけだが、椅子から離れれば恩恵には与れない。そして電気膝掛けの電源コードがやたらと椅子に絡まるので心配になってきた…。

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※DEWBU 電熱パンツ。図版はAmazon販売ページから借用。カラーは二色


一方、愛犬との散歩のときは去年から電熱ベストという製品を使い始めた。これはモバイルバッテリーを使い、ベストの腰と背中を温めてくれるというものだがとても具合が良いので今年の冬もお世話になるつもりだ。そして電熱ベストがあるなら電熱パンツもあるのではないかと思って調べたら結構な種類があった。
そうした中で一番違和感なくファッショナブルなものを買ってみた…。

いささか疑っていた感もあるが手元に届いたパンツは縫製もしっかりしており、実用的なものだった。裏地はフリースになっておりそれだけで防寒効果は期待できるし防水仕様なのがよい。
附属の5000 mAh リチウムバッテリーで両足の膝あたりを温めてくれる。
温度は右サイドボケット下にあるボタンで3段階に調節でき、約55℃、約45℃、そして38℃に切り換えられる。暖房効果はLowモードの38℃で最大10時間だという。

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※専用リチウムバッテリーは附属。右再度のジッパー付きポケット内に接続ケーブルがある


実際に穿いてみると動きやすいしウエストも一部伸びるから具合がよい。ただし購入時はサイズを間違えないように注意をする必要があるが私はXLを選んだ。裾が多少長めとなったがウエストは楽でよい。
そして肝心の保温だが今のところは室内ならLowモードで十分だしとても暖かい。

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※電源ボタンも右サイドポケット下にある(写真は鏡に映った映像を撮影したため左右逆となっている)


バッテリーは右サイドのジッパー付きポケットに収納するが、サイズにもよるかも知れないものの私の場合は異物感もなく快適だ。
また安全性にも考慮されており、電源ONでHIGHモードが5分間経過すると、HIGHモードからMEDIUMモードに自動的に切り替わる。また異常に温度が高くなるとすぐに動作を停止しするし短絡が発生するとシステムは自動的に電源を切断してくれるという。

基本的にはこれからは床も底冷えする季節なので室内用として購入したわけだが防水仕様だという点を考えるともともとアウトドア向けなのだ。したがって雨はもとより雪の場合にも愛犬との散歩で役立ってくれるに違いない。
というわけで同じ製品の色違いを追加オーダーすると共に専用バッテリーも交換用としてひとつ購入しておいた。
これからの冬場はこれら「電熱ベスト」と「電熱パンツ」で快適に乗り切る覚悟でいる。




スマートセラミックマグ「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」レポート

Apple StoreでEmberのスマートセラミックマグ「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」を買った。個人的には "スマート○○" といったプロダクトにはあまり興味はなかったが普段コーヒーをよく飲むので試してみたいと思った。


「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」(以下「Mug 2」)は文字通りマグカップである。そのマグカップに "スマート" と冠を付けるということはどのような機能があるのだろうか…。
個人的に「Mug 2」に期待したのはiPhoneやAppleWatchから飲み物の温度設定が正確に出来るだけでなく温度を1時間半ほど保つという機能だ。さらに「Mug 2」をソーサー型専用充電コースターにおいておけば一日中冷めることはないという点だ。

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※スマートセラミックマグ「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」


これからの季節は室温も低くなるから暖かい飲み物もすぐに冷めてしまう。
ということでこれまで冬場は高い保温効力を持つ真空二重構造の「アクティブ・マグ」といった製品を使ってきたが、これにしても冷めることは冷めるわけで、それが1時間半ほどの保温力や専用充電コースターにおいておけば一日中冷めることはないというのだから魅力ではないか…。

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※ソーサー型の充電器


さらにLEDインジケータは、飲み物がまだ熱いことや、ちょうどいい温度になったこと、あるいは充電が必要になったことなどを知らせてくれる。なお温度範囲は50~62.5°Cだ。
普段Macの前で作業を続ける一人としては、つい眼前の事象に気を取られ、せっかく暖かい飲み物を煎れても気がついた時には冷めているということが多いので助かるのだ。

「Mug 2」本体だが、そのデザインは奇抜なところはなく、真横から見ると少々背の高めなマグといった感じ。カラーはブラックで容量は “10 oz. = 10オンス” すなわち約295ml入るというからたっぷりの量を楽しめる。愛用の全自動エスプレッソマシン「デロンギEAM1000BJA」でダブルを指定すれば丁度良い量だ。
ちなみにサイズは高さ : 10.67cm、幅 : 10.92cmで重量は410gだ。

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※マグの底中央が電源スイッチになっている


そしてカップ類で重要な点のひとつはカップ縁回りの口当たりだと思っている。好みもあるだろうが紅茶の場合は薄くてもよいもののコーヒーの場合は適度な厚みがあった方が味わい深い。
その点「Mug 2」はセラミックコーティングもざらつきが感じられず一般的な陶器の感触と遜色がないのが良い。そして厚みも丁度よい。
ただし実用上問題はないが持つと手にずっしりと感じる。

材質はステンレス製の本体に耐久性に優れたセラミックコーティングを施してあり外側には熱を通さないし、洗うことも考え水洗いにも対応するIPX7定格の耐水性を持っているという。
したがって普通に手洗いなら問題ないが、充電トレーは洗えないので汚れたら拭く程度にすべきだ。

さて実際に「Mug 2」で日々楽しんでいるエスプレッソを煎れて飲んでみた…。無論その前にカップを充電した上で別途専用アプリをApp Storeからダウンロードしインストールを済ませておく。そしてiPhoneとBluetoothによるペアリングを行えば準備は完了だ。
なお「Mug 2」を100%充電するには約1時間半ほどかかるが充電が済むとLEDが緑色に変わる。

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※充電が済むとLEDが緑色に変わる


まずマグカップの底にある電源スイッチをONにする。ペアリングができていればiPhoneアプリの表示は「空」となるはず…。そこで保持したい温度をスライドバーで設定するが最高は62.5℃だ。

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※ペアリングされたがマグカップにはまだ珈琲は注いでいない状態のiPhone画面


熱い珈琲を注ぐと即座に表示はその温度を表示するが、次第に温度は下がり設定した温度まで下がるとその温度を保持し続けてくれる。

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※設定温度を保ってくれる


私は熱めの方が好みだが一般的にホットコーヒーの香味を引き出し、美味しく飲める適正な温度は「60度~70度」だというから62.5℃の珈琲は適切な温度なのだ。
ともあれ、単なるマグ?に13,000円(税込)ほどをかけることは馬鹿げたことかも知れないが、こうした機能を求めていた者にとっては素敵な毎日を送れる大切なアイテムとなるに違いない。




iPhone XRとScandyProによる3Dスキャン覚書

そこにある人物やオブジェクトをそのままスキャンし、3Dモデルとして形成すめ3Dスキャンは大変魅力的だがまだまだ技術的な壁や予算面の壁が厚くて高い分野でもある。無論数百万もの予算があれば実際に使い物になるであろう製品やシステムは存在するが一般ユーザーには手も足も出ない。


しかし調べて見ると市場には五万円とか十万円といった価格で入手できる3Dスキャナーも存在する。しかしMacで使えるものはほとんどないが、そんな中で少し前にMacサポートを歌う製品のひとつであるXYZプリンティング社の3Dスキャナーを幸いにも借り受けることができた。
これで大げさだが夢が叶うかと驚喜しあれこれと試行錯誤を続けたがMacの環境で使うソフトウェアに問題があり購入は断念せざるを得なかった。

3Dモデルを3Dプリンターでプリントする…ことはすでに珍しい事ではなくなっているが、そのためにはモデリングをやらなければならない。そしてその為の優秀なソフトウェアも存在するが、人の顔を代表とするような複雑な形状を易々と作り出せる者ばかりではないし、架空のフィギュアならまだしも、そこに実際にいる人物…私自身でも良いし愛犬でも良いが…を瓜二つの正確さでモデリングすることは難しい。しかし3Dスキャナーであればそんな夢のようなことが実現できる理屈なのだ。

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※ScandyProによる3Dスキャン例。画面は各種編集モード


実際に結婚式やらの記念にと新郎新婦の全身をスキャニングして十数センチのフィギュアにしてくれるようなビジネスも存在する。無論そうしたことを実現するためには前記したような高価で場合によっては大がかりなシステムが必要となる。
しかしなんとかそこそこの性能でもよいから使えるシステムはないかと色々と調べてきたが、ここにきてiOS向けのアプリで魅力的な製品が登場してきた。

その大きな要因はiPhone X以降に搭載された「TrueDepthカメラ」による。TrueDepth(トゥルーデプス)カメラとは、Appleが開発しiPhone Xのインカメラにはじめて搭載したカメラシステムの呼び名であり、顔認証システム「Face ID」をはじめ複数の機能に活用されるものだ。

TrueDepthカメラは赤外線カメラ、環境光センサー、ドットプロジェクタ等のユニットを総称した呼び名であり、各種センサーがユーザーの顔の特有の形状を正確に読み取ることで精度の高い顔認証を実現し顔の傾きや表情なども高精度で読み取り可能な先進のテクノロジーだ。
要はこのカメラを3Dスキャナーとして使おうというアプリがいくつか登場した訳である。

それらの中で今回私が選んだのは “ScandyPro” というソフトウェアだ。例えばiPhone XRのインカメラに搭載された7メガピクセルのカメラの場合、解像度設定は実用1MMまで活用できる。
アプリのインストール自体は無料だが、スキャンしたデータの保存など実用とするには内部課金を必要とするが実によくできたアプリケーションだ。
なにしろiPhone X以降のユーザーなら必要な予算はサブスクリプションの僅かなものだけだ。
ただしiPhoneとScandyProをいかに上手に使ったとしても、それだけでモデリングが完成するわけではない。実際には別途パソコンにデータを取り込み、Meshmixerといったアプリを使い、データ修復のプロセスもセットで学ぶことが必要である。

アプリの細かな機能説明はここではやらないが、保存したデータの補正やエフェクト、スキャンしたデータを現実風景に合成して表示させるAR機能、あるいは操作過程の録画保存の機能まである。

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※スキャンしたデータを実写風景に表示させるAR機能もある


ちなみに別途人の顔だけのスキャンに特化したアプリもあり、大変優秀なものだったが課金が高いしカラー情報(カラーマッピング)を保持したデータ保存ができないのでScandyProに落ち着いた次第。
ScandyProなら出力フォーマットもテクスチャーすなわちカラー情報を含んだPLYをサポートの他、PBJ/ STL/ USDZ/ GLB でも保存可能だ。

さてScandyProはとてもよく出来たアプリだが、実際の3Dスキャニングにはいわゆるコツを会得する必要がある。理屈はインカメラを適切な距離で対象物に向け、ゆっくり…丁寧にカメラを回り込ませるように移動するわけだがこれがなかなか旨く行かない。動きが速かったり角度が違ったりとデータ取得が不連続になると画面が赤くフラッシュすると同時にバイブレーションする。このエラーをなるべく少なく、そして素早く回避しつつスキャンニングしなければならない。

ただしいわゆる慣れというかコツを掴めば少しずつ上手になるが一番の問題はスキャニングするのがインカメラだということ。具体的な対策については別途ご紹介するつもりだが、自撮りするならともかく対面のオブジェクトや人物などにカメラを向ければ必然的に液晶が見えなくなる(笑)。液晶画面が見えなければ対象物をきちんとフレーミングして捕らえることが出来なくなる理屈で旨くいくはずはない…。

この自己矛盾の解決する方法はScandyPro自身がサポートしている別のiPhone/iPadでリアルタイム映像をモニター可能にする機能がある。同一Wi-Fi環境下でモニター側を確認しながらメインのiPhoneを対象物に向けることが出来るわけだ。ただしこの方法は当然ながらデバイスが2台必要となる。
また対象に向けるiPhoneの動きを別のiPhone/iPadで確認といえば簡単そうだが、両デバイスの位置関係が離れていると実にやりにくい。

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※ScandyProにはスキャン画像を別のデバイスにモニターさせることができる機能がある


ということで1台のiPhoneでなんとか正確なスキャニングが出来る方法はないかと考えた末に鏡を使うことを思いついた。
TrueDepthカメラに45度の角度で鏡を置けば、iPhoneの先端部位を対象物に向けつつ液晶画面を確認することが出来るというわけだ。

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※自作の「ミラーアダプター」。鏡は安全性と薄さを考慮しステンレス製を使った


早速3DプリンターでiPhoneに取り付ける「ミラーアダプター」を作ってみたが、結果は上々だった。しかしスキャニングしたデータの左右が逆になること、鏡の精度が悪ければスキャニングの結果にも影響が出ること、そしてアダプターの寸法やらをしっかりとしないとiPhoneを傷つけてしまいかねないことなどの問題もある。私はiPhoneにクリアケースを着けたままで装着できるアダプターを作った。

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※iPhone XRに「ミラーアダプター」を装着したところ


「ミラーアダプター」はそれなりの成果を出したが優秀なiPhoneの光学系に鏡を介在させた映像を…という点が気になったし、幸い個人的には買い換え前のiPhone6s Plusを残して置いたため、前記した2台のデバイスを同時に使う手法を考えてみた。
要はiPhone同士の背を合わせる形にセッティングできる器具を用意すれば良い理屈で、それを片手で持てるよう工夫すればiPhone XRのインカメラで捕らえた映像がリアルタイムでその背面のiPhoneにモニターできる。
そしてこれであれば位置関係に混乱を起こさずに操作できることになる。

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※自作の「デュアルiPhoneグリップ」にiPhone XRとモニター用iPhone 6s Plusを取り付けた例


結局手元にあった同じ形のスマホホルダーを2台取り付けるグリップを3Dプリンターで作ってみたらなかなかに便利だったし、正確で緻密なスキャニングができるためスキャン結果にもミスが少なくなったからデータも綺麗に取り込めるようになった。

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※「デュアルiPhoneグリップ」で3Dスキャン実施中


後はいかにスムーズに、対象物を囲むようにスキャンできるかだ。
ちなみに私の目的・目標は人のバストアップまたは頭部をスキャニングし、それをカラー3Dプリンター(まだ持っていないが = 笑)で1/6程度のサイズで再現することだ。そして愛犬の姿もリアルなフィギュアとして残しておきたい…。
以下3つのスキャニング例を動画でご紹介しよう。



※iPhone XRとScandyProによる3Dスキャン_バストアップ例




※愛犬を3Dスキャン




※頭部のみ360度スキャン例


で、使い始めてから一週間ほど経ったがまだまだ理想にはほど遠い結果だが日々少しずつ進歩しているつもりである。
特に人の顔は少し歪めば別人になってしまうし、オリジナルの人物と分からないような結果では意味が無い。それだけ高いハードルだと思っているが急がずノウハウを蓄積していきたい。
結論めくが、3Dスキャンは2D写真撮影より難しいし忍耐と繰り返しの実戦が重要。ただし一旦旨く行けば素晴らしい結果が得られる。なにしろスマホから優れた3Dコンテンツを作成でき、3Dプリンターの活用や3Dデザインプロジェクトをすぐに開始できるのだ。イライラしないで挑戦し続けることが大事。

4年ぶりに新しいiPhoneを購入したが…何故iPhone 11/Proにしなかったのか?

iPhone6s Plusを4年間愛用してきたが、ここに来てさすがにバッテリーがへたってきたし買い換え時だと考え自分なりに熟考した結果最新モデルのiPhone 11はスルーしてiPhone XRにした。


まったくの個人的な嗜好であり、iPhone 11/Proを買われた方たちに喧嘩を売るつもりはないが、iPhone XRにした理由を自分なりまとめてみたい。

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※iPhone XR イエローのパッケージ


ひとつにはiPhone6s Plusと同様に6.1インチディスプレイを欲しかったこと。そしてなによりも私はiPhoneで写真を好んで撮らないユーザーなのでiPhone 11のトリプルあるいはデュアルカメラは現状で優先では無いこと。またApple Care(¥16,800)に加入しておきたかった事も含めトータルコストを10万円以内に納めたかった理由もあった。

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※iPhone XR 128GB イエローとアップル純正クリアケース


そういえばiPhone6s Plusまではずっと最新モデルがリリースされる毎に買い換えていたが、iPhoneの基本性能と基本機能はほぼ成熟し、スマートフォンとしては完成の域に達したように思っているしこの間、個人的にどのようなアプローチをしてきたかを振り返ってもすでに現状でオーバースペックだともいえる。
さらに言うならiPhone 11にしても確かに目に見えないパワーフップは多々しているものの劇的に変化を遂げるようなテクノロジーの目玉がない。目立つのはカメラだけであり、うがった見方をするならiPhone 11/iPhone 11 Proはスマホ機能付き、高機能デジタルカメラのような印象も受ける。

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※この機会にと「Anker PowerWave 10 Dual Pad, Qi ワイヤレス充電器」およびトリニティ社製「Simplism iPhone XR [GLASSICA] 背面ガラスケース(Gorilla Glass) クリア」も手に入れた


まあ正直iPhone 11とも考えたが、すでに手にした方には申し訳ないがあのパステルカラーといったらよいのか、薄ぼんやりしたカラーリングが気に入らなかったので止めた(笑)。それに128GBモデルがないのも選ばなかった理由のひとつ…。
新製品が登場したにもかかわらず、わざわざひとつ前のモデルを選ぶなど天の邪鬼でひねくれ野郎と思われるかも知れないが、これまでの性能アップで一般的なアプリを使うにしてもくどいようだが必要十分だし、写真は犬の散歩時などには光学ズーム18倍のコンパクトカメラを愛用しているし、古い人間だと笑われようが、この滑りやすい板チョコのような形状はどう考えても撮影に集中できない…。

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※まずはシンプルなアップル純正ケース「Cliear Case 」を装着。これならInsta360 GOのLightningコネクタが問題なく挿せるから。


カメラが現在の形に…基本デザインになったのはそれなりに先達たちの工夫と必然的歴史があってのことだと考えている。やはり私には板っぺらのようなカメラは使いづらい。
ともあれiPhoneはライフラインでもあるから常に持ち歩いているわけで、他のカメラがない場合には使うものの超広角は使わないし望遠にしてもiPhoneのそれは私には中途半端だ。

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※早速「Anker PowerWave 10 Dual Pad, Qi ワイヤレス充電器」を使っているが大変具合がよい


ということで繰り返すが買い換えたiPhoneはiPhone XR 128GBモデルでカラーは今回思い切ってイエローを選んだ。後はSIMを入れ替え、データや必要アプリをバックアップから復元すればOK…のはずだ(笑)。
同時にトリニティ社製「Simplism iPhone XR [GLASSICA] 背面ガラスケース(Gorilla Glass) クリア」とアップル純正のシンプルな「Cliear Case 」も購入したし「Anker PowerWave 10 Dual Pad, Qi ワイヤレス充電器」も手に入れた。まあまあ私なりに気合いは入っている…。
そして後2年も経てば、現行とはかなり変わったiPhoneプロダクトが登場するのではないかと期待しているのだが…。



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appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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