ラテ飼育格闘日記(681)

12月10日はラテを家族として迎えた記念日。2006年のことだから14年目となる。当然のことながらラテもオトーサンたちも13年の歳月を重ねてきたわけだが、これまで多くの貴重な思い出を積み重ねてきた。


ラテを向かえた当日から心した事がある。それは毎日できるだけ写真に残しておこうということだ。また当該「ラテ飼育格闘日記」を向かえた翌日の土曜から週一で公開しようと決めた。ただし内容は毎週読んでくれる人たちをビックリさせる、あるいは感動させる出来事などあるはずもないわけで「今日も先週と同じ平凡な1日…」といった内容が許されるであろう「日記」と命名したわけだ。

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※この12月10日はラテを我が家に迎えた記念日だ


したがってその間デジカメで撮った写真と動画は文字通り膨大な量であり、CD-RやDVD-Rに年毎に記録保存しているものの正直検索にしても撮影年月日とオトーサンの記憶だけがキーなので今となってはなかなかに難しい。また「ラテ飼育格闘日記」も前記した週一の連載をこれまで一度も休んだことはない。

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※飼い始めた翌月の記録の一枚。随分と細かった


いや、一週休もうが二週トンズラしようが困る人はいないし苦情を言う人もいないだろうが、台風の週も大地震の週も、インフルエンザの週や白内障手術の週も休まず続けてきたわけで、友人から「もしラテ日記が更新されなかったらお前が倒れたか死んだという証しだな」といわれたがその通りかも知れない(笑)。

無論この13年間の思い出はラテとオトーサンたちにとって楽しい出来事ばかりでは無かった。ワンコを飼った経験が無いビギナー飼い主としては毎日ハラハラドキドキだったが、いつもの公園でノーリードのワンコに前足を噛まれ血を滴らせたラテを抱き上げて動物病院に向かったこと。走っているとき度々後ろ足が痙って「キャーン」と声を上げたことが数回あったし、飼い始めて間もなく近隣の駅前で首輪が切れ、ラテが離れていったときには身が凍る思いをした。

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※好き嫌いが激しいラテが大好きなマキちゃん(雄)と手を重ねて遊ぶ(2007年)


またアトピーを発症した時にはオトーサンたちも苦労したがラテ自身もさぞや辛かったに違いない。四つ脚の肉球やらは噛んで出血し噛ませないために包帯をするが、そんなものは一時的ですぐに取ってしまう。そうしたらまた包帯を持って追いかけるわけだが、ラテは当然包帯をされることを嫌がるし傷口が痛いからか、処置しようとするオトーサンの手にガウッと歯を当てに来る。

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※2012年7月の写真。四つ脚は包帯だらけだった


ラテは噛むつもりはなくても歯が当たれば時にオトーサンの手は出血する。為に一時オトーサンの両掌は傷だらけとなった。
その傷は四つ脚だけで無く、目の周りやマズルも掻き壊して紫色に変色し、なにか顔面を殴られたかのような惨めな具合になった時期もあった。無論塗り薬といったものもあるわけだが、これまた必ずホータイでプロテクトしないと舐めてしまって効果がなくなるし、その包帯も今度は外そうとすると血で固まり貼り付いてなかなかに取れないばかりか痛いから大騒ぎとなる。

そういえば、室内で遊ばせていた直径45mmほどのゴムボールが朝起きたら内蔵されていた小さな笛部分しか残っていないときもオトーサンは青ざめた。
考えたくないことだが、状況は明らかにラテがボールを食べてしまったことを示していた!
もし目の前でボールを食べたのなら、すぐに病院に駆け込んで吐かすこともできるだろうが、どう考えてもラテが食べてから時間はすでに7時間を過ぎている。だとすればすでに胃の中にはなく腸に回っているかも知れないし、素人考えながらそれを無理矢理取り出すためには外科手術するしかないと思われた…。

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※下校途中のAちゃんと


まだまだ拾い食いが止まない時期でもありオトーサンは常々朝早い散歩や夕刻の散歩にも懐中電灯を持ち、暗闇で変な物を拾い食いしないようにと目をサラのようにしているというのに、何と言うことか自宅で大きなミスをしてしまったのである。この後に及んでは待つしかないと覚悟した…。
苦しみ出したりしたらすぐに病院へ駆け込むし、もし数編に噛みきって飲み込んだとすれば便と一緒に出てくるかも知れないと。
幸い数日後に便と共に3辺が出てきたときには驚喜したことをいまでも覚えている。オトーサンは嬉しさのあまり...というより自戒を込めて、iPhoneを取り出しそのウンチをカメラに収めた(笑)。

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※爆睡している姿は可愛い…


とはいえ幸いなことにこれまで命に関わるような大病にあったことはない。しかしラテも来年6月で14歳となり、人間の年齢と比較するならオトーサンと同じような歳だといえるが、この歳になっての体調がどのようなものであるかを日々実感しているからラテの体調も心配せざるを得ない。
まあ、お互いに毎日を大切に過ごしていくしかないが、時はすでに師走も中日…。一年の短さを痛感する今日この頃である。



ラテ飼育格闘日記(680)

言いたくは無いけど…寒い。若い時は冬場でも足を布団の外に出して寝ていたし、布団に入る際にひやりとするのがむしろ快感だったが、最近は足が冷えて仕方がない。まあ自宅にいるときには多々対処もできるがラテとの散歩となればそうそう工夫も限られる。で、今年は電熱ベストと電熱パンツで乗り切るつもり…。


次週12月10日はラテが我が家に来てから丸13年となる記念すべき日である。茨城から車で連れてこられたが、車酔いしながらのご対面であった。
オトーサンたちも引越直後でラテを迎えるために用意したクレートを設置したリビングにはまだ未開封のダンボールがいくつか積んである状態だった。ラテはオトーサンたちと一ヶ月前に里親会で会っていたものの初めての環境にさぞや心細い思いをしたのではないかと思う。

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※2006年12月10日、我が家に来た当日のラテ


その日、2006年12月10日時点でラテは生後推定6ヶ月の幼犬だったがいまその夜に撮った写真を見ると好奇心と共にその表情には不安が浮かんでいるようにも思える。
オトーサンたちは初めての環境で夜泣きが心配だったが、長旅で疲れたのかちゃっかりと電気マッサージチェアを占有して眠ってくれた。

それから丸13年経った…。当時マズルはもとより顎や首まで真っ黒なラテは雌なのに鍾馗様みたいと美容室へ行ったとき首周りの黒い毛を切ってもらった(笑)。しかしそのマズルもいまでは真っ白だ。

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※目を瞑って知らんぷり…


そして歩くのも遅くなったし滅多に全速力で走ることもなくなったが、お陰様でアトピー以外は目立って悪いところはないようだしオトーサンはラテも歳だから寒いのではないかとフローリングに腹ばいになっていると下に何か敷いたり、時には体に薄い物をかけてあげたりもするが必要ないようだ。

オトーサンの感覚だと散歩に出るにもさぞや寒いのではないかとも思うがその気配は無くオトーサンだけが完全装備で出かけるようになってきた。
下は裏がフリースのジーパン、上着はダウンを着込み首にはネックウォーマーという出で立ちだ。さらに両手は指が出る形の手袋をしている。

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※初冬の朝


しかしこれでも寒く感じるようになった…。これ以上着込むと着ぶくれになってしまう。
ということで昨年から劇寒の際にはダウンジャケットの下に電熱ベストなるものを愛用し始めたがこれが大変具合が良かったので今年もお世話になるつもり。
要は背と左右の腰の部位にカーボンヒーターが仕込んであり、ポケット内部から出ているケーブルにモバイルバッテリーを接続すると3段階の温度調節できるもので最高温度は50℃ほどにもなる。

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※大好きなAちゃんと!


上半身はこれで完璧だと思えるが下半身が特に冷える。そこで調べて見たら電熱ベストならぬ電熱パンツ(ズボン)もあることが分かった。仕組みは基本同じでこちらは専用のバッテリーだがフル充電で約10時間ほど両膝あたりを温めてくれると言う製品だ。
粗悪品かな…と疑りながらも早速購入してみたが縫製もしっかりしていてすぐに気に入ったため着替えとして同じサイズの色違いも購入した。

これらの製品は本来アウトドア製品であり、特に電熱パンツは防水仕様でもあることから雨の日や雪の日の散歩に大活躍してくれるに違いないが、散歩だけでなく日常の部屋着としても重宝することがわかった。

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※自分で縫いぐるみを持ち出し並んで寝ている


オトーサンは寒がりだが空気がカラッカラに乾くエアコン暖房が苦手である。かといって仕事部屋に一人なのに600Wとか800Wのパネルヒーターや温風ヒーターなどを使い続けては電気代ももったいない。そこで日中も室温に応じてこの電熱ベストと電熱ヒーターを活用すればお一人様の暖房としてはメチャエコなのだ。

ということでラテとの散歩にはすでに活用しているが大変具合がよろしい。なにしろオトーサンが何とか動けなければラテだけで散歩に行ってこいという訳にはいかない(笑)。
寒いと出不精になるが、これらのアイテムで何とか快適にこの冬を乗り越えたいものだ。



ラテ飼育格闘日記(679)

なにか今年の秋は雨の日が多すぎる気がする。もともとラテは雨が嫌いだし、レインコートを着せられるのはもっと嫌いだから、雨の日の散歩は排泄が終わったらそそくさと戻る。したがってオトーサンとしては体力的には楽だが長毛だから後の手入れが大変なのだ。


いつもの公園にラテと行くと三人の未就学児童に囲まれた。「名前はなんというの?」「男の子なの?」「何歳?」と質問攻めに会う。
「13歳だよ。おねーちゃんたちより年上だよ」などと説明すると「へえ~じゃあお婆ちゃんだよね」と言う。どうやらワンコの年齢と人間の年齢を比較すると大きく違うことを知っているらしい。

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※ラテはそろそろ13歳半となる


ともかくオトーサンも多くのワンコの育児書とかトレーニング本を読んだが、ワンコの生物学的実年齢がどのようなものなのかを明確にした情報はあまりなかった。というより犬種の違いも大きいらしいし個体差も大きいようだから実のところははっきりしないと言って良いのかも…。

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※さあ今朝も日の出と共に散歩に出るぞ


しかし人間同様ワンコも確実に歳を取っていくしそのスピードは間違いなく人間より早い。なにしろ人間の平均寿命は80歳がどうのこうのという時代にワンコは10歳から15歳くらいが平均寿命だという。
無論犬種はもとより、小型犬・中型犬・大型犬でも寿命はかなり違う。小型犬では15歳以上になっても元気だという例も多々見知っているが大型犬のラブラドールレトリバーだと10歳とか11歳で亡くなるワンコが多い。

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※登校中の小学生たちがラテを見て笑顔を送ってくれる


なぜワンコの寿命は我々人間より大幅に短いのだろうか。もっと長ければ一緒に暮らせる時間も長くなり喜びも大きいに違いない…。
一説によれば一般的に動物の寿命は、体の大きさと心拍数が関係すると言う。特に哺乳類の心臓は種に関わらず一生の間に脈を打てる回数が約20億回と決まっているという。だからクジラは心拍数が約8回/分だから100~200年も生き、心拍数が約400回/分のハムスターの寿命は2,3年程度となる理屈らしい。
だからワンコの心拍数は人よりかなり早く約100回/分だというが、我々人間は男性で60~70程度、女性で65~75程度だというから単純計算では納得出来る理由ではない…。

ワンコは我々人間の人生スパンの途中で家族となり、そして通常は15年ほどでその愛らしい生涯を終える。もっと一緒にいたいと思うが、思っただけで胸が張り裂けそうな辛い別れは確実にやってくる。
それに正直言ってワンコを飼うということはなかなかに覚悟がいることだし体力的にも金銭的にも大変なことだ。

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※大好きなファミリーのオカーサンを見つめる目付きはキラッキラだ(笑)


大病をしなくても年間数十万の出費がかかり、甘噛みや排泄のしつけに苦労し、特に幼犬時代にはスリッパや木製の椅子の脚などはボロボロにされる。
時に夜泣きや分離不安に悩まされもするかも知れないし天地異変に関係なく散歩に出なければならない。事実オトーサンは台風の時も大地震の後も散歩に出たし、熱があるときやギックリ腰のときも、さらに白内障手術の当日も散歩に出た。
さらにラテが心配で泊まり込みの旅行も行かなくなったし数時間留守にするにも心が痛む(笑)。したがってラテを向かえてから女房と泊まり込みの旅行は一度も行っていない…。

また、朝晩の食事作りから排泄の世話やその心配、アトピーで四つ脚が出血したときには歯を当てられながらも包帯を巻いた。だから…恩を着せるつもりはないが、ワンコを飼うのは実に大変なのだ。
先日も動物病院へ薬を貰いに行ったら、診察室から院長の声が聞こえた。どうやら姿は見えないが新たにワンコの飼い主になった方が初めて動物病院へやってきたらしい。そこで飼い主として初歩中の初歩の心構えと必要なことを聞いているようだった。

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※ゆっくりだが、しっかりと歩いてくれる


狂犬病予防接種のこと、フィラリアという怖い病気があること、年1度は混合ワクチンを勧めたいということ、家族となったからにはまず血液検査…健康診断をされた方が良い。そして去勢・避妊といったこともきちんと考えてやらなければならない等などを説明している。
いやはやなかなかに大変なのだ。

しかしそれでも私たちは何故犬を飼うのだろう…。それはスリッパを何足ダメにされようとも、電気マッサージチェアをボロボロにされようと、畳みに粗相をされようと、そして自分の時間が大幅に削られようともそれ以上に得るもの…心が満たされるものがあるからだ。
ラテとオトーサンの関係もこれからは老老介護でなお大変だ(笑)。だけど「ラテ…」今日も仲良く楽しく過ごそうな!



ラテ飼育格闘日記(678)

そろそろ寒さを感じる季節になった。猛暑の中では早く冬場にならないかと思ったりもしたが、オトーサンにとって暑いより寒い方が得手ではあるものの勝手なもので暖かさが恋しくなるときがある(笑)。


さて、お陰様でラテは歳の割には元気に毎日を過ごしているが、日々何の苦も…心配もせずに過ごせるわけではない。
そもそも性格にもよるだろうが、ワンコにとって苦手というか嫌なことは多い。
爪切り、耳掃除、目薬を注す、薬を飲ますなどはその典型ではないだろうか。ただしラテの場合、爪切りは美容室にお願いしているし耳掃除は幾多の戦いの末にオトーサンが編み出した方法だと抵抗なく、時に喜んで掃除をさせてくれるようになった。

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※毎日元気に過ごしています


目薬もあからさまとなれば「ガウッ」と威嚇するがどさくさに紛れた形で頭の後ろから注せば巧く行く。しかし一番というか毎日のことなので苦労してきたのは薬を飲ますことだった。
ラテはアトピーと診断されすでに5,6年前から朝晩の食事の後で錠剤を二錠(二種)飲ましてきたが、これがなかなか一筋縄ではいかない。

二種の薬は糖衣錠と錠剤だが例えばフィラリアの薬のようにワンコ専用に作られたものではないのでそのまま食事などに混ぜても決して食べてはくれない。
医者曰く、噛むと臭いし苦いというから当然だ。したがってオトーサンが考えたのは食パンの柔らかい部位で二錠を包み、ドライフードの粒と同じ程度に工夫しご飯の容器に混ぜることだった。

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※さあ、ラテ…散歩に出発だぞ!


しかし敵も然る者…食べ終わった容器には錠剤二錠だけがしっかりと残っていた…。
となれば後は強制的に飲ますしか方法はないと考えたが、パンは好きだがそれで包んだだけでは喉の通りが悪いのかせっかく口を開けさせ、喉の奥に放り込んでも「ぺっ」と出してしまう。
そこでそのパン生地で包んだものにアイスクリームを塗って喉奥に押し込む方法をやってみたところすぐに飲み込んでくれた。まったく現金なやつである。

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※錠剤をワンコに旨く飲ますための各種食材を揃えてみた(上)。一番食いつきが良いのが「ピルアシスト」だが、その粒の穴に薬を隠すわけ


しばらくはこうして騙しだましだが朝晩の二度、オトーサンはラテの口を左手で開け、右手にアイスクリームを塗ったパン生地で包んだ薬を指で摘まんで喉の奥へ押し込むことを続けてきた。
大概は巧く行ったがときに飲み込んだと思ったらマズルの端からポロリと落としたりもした(笑)。そうなればまたアイスクリームを塗り直して再度挑戦しなければならない。

そんなことでここまで続けてきたが最近口を開けようとすると嫌がり「ガウッ」と反抗することが増えた。と言ってもオトーサンの手を噛むことはないが威嚇のための歯が当たっただけで傷が付き時には出血することもある。しかしだからといって薬を飲ますのを諦めるわけにはいかない。
こんなときには時間を置き、場所を変えて不意打ちを食らわすという手がある(笑)。しかしこれまた巧く行くときもあれば失敗することもある。

そもそもラテにとって強制的に…ということが怖いはずだし嫌いなのだ。大きなストレスになっていると想像するがオトーサンだって程度問題はともかく歯を当てられるかも知れないわけでストレスには違いない。
ということで、たまたま知った錠剤を食いつきの良い食材で包み込んで飲ませる類の製品で代表的な製品を三種揃えてみた。

このうち「ピルアシスト」は一般販売せず動物病院から入手するタイプの製品だが、今のところこれが一番食いつきが良いように思える。
「ピルアシスト」の一粒は適度に柔らかい筒型で、穴に錠剤を入れ塞いで餌に混ぜるというものだが、オトーサンはその一粒を間半分にして朝晩に使うことを考えた。

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※オトーサンは一粒の「ピルアシスト」を半分にして朝晩使うことに。薬を入れ丸めると丁度ドライフードの粒と同程度になる


薬の大きさにもよるだろうが、ラテに飲ます錠剤は工夫は必要だが「ピルアシスト」半分に包み込むと丁度ドライフード一粒ほどのサイズになるので混ぜても違和感が少ないように思うし、費用も半分ですむことになる…。

いまのところ一度だけ二錠の薬の内一錠だけが食事の後に残されていたことはあったものの、後は問題なく完食してくれている。
これが飽きずに…というか、続いてくれると良いのだが…。



ラテ飼育格闘日記(677)

朝などは吐く息が白くなってきた。だからだろうが、ラテも散歩の時間が長くなってきた。とはいえラテもすでに老犬になっているわけで見るからに歩き方はゆっくりだしマズルも真っ白だから行き交う人のなかにはわざわざ「老犬かい?」と聞く人もいる(笑)。


いやはや本当に月日の経つのは早い。若い時には一日24時間があり余るほどに思えたし一年は無限の長さのようにも感じた。そして理屈はともかく自分が70を越えるジイサンになるなど考えもしなかったが…あっという間であった。
そしてラテと暮らし初めて13年となる。

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※年齢の割には元気だと思っている…


その13年を振り返るとそこに積み重なった幾多の思い出や感動といったものがどれほど大きなものであるかは実感としてあるものの、これまたアッという間にも思える。

この原稿を書き始めているのは2019年11月12日(火曜日)だが、ちょうど13年前の2006年11月12日(日曜日)に横浜にある動物病院で開催された里親会で初めてラテと会った。
生後5ヶ月だろうというマズルが真っ黒で両耳が垂れ、両目は少し腫れぼったく感じる雑種だったが、たまたま係の方に「リードを持っていてくださいますか」とお願いされ、ワンコのサイズに比較すると些か太めのリードを手にしたのがラテだったのである。

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※2006年11月12日、横浜の動物病院で出会った時のラテ。生後推定5ヶ月だった


ワンコを飼いたいと住居まで変えたがタイミングが悪くて肝心のワンコが決まっていなかったのだ(笑)。ネットで知り合った方から横浜の動物病院で保護犬の里親会があるから行ってみたらどうかと勧められたのがきっかけで女房と出かけたのだった。
決め手はメチャフレンドリーだったからだが、いざ飼い始めてみると決して飼い難いワンコではなかった。しかし人見知りは酷いし、ワンコ同士でも一歳を過ぎた頃からこれまた好き嫌いが激しくなった…というより遊べるワンコは限られた。

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※飼い主のオトーサンにさえしないチューをお馴染みのファミリーのご主人にはする…(笑)


また子犬の無邪気さといってしまえばそれまでだが、人混みを歩く際に行き交う人にちょっかいを出さないようにと極端にリードを短くしていたら、解放後歩いているオトーサンの背というかお尻をラテは後ろ立ちしながら何度もドンドンと叩くのだ。まるで怒っているように…。
かと思えばオトーサンの靴紐がほどけたからとその場にしゃがみ込んだら、なんとラテはオトーサンの背に両前足を乗せて前方を覗いているではないか。
回りの人たちはクスクスと笑っているしオトーサンは恥ずかしくて身の置き場に困った…。

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※紅葉が目立つようになった道をラテと歩く


ともあれオトーサンとしては飼い主の責任は全うするにしても、人に…回りに迷惑をかけなければなるべく自由に我が儘でもよいから伸び伸びと育てたいと思った。しかしラテはそもそもが簡単に尻尾を振って人間に甘える部類のワンコではなかった。
癇癪を起こしたオトーサンは思わず平手打ちしたこともあった…。

でも飼い主がビギナーにしてはまずまず良い子に育ったと思っているが飼い主(オトーサン)に常に寄り添うというワンコではなかったのも事実。どこか「寂しがり屋の独り好き」といったイメージか…。
とにかく飼い主に対してもベタベタしないのである。
よくツィッターの動画で見るように、飼い主のベッドに上がり込んで甘えたり、飼い主が帰ってくるとピョンピョン飛び上がって喜びを表すということもない。
オトーサンとしてはそうした動画を見る度、正直羨ましいがこればかりは仕方がない。
ただし逆に出かけるときには分離不安といったこともなく、戻ってきても向かえに出てもこない(笑)。

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※ちょいと太めのナイスバディ!


しかし一度引越の際に初めてペットホテルに一晩預けたが、捨てられたとでも思ったか24時間食事はおろか水も飲まずにいたということを知り、それなりの絆ができていたのかとオトーサンは泣いたこともあった。
後何年元気でいてくれるのかは分からないが、オトーサンはこれまで通り日に数度の散歩と食事作りを頑張るよ。そして来月10日はラテが我が家に来た記念日である。
スペシャルなディナーでも考えましょうか…。



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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