白内障術後、はじめて眼鏡を新調

昨年末に左目の白内障手術を行った。その顛末はすでにご紹介したが幸い経過は良好だったものの視力が安定するまでは眼鏡を作ることができず不便を強いられていた。やっと先月の検診で視力安定のお墨付きがでたので待望の眼鏡を新調することになった。


もともと私の両眼の視力は大きく差があったし老眼も考慮し二焦点レンズの眼鏡を愛用してきた。両眼の視力に大差があることは眼鏡を作る際にも難しい点がある。
それは矯正視力のままに両眼にレンズを入れたとしてもそれで問題が解決するわけではない。
一応眼科で検査した矯正視力は左が1.2、右が1.0だった。ド近眼の左右だが矯正視力は悪い結果ではないがそんな眼鏡をかけ両眼で廻りをみようとすると目が回りとてもではないが歩けないし物をきちんと見ることができない。
要は左右とも視力の良し悪しの妥協点を見いだして視力を落とすしかないのだ。

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※「眼鏡市場」で新調した眼鏡。フレームはこれまでのものを使った


ということで術後はそれまで使っていた眼鏡で代用するしかなかったが、左目が手術した後は視力も近い距離では回復したものの右目はそのままでありその視力の差はより大きくなってしまった。
したがってどうしても見える左目でモニターや活字を追う癖がついてしまったようで眼が疲れて仕方がなかった。

ところでここ10年ほどお世話になっている眼鏡店は "眼鏡市場" だ。近隣というか電車で一駅あるいは二駅のところにあるので今回もこれまで作ってきた同じ店でお願いすることにした。
なぜ眼鏡市場なのかは申し上げるまでもないが、価格的にリーズナブルだからだ。
例えば数年前に眼鏡を作ろうとしたとき、近隣の駅ビル内のテナントの眼鏡店で簡単な見積をとってみたら一般的なフレーム付きで6万5千円ほどだといわれた。

懐具合も関係し、そのとき眼鏡市場という存在を思い出して始めて利用したが、結果ニコンのプラスチックレンズにシンプルなフレーム付きで2万円を少し超えた程度で済んだ。そして対応も親切で適切、なによりも出来上がった眼鏡はとても楽で私にとってよい出来だった。
無論、こうした業界の人たちの目で比較すればその価格差に見合うあれこれもあるかも知れない。しかしこの種の価格はある種の技術料を含んでいると聞いたこともあるし一人の消費者から見て6万5千円と2万円強の価格差は眼鏡そのものから感じられなかった。

今回は以前眼鏡市場で作った2つの眼鏡(同型のフレーム)のうち、ひとつのフレームをそのまま使い、レンズだけ新調してもらうことにした。結果レンズにオプションのブルーライトカットを加え1万5千円程度で私の複雑な視力を持つ二焦点レンズの眼鏡ができあがった。
帰りがけに「何日で出来上がるか」を聞くと「一週間程度」だという。まあそれは仕方がないなと思ったが、その顔色を見たのか担当の方は「お急ぎですか」と聞く。
ともかく事情はお話ししたとおりの眼だからして勝手ながら日々不自由していることを伝えると「早めに出来上がりましたら携帯電話の方にお電話をしましょう」と言ってくれた。

結果4日後にiPhoneが鳴り勇んで眼鏡を受け取りに行った。ありがたいことだ。
早速その新調した眼鏡をかけて帰路を急いだが、フレームの微調整はもとより鼻当てが新しくなっていた。
それにサービスも充実している。
まず「見え方保証」という、6ヶ月以内に度数の進行や度数になじまない場合は無料で度数を交換してくれる。また「品質保証」として1年以内の正常な使用で品質に問題が生じた場合は無料交換・無料修理をしてくれること。さらに「破損保証」として1年以内に眼鏡が破損した場合、1回限り通常販売価格の半額で交換してくれるという保証が付いてくることも重要だ。


さて、検査時に確認はしたものの、実際にいつものiMacの前に座り、そのモニターを見ると両眼でテキストが認識できるし手元の資料や書籍もこれまた両眼で焦点があう。いささか左目だけで見る期間がながかったからかその癖は残っているもののきちんと合った眼鏡の有り難さをあらためて知った思いだった。

通常 iMac 27インチのモニターを約70センチほど離れた位置から使うが1メートル離れても両眼できちんと12ポイントのフォントが見えるのだから快感である。
若いときのように視力も大きく動くことはないのかも知れないが、眼鏡のレンズは消耗品だ。大切に使うにしても例えば右目の白内障が酷くなり、またまた手術ということになる可能性もありうるし数年後に視力の変化もわずかにしてもありうる。だとすれば決して眼鏡市場の宣伝をするつもりはないが、良質な商品をリーズナブルに提供してくれるこうしたお店を大切にしたいと思うのだ。
ともあれ、ド近眼に老眼、乱視に飛蚊症を持ちかつ白内障(右目)と緑内障という不自由な両眼だが、なんとか日常生活に不自由のないよう大切に使わなくてはならない。



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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。ゆうMUG会員