FMACCG:談話室【5】1990年4月18日〜1990年4月28日

NIFTY-ServeのFMACCGフォーラムで交わされた当時のログ公開の5回目である。今回は「談話室」でやりとりされた1990年4月18日〜1990年4月28日までのシスオペがアップしたログである。今回の目玉はやはり1990年4月にサンフランシスコで開催されたMacworld Expoの報告だ。ちなみにこの年の開催はサンフランシスコ大地震で例年1月開催が4月に伸びたという経緯があった。                                                                      

FMACCG:談話室【5】1990年4月18日〜1990年4月28日

093/512 SDI00116 松田 純一    ただいま帰りました
( 2) 90/04/18 21:03

今、MacWorldExpoが終了したサンフランシスコから帰ってきました。
フォーラムの扱いが変るという大変な時期に留守にいたしまして
申し訳ありませんでした。
しかし会場で集めたバッチ類や些少ではありますが会員の皆様方に
抽選でお分けしようと土産も買って帰りましたし、一両日中から
向こうの様子などを独断と偏見でご報告してみたいと思いますので
お楽しみに!
Expo全体の感じは良く言えば「成熟」、悪く言えば「ネタ切れ」と
いう感じがしましたが、相変わらず相当な人、人でした。
何でも日本から2千人もの人が見に行ったそうですね。
ソフトウェアもDirectorの2.0を始めとしてVideoPaintとかDeskなどと
いう変な?ものも仕入れてきましたのでおいおいとご紹介させていただき
ます。

ここではご挨拶だけにさせていただきます。
明日からは会議室の多少の模様替えとか、お知らせの書き換えなどを
はじめたいと考えているのですがNIFTYからの連絡ですとシステムが
不安定でもあり、もしかしたら多少変更が遅れるかも知れません。
ではとりあえず...

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・SYSOP 松田純一(SDI00116) ※1

※1 この書込からベンダーフォーラムとして許可が出たと見えて会社名が入っている


094/512 SDI00116 松田 純一   MacWorldExpo/SF 報告NO.1
( 2) 90/04/19 08:01

この4月11日から13日の3日間、ご承知の方も多いと思いますが
サフンランシスコにてMacWorldExpoが開催されました。
で、この会議室恒例?のレポートを暫くのあいだ行ってみたいと
思います。
例によりExpoとは全く関係がないことも多いですが、サンフラ
ンシスコの雰囲気みたいなものを感じていただけたらと思います。

で、その第一回。
4月10日のユナイテッド58便は定刻どおり16時55分に出発しました。
多少は慣れた飛行機ですが、離陸と着陸時そして気流の関係で揺れが
大きい時は心細い気持ちになりますが、総じて順調な旅ではありま
した。
前回のボストン行の時に藤本さんが入国審査に手間取ったという
ハプニングがありましたが、今回は都合で同行できなかったため
少々さみしい旅行となりまして、サンフランシスコの入国審査での
屈辱戦は見ることができませんでした...残念。
昼とその日の夕食はツアーで組まれた食事を食べましたが、はやり
大味には違い無く、多少ボストンの食事よりマシと言った感じ。
ただ、当初食べられなかったクラムチャウダー(だっけかな)という
ごった煮スープが美味しく感じるようになりましたので、シメタ?
もの。
気候もなかなかの天気で風が強かったけど、恵まれました。
私達はライブ・アニメーションのネタにしようとハンディカムを
持参しましたので随分と多くの風景などをビデオに収めて来ました
がおいおいとこの点にも触れてお知らせしたいと思います。
余談ですが、今月からこのフォーラムもお蔭様でベンダーフォー
ラムになりましたので、新製品の情報や開発状況などが以前の商行為
うんぬんに縛られず、語り合うことができるようになりましたので
嬉しいことです。

ともかく明日の11日はスカリー会長の基調演説を聞きにいくことに
なっている訳でして、今回のネタはあるのだろうか...などと考えな
がら会場のBrooks Hallへ行くことになります。     続く

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムsysop 松田純一(SDI00116)

095/512 SDI00116 松田 純一  MacWorldExpo/SF  報告No.2
( 2) 90/04/19 08:22

11日は目覚めも快調。ホテルでおなじみになった朝食をとりますが
向こうのオレンジジュースは美味しいですねえ。それとカリカリに
なったベーコンが食欲をそそります。

breakfast1.jpg

※サンフランシスコの朝食例。皿の向こうにベーコンとマッシュポテトがある


当日スカリー快調の基調演説とデモは11時からとなっていますが
10時から同じ会場で「Multimedia : What It's All About, What It Can
Mean to You」と題するオープニングセッションがありましたので
まずそれに間に合うように出かけました。
早めにならんだせいか、前から数列目のなかなか良い席につくことが
できました。

スカリーのデモは「Macintosh: Gateway to the 21st Century」と題する
もので壇上にはMacPlusを始めMacIIcxやIIfxがAV機器と一緒にならべ
てあり、MacPlusに接続されたハンディースキャナで画像を取り込み
それを他のMacintoshにメールで送るというものでした。



※ジョン・スカリーの基調講演動画。筆者撮影


スカリーの一挙一動に注目することは理解できますが、いまさらハンディ
スキャナで絵が撮れたからといって「わーっ」と会場が湧くのには
いささか興覚めといった感じ。
次にマックレコーダーでサンプリングした音声をボイスメールで送るデモ
はうまくいかずに失敗。
最後はエアーホッケーのゲーム...えーっとなんて言いましたっけ ※2
とにかくそれを使ってMacintoshPlusとMacintoshIIfxのスピードの
比較を始めましたが、うーん。これで良いのだろうか。

このスカリー会長のプレゼンもそうですが、今回のExpo全体の感じは
よく言えば「成熟」、悪く言えば「マンネリ・ネタナシ」という感じ
を強く持ちました。がんばって欲しいものです。
ソフトウェアも新製品というより、バージョンアップが相継いで発表
されていましたがこの辺もぼちぼちとご紹介しましょう。

※2 Shufflepuck Cafe(シャッフルパック・カフェ)


MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムsysop 松田純一(SDI00116)

096/512 SDI00116 松田 純一  MacWorldExpo/SF 報告No.3
( 2) 90/04/19 21:07 コメント数:1

スカリーのプレゼンが終了した後、早速Moscone Centerへ
シャトルバスで急ぎました。この場所は私達が宿泊している
ヒルトンホテルから歩いて10分ほどのところにありますので
疲れたり荷物が多くなった場合には一旦戻ることもでき、大変
便利です。

1990ExpoSF_06.jpg

※Moscone Centerの入り口風景


ここの会場に入るのはこれで3回目なのでだいぶ勝手が分かっ
てきました。まず一日目は全体をざっと見ることにしています。
非常に広い会場に大体整然とブースは並んでいるのですが一通
り見渡すだけでも大変なのです。
最初はブースとブースの間をジクザクに見ながら.....などと考え
ているのですが自分の好みの物が目に入ると早速脱線してしま
い、どこまで見たのかも忘れてしまいそうになることが度々と
なります。
去年一昨年とかなりの広いブースを取っていたJasmin社のブース
は今回はありませんでしたし、ProVizの会社も見えません。
何と変化の激しい世界なのでしょうかねえ。
そうそう、Macintoshの縫いぐるみで有名になり、去年のボストン
ではカバーを発表してまたまた売れた会社...何といいましたっけ。
その小さな会社も今回はヒット作は無いようで、多分次のExpo
ではお目にかかれないかも。

今回のExpoではソフトウェアのバージョンアップが目立ちました。
一番興味のあったのがMacroMindのDirector2.0ですが、これは
会場のショップで売っていましたので早速購入。またFileMakerII
Professionalのデモもやっていましたが、こちらは夏にならないと
出てこない様子でしたので少々がっかり。
それから数回連続してバックやらジャンパーで客を釣っていた
(私は釣られましたがね)WingZも今回は出荷が順調?なためか
こうしたオマケは一切無しという寂しさ。シビアですねぇ。
そんなこんなのMoscone Center第一日目でしたが、買いたいと
思うものが少ないのは寂しいことでした。

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムSYSOP 松田純一(SDI00116)

098/512 SDI00116 松田 純一MacWorldExpo/SF 報告NO.4
( 2) 90/04/20 07:47

そうそう、話は前後するのですがサンフランシスコに到着後
フィッシャーマンズ・ワーフへ直行し昼食を食べ、後に簡単な
観光ということになっていました。
ゴールデンゲートブリッジもMacWorldExpo関連で来た時に
2回、ロスアンゼルスへ行った帰りに寄った1回と合わせ、今
回で4回目ですからさすがに感激はありません。しかしサンフ
ランシスコの一つの象徴みたいなものですから「また来たな!」
という意味の感激はありますがね。

1990ExpoSF_10.jpg

※ゴールデンゲートブリッジ


笑ってしまったのはゴールデンゲートパークにある日本庭園。
ここは世界最大の人造公園ということで有名な所なのですが
広さは1,017エーカで日比谷公園の25倍あるそうです。ここに
純日本公園があるというので早速覗いてみました。
桜が満開という季節でまことに情緒豊かなものがあるのは事実
ですが日本人から見ると何ともチャチで、冷汗ものですね。
五重の塔の作りがおもちゃみたいなのはまだ良いとして、九輪
の部分が曲っておりました。

またツインピークスというサンフランシスコの街を全貌できる
所があるのですが、ここからの眺めはなかなかのものです。

1990ExpoSF_14.jpg

※ツインピークスからサンフランシスコ市内展望


で、例の地震ですがその報道があったときには街のかなりの
部分が破壊されたようなイメージもありましたが、あからさま
に傷跡を残しているような部分はあまりありませんでした。
しかし橋が落ちた部分では復旧を続けておりまだ完全には直っ
ていないようです。

ところでホテルにチェックインするための道筋にカストロ通り
という場所があるのですが、ここがゲイのメッカと言われてい
る場所でありまして事実筋肉もりもりの男性二人が手をつない
で歩いているという風景?も見ることができました。
バスのツアーコンダクターがこの"ゲイネタ"の好きな人でして
その人いわく、全人口ではニューヨークにおよばないものの
人口比率ではサンフランシスコはゲイ人口が一番なんだそう
です。
男性の内、老人と子供を除くと何と!.....3人に1人はゲイという
数字になるそうですからこうしたことに慣れていない私達には
驚きです。
面白いのは(失礼)彼らが「ここには私達ゲイが住んでいる」とい
う主張?のために窓から旗が出されている場合があるのですが
その旗のデザインがカラーの順番こそ違いますがアップルの6色
とほぼ同じのようで苦笑を禁じえません。

1990ExpoSF_11.jpg

※国旗と共に掲げられているゲイをアピールする旗


ある窓にはソビエトとアメリカの国旗とゲイの旗がならんでおり
ましたが、世界は平和でありたいものです。
ツアーコンダクターのこの話題のオチが「ゲイ(芸)は身を助ける」
ですと!。
おそまつでした。

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムSYSOP 松田純一(SDI00116)

100/512 SDI00116 松田 純一    かかってきなさいコーナー??
( 2) 90/04/21 09:32 099へのコメント コメント数:1

藤本さん、どうも。
で少し事情を説明させてもらいますと、今回のMacJapan誌の「いまどきの
ソフトハウス」というコーナーがあるのですが私達の会社もその覧の
一つ場所をいただけることになりました。
その覧の題が「ようこちゃんの、かかってきなさい」という題になって
いるわけです。
で、この覧は会社の女性に担当させることになったのですが、挑戦的いやい
や...積極的女性でありますからして、近々「ようこちゃんの、かかってきな
さい」コーナーを作りお目みえしたいとおもっています。
このフォーラムの会議室も早々に模様替えするのですが、現在NIFTYの
システムが不安定で会議室の大幅な改定をしないように指示をいただいて
いるところですので、もう少しお待ちいただきたいと思います。

MacCG/コーシングラフィックシステムズSYSOP 松田純一(SDI00116)

101/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.5
( 2) 90/04/21 09:34

メイン会場のMosconeセンターを入りますとそこは分割のない
一つの大きな会場になっています。
まず入口をくぐると正面にはMacWorld Communications社の
ブースがあり、その左には同じくらい大きなブースをとって
Claris社がファイルメーカーのプロフェッショナルバージョン
をデモっています。Claris社の丁度うしろにはページメーカー
でおなじみAldus社のブースも見えます。

claris1990SF.jpg

※クラリス社のブース


Claris社の左一つあけたブースにはMicroSoft社もかなり大きな
ブースをとっていました。
そうそうApple Computer社はさすがに?このMosconeセンター
の中央に一番大きなブースをとり、MacintoshIIfxをずらりと
並べておりましたっけ。
入口から右に行くとTOPSのブースやら、その後ろにはSyman-
tec社も見えますしHewlett PackardやAGFAのブースもかなり
大きな場所をとっていました。
この会場は入口から見ると横に長い形になっているのですが
奥行きもなかなかありまして、全部を確認するのはなかなか
疲れます。
あと大きなブースと言えばSuperMAC社、CalComp社、Oracle
社やNovell社といったところでしょうか。それからComputer
Ware社もかなり大きなブースをとりショップを開いていました
がすごい人出で大変でした。

SuperMac1990SF.jpg

※大変な活気のSuperMac社ブース


ただこうしたExpo会場を回る楽しみは決してこのような大きな
ブースを回ることではありません。このような企業のニュース
は雑誌などを通じていやでも私達の目や耳に驚くような早さで
入ってきますからね。やはり楽しみはとても小さな、一小間
くらいのブースをとっている聞いたこともない企業の製品なの
です。
このような企業の製品は広告を出すことも少なく、もしかしたら
この会場でしかお目にかかれないものがあるかもしれないから
です。
しかし残念ながら、ひところのExpoに比較すると今回のExpo
はこうした小さなそして面白く奇抜なブースが非常に少なくなっ
たように思います。

MacCG/コーシングラフィックシステムズSYSOP 松田純一(SDI00116)

102/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.6
( 2) 90/04/21 11:11

もう一つの会場は初日にスカリーのプレゼンがあったCivicセンター
地下にあるBrooksホールという場所で行われています。
ここは規模的にMosconeセンターよりだいぶ小規模ですが、なかなか
活気はありました。どのような小間の配分をしているかは分かりませ
んが、ここの会場の方が馴染みの少ないブースが多く一つの楽しみ
でもあります。
このBrooksホールで大きなブースと言えば、入口を入り左に進んで
一番突き当たったところにあるQume社。それからそこから右に折れた
場所にあるSeikoのブース。
会場のほぼ中央にはLinotype社とかIkegami Electronics社のブース
もなかなか活気がありました。
中央を突き進んだ場所には今回ユニークで実用的なラップトップの
Macintoshを発表したWallaby/Outbound Systems社があります。
このラップトップはなかなかいいですよ。

1990ExpoSF_08.jpg

※Wallaby/Outbound Systems社のブース


重さが9ポンドと言いますから純正の約半分位になるのでしょうか。
テンキーがないためかとても小型で洗練されたデザインも素敵です。
さらにユニークなのはそのポインティングデバイスでしょう。文章
ではどうも旨く説明できそうにもありませんが、キーボードのスペース
キーの下に細い棒状の部分が4cmくらいあり、これが親指で前後に
回転します。そしてさらにその部分が左右にスライドもするという
仕組み。
一見するとなかなかカーソルをコントロールするのが難しいようですが
実際にやってみるとなかなか具合がいいんですね。
いま手元にカタログがないので正確な仕様はお伝え出来ませんが
使えるラップトップ機ではないでしょうか。

この会場ではもう一つ、何と49ドルというフルカラーペイントソフト
を見つけました。多少制限があるようですが十分に使えるようです。
私は思わず2つも買ってしまいました。ただこの製品のパッケージは
薄い白い箱にマジックインクを使い、手書きの下手なチーズの絵?を
書いただけの手作り品でして、その名もColor MacCheeseと言います。

1990ExpoSF_07.jpg

※当時のフルカラーペイントソフトとしては破格の製品だった


それからこの会場ではVideoPaintと言う8ビットモード専用のものを
見つけました。どうも何とかPaint...という製品名に弱いので困ります。

内容を見てみるとどうやらGraphistPaintというソフトがあり、その
会社が潰れた後、そのライセンスを買って改良したもののようです。
しかし内容はなかなか面白く、ユニークな機能がありますので早々に
データライブラリのソフト・レビーにご紹介してみようと思います。

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムSYSOP 松田純一(SDI00116)

104/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.7
( 2) 90/04/22 08:33

重複するかもしれませんが、結局Expo会場で私が買ったソフトは
MacroMind Director2.0、VideoPaint、Color MacCheeseそれから
DeskPaintの会社であるZEDCOR社から出たDESKというソフトと
あいなりました。そうそうこのDESKですが元はDESKWORKSとい
う名でパッケージを作ったのですが、商標登録に引っかかりDESKと
なった次第。
ですが大きなパッケージの一箇所のWORKSという部分に貼紙を
し、数枚の言い訳の用紙が入っているというかっこ良くない結果
となっていました。そのうえ買うときは説明がなかったけど
ディスケットには"Pre-Release Copy"とあり、ファイナルリリース
物は4週間から6週間後に無料送付するとの貼紙がしてありました。
念のため記すと、このソフトはデスクアクセサリとしてスプレッド
シート、データベース、コミュニケーション、ワードプロセッサ、
ドロー、そしてペイントという6つの機能を持っているという
何とも凄いやつ。
まあどのくらい使い物になるかはこれからじっくり調べてみますが...。
また小物ではマウスパッドを7,8枚、布製のディスクケースが数個、
その他をお土産用ととして買いましたがけっこうこれが嵩張りまし
て、後で困りました。

4月11日の初日は結局Mosconeセンターだけで終わってしまいました。
そしてその夜は向こうでおちあった男性5人と女性2人、合計7人で
私達の泊まっているヒルトンホテルの隣にある日航ホテルで懐石
料理に舌づつみをうちましたが、終盤は皆旅の疲れが出たのか酒に
酔ったのか、目はうつろという状態でした。
この日本料理の店は「弁慶」という店なのですが、なかなか雰囲気
もよく、料理もまあまあでした。とにかく私達の泊まっているヒル
トンホテル内にある日本料理店は汚いし、まずいしで二度と行きたく
ないという感じを受けました。
朝食を食べに行ったときなど、絨毯をひいてある床が深夜営業を
重ねた喫茶店のように?汚れたままなのには驚きました。

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムSYSOP 松田純一(SDI00116)

105/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.8
( 2) 90/04/22 15:31

Expo会場は結局一日目がMosconeセンター、二日目はBrooksホール
そして最終日の午前中はまたMosconeセンターで最後の買物をしま
した。
3日目すなわち4月13日の午後は楽しみにしていたアップルコンピュ
ータ社へ行きApple TVなる場所を見学することになっていました。
まあ本当のところ、Apple TVよりその近くにあるApple Collectionで
アップルグッズを買う方が楽しみだったのですがね。
Apple TVではAvid/1システム、例の8万ドルくらいするというビデオ
の編集システムなどを見ることができましたが、すでにビデオによる
概略を見ていましたし、ショックを受けるほどのものでもありません
でした。
Apple Collectionでは時間がないとかで、随分と急がされたので十分な
買物が出来なかったのが少々残念です。しかし結構点数は買ってきま
したけれどね。
ああいう場所で色々と買い漁るのは日本人だけかも知れないという
後ろめたい気持ちも多少あったのですが、どうしてどうしてドイツ人
の団体がいたのですが、国に帰ってTシャツ屋でもするのかと思われ
る程の買物をしていたのを見て少々ほっとしました。

アップルからの帰りにはスタンフォード大学によりましたが、天気が
良いこともあり見事なその環境にしばし魅惑され続けました。昨年の
ボストンではハーバード大学などを回りましたが、このスタンフォー
ドの雰囲気はとても気に入りましたね。

1990ExpoSF_01.jpg

Expo1990SF_SFU.jpg

※スタンフォード大学


こうした環境でなにかを研究することができれば、これまた何かが
違ってくるのではないでしょうか。

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムSYSOP 松田純一(SDI00116)

106/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.9
( 2) 90/04/23 07:52 コメント数:1

MacWorldExpo二日目の昼はユニオン・スクエアの方へガイドブックを
頼りにパスタなんぞを食べにでかけました。
しかし、サンフランシスコの街はいいですねぇ。旅行者だから特に悪
いところが目に付きにくいのかも知れませんが明るくてビル群も絵に
なるという感じ。
このユニオン・スクエアの回りはまた高級なお店が沢山あることでも
知られています。ティファニー、ルイ・ヴィトン、ダンヒルなどなど
ですがメイシーズなどのデパートもありますからウィンドショッピング
をするだけでも楽しいですよ。

何日目かはもう忘れてしまいましたがケーブルカーが通る道、パウエル
・ストリート沿いにある「天ぷら・ハウス」という店に夕食を食べに
行きましたが、その少し手前にある画廊で欲しいものが目に入って
しまったのです。

1990ExpoSF_12.jpg

※パウエル・ストリートを走るケーブルカー


ベティちゃんというキャラクタを御存知でしょうか。私が子供のころ
ポパイとかフィリックスなどと一緒に一時このアニメーションが放映
されていたことがあります。どこか抜けているが人がよく...そして
ちょっぴりセクシーというキャラクタが私には大ファンであるモンロー
にオーバーラップするところがありまして.....。
まだまだこのキャラクタはこちらでも愛されているらしくいろいろな
所で目につきます。
とにかくそのリトグラフが作者のサイン入りで展示されていたのです。
その画廊、一階は現代美術のような作品を展示しているのですが地下
にはディズニーのオリジナル・セル画などが豊富に置いてある店でし
た。
そこのやり手のオバサン(妙にトーンが低くて、白雪姫に出てくる魔法
使いのおばあさんを連想しちまいました)いわく、作者はなんでも今年
99歳なんだそうです。そしてその一連の作品は昨年だか今年になって
だかは忘れましたが一番の新作だとのこと。どうも妙にきれいなリト
グラフだと思っていたのですが、そらそうですよね...随分と昔のことだ
し作者はとうの昔に亡くなってしまっていると思い込んでいたのですが
私の子供のころに壮年だとしてもまだ?生存している可能性はあったわ
けです。
この辺のことに詳しい方がいらっしゃいましたら、是非作者の近況など
を教えてください。

ともかく、その日は見ただけで終わりましたが、Expoで買物が少なか
ったと自分に言いきかせ、結局買ってしまいました。

MacCG/コーシングラフィックシステムズ・フォーラムsysop 松田純一(SDI00116)

108/512 SDI00116 松田 純一    ベテイさん!!
( 2) 90/04/23 20:45 107へのコメント コメント数:1

グランピーさん、コメントをありがとうございます。
ベテイさんと言えば駅の大きなポスターでお目にかかりました。確か
スコッチテープかなんかの広告だったと思います。まだ愛されている
ようでファンとしては嬉しいかぎりです。
ところでリトグラフですがサインは"GRIM"と読めます。絵柄はガータ
ベルトを片方にして短いスカートでチャールストンみたいな踊りをし
ているようなものですが愛敬があって飽きません。とても単純なんで
すけどねぇ。
グランピーさんはこうした世界にお詳しいようですが今後ともよろしく
お願いいたします。
SYSOP 松田純一(SDI00116)

110/512 SDI00116 松田 純一    はいっ、メッセージ受け取りました
( 2) 90/04/23 23:53 109へのコメント

Uenoさん、「プレゼントちょうだい!」のメッセージ確かに受理させて
いただきました。申込をされる方が少ないとあのプレゼント数からして
必ず?何かお送りできるのではないかと思いますが、さてどうでしょう。
ところで来年東京で行われるExpoには私達の会社も出展したいと考えて
いますから、詳しいことが分かり次第お知らせいたします。
ColorMagicianIIIご愛用ありがとうございます。お蔭様でとても売れて
います。
これからもよろしくお願いします。
SYSOP 松田純一(SDI00116)

111/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.10
( 2) 90/04/24 11:35 コメント数:1

サンフランシスコの街は御存知のとおり坂が多いことで知られて
いますがケーブルカーに乗っても歩いていても急に視界が開けた
りしてはっとする美しさに出会う時があります。
一度夕暮れ時にパウエル・ストリートの一つ西側のメイソン・ス
トリートを北にフェアモントホテルに食事をしに歩いた事があり
ました。このフェアモントホテルのあるあたりがNOB HILLと言っ
て一つの坂道の頂点になっていますから、そこにあるフェアモン
ト・ホテルの最上階レストランからの眺めはそれはそれは美しい
ものがありました。
サンフランシスコは比較的治安も良いようですから大いに歩きた
い街ですね。

今回のMacWorldExpoを振り返って見るとやはり成熟したというこ
とをつくづく感じます。あらゆる分野に関わっていると思われる
多くのソフトウェアがありますしIIfxのようなハードウェアも登場
しました。
こうした一連のことを考えるとS.ジョブズの言っていたパソコン
周期説が真実味をおびてきますが、Macintoshもこの頂点をさらな
る頂点を目指すステップとなるようにがんばってもらいたいと思い
ます。
日本でも一時期とは比較にならないほどソフトウェアや情報がタイ
ミングよく入手できるようになったこともあるのでしょうが、Mac
WorldExpoをこれで4回体験した私にとって今回の一番買物が少なか
ったExpoは何かを象徴しているようにも覚え、多少さみしさを感じ
ました。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

113/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.11
( 2) 90/04/24 12:51

MacExpoの3日間も無事に過ぎた翌日、私達はゴールデンゲート・
ブリッジを渡った向こうにあるサウサリート(SAUSALITO)へ遊びに
行くことにしました。
ここは市内とは変り、風光はイタリアのリビエラを思わせるものが
あるそうです。海にはヨットハーバーと海上レストランが続き小奇麗
なブティックたちがならんでいる、そう、ここは避暑地なんですね。
私達はケーブルカーでフィッシャーマンズワーフまで行き、そこから
フェリーに乗ることにしました。ものの20分か25分くらいで着いて
しまいます。

Sausalito_01.jpg

Sausalito_02.jpg

※サウサリートの風景


フェリーでは風が強くデッキに出ると息ができないくらいでした。
ここからアルカトラズ島が見えますが、見た目には近いけど、これで
はやはり脱獄は難しいのだなあと妙な納得をしてしまいました。
そう、アルカトラズ島はアル・カポネだったかな...が投獄されていた
島の刑務所なんですね。

ところでサンフランシスコの名物、ケーブルカーですがケーブルカー
自身は動力がなく地下を走っている1本のケーブルにつかまって動いて
いることはご存じでしょう。ケーブルカーの運転手を通称グリップマン
と呼ぶのですが急な坂になると斜体が落ちないように力の限りグリップ
を引きケーブルを握り締めるわけ。
したがってグリップマンたちはほとんど立派な体をしています。

話題は元に戻ってサウサリート。ここでワインとクラムチャウダーと
サンドウィッチを昼食に食べました。奇麗な海を見ながら.....。

1990ExpoSF_13.jpg

※中央に写っているお店で昼飯となった


それからブティックをひやかしながら、いくつかの土産も買いました。
しかし女房のためにとブローチを買うとき「松田さんはソフトウェア
だと値段を見ずにでも買うけど40ドルのブローチを買うのに悩んでる」
と笑われました。
こうしたブティック達で一番品数が多いのがTシャツですが、聞いたと
ころですと、例えばSAUSALITOと印刷してあるTシャツはここでしか
売ってはいけないんだそうです。ですからサンフランシスコとプリント
してあるものはシカゴやニューヨークで売ってはいけないということ
ですが、これは土産物が少ないアメリカの苦肉の策のようです。

sysop 松田純一(SDI00116)

116/512 SDI00116 松田 純一  MacWorldExpo/SF 報告NO.12
( 2) 90/04/24 19:56

さて4月15日の日曜日はオプショナル・ツアーを申し込んであり
ましたのでモントレ、カーメル方面に一日観光としゃれこむつも
りです。
朝ホテルの前でバスに乗ったのですが、他のツアーからの参加も
ありましたのでバスはほぼ満員という状態。新婚さんあり、女性
だけのグループありなど多彩な?顔ぶれでスタート。
このバスのガイドさんが非常に面白かったんです。その名は
ミスター・ベン(だったかな?)とかで、あの標識は写真をとって
おいた方が良いだの、ほれそこを撮らないといけないだのと大きな
声で一人舞台。
途中ゴルフをやる人にはメッカ?とも言えるPebble Beachへ寄った
のですが、彼いわく...Pebble Beachと刻印されているゴルフバッグ
に下げるプラスチックの札がありますが...それを是非買っておくよ
うに、と言うわけ。これは別名出世札と言ってもよいものでゴルフ
大好きの上司にお土産とすれば出世間違い無しの代物とか.....。

1990ExpoSF_02.jpg

※ゴルフをやる人にはメッカ?とも言えるPebble Beachのショップ


アのゴルフ場のお店で「ベン、デスカウント!」と言えば安くなるか
らとくどくいうものですから、レジで私もベン、デスカウント!と
言ったけど、店員さんは「?????」。まいってしまった。
彼いわく、「ベン、デスカウント!」と言ってくれとある団体客に
言ったんだがその客が「ベン、クレジット!」と言ったためツケが
回ってきて大変な思いをした.....などとジョークの数々。
緑は多いし、景色はバツグン。心が洗われる思い。

しかし、しかし本日の最大の目的は違うところにあるのでした。
その名はミステリースポットだぁぁぁぁぁ。
サンタ・クルーズの北約4キロのレッドウッドの森林内にある45
メートル四方ほどのところがそこ。
ボールが斜面を上に転がり、身長の違う2人が立つとその差が
縮まって見えるなどの不思議の数々.....。
子供の頃から一度は行ってみたいと考えていたミステリーの場所が
いま私の前に現れようとしているのだ!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

118/512 SDI00116 松田 純一 MacWorldExpo/SF 報告NO.13
( 2) 90/04/25 12:54

ミステリースポットという場所はかなり有名な場所ですが
簡単なアーチがあるだけで特別飾り立てた物などはありません。
日本だったらすぐハデハデ看板とネオンがぴかぴか...というとこ
ろでしょうがね。
入口を入ると全体的には裏山に登る坂道といった所に傾斜して
建っているバラックが一つという環境で後は森林です。
入るとすぐ枕木のような木材が人間の足の歩幅程度に2本平行
して地面に置かれています。地面自体は斜面ですが、この2本の
木は水平に置かれているとかで、水平器でしたか...器具を使って
それをまず証明します。また確かにボールなどを置いてもどちら
かに著しくころがるということはありません。まあしたがって
常識的に考えればこの木材は確かに水平に置かれているわけです。

1990ExpoSF_09.jpg

※子供の時に少年雑誌で見たときからの憧れだった(笑)ミステリースポット


そうそう、この場所は特別何かを背景にしているわけでもなく
壁際にあるとか遠くから見なければ効果がないとかいうものでは
ないわけで、その回りを観光客がぐるりと取り巻いている、普通
の単なる坂道というわけ。
さてお立ちあい!!例えばその2メートルほどの木材の両端に人間を
一人づつ立たせるとします。
例えば私から見て左に170cmの人、右に175cmの人と言う具合に。
そしてその背丈の差はそこをとりまくどこから見ても、誰が見ても
分かるわけです。ここまではあたりまえですね。
しかし! この二人の立場を逆転し、右にいる175cmの人が左に、
170cmの人が右にと入れ替わると......ぎゃぁぁぁ、あれあれあれ...
二人の背丈の差が縮まるどころか170cmの人の方が僅かだけど
大きく見えるぅぅぅぅぅ。

この話はまた続きね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

119/512 SDI00116 松田 純一    ベティさんの作者、Mr.Grim
( 2) 90/04/25 16:14 117へのコメント

グランピーさん、いろいろとご教授いただきありがとうございます。
どうも私はただ好きだというだけで資料とかがほとんどありません
のでMr.Grimがどのような経歴の持主なのかが分かりませんでした。
お調べいただいたことですと、正しく生きたアメリカ漫画映画史を
しょってきた人ですね。ますます買ってきたリトグラフに愛着を
覚えるようになりました。
そうたいして大きなものではありませんが、面倒がらずに手荷物で
持ってきたかいがあったと言うものです。

ベティ・ブープのビデオが売っていることは知っていましたが、その
ようなものがあるとは知りませんでした。機会がありましたら是非
入手して見てみたいと思います。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

122/512 SDI00116 松田 純一  MacWorldExpo/SF 報告NO.14
( 2) 90/04/26 07:43

えー...、ミステリースポットの続きですがぁ。
この現象を錯覚で片付けることは無理だと思いますね。背景は
きたない塀あるいは樹木ですし、確かに地盤が坂道のために
板塀は斜めに位置しているけど、そんなロケーションのところ
ならごろごろしてるし、第一人工的に作れますよね。
説得力のあるのは、ある位置からしか効果が見えないというの
ではなく、実験者二人の体に触りながらあちこちに移動しても
結果は同じことです。
こういう場所が3箇所用意されてましたが、もう一つの実験.....
長さ3mくらい、巾が25cmくらいの厚めの板が向こうの板塀に
向けて置いてあり、勿論その板は水平ということです。その板
の端に板塀に向かって人が乗ります。したがって人間と板塀の
距離は勿論3mくらいですね。
そこでその人の目の高さを目算し、向こうの板塀に向かって
この辺の高さだな.....と、そこに別の人に手伝ってもらい手を
板塀に位置しておいてもらいます。よろしいですか?
板は水平、したがって向こうの人の手の位置は板に乗っている
人の目の高さに間違いはないということになります。なにしろ
本人が「そこそこ、もうちょっと下、下だよ」って言って決める
のですからね。
さて、こうしておき板に乗っている人は壁に向かって板の上を
歩き始めます。と!!!!!
板塀に真近かに向い合ったその人の目の高さは、手を置いてあ
る位置と大きくずれているのでーす。

「私は見た!」
こんなことばかり書くと、パソコン使っているわりには松田って
いうのはだまされやすく信じやすく単純なんだな...と思うでしょう
が、なんと言われてもいい!私は見て感じたのであります。
女性の一人からネックレスの鎖を借り、それを肩の高さくらいの
位置から手に持って下に普通にぶら下げます。輪になっているなら
一本になるように外したほうがより効果が出るようですが、こう
するとその鎖はどうなると思います。
ある方向、向こうに二股のおかしな木があるのですが、その方向に
わずかですがあきらかに反ったように曲ってぶらさがるのであります。
こう書くと「磁気だ」ということになるでしょうが、ここではラジオ
も普通どおりに入りますし時計が狂うこともないようです。

一時期にはスタンフォード大学を始め、多くの研究者が調査に集ま
ったそうですが、幸いにも?謎はとけず今でもミステリーのままと
いうことです。
撮ってきた写真やビデオを見ても効果には変りがないんだから、これ
は本当に面白い場所であります。
一連の現象の解明には少々私にも意見があるのでありますが、これ
また続きね。

sysop 松田純一(SDI00116)

123/512 SDI00116 松田 純一  MacWorldExpo/SF 報告NO.15
( 2) 90/04/26 19:32

またまたミステリースポットの続き。
坂道にかなり傾いたバラック小屋があるんですが、そこは最初
この辺を開発しようとして建てた測量小屋だったとか。しかし
小屋の中にいると気持ちが悪くなり、長時間いられないという
ことでこのミステリースポットが発見されたらしいです。
前にも書きましたが坂道、単なる坂道ならどこにでもあるし
そこに自分が立っていても長時間はともかく、特に変な気持ちに
なることはありませんよね。
で、早速私は積極的に?小屋の中に入りまして、おかしな体験を
したいと試みました。床は一応板貼りで、実際かなり斜めに建っ
ていますからバランスをとるのに多少努力がいります。
.....わたしは感じた!.....
他の人は分かりませんが、私はその中に入りまず目をつむりました。
これは斜めという視覚的感覚からくる"酔い"がないようにとの
配慮のつもりでした。
確かに30秒くらいすると妙にくらくらする感覚が生まれてきました
ので目を開けましたが感覚は同じです。なんて言ったらいいのか.....
酔って坂道に立たされているとでも説明したらいいのでしょうか。
必要以上に平行感覚がおかしい感じです。
その小屋を出たところで、傾斜の度合が特別変ることでもないの
ですから単なる傾斜による感覚の麻痺とは考えられません。

ところで私はUFOとか幽霊とかオカルトとか心霊とかにかなり
興味をもっている人間なのですが、幸に?こうした感覚は全く
持ち合わせていない人間のようで、UFOや幽霊を見たこともない
し、不思議体験をした覚えもない人間でありまして、好きでも
体験できないという典型的人間の一人だと思っています。
でもここでは、何かを「感じた!」と信じています。
ここは本当に面白かった。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

124/512 SDI00116 松田 純一  MacWorldExpo/SF 報告NO.16
( 2) 90/04/28 10:29

このツアー最後の日は午前中にアシュトンティト社、午後には
MicroMind社に行く予定でしたが、私達はそれらをキャンセルし
遊びまわっておりました。
午前中はユニオン・スクエア付近での買物、そして昼はチャイナ
タウンへ出かけて昼食、そして一旦ホテルに戻ってから再び
ケーブルカーにてフィッシャーマンズ・ワーフへと出かけました。

このフィッシャーマンズ・ワーフの東に突出した桟橋にあるのが
有名な「ピア39」でショッピング・モールになっています。
全体がイングランド風の木造2階建てで、レストラン、専門店など
約130店があるとても楽しいところ。
チョコレートの専門店、左利き用品専門店、クリスマス用品専門店、
ディスニーのキャラクタ専門店、ポスター専門店、画廊などが
ずらりと並んでおり飽きさせません。そして奥にはメリーゴーランド
もあり子供達のよい遊び場にもなっています。

pire39_1990.jpg

※ピア39のモールを歩くと魅力的な店舗が沢山並んでいる


今回の旅にはデジタルアニメーションを作るためにネタを撮りに
行くという使命?もありましてハンディカム55を持って行きました
ので、この辺の風景・景色はなかなか情緒のあるものでかなりの
量の撮影をしてきました。
このフィッシャーマンズ・ワーフではいろいろなパフォーマンスも
見られましたが、上手なものは少なく、かわいそうなほど下手な
人もおりましたよ。

こうして今回のMacWorldExpoは幕を閉じるのでありますが、8月に
ボストンで行われるExpoの内容が少々心配です。確かに今回アナウ
ンスされたソフトウェアのバージョンアップ製品などが出てくるので
しょうが、これと言ったメダマがないような感じです。と言っても
私達はまたまた出かけるつもりですし、再びあのボストン市内の
ビクトリア調の建物を見ることができるのを楽しみにしています。
しかしその前に、ビジネス・ショーの準備もしなければならないし
大変だ!!!!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

125/512 SDI00116 松田 純一  Macintosh Advantage Fair '90開催のお知ら
( 2) 90/04/28 10:30

アップル・コンピュータジャパンはデベロッパーに対する提示の
中で「Macintosh Advantage Fair '90」を開催する予定を示唆し
ました。
開催の目的としてはマッキントッシュのアドバンテージをDTP、
DTPR、グラフィックス、マルチメディアなどのソリューション
をユーザーに効果的に伝える場を作るというもので、アップル・
コンピュータジャパンによるマッキントッシュのアドバンテージ・
キャンペーンの一環として開催されるプライベートショーです。

会期: 1990年6月27日(水)から29日(金)の3日間
10時から6時まで

会場: 池袋サンシャイン・コンベンションセンター
センターホールA

入場は無料です。

SYSOP 松田純一(SDI00116)
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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員