ラテ飼育格闘日記(776)

一年で最もよい季節のはずだが、日中は30℃まで気温が上がったり湿度が高くてどうもすっきりしない。しかし蒸し暑いなあと思いつつ入った近所のクリエイトの棚にはすでに携帯カイロがずらりと並んで、思わずオトーサンは「うへえ…」と声を出してしまった。


それでもお陰様でオトーサンの体調は「すっきり!」とまではいかないが、CTスキャンやエコー検診までやったものの問題がなかった訳で一安心だった。
しかし総括はまだ早いが振り返るとこの2021年は大変な年だった…。その一番は新型コロナウィルスが蔓延し、明日は我が身の恐怖と戦わざるを得なかったわけだが、個人的にもこれまで体験しなかったトラブルを多々抱えて苦しんだ。

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※何をそんなに見つめててるのか…


ひとつは味覚傷害で、食べ物の味が変わってしまうことがこれほど辛いものなのかを初めて体験した。何を食べても飲んでも本来の味覚が感じられず美味くない。したがってそもそも食欲が落ち体重も落ちた。
そして二つ目はこれまた初めてのことだったが全身に激しい痒みが走り、寝られないほどであった。また無意識に掻いてしまうために両手の届く範囲は傷だらけという有様。そしてピーク時は顔がボクシングで殴られたように腫れてしまったことさえ起きた。

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※季節はススキが群れをなすまでになってきたが、まだまだ蒸し暑い


問題なのはいまだにそれらの原因が特定されていないこと…。一応日光アレルギー発症と共に血糖値抑制のために服用していた薬が原因ではないかと一時服用を控えることになったが、今度は血糖値のコントロールができずに現在では様子を見ながら再度服用を始めたところだ。
ともあれ9月の初旬あたりからやっと味覚障害も治ったし体の痒みも取れたので喜んでいるが、原因が分からないということはいつまた同じ事になるやも知れず気持ちは落ち着かない。

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※オトーサンの健康管理にとパルスオキシメーターも買ってみた。これは動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を採血することなく指先などに光をあてることによって測定する装置


三つ目はこれこそ歳の問題なのだろうが春先から足腰に力が入らなくなる日が目立ってきた。腰や足関節が痛いという訳ではないが、力が入らず体が重いといったらよいのだろうか。仕方なく3月にはステッキを買い、ラテを連れていない外出時には必須アイテムとなった。

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※下り階段を躊躇するラテ


さらにさらに、これは今年に入ってから早々だったが周期性四肢運動障害が発症したらしく睡眠時に左足が数十秒おきに意志とは関係なくピクピクっと動く。痛みはないがこのため眠れないということが起きた。これまたなかなかに厄介なことだった。
そんな体調不良が注意力散漫に繋がったのか、6月には包丁で左人指し指をかなり深く切ってしまった。すでに傷口は完治したもののそれから約4ヶ月も経っているのにまだ時々傷が疼く…。

対してラテはといえば問題はひたすら足腰の問題だ。日々観察しているがまず後ろ足に力が入らなくなっているようだ。ラテは語らないが、もしかしたら時には痛いといったこともあるのではないかと思う。したがって座り方も益々変な格好になってきたし階段の上り下りは特に注意深くなっている。
ともあれ歩みは遅くとも、オトーサンみたいにステッキも使わず自力で歩いているのだから大したものだしオトーサンも何だかんだとこぼしながらもラテとの散歩をこの15年一度たりとも休んだことはないのだから、これまた誉めてあげたい…。

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※女房におねだり中 !


散歩に出て10分もしないうちに疲れたのか路面に座り込むと行き交う人たちから「あらあらどうしたの、歩きすぎたのかしら」とか「頑張ってるねぇ」といった声をいただく。オトーサンは思わず心の中で「頑張っているのは飼い主の方なんですけど」と呟く…。
というわけで今回は「ラテ日記」ならぬ「オトーサン体調日記」でございました(笑)。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員