ラテ飼育格闘日記(471)
歳をとると時間の経過がメチャ早く感じる。今年も残りは3週間を切った...。ラテとの生活もこの12月10日で10年目となるが、大げさでなくいまだに日々新しい発見というか驚かされ、感動し、腹を立て、心配し、大笑い...の毎日が続いている。
ワンコも育て方、環境そして持って生まれた性格といった具合に我々人間同様 “百犬百様” のワンコがいることは分かっているつもりだが、一緒に過ごしているラテを見ていると変わり者に思えて非常に面白い。無論手がかかる面もあるし厄介なときもあるが、人間とはいささか生きる世界の認識の手法が違うとはいえ、感情豊かな我が娘の行動は驚かされると同時に大げさな物言いだが感動すら覚えることがある。
※木陰で一休み中。その視線の先にはなにがあるのか...
先日、夕方の散歩のときだった...。天気がイマイチだったからか自宅を飛び出たもののラテは地面や路面端の植え込みの臭いをクンクンすることに夢中で一向に進まない。こうしたときにラテの嫌いなワンコでも通ればこのストーカー娘は俄然パワフルになって追いかけようとするが、そうそう都合良くワンコは通らない(笑)。
ぐずぐずしながらも極近所を歩きながら交差点を2周し、元に戻ったのでオトーサンは歩く気がないなら自宅に戻ろうとリードを引くが、帰りたくはないようだ。「帰るの嫌だ」とばかりオトーサンに抵抗してそこに座り込む始末...。まったくもって「親の顔が見たい」という台詞が頭をよぎったが、育ての親はオトーサン自身なのだから誰をせめることもできない...。
※オトーサンと穏やかなひとときを過ごす
とそのとき、信号が変わり白いイヤフォンを付けた女子高校生が颯爽と横断歩道を渡ってオトーサンたちの横を通り過ぎようとした…。そのとき素早く反応したのはラテだった。
愚図っていた態度とはうらはらに数メートル向こうからこちらに歩いてくる女子に視線を向け、尻尾を大きく振って姿勢も低くしながら近づく素振りを見せた。
とはいえ世の中にはワンコが嫌いだったり怖いと思っている人たちも多いし、そうした方にラテを近づけてはならないからオトーサンはリードを引いてそれ以上ラテが進めないようブロックした。ラテは声こそ上げないがどうしたわけか体全体でその初対面の女子にラブコールを送っている。誰が見てもその表情と態度はお近づきになりたいという態度だ(笑)。
後でその一部始終を録画したウェアブルカメラの映像を見ると、そうしたアクションが目立ったのだろうか女子はラテの動きに気づいて視線を合わせたようだ。ラテはその視線を好意的と受け止めたのかもの凄い力でリードを引っ張る。
※通りがかりの初対面の女子にラテは抱きつかんばかりの勢いを見せた
ありがたいことに女子は通り過ぎようとした歩みを止め、ラテに向けて手を差し出してくれた。ラテは後ろ足で立ち上がりその太めの体全体を女子に預けて両前足を差し出し抱きつこうとする...。オトーサンはリードを引きながら「ありがとうございます。犬は大丈夫ですか?」と声をかけると「大好きなんです!」と今度はラテの前にしゃがみ込んでくれた。
ワンコは自分を好きな人間を嗅ぎ分けるとはよくいうが、「触ってもいいですか?」と近づいて来る子供たちはままいるが、ワンコの方から見ず知らずの...それもすれ違い様の人間にアプローチして触れ合うきっかけを作ったことにあらためて感動しつつ笑ってしまう...。
女子と触れ合い、抱きつこうと夢中なラテを制御しながらオトーサンは苦笑しつつも…数十秒の短い時間だったが、ラテの狂乱ぶりを眩しく眺めていた。
※深夜、オカーサンを迎えに駅まで散歩。女房の姿を見つけると大げさなほどの歓迎ぶりだ
まあ、良し悪しはともかく人好きのワンコはそれこそ沢山いるに違いないが、中型・大型犬でラテみたいなワンコは周りでは出会ったことはない。オヤツを目当てに近寄ってくるワンコはいるが、ラテの行為はまるで軟派ではないか(爆)。
確かにワンコの飼い主さんたちが初対面を含めて複数立ち話などをする機会があれば、リードで繋がれているワンコたちも他の飼い主さんたちと触れ合い、ひとときその足元にうずくまったり体を寄せたりすることはあるはずだ。
※砂場で腹ばいになったラテはリードを引くオトーサンに「もう少しここにいる!」と流し目(笑)
また長いお付き合いの結果、例えばラテにとってハリーちゃんのお母さんとかマキちゃんのオカーサンといった昔から可愛がってくださった方々は無条件で大好きなのはわかる。ただし最近は残念ながらなかなかお会いできないでいるから、そうした意味ではラテも寂しいのかも知れないが、初対面の人間に…それもラテからアプローチして触れ合う機会を作るというその心情はどういうものなのだろうか...。
愛情に飢えているといった見方もできるのか、あるいは誰彼かまわず自身に注意を向けてくれる人たちにかまってもらいたいだけなのか、ラテの真意はわからないものの、そんな姿はオトーサンにはほとんど見せないだけに正直複雑な気持ちのオトーサンだった。
ワンコも育て方、環境そして持って生まれた性格といった具合に我々人間同様 “百犬百様” のワンコがいることは分かっているつもりだが、一緒に過ごしているラテを見ていると変わり者に思えて非常に面白い。無論手がかかる面もあるし厄介なときもあるが、人間とはいささか生きる世界の認識の手法が違うとはいえ、感情豊かな我が娘の行動は驚かされると同時に大げさな物言いだが感動すら覚えることがある。
※木陰で一休み中。その視線の先にはなにがあるのか...
先日、夕方の散歩のときだった...。天気がイマイチだったからか自宅を飛び出たもののラテは地面や路面端の植え込みの臭いをクンクンすることに夢中で一向に進まない。こうしたときにラテの嫌いなワンコでも通ればこのストーカー娘は俄然パワフルになって追いかけようとするが、そうそう都合良くワンコは通らない(笑)。
ぐずぐずしながらも極近所を歩きながら交差点を2周し、元に戻ったのでオトーサンは歩く気がないなら自宅に戻ろうとリードを引くが、帰りたくはないようだ。「帰るの嫌だ」とばかりオトーサンに抵抗してそこに座り込む始末...。まったくもって「親の顔が見たい」という台詞が頭をよぎったが、育ての親はオトーサン自身なのだから誰をせめることもできない...。
※オトーサンと穏やかなひとときを過ごす
とそのとき、信号が変わり白いイヤフォンを付けた女子高校生が颯爽と横断歩道を渡ってオトーサンたちの横を通り過ぎようとした…。そのとき素早く反応したのはラテだった。
愚図っていた態度とはうらはらに数メートル向こうからこちらに歩いてくる女子に視線を向け、尻尾を大きく振って姿勢も低くしながら近づく素振りを見せた。
とはいえ世の中にはワンコが嫌いだったり怖いと思っている人たちも多いし、そうした方にラテを近づけてはならないからオトーサンはリードを引いてそれ以上ラテが進めないようブロックした。ラテは声こそ上げないがどうしたわけか体全体でその初対面の女子にラブコールを送っている。誰が見てもその表情と態度はお近づきになりたいという態度だ(笑)。
後でその一部始終を録画したウェアブルカメラの映像を見ると、そうしたアクションが目立ったのだろうか女子はラテの動きに気づいて視線を合わせたようだ。ラテはその視線を好意的と受け止めたのかもの凄い力でリードを引っ張る。
※通りがかりの初対面の女子にラテは抱きつかんばかりの勢いを見せた
ありがたいことに女子は通り過ぎようとした歩みを止め、ラテに向けて手を差し出してくれた。ラテは後ろ足で立ち上がりその太めの体全体を女子に預けて両前足を差し出し抱きつこうとする...。オトーサンはリードを引きながら「ありがとうございます。犬は大丈夫ですか?」と声をかけると「大好きなんです!」と今度はラテの前にしゃがみ込んでくれた。
ワンコは自分を好きな人間を嗅ぎ分けるとはよくいうが、「触ってもいいですか?」と近づいて来る子供たちはままいるが、ワンコの方から見ず知らずの...それもすれ違い様の人間にアプローチして触れ合うきっかけを作ったことにあらためて感動しつつ笑ってしまう...。
女子と触れ合い、抱きつこうと夢中なラテを制御しながらオトーサンは苦笑しつつも…数十秒の短い時間だったが、ラテの狂乱ぶりを眩しく眺めていた。
※深夜、オカーサンを迎えに駅まで散歩。女房の姿を見つけると大げさなほどの歓迎ぶりだ
まあ、良し悪しはともかく人好きのワンコはそれこそ沢山いるに違いないが、中型・大型犬でラテみたいなワンコは周りでは出会ったことはない。オヤツを目当てに近寄ってくるワンコはいるが、ラテの行為はまるで軟派ではないか(爆)。
確かにワンコの飼い主さんたちが初対面を含めて複数立ち話などをする機会があれば、リードで繋がれているワンコたちも他の飼い主さんたちと触れ合い、ひとときその足元にうずくまったり体を寄せたりすることはあるはずだ。
※砂場で腹ばいになったラテはリードを引くオトーサンに「もう少しここにいる!」と流し目(笑)
また長いお付き合いの結果、例えばラテにとってハリーちゃんのお母さんとかマキちゃんのオカーサンといった昔から可愛がってくださった方々は無条件で大好きなのはわかる。ただし最近は残念ながらなかなかお会いできないでいるから、そうした意味ではラテも寂しいのかも知れないが、初対面の人間に…それもラテからアプローチして触れ合う機会を作るというその心情はどういうものなのだろうか...。
愛情に飢えているといった見方もできるのか、あるいは誰彼かまわず自身に注意を向けてくれる人たちにかまってもらいたいだけなのか、ラテの真意はわからないものの、そんな姿はオトーサンにはほとんど見せないだけに正直複雑な気持ちのオトーサンだった。
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