iMac 液晶ディスプレイの残像についての考察

昔昔、パソコンのディスプレイはCRTディスプレイ、すなわちブラウン管だった。その時代によく言われていたことは同じ画面を長い間表示し続けているとそのパターンが薄くCRT表面に焼き付いてしまうということだった。この焼き付きは一端できてしまうと消す方法はないと言われたので注意はしていたが、よく見るとモニター上部にはメニューバーの焼き付きがよく見られたものだ。


しかし現在の液晶ディスプレイは表示の原理がまったく違うからしてそうした焼き付きは起こらないと聞いていたが、先日気づいてしまったのだ。
iMacの液晶ディスプレイに焼き付きらしき表示があることを!
一瞬4年半ほど使っていたから劣化したのかと思ったが、液晶ディスプレイに焼き付きはおかしいと思い直して調べてみた。
ちなみになぜこれまで気にならなかったのかといえば、私の視力がそれだけ悪かったという理由につきる。先日白内障の手術をしてから初めて眼鏡を新調したこともあってやっと両眼でモニターを見つめることができるようになった…。

さて、そのゴーストともいうべき表示だが、細かな部位までは判読できないものの、どうやら半日以上開いていたウィンドウの画面であることは分かった。無論デスクトップの背景パターンが複雑なものの場合は目立たないが、ブルー一色に近いようなパターンの場合には目立ち、知ってしまうと気になる。

ghost20170706am.jpg

※ iMacの液晶ディスプレイにゴーストが! ウィンドウらしき矩形がぼんやりと確認出来る【クリックで拡大


面白いのは…Mission Controlで複数のデスクトップを使っている場合、特定のデスクトップだけでなくデスクトップを切り換えても同じゴーストが見えることだ。
しかしよくよく考えてみれば一見別のデスクトップを使っているように見えてもハードウェアとしてのディスプレイはひとつなのだから当然といえば当然なのだ…。

ともあれ確認のためにと調べて見ると、液晶モニタにも焼き付きのような現象は起こりうるが、それはCRTモニターで言われていた表示画面がCRT表面に永久に焼き付いてしまうものとは異なり、表示画面を変えたり、本体の電源を切ることで取り除くことができると知り一安心した。いわば焼き付きというより一時的なゴーストといった方が適切か…。

ディスプレイメーカーのEIZOのサイトには「液晶モニターの残像現象について」というページがあり、この現象についての説明が載っている。それによればイオン性不純物の蓄積によるものでこの現象はディスプレイの不良ではないという。
事実ゴーストの元となったと思われるウィンドウを消してしばらくそのまま使っていたらゴーストも消えた。
またディスプレイのスリーブ時間を短くしたりスクリーンセーバーを上手く使うといった工夫でもゴーストは軽減できるようだ。
まあ液晶ディスプレイのゴーストは消えることが確信できたので一安心した次第。 



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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員