カシオ ラベルライター ネームランド KL-FR3 ハイスペックモデルを入手

カシオのラベルライター「ネームランド KL-FR3 ハイスペックモデル」を買った。3Dプリンターの組立配線確認は勿論、各種の部品や部材などのスペック等をラベルにして貼りきちんと整理しようというわけだが、大昔に一度使った記憶があるもののすっかり使い方は忘れた(笑)。無論機能や使い勝手は格段に向上しているはずだがラインナップのうちハイスペックモデルを選んだにはわけがある。


同じネームランドには KL-YK50 というスタンダードモデルがあり、スペックのほとんどはこれで十分な気がする。しかし当然とは言えハイスペックモデルと比較するといくつか特徴的な違いがあるが、個人的に「バックライト付き液晶搭載」が欲しかったためにハイスペックモデルになった次第。
理由は私自身の眼が悪く、この製品に限らないが小さな液晶がついているデバイスは多々あるもののバックライトが無いと実に見づらくなってしまったからだ。有効利用するのであれば是非にもバックライトが欲しいとKL-FR3 を選んだ次第。

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※専用ケースに納まったカシオ ラベルライター ネームランド KL-FR3と付属品一式


もうひとつの違いは漢字入力、文字入力にATOKが搭載されていることだ。まさかネームランドで長い文章を入力するはずもないが、日常パソコンでもATOKの愛用者なので効率の良い入力を期待してのことだ。
後、搭載フォントがスタンダードモデルより英数書体が二書体多いなど個人的には些末な違いだがハイスペックモデルは専用収納ケースが付属しているといったメリットもある。

さてスペック的なことはともかく「ネームランド KL-FR3」の実機を手にした第一印象は多機能になったことは分かるが、旧製品と比べて使い勝手が格段に向上したとは思えない(笑)。
文字入力をスムーズにさせるためにフルキーが装備されているのは当然としてもボタン類も多く思い通りのラベルを作るには付属のマニュアルは手放せない。
何だか黎明期のワープロ専用機を彷彿とさせるではないか…。

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※プリントも早く綺麗。そしてバックライト付液晶も認識性抜群


また事前に情報は得ていたしパソコンと接続して使うつもりはないもののサポートしているのがWindowsだけでmacOSとは接続使用できないのは一昔前ならともかく今どきのメーカーとしてはだらしがないのではないか…。無論Boot Campなど使えばMacでも使用可能ではあるものの、開発費いただければMac専用のアプリケーション、作りますけど(笑)。

ともあれ早速電池を入れ(ACアダプターは付属しているが)同梱されている18mmのリボンをセットしてテストプリントを試みた。
プリントのスピードも迅速だしそのプリントもとても綺麗でハーフカット機能付きオートカッターも含め文字通りのラベル印刷として重宝しそうだ。
そして縦横同時印刷機能やラベル作成日時を自動入力するタイムスタンプ機能も実用的だ。

なお利用できるテープ幅だが、3.5 / 6 / 9 / 12 / 18 / 24mm が使えるとのことだが一番多く使うのは12mm幅あたりなので複数カートリッジを買っておくつもりである。
そういえばこの ハイスペックモデルには前記したように本来別売の専用収納ケースが付属するのもありがたい。いつもいつも机上に出しておくわけではないので使わない時の収納というか置き場所にとかく困るが、一体成型の簡素なケースではあるものの片付けがつけやすい。

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※専用ケースがあるとACアダプターや予備のテープなどを一括して収納できるので便利


これまでこの種のラベルは付箋にメモしたもので代用していたが耐久性というと大げさだが、剥がれたり文字面が汚れるあるいは消えたり滲むといったことがあったがこのネームランドのおかげで整理および整頓が確実にできると喜んでいる。
そしてこれから活用するに従って利用の幅が拡がっていく予感がする。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員