足元の冷えに、人感センサー付ぽかぽか足湯ヒートを買ってみた

我が家には一応エアコンもあれば各種暖房器具もあるが、こと仕事場においては暖房の場合、エアコンや温風ヒーター類は極力使っていない。電気代節約といった話し以前にまず温風が体に当たるのが苦手な事、そして皮膚や目、喉の乾燥が嫌だからだ。


ではどうしているか…。真冬の場合、部屋でも薄手のダウンジャケットを着て電気足温器と電気膝掛けを愛用してきた。このスタイルでこの10年間以上過ごしているが、ちなみに電気足温器と電気膝掛け共に消費電力はそれぞれ40Wと50Wであり、他の電気暖房器具と比べて電気代も僅かだ。

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※人感センサー付ぽかぽか足湯ヒート (CH-T1834 WH)パッケージ


さてその愛用の電気足温器が些か古くなったので新しい製品を買おうと考えたが、たまたま同じように足元を温める足専用の暖房器具が目についたので興味本位で買ってみた。それが「人感センサー付ぽかぽか足湯ヒート」である。
デザインは箱形で前面が空いており、ちょうど “かまくら” のような形だ。したがってヒーターの熱が逃げにくいという。
サイズは幅33 × 奥行き23 × 高さ20.6センチほどで重さは約2kgである。

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※ぽかぽか足湯ヒート本体


消費電力は前記した製品たちと比較すると130Wと些か高いが他の暖房器と比べればかなり経済的である。
使い方は電源を入れた「ぽかぽか足湯ヒート」に足先を突っ込むだけだが、ではマット式足温器とどう違うのか…。
無論お互いに決まった使い方があるわけでもないだろうが、足温器の場合はスリッパを脱いで靴下のままポケットに足を入れる。もしスリッパごと入れても足裏は温かく感じない。

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※正面上部の操作部。右から電源、オフタイマー、センサーON・OFF、送風の各ボタンと人感センサー


その点「ぽかぽか足湯ヒート」の場合はスリッパを履いたままでも温かみは全体を包んでくれるし基本は弱い温風ヒーターなので足先だけでなく足首あたりまで温めてくれる。無論スリッパを脱げばなお暖かい。

またモードとして「足湯モード」と「送風モード」があるが、「足湯モード」はほとんど送風は感じられずじわっと温めてくれる。まさに足湯のように。ただし温度調節はできない。
また「送風モード」にすればその名の通り送風が始まり、暖房の範囲は拡がる感じだ。とはいえ一般的な温風ヒーターの強さは無く、あくまで足先・足元を温めるのが目的なので広い範囲の暖房は当然望めない。
なお足を温めるというと気になるのは臭いではないだろうか。その点も本体内側天井部にある吸気口には活性炭フィルターがあり臭いを軽減してくれる。この活性炭フィルターは消耗品で別途購入可能だ。

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※内側上部に吸気口、正面にヒーター吹き出し口がある


さらにオフタイマーだけでなく人感センターを装備しているので場所を離れれば自動的に運転を停止し、約2メートル内に近づくと電源が入る。またオフタイマーの設定が1時間、2時間、4時間に設定できる。
なお、点灯時自動スイッチオフ機能、何らかの理由で温度が上昇し過ぎた場合はサーモスタットが作動し,自動的に運転が停止されるなど安全面もしっかりしている。

肝心の暖かさだが長時間足先を突っ込んでいたとしても熱く感じるまでには至らない暖かさといえばよいのだろうか。ただし床に置くわけで例えばフローリングに設置した場合、床の温度や室温にも関係してくる。

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※足先を入れる間口は幅約275mmほど


ということで一週間ほど使ってみた感想だが、これまでの足温器と違う点として本製品は基本温風ヒーターなので「足湯モード」時でも多少の音がすることだ。またこれが人によって長所にも短所にもなる点かと思うが、足を入れる幅が約275mmほどで、両足をスリッパのまま入れることが出来るものの、幅に大きな余裕は無く構造上足を入れるのは正面からのみであることなどから融通が効かず堅苦しいと考える方もいるかも知れない。また本体は高さがあるので邪魔に感じる場合もある…。
これから本格的な冬到来となるが、無くてはならないアイテムとなるかどうかはいま暫く足元に置いて試してみたい。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員