ラテ飼育格闘日記(452)
いやはや、口に出したところでどうなるものでもないが…暑い、蒸し暑い。夕方の散歩もなるべく出る時間を遅くするようにと考えているが、それでもドアを開けると「む~っ」と蒸し風呂のような空気に押し包まれる。ラテも玄関を出た途端に元気がなくなる…。
この時期はエアコン冷房は欠かせない。オトーサンも暑いのは苦手だがそれ以上にラテの体調が案じられるからだ。室内でワンコが熱中症にかかるという例も多いと聞く。我々人間同様…いやそれ以上に口がきけないし脱げない毛皮を着続けているラテは暑さに弱いはずだ。

※この時期は散歩途中で日陰を探して一休みが多い
ワンコ一般にいえることのようだが、夏場には弱いらしい。ラテが特別でないことは近所のワンコたちの動向を知るに同じような行動をすることでもわかる。
「数分で家に戻ってしまった」というワンコもいたが、ラテもまさしくその口だ。どうやら気分的には外に出たい気持ちはあるもののその暑さと湿度の高さに辟易し、エアコンが効いているわが家に戻ってしまうのだ。排泄を家の中でする気なら外に出ないかも知れない。1度など玄関の戸を開けて一歩出たところ、ラテは踵を返して室内に戻ってしまったことがあった。それほどラテにとって嫌な時期なのだ。

※オカーサンのリードでもラテの歩きは覇気が無い
というわけで気温が低い時期とは違い、遠出はまずしない。近所を適当に回って長くても30分、早いと5分くらいで戻ってしまう…。
ある日のこと、近所でワンコを飼っている家があるが...ラテはその家のオカーサンが好きなのだが...そのお宅の前で座り込むだけで帰宅するという散歩だった(笑)。どうやら待っていればそのオカーサンが出てくると思っているようだ...。

※たまたまワンコ好きだという初対面の小学生女子がラテと遊んでくれる...というラッキーな日もある
お近くでワンコを飼っている方は沢山おられるようだが、お馴染みの方々は散歩の時間帯が似通っているのだろう、良く出会うケースがあり、そうした繰り返しの中でラテのエピソード記憶に可愛がっていただく記憶が増えていくのだろうか…。
これまたある日のこと、10分程度で自宅マンションのエントランスに戻ったラテはどうしたことかエレベータに向かわず、入り口を背にしてチョコンと座り込んだ。

※散歩から戻った直後にオトーサンが差し出す冷たい水を抱え込んで飲むラテ
オトーサンは何事かと思ったそのとき、左からその飼い主さんとワンコがエントランスに則した歩道をこちらに歩いてこられたではないか。どうやらラテはマンションのエントランスに入る瞬間、そのことを察知しそのオカーサンを待ち伏せしていたものと思われる(笑)。
座り込んでいたラテの姿を見て「あら、ラテちゃん、待っててくれたの?」と頭を撫でてもらったラテは10分間の散歩で一番の楽しい出来事となったのだろうか、機嫌良くエレベータに乗り込んだ。
また特に湿度が高いと思われる夕刻のこと、相変わらずラテはご近所を一回りして早くも自宅マンションに向かう。その日は早々に排泄も終わったのでオトーサンも「ま、いいか!」と思いつつリードを保持していたが、どういうわけかラテはマンションのエントランスを通り越して交差点に向かった。

※オトーサン、この日射しはキツイヨ!とラテ
たまたまこうした際にはまだ排泄をし足りないというケースもあるのでオトーサンはラテがリードを引くままに自宅マンションを通過し交差点の信号が青になるのを待って向こう側に渡った。そこを直進すると小さな公園もあるのでそこに向かうのかと思ったら、あらら90度曲がって別の方向へとリードを引く。
ラテは少しでも違った道を歩きたいという希望もあることを知っているし、そもそも自宅を出てからまだ15分程度しか経っていないからラテが歩きたければ散歩を続けようと木陰を選びながら歩道を進んだ…。
どこまで行くのかな?と思いながらアイコンタクトするラテの笑顔を見ると心なしか「エヘヘ…」と何か企んでいる感じ(笑)。その歩道を直進すれば大きな公園に入ることになる。「まさかまだまだ歩き続けるつもりではないだろうな」と思いつつ近隣では広い店舗スペースを持つ “しまむら” を通り過ぎようとしたときラテがブレーキを踏んだ…というか急に止まってまたまたオトーサンを見上げた。その目つきはキラキラしつつ舌なめずりしているではないか…。

※自動販売機の横で向きを変え、オトーサンに「水飲みたい」と笑顔を送る(笑)
そこには自動販売機が備あり、どうやらラテはそこで水を飲みたいらしいとわかった!
その自動販売機は大きな公園側からの帰り道に冷たいペットボトルの水を買って飲んだことが数回あった。それを覚えていたラテはわざわざ冷たい水を飲みたいがために自宅を通過し、信号を渡ってその自動販売機を目指して来たようなのだ。

※自動販売機の前でオトーサンが飲んだ後のペットボトルから美味そうに冷えた水を飲むラテ
仕方がないのでお約束通り?ギンギンに冷えた水を買い、オトーサンが飲んだ残りをラテに飲ました。幼犬時代からペットボトルから直接水を飲むことには慣れているので上手に舌を入れつつ実に美味しそうに飲む…。
飲み終えたボトルを始末しているとラテは早くもリードを引く。それも広い公園に向かうのではなく、今きた道を戻ろうというのだ(笑)。
その行動は明らかに偶然ではなく、ラテはこの自動販売機を目当てにわざわざここまでオトーサンを連れて歩いてきたのだ!
散歩に出る際にはオトーサンも必ずバッグに冷たい水を入れて持ち歩くようにしている。無論それはラテに飲ますためであり時には排泄の後処理のためだったりするが、さすがにこの暑さだから数十分もすれば温くなってしまう。散歩途中でラテが水を飲みたい際にはオトーサンの足をマズルでツンツンと突くのが定番なのだが、そうして飲む水より「あの自動販売機」から出てくる水の方が冷たくて美味しいということを学習したらしい(笑)。
ラテの「ヤッタネ!」というようなアイコンタクトに頷きながら、オトーサンは思わず「お前はすごいな!」と首を抱きしめた。猛暑の不快さを忘れた一瞬だった。
この時期はエアコン冷房は欠かせない。オトーサンも暑いのは苦手だがそれ以上にラテの体調が案じられるからだ。室内でワンコが熱中症にかかるという例も多いと聞く。我々人間同様…いやそれ以上に口がきけないし脱げない毛皮を着続けているラテは暑さに弱いはずだ。

※この時期は散歩途中で日陰を探して一休みが多い
ワンコ一般にいえることのようだが、夏場には弱いらしい。ラテが特別でないことは近所のワンコたちの動向を知るに同じような行動をすることでもわかる。
「数分で家に戻ってしまった」というワンコもいたが、ラテもまさしくその口だ。どうやら気分的には外に出たい気持ちはあるもののその暑さと湿度の高さに辟易し、エアコンが効いているわが家に戻ってしまうのだ。排泄を家の中でする気なら外に出ないかも知れない。1度など玄関の戸を開けて一歩出たところ、ラテは踵を返して室内に戻ってしまったことがあった。それほどラテにとって嫌な時期なのだ。

※オカーサンのリードでもラテの歩きは覇気が無い
というわけで気温が低い時期とは違い、遠出はまずしない。近所を適当に回って長くても30分、早いと5分くらいで戻ってしまう…。
ある日のこと、近所でワンコを飼っている家があるが...ラテはその家のオカーサンが好きなのだが...そのお宅の前で座り込むだけで帰宅するという散歩だった(笑)。どうやら待っていればそのオカーサンが出てくると思っているようだ...。

※たまたまワンコ好きだという初対面の小学生女子がラテと遊んでくれる...というラッキーな日もある
お近くでワンコを飼っている方は沢山おられるようだが、お馴染みの方々は散歩の時間帯が似通っているのだろう、良く出会うケースがあり、そうした繰り返しの中でラテのエピソード記憶に可愛がっていただく記憶が増えていくのだろうか…。
これまたある日のこと、10分程度で自宅マンションのエントランスに戻ったラテはどうしたことかエレベータに向かわず、入り口を背にしてチョコンと座り込んだ。

※散歩から戻った直後にオトーサンが差し出す冷たい水を抱え込んで飲むラテ
オトーサンは何事かと思ったそのとき、左からその飼い主さんとワンコがエントランスに則した歩道をこちらに歩いてこられたではないか。どうやらラテはマンションのエントランスに入る瞬間、そのことを察知しそのオカーサンを待ち伏せしていたものと思われる(笑)。
座り込んでいたラテの姿を見て「あら、ラテちゃん、待っててくれたの?」と頭を撫でてもらったラテは10分間の散歩で一番の楽しい出来事となったのだろうか、機嫌良くエレベータに乗り込んだ。
また特に湿度が高いと思われる夕刻のこと、相変わらずラテはご近所を一回りして早くも自宅マンションに向かう。その日は早々に排泄も終わったのでオトーサンも「ま、いいか!」と思いつつリードを保持していたが、どういうわけかラテはマンションのエントランスを通り越して交差点に向かった。

※オトーサン、この日射しはキツイヨ!とラテ
たまたまこうした際にはまだ排泄をし足りないというケースもあるのでオトーサンはラテがリードを引くままに自宅マンションを通過し交差点の信号が青になるのを待って向こう側に渡った。そこを直進すると小さな公園もあるのでそこに向かうのかと思ったら、あらら90度曲がって別の方向へとリードを引く。
ラテは少しでも違った道を歩きたいという希望もあることを知っているし、そもそも自宅を出てからまだ15分程度しか経っていないからラテが歩きたければ散歩を続けようと木陰を選びながら歩道を進んだ…。
どこまで行くのかな?と思いながらアイコンタクトするラテの笑顔を見ると心なしか「エヘヘ…」と何か企んでいる感じ(笑)。その歩道を直進すれば大きな公園に入ることになる。「まさかまだまだ歩き続けるつもりではないだろうな」と思いつつ近隣では広い店舗スペースを持つ “しまむら” を通り過ぎようとしたときラテがブレーキを踏んだ…というか急に止まってまたまたオトーサンを見上げた。その目つきはキラキラしつつ舌なめずりしているではないか…。

※自動販売機の横で向きを変え、オトーサンに「水飲みたい」と笑顔を送る(笑)
そこには自動販売機が備あり、どうやらラテはそこで水を飲みたいらしいとわかった!
その自動販売機は大きな公園側からの帰り道に冷たいペットボトルの水を買って飲んだことが数回あった。それを覚えていたラテはわざわざ冷たい水を飲みたいがために自宅を通過し、信号を渡ってその自動販売機を目指して来たようなのだ。

※自動販売機の前でオトーサンが飲んだ後のペットボトルから美味そうに冷えた水を飲むラテ
仕方がないのでお約束通り?ギンギンに冷えた水を買い、オトーサンが飲んだ残りをラテに飲ました。幼犬時代からペットボトルから直接水を飲むことには慣れているので上手に舌を入れつつ実に美味しそうに飲む…。
飲み終えたボトルを始末しているとラテは早くもリードを引く。それも広い公園に向かうのではなく、今きた道を戻ろうというのだ(笑)。
その行動は明らかに偶然ではなく、ラテはこの自動販売機を目当てにわざわざここまでオトーサンを連れて歩いてきたのだ!
散歩に出る際にはオトーサンも必ずバッグに冷たい水を入れて持ち歩くようにしている。無論それはラテに飲ますためであり時には排泄の後処理のためだったりするが、さすがにこの暑さだから数十分もすれば温くなってしまう。散歩途中でラテが水を飲みたい際にはオトーサンの足をマズルでツンツンと突くのが定番なのだが、そうして飲む水より「あの自動販売機」から出てくる水の方が冷たくて美味しいということを学習したらしい(笑)。
ラテの「ヤッタネ!」というようなアイコンタクトに頷きながら、オトーサンは思わず「お前はすごいな!」と首を抱きしめた。猛暑の不快さを忘れた一瞬だった。
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