60cm のカメラ(ビデオ)スライダーを入手

これまでも欲しいと考えていたカメラ撮影用のスライダーを手に入れた。入門用のつもりで安価な製品ではあるが、これまであれこれと工夫した自作品よりはずっと完成度が高いし丈夫で頼りがいもある。またその滑らかなスライディングはやはり魅力だ。


カメラスライダーといっても長さは勿論、手動から自動まで、そして価格もピンキリあるがそもそも大がかりなものは必要ないのでシンプルな製品をと選んだ。
プロフェッショナルの方たちは勿論、すでに多くのカメラマニアやビデオマニアの方々もお使いのことと思うが、それらの先輩諸氏は読み飛ばしていただきたい…。

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※長さ60cmのカメラ(ビデオ)スライダーが届いた


さて、まずカメラスライダーとは何の為の機具なのか…。
例えばビデオ撮影においてパンやチルトだけでなく、横や縦あるいは斜めにスーッと滑らかに移動しながら撮影された映像を見る機会も多いと思うが、これを手持ちでやるとどうしても揺れやブレが気になってくる。
そうした際に一定の長さのレールに乗っているスライダートラックがスムーズに移動できるように設計された専用の製品が必要になってくる。材質の違いはもとよりだが、レールの長さやスライダートラックの移動が手動のものから電動のものまで多種多様な製品が存在する。

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※スライダーの両端に付属の足台を付けた(上)。足台部分の拡大(下)



今回手にしたのはシンプルなものでレールの長さは60cmで幅は5cmと比較的コンパクト。ただし材質はアルミ合金が使われているため見かけより頑丈であり、例えば少々重い機材を乗せてもたわむようなことはないだろう。スペック上は8kgの負荷までOKだという。

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※カメラを乗せレールをスライドさせるスライダートラック


パッケージには専用のポータブルナイロンケースが付属するが、私はアウトドアでの撮影は考えていないので2kg弱の重さはまったく苦にならない。

このレールを撮影時の目的に合わせて様々な形で機材に組み込むことになるが、基本はスライダー両端に取り付ける付属の足で床や地面に設置する方法だ。
無論その場合はカメラのフレーミングは床近くと極端に低くなるが、両端の足のネジを調節すること、そしてスライダートラックに付いている水準器でスライダーを平行に設置することも可能になる。ちなみに他のビデオ機材と接続するため底面には1/4と3/8標準ねじ穴が用意されている。

ただし一般的には何らかの三脚に取付けて必要な高さを維持することになるだろう。レールが長いスライダーの場合には両端をそれぞれ三脚で保持する場合もあるが、60cmなら三脚はレールの中央に取付ければ使いやすい。そしてその場合はレールが水平だけでなく三脚との組み合わせで角度を付け、斜めとか垂直にセッティングすることも可能なわけだ。

カメラはスライダートラックにネジ留めするが一般的には直づけではなく自由雲台をかますことになる。自由雲台があればレールの角度で移動しながらフレーミングに自由度が出るし、縦位置でも横位置でもセットできるからだ。なお本スライダーに自由雲台は付属していないので念のため。

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※スライダートラックに自由雲台(上)をかませてカメラをセッティングする(下)


肝心のカメラをセットしたスライダートラックだが、完全手動なので固定ネジを適度に緩めて撮影者が等速で移動させることになるが、さすがに専用機だけのことはあり、大変スムーズに気持ちよくスライドができる。

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※移動はとてもなめらかだ!


1度こうした本格的なスライダーを使ってみるとより長い製品も試してみたくなるが、60cmあれば室内の撮影なら取り急ぎ十分に思えるのでしばらくはスライダーを活かす撮影を勉強してみようと思っている。



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員